遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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開戦後の千日前ホール② 【佐渡屋太郎-vol.40】

写真キャプション=多くの人出で賑わう千日前のパチンコストリート

 いまは12月23日(日)の20時15分。3連休の2日目であり、クリスマスの“イブイブ”である。佐渡屋太郎は今日も事務所に出てきて、シコシコと原稿を書いている。一時期の峠は越えたが、書かなければならない原稿が次から次へと湧き出てくる。結局、今年はこんなことを繰り返しながら暮れていくのであろう。

 そんな近況報告は次回にまわすとして、今回は「namBa HIPS」オープン後の千日前ホールの状況について、後半部分をレポートしたい。視察したのは12月16日の日曜の16時30分から17時30分。この日は設置台数の多い“巨艦店”を見て回った。巨艦店は休日の営業が生命線となる。そのため、どのホールでもメインイベントを開催し、火花を散らせていた。では、視察した順番に各ホールの状況をお伝えすることにしよう。

①「キョーイチなんば店」(1833台、P=1421台、S=412台)
 言わずと知れた千日前の最大店舗で、ビックカメラがテナントとして入るビルの地下1階と地下2階で営業する。前回、視察した時に“1円パチンコ”を始めていて驚いたものだ。今回は地下1階の店舗がリニューアル工事のために休店していた。

 地下2階では12月10日から12月16日まで「キョーイチ大還元祭」の開催中で、フロアの一部には “1円パチンコ”のコーナーもあった。全体的な稼働は7割~8割といったところか。片休みにしては客入りが少し淋しいように感じた。全盛期から比べると、勢いに陰りが出てきているようだ。ただ、店舗の入口に「日本最大級から世界一へ」という不気味な看板が立っていた。地下1階のリニューアルで“どエライこと”を仕掛けてくるのだろうか。それにしても訳の分からない看板であった。

②「大東洋千日前店」「CLUB-D」(756台、P=405台、S=351台)
 このホールは1階のパチンコ専門店「大東洋千日前店」と、地下1階のパチスロ専門店「CLUB-D」で構成される。1階の「大東洋千日前店」の稼働は8割ほど、地下の「CLUB-D」も7割~8割の稼働があった。実は少し前の平日に視察したとき、「CLUB-D」はガラガラの状態だったが、休日にはキッチリと客を付けている。当日は「大東洋はどこよりも凄い」という“自己陶酔型”のイベントを開催していたが、そのイベントがこれだけの集客力を持つということか。梅田でもかつての名ホール「チェスター」を買い取って、エリア4店目の「大東洋東通り店」(405台)をオープンするなど、力強さを見せている。千日前でもしぶとい底力で戦線に食らいついてきている

③「難波123」(914台、P=746台、S=168台)
 地下1階、1階、2階の3層で構成されるホール。1階はほぼ10割近い稼働があり、そのほぼ満席の顧客が打つ玉音が唸りのように、ホール内に渦巻いていた。これは実に迫力のある光景だった。以前の「ナンバグランデ」時代を超えてしまったと言ってもいいだろう。しかし、2階のスロットフロアの稼働は7割程度で、地下1階「ハイパー海ワールド」も8割弱で少し弱かった。この当たりが今後の課題だろう。当日はプレミアムイベント「出玉の王道」を開催していた。台数の少ない2階のスロットは仕方ないだろうが、地下1階への誘客を促進する強力な企画が必要なような気がした

④「マルハンツインパークなんば店」(1072台、P=738台、S=334台)
 このホールは、地下2階から地上2階の4層構造になっている。さすがマルハンと言うべきか。これまで日曜に視察することはあまりなかったが、地下2階から1階が9割以上の稼働があり、2階はほぼ10割でさらに立ち見客までいた。実際ホールに入っても、待たないと打つ台がないという状態だった。オープン直後である「namBa HIPS」の「アロー」を除けば、客入りではマルハンが最高だった。イベントは恒例の「マルハンの史上最大の週末/週末極玉祭“極”」を開催していた。このエリアでは次々と巨艦店が出店してきたが、いつの間にか他を制圧して1番店に納まっていた

⑤「ジャンボエンターテイメント」(1119台、P=879台、S=240台)
 地下1階のワンフロアで展開するホール。パチンコ879台のうち、20%に当たる181台で“1円パチンコ”コーナーを展開し、ペアシートも82台分ある。そのなかで最も稼働が高いのが“1円パチンコ”コーナーの9割で、客層は年配客が多かった。一方、4円パチンコが6割、パチスロもほぼ6割の稼働だった。確かに“1円パチンコ”だけ見れば、成功しているように思われる。しかし、4円パチンコやパチスロの稼働が日曜でも6割という点が、今後の大きな課題と言えるようだ。

⑥「キョーイチミナミ店」(1466台、P=1142台、S=324台)
 1階(パチンコ)と2階(パチンコ、パチスロ)の2フロアで展開する。2階には141台で構成する“1円パチンコ”コーナーを創設する。1階の稼働が6割、2階の“1円パチンコ”が9割、4円パチンコが5割、パチスロは4割稼働といったところだった。2階の“1円パチンコ”以外のコーナーに空席が目立った。2階には240台の甘デジも設置されている。当日は「年末感謝祭」が開催されていたが、他店に比べて稼働の落ち込みが大きいように感じた。設置台数が多いので、最終的にはこうした結果になるのだろうか。

 さて今回、千日前の中心となるホールをざっと巡って見て、最も強く感じたのは全体的な客数の減少である。エリア全体の客数が以前に比べ、絶対的に減ってきている。「namBa HIPS」がオープンし、客数のピークになる休日でも空き席が目立つホールが出てきているのだ。それも中心的な大型ホールでもこんな状態なので、他の中小ホールではさらに厳しい状況にあると思われる。

 あと1つは、中心的な大型ホールの中でも“2極分化”の現象が出ていることだ。数年前までは多少の差はあっても、ほぼ満遍なく集客ができていた。しかし、これまで通りの集客が維持できているホールと、極度に稼働を落としているホールの差が歴然としてきた。これは全体の客数が減ってくれば、必然的に出てくる現象である。こうした状況の中で、「アロー」の1100台の新店が出店してきたのだ。

 今の時点では「namBa HIPS」の出店による相乗効果は、あまり他のホールでは認められない。確かに「アロー」の新店や高稼働店からの“こぼれ客”はいるだろうが、それが低稼働店に流れる構造になっていない。よって、エリア全体の稼働を底上げするのには至っていないのである。逆に、いまでもオーバーフローなところに、さらに1100台の新店ができて、その傾向がさらに強まったと見る方が自然だろう。

 つまり、一時期のキョーイチによる大型店の出店攻勢(「ジャンボエンターテイメント」「キョーイチミナミ店」)で、エリア全体の台数が急増した。その後、遊技機規則の改正などの要因で客離れが起こり、エリア全体の客数が減少する。その結果、エリア内の台数のオーバーフロー現象が次第に明らかになり、減少する顧客を巡る各店の競争がより激烈化する。そして、高稼働店と低稼働店の差が大きくなる。そこに1100台の新店が出店し、さらに競合に拍車がかかるという流れである。

 この状況が今後、どのように変化するのか。また、このまま状況が進展し、競合の激化が新たな事態を生み出すのか。これは継続的な観察が必要だろう。最後に昨日の12月22日(土)、法善寺横町で忘年会をした帰りに、面白い光景を目にした。それは難波エリアで最初に“1円パチンコ”を導入した「ツインドラゴン」が、大阪プロレスのレスラーを呼んでイベントを行なっていたのだ。その写真を撮ってきたので、掲載しておくことにしよう。(佐渡屋太郎

写真キャプション=「ツインドラゴン」でイベントを行なう大阪プロレスのレスラー
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