遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

パチンコ業界情報なら遊技租界!最新!本日のパチンコ業界ニュースからパチンコ業界の製品情報まで話題満載ブログ!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

上場遊技機メーカーの12年3月期決算実績【佐渡屋太郎-vol.256】

前回の撮影時よりもさらに成長し、植え替えが必要になった「ポインセチア」

いまは12年7月14日(土)の14時10分。今週は、やらなければならないことが次から次へと出てきて、いろいろと“差し込まれる”局面が多かった。週末はのんびりとポインセチアやサボテンの植え替えをしようと思っていたが、それどころではない。明日までに報告書を1本書かなくてはならないし、このブログも今日中には仕上げなくてはならない。と言いながら、今日の午前中はホームセンターへ行って、植え替え用の土と鉢を買ってきた。至福の時間だった。あとは仕事を片付けるだけだ。早く植え替えを始めたい。

さらに今回は、このブログのテーマも面倒くさいものを選んでしまった。したがって、早く本題に入っていきたいのだが、1つだけ前フリで書きたいことがある。それは先々週に本を読んでいて、痛く共感した文章があったので、ここに備忘録として書き留めておきたい。その本とは、松井今朝子著の『今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇』(新潮文庫、2008年刊)で、次のようなことが書いてあった。

『今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇』(松井今朝子著、新潮文庫、2008年刊)

「本当を言えば、IT時代の今日、もはや間接民主主義を存続させる意義そのものに疑問が持たれて当然だし、『国家』や『学校教育』や『家庭』といった、すべて近代に成立したパラダイムやシステムが人類にとって根本的に不要なものになりつつあるからこそ劣化が進むのであって、誰がどんな手を尽くそうと、それらが本当に必要とされた時代の輝きを取り戻すことは絶対にありえない!(後略)」

確かに現在、多くの社会的なシステムが現状の生活にそぐわなくなっているものが多くなった。それを松井氏は“劣化”と捉え、根本的な変革が必要であると主張する。そのような考えのもとに小泉改革もあったのだろうし、いま注目を集めている橋下氏が率いる「維新の会」の活動もあるようだ。しかし、その改革には計り知れないエネルギーが必要だ。まだ、古い体制でやっていけると思っている人が多いからである。大多数がこれではダメだと思ったとき、古いシステムは破壊され、新しいシステムが生まれてくる。古いシステムを打ち壊すには、多大な犠牲が伴う。その犠牲とは、「これではいけない」とほとんどの人が思うまでに混乱や苦しみを感じることであると思う。

ただ、今は国民の教育レベルも上がったし、情報の伝達手段も目を見張るくらいに発達してきた。状況を説明すれば理解ができるし、過去の歴史も勉強してきた。なのに、なぜ世の中は依然として変わっていこうとしないのだろうか。消費税法案や原発再稼働を推し進める今の政治は論外だが、この国自体が“劣化”し、国民自体も劣化した様々なシステムのなかで、急激に“劣化”の一途を辿っているように思えてならない。そして、全ての国民が地獄の苦しみを味わって初めて、新しい道が見えてくるのだろうか。個人的には、そこまで付き合うのは真っ平だし、多くの人がそう思っているはずだ。この国はいつから、こんなダメな国になってしまったのだろうか。変える力を持ち、絶えず改革を繰り返していかないと、国自体が劣化してしまう。

さて、そんなアホな国のことを考えていても、時間がもったいないので本題に移る。今回のテーマは遊技機メーカーの動向である。2012年3月期の決算が終わり、前期の概要が明らかになった。全体的に見れば、増収増益と減収減益に落ち込むメーカーの2極構造で、当初に懸念されていた東日本大震災やタイ洪水の影響は比較的に軽微であったという。また、パチスロ市場の回復傾向がより強まり、各メーカーの業績を下支えしたことは決算数値にも現れている。では、具体的にどのような遊技機が、各メーカーの業績を左右したのか。このブログは一般ファンの人も多く見てくれているので、身近な遊技機の販売台数を中心に、上場遊技機メーカー6社の実績を見ていくことにする。

ホールに設置され、多くのファンを魅きつけるパチンコ台

①【セガサミーホールディングス】(連結)(%は前期比の増減率、▲はマイナスを表す。以下、同じ)
[実績]
売上高=3955億200万円(▲0.3%)、営業利益=583億8400万円(▲15.1%)、経常利益=581億6400万円(▲14.6%)、当期純利益=218億2000万円(▲47.4%)
※遊技機事業は売上高=2121億円(0%)、パチンコ売上高=1018億円(▲10.8%)、パチスロ売上高=1043億円(9.9%)、その他売上高=60億円(87.5%)、営業利益=710億円(10.6%)
[販売実績]
●パチンコ(サミー、タイヨーエレック)=14タイトル/33万2288台(▲1万900台)、(1タイトル平均=2万3734台)
●パチスロ(サミー、ロデオ、タイヨーエレック)=11タイトル/30万866台(▲1404台)、(1タイトル平均=2万7351台)
[主要機種販売台数]
●パチンコ
「ぱちんこCR蒼天の拳」(サミー)=6万2395台
「ぱちんこCR ALADDIN NEO 小さな皇女と天魔の都」(サミー)=5万7455台
「ぱちんこCR北斗の拳シリーズ」(サミー)=4万396台
「ぱちんこCRリングにかけろ1―黄金の日本Jr.編―」(サミー)=3万5223台
「CR龍が如く見参!シリーズ」(タイヨーエレック)=2万4252台
●パチスロ
「パチスロ北斗の拳」(サミー)=17万7469台
「パチスロモンスターハンター」(ロデオ)=5万6866台
「パチスロ旋風の用心棒~胡蝶の記憶~」(ロデオ)=2万3464台
「パチスロ快盗天使ツインエンジェル3」(サミー)=1万6537台
「金と銀」(タイヨーエレック)=9315台

②【SANKYO】
[実績]
売上高=1736億8200万円(▲13.9%)営業利益=403億1500万円(▲22.4%)、経常利益=443億9600万円(▲20.6%)、当期純利益=201億8200万円(▲4.9%)
[販売実績]
●パチンコ(SANKYO、Bisty)=10シリーズ/36万台(▲6万3000台)(1シリーズ平均=3万6000台)
●パチスロ(SANKYO、Bisty)=4シリーズ/9万6000台(▲2万台)(1シリーズ平均=2万4000台)
[主要機種](販売台数の発表はなし)
●パチンコ
「フィーバーマクロスフロンティア」(SANKYO)
「フィーバー宇宙戦艦ヤマト 復活篇」(SANKYO)
「フィーバー倖田來未Ⅲ~Love Romance~」(SANKYO)
「CR ayumi hamasaki 浜崎あゆみ物語―序章―」(Bisty)
「ヱヴァンゲリヲン7」(Bisty)
●パチスロ
「夢夢ワールドDXⅡ」(SANKYO)
「X JAPAN・強行突破」(SANKYO)
「SAMURAI 7」(Bisty)
「ヱヴァンゲリヲン~生命の鼓動~」(Bisty)

不調期を脱し、回復期に入ってきたパチスロ

③【平和】
[実績]
売上高=951億2000万円(10.8%)、営業利益=207億4100万円(35.8%)、経常利益=282億8200万円(14.6%)、当期純利益=205億1600万円(0.3%)
※遊技機事業は売上高=808億4300万円(▲4.6%)
[販売実績]
●パチンコ=18万7000台
●パチスロ=7万8000台
[主要機種](販売台数の発表はなし)
●パチンコ
「CR戦国乙女2」
「CR南国育ちin沖縄」
「CR黄門ちゃま寿」
●パチスロ
「ぱちすろ黄門ちゃま 光れ!正義の印籠編!」
「不二子100億$の女神」
「新・ドロンジョにおまかせ」

④【フィールズ】
[実績]
売上高=921億9500万円(▲11.0%)、営業利益=85億2700万円(▲35.1%)、経常利益=86億6100万円(▲36.7%)、当期純利益=59億9100万円(20.3%)
[販売実績]
●パチンコ(Bisty)=2機種/23万3000台(▲2万9000台)(1機種平均=11万6500台)
●パチスロ(Bisty、ロデオ、エンターライズ)=6機種/17万9000台(▲3万8000台)(1機種平均=2万9833台)
[主要機種の販売実績]
●パチンコ
「CR浜崎あゆみ物語」(Bisty)=8万3000台
「CRヱヴァンゲリヲン7」(Bisty)=9万8000台
●パチスロ
「モンスターハンター」=5万6000台
「ヱヴァンゲリヲン~生命の鼓動~」(Bisty)=4万7000台
「パチスロ旋風の用心棒~胡蝶の記憶~」(ロデオ)=2万3000台
「SAMURAI 7」(Bisty)=1万3000台
「ラーゼフォン」(ロデオ)=1万台以下
「ストリートファイター」(エンターライズ)=1万台以下

老若男女のファンの心を魅きつける遊技機
 
⑤【ユニバーサルエンターテインメント】
[実績]
売上高=748億5800万円(66.3%)、営業利益=263億4900万円(400.6%)、経常利益=333億6800万円(402.3%)、当期純利益=313億8000万円(602.3%)
※パチンコ・パチスロ事業は売上高=721億9500万円(68.8%)、営業利益=323億4300万円(167.6%)
[販売実績]
●パチスロ=5タイトル/17万2000台(1タイトル平均=3万4400台)※前期機種の販売分も含む
[主要機種の販売実績]
●パチスロ
「ミリオンゴッド~神々の系譜~」=7万台
「赤ドン雅」=5万3000台
「エージェントクライシス」=2万台

⑥【藤商事】
[実績]
売上高=430億2700万円(81.5%)、営業利益=72億9500万円(―)、経常利益=73億2800万円(―)、当期純利益=40億8700万円(―)
[販売実績]
●パチンコ=6機種/13万5900台(+6万2000台)(1機種平均=2万2650台)
●パチスロ=1機種/1700台(+1700台)、(1機種平均=1700台)
[主要機種の販売実績]
●パチンコ
「CRリング 呪いの7日間」=4万2800台
「CRゲゲゲの鬼太郎~妖怪頂上決戦~」=2万6800台
「CR RAVEエンドレスバトル」=2万5500台
「CR少女地獄」=1万5600台
「CR八丁堀の七人」=1万3100台
「CRべにしゃち」=4300台
●パチスロ
「マジカルスロット魔法少女隊アルス」=1700台

ここ数年で販売台数を確実に上げてきたパチスロ

このように、遊技機メーカーの12年3月期決算は、「増収増益」組=平和、ユニバーサルエンターテインメント、藤商事と「減収減益」組=セガサミーホールディングス、SANKYO、フィールズの3社ずつに分かれることになった。しかし、遊技機部門だけを見れば、セガサミーホールディングスや平和のように、全体とは異なる結果になっているケースもある。あれだけの災害やバッシングを受けた割には、何とか踏ん張って被害を最小限に食い止めたといった実績であった。

それを下支えしたのが、各社のヒット機だろう。販売台数が公表され、5万台以上のセールスを記録した機種を見ていくと、パチンコでは、①「CRヱヴァンゲリヲン7」(Bisty)=9万8000台、②「CR浜崎あゆみ物語」(Bisty)=8万3000台、③「ぱちんこCR蒼天の拳」(サミー)=6万2395台、④「ぱちんこCR ALADDIN NEO 小さな皇女と天魔の都」(サミー)=5万7455台が見られる。

一方、パチスロの方を一覧すると、前期のベストセラーとなる①「パチスロ北斗の拳」(サミー)=17万7469台をはじめ、②「ミリオンゴッド~神々の系譜~」(ユニバ)=7万台、③「パチスロモンスターハンター」(ロデオ)=5万6866台、④「赤ドン雅」(ユニバ)=5万3000台といった顔ぶれが並ぶ。こうしたパチスロの販売台数は、数年前には考えられなかったことだ。この数字を見ても、パチスロが回復基調を確実に辿っていることが分かる。

このブログでは毎年「年末の遊技機一覧」と題して、その年に発表された機種を記録として残している。元の原稿はさらに多くの機種が記されているのである。そのアルファベット混じりで打ち込みにくい機種を、1つひとつ打ち込んだ私としては、それぞれに思い出がある。そして今回、それらの販売台数を打ち込むごとに、各遊技機が辿った運命を思わざるを得ない。なかには、爆裂機で賛否両論を引き起こした機種もある。固定ファンを持ち、販売のたびに群を抜いたセールスを記録する機種もある。しかし、こうした1台、1台の遊技機が、パチンコ業界を支えていることは言うまでもない。今回は、そんな遊技機を生み出してくれたメーカーの開発技術者に賛辞を送って、この記事を締めくくりたいと思う。(佐渡屋太郎)

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
banner_22.gifにほんブログ村 パチンコブログへ人気ホームページランキング
ブログランキング★まじめな話題 ブログランキング★パチンコ ブログランキング★パチスロ
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



スポンサーサイト

| 最新機種情報 | 21:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yugidasuka.blog112.fc2.com/tb.php/482-854e4fd7

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。