遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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マルハンの節電計画【佐渡屋太郎-vol.255】

ビンの中に収容した“ワニゾウ”

いまは12年7月6日(金)の8時02分。今日も5時に目が覚めて、今まで本を読んでいた。昨日は長篇の原稿を乗りに乗って書いていたので、プレッシャーは相当に減じたものの、体がぐったり疲れて“やる気”が起こってこない。今日はちょうどブログを書く日であることを思い出し、“渡りに船”とばかりに逃げ込んできたわけだ。そう言えば今週は、“ワニ事件”で翻弄されてしまった。しかし、翻弄したのは私自身で、twitterでも思わぬ“誤報”を流してしまった。

その原因と結末につき、改めて詳細に報告しておきたい。事件が起こったのは、7月4日(水)の早朝だった。いつものようにベランダに出てみると、端の方の植木鉢で何かが動いていた。まず、前回ブログの最後の写真を見てもらいたい。我が家では植木鉢のいくつかに、小蝿取り用の粘着ボードが立ててある。そのボードに何かが引っ付いて、暴れているのだ。最初はネズミかチョウではないかと思って近づいてみると、上の写真にある生物が、必死になってもがいていた。これを見て、みなさんはどんな生物だと思うだろうか。

私はその顔を見て、一瞬でワニの子供だと思ったのだ。誰でもこの顔を見れば、ワニと思うだろう。そこで「おーい、ワニがいるぞ」とY嬢を呼んだら、殺虫剤とビニール袋を持って飛び出してきた。女性は何と残酷な性向を持つ生き物なのだろうか。ラコステのマークのような可愛い顔をしたこのワニの子供を、殺そうと一瞬のうちの発想したのだ。それはないだろうと、私は恐怖で動転するY嬢をなだめ、逃がしてやろうとした。そしたらY嬢は「そんなワニを外に放して大きくなったらどうするのよ、危険じゃないの」と言うではないか。

そう言われれば、確かにそうだ。ただ、人を食うくらいの大きさになるのには、膨大な時間が必要なようだが……。とりあえず捕まえて、ペットショップに持って行って引き取ってもうらおうということになった。その日の2人は、すっかり“ワニモード”で話を進めていたのだ。ワニは頭をボードに貼り付け、腹を見せてもがいていた。そこで痛がる頭を慎重にはがし、水を入れた瓶に収容した。さらに、外へ行って石を拾ってきて休憩台を作り、豚肉も小さく切って入れてやった。こうして世話をしていると、永年ねむっていた“飼育本能”が、私の中にムクムクと湧き上がってきた。

まるでワニそっくりの顔をしたいイモリの“ワニゾウ”

その日はY嬢が車を使うのでペットショップへは行けず、私はワニを見ながら原稿を書いていた。なかなか元気なやつで、愛嬌のある顔をしているので、“ワニゾウ”という名前を付けてやった。多分、近くの誰かが飼っていたペットが逃げ出してきたのだろう。しかしよく見ると、手足の先が吸盤状になっていて、ワニのように爪が生えていないのが不思議ではあった。

そして翌朝、ワニゾウをじっと覗き込んでいたY嬢から突然、「これはワニではなく、ヤモリかイモリではないの?」という疑問が呈せられた。その言葉は私の胸に、錐(きり)のような鋭さを持って突き刺さってきた。「いや、絶対ヤモリではない」と私は反撃した。私は昔、インドの安宿でヤモリと一緒に暮らしたことがあった。当時、私は凶暴で大型の蚊の軍団に全身を刺され、足が化膿して死にそうになっていた。そのとき唯一、私の味方になってくれたのが、蚊を食ってくれるヤモリたちだった。短かった生涯の最後の1枚として、“ヤモリ太郎”と名付けた最も大きなヤモリをモデルに、詳細なスケッチ画を描いた記憶もある。だから、ヤモリのことは誰よりもよく知っている。

「じゃ、イモリじゃないの?」と再び、錐(きり)のように鋭い質問が飛んできた。正直言って、私はイモリを知らない。しかし、「こんなワニみたいな顔をしたイモリがいるわけがないだろう」と防戦しておいた。しかし、ペットショップに行く前に、念の為にネットで調べておこうということになって、「イモリ、画像」で検索を掛けてみた。そしたらどうだろう。“ワニみたいな顔をしたイモリ”がモニター一杯に、いくついくつも現れてきたのだ。

結局、“ワニゾウ”と名付けたイモリは、この建物の前に拡がる草むらに放すことになった。もう、人を食う危険性がなくなったからだ。“ワニゾウ”は振り返ることもなく、ヨロヨロと草の海なかに消えていった。人を食うことよりも、猫や鳥に食われないことを祈るばかりだ。これが“ワニ事件”の全真相である。

“ECOモデル店”として11年12月にオープンした「マルハン昭島店」(東京都昭島市)

さて今回のテーマは、“節電問題”を取り上げることにした。7月に入り、節電期間が始まったので、タイミング的にも絶妙な選択であると思う。さらに、私は4~5年前に“ECO問題”と言われたころから、様々な節電商品や節電システムの取材を続けてきたので、書き手としても最高ではないかと自負している。ホールの屋根に昇って遮熱塗料の取材もしたし、屋根裏のダクトや薄暗い空調室に潜り込んだこともある。さらに、省エネホールの実績を検証するため、徹夜で電力使用量や電気料金の比較計算を何回もした。

それで得た結論は、「やるかやらないかだけの問題である」ということであった。つまり、10~15%の節電なら、ホールがやる気になればそれほどの投資をしなくても、十分に実現できる。様々な節電商品はあるし、効率的な節電方法もいろいろ紹介されている。要は、各ホールが本気になって節電に取り組むかどうかということ自体が、実は“節電問題”の根幹なのである。逆に言えば、本気になって取り組むのなら、それぞれのホールに合った最も効率的な方法は、それほど苦労しなくても探し出すことができるはずだ。

私も正直言って、何回も同じことを書くことに飽きてきた。関心のある方は、過去の記事を見て欲しい。そんな折、マルハンから節電に関するリリースが送られてきた。ECOや節電に関しても同社は、ホール業界のなかではリーディング企業である。まずは、その“節電先進企業”が今夏、どのような対策を講じているかを見てもらいたい。

様々な工夫が施された「マルハン昭島店」の店内

【マルハンにおける2012年夏季節電への取り組み】
1.節電目標
政府が設定した各地域の要請に対して、当社としては15%の節電数値目標を設け、節電対策を実施致します。

2.取り組み期間
政府が設定した各地域の節電要請期間に対し、当社としては7月1日~9月30日の間、節電対策を実施致します。

3.節電への取り組み内容
(1)空調
 ①エアコンの実温管理を2℃上げる
 ②空調室外機の薬品洗浄実施:今期61店舗(予定)
 ③事務所空調機28℃実温管理
 ④景品倉庫の空調OFF
 ※但し、倉庫が30℃以上になる場合は、冷房設定26℃以上で管理する。
(2)照明
 ①外壁照明の部分消灯
 ②ネオン・看板・電光掲示板の部分消灯
 ③ホール内の間接照明の部分消灯
 ④自動販売機の照明を24時間消灯
 ⑤LED照明への変更(経年対応):今期17店舗(予定)
 ⑥事務所照明管球の30%カット
(3)その他
 ①PCモニターの輝度50%設定

また、関電・九電管内においては政府からの緊急対応があった場合、以下の施策を実施する。
(1)照明
 ①店内照明の50%消灯
 ②間接照明のOFF
 ③LEDビジョン・外壁照明のOFF
(2)その他
 ①店内エスカレーターの停止

同じく同時期に“ECOモデル店”をしてオープンした「マルハン入間店」(埼玉県入間市)

この具体的な取り組みは、他のホールにおいても大いに参考になるのではないか。LED照明のほかは費用も掛からない。問題は節電の目標値だ。現在、発表されているところによると、福井県の大飯原発3号機が再稼働したことにより、1昨年比で各管区の数値目標(削減率)は、北海道電力=7%、東北電力=なし、東京電力=なし、中部電力=4%、北陸電力=4%、関西電力=10%、中国電力=3%、四国電力=7%、九州電力=10%、沖縄電力=節電要請対象から除外、となっている。

問題は関西電力管内で、当初15%であったが原発再稼働で九州電力と同じ10%まで引下げられた。これなら十分に目標数値はクリアできるのではないかと思う。これまでの取材によれば、空調の入れ方やこまめなスイッチOFFの励行など、“人力”によって10%の節電までは可能だというデータもある。なお、1日における電力使用のピークは14時から17時なので、この時間帯はとくに気をつける必要がある。関電では計画停電を行う場合、前日の18時ごろまでに停電の可能性のある時間帯、グループ、区域などを公表し、当日の需要状況を見据えて、実施の2時間前に最終判断するという。

これに対し、ホール業界では大阪府遊協が7月中に大飯原発3・4号機が再稼働した場合、7月は月2回以上、8月中は月1回以上の輪番休業など5項目の節電対策の実施を決定した。和歌山県遊協でも同様の決定をしている。昨年、東電管内では実質20%以上の節電を実現したというが、あまり状況を甘く見すぎてはいけない。とくに、ホール業界は昨年に起こった“パチンコバッシング”の例がある。一般の目はパチンコホールに厳しく、1店舗でも節電計画の実行を怠れば、業界全体が槍玉に上げられることも考えられる。

環境や省エネ、節電に配慮された「マルハン入間店」の店内

政府や電力会社に対し、いろいろな思いはあるだろうが、ここは一糸乱れぬ決定遵守を励行しておいた方が賢明だろう。昨年、自社の節電計画を公表し、輪番休業を取らなかったホール企業がいくつかある。もちろん、節電にはいろいろな方法がある。結局は総体的な観点で削減目標をクリアできれば、企業としての責任を果たしたことになる。その考えによれば、必ずしも連番休業を取る必要はない。その分を他で節電すればいいわけだ。

しかし、そうした企業の中にはその後、組合を除名になったものもある。さらに、行政との間で一口では言えないような“複雑なやり取り”があった企業もある。昨年の節電期間が終ったあと、組合決定に従わなかったホールに対し、行政は怒りを顕わにした。それは組合に加入していない“アウトサイダー”に対しても例外ではない。各ホール企業で独自の考え方があるのは分かる。組合と考え方が異なることも分かる。この業界が一致団結できない体質であることも分かる。ただ、パチンコをしない一般市民は、いろんなホールを一括りで、“パチンコ屋”と見る傾向が強い。

そんな状況下で、暗闇の中で1軒だけ煌々とネオンを灯すホールがあったり、駅のエスカレーターが止まっている時に、パチンコ屋のエスカレーターが動いているのを見れば、何と非常識な業界だろうと思う。患者を抱える病院が計画停電を受けているのに、別のエリアで“激震営業”などといったポスターを張り出してホールが営業していれば、市民の怒りは爆発するのである。あまり、くどくどと言いたくないが、昨年の教訓を生かしてほしいとだけ言って、今回は終わることにしたい。(佐渡屋太郎)

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