遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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関東に進出した関西ホール企業の全貌(その3)【佐渡屋太郎-vol.246】

昨夏に佐渡から持ってきて、やっと葉を出し始めた奇跡のツバキ

いまは12年5月9日(水)の14時20分。もう外は“暖かい”という段階を超え、“暑い”という季節に突入している。今の仕事場の気温は25℃で、4月28日に記録した“真夏日”に続き、今年何回目かの“夏日”になりそうだ。暑がりの佐渡屋太郎はすでにTシャツに短パンという姿で、パソコンに向かっている。仕事は遅々として進まないが、時間は流れるように過ぎていく毎日だ。

一方、ベランダの植物たちは、気温の上昇とともに、爆発的な成長を見せている。なかでも今週のビッグニュースは、昨夏に佐渡から持てきたツバキが生き返り、確実に根付いたことを確信したことだ。いま、新しい葉を出そうとしている。実は、これより幹も太く、逞しいツバキの苗木が2本あった。1本は同じく佐渡から持ってきたもので、もう1本は上新庄の公園から採取してきたものだ。しかし、この将来性が抜群であった兄貴たちは、秋から冬に掛けてすべての葉を落として丸裸となってしまった。

そのなかにあって、佐渡の竹薮の前で弱々しく生えていたこの3本は、幹も細く曲がりくねっていて、さしたる期待はしていなかった。ただ、劣悪な環境を物語るようなその姿が可愛そうになり、思わずまとめて掘り起こしてきたものだ。差し詰め、虚弱児の“3兄弟”と言ってもいい。しかし、葉を落とすこともなく、何とか冬を越してくれた。ところが、そのうちの1本は先月、ついにすべての葉を落としてしまったのだ。この1件におけるツバキへの落胆のあまり、私はスーパーの前で売っていた「羽衣」という種類のツバキを買ってしまった。これはまだ頑張っているツバキたちへの裏切りであり、決して許されぬ罪を犯してしまったことを告白なければならない。

罪を犯して買ってしまった「羽衣」という種類のツバキ

その「羽衣」は脇芽から枝と葉を次々に出し、物凄い勢いで成長を続けている。その瑞々(みずみず)しく輝く葉は、生命力に溢れた最高の美しさを私に与えてくれるのだ。そうした中で1週間前、“虚弱児3兄弟”のうちの1本における変化に気付いた。それは先端にある葉芽が大きくなっていたのだ。昨秋にもこうした現象が見られたが、ついに葉を出すことはなかった。だから、最初は期待していなかった。裏切られるのが怖かったからだ。しかし、芽は毎日、確実に大きくなり、今にも破裂しそうな状態になった。そして、芽の先から葉らしきものが出てきた瞬間、“蘇生”を確信して喜びが体中に溢れてきた。泣きたいくらいの長くて辛(つら)い我慢の日々であった。しかし、その間に罪を犯してしまった。その自分の弱い心を、けなげなツバキの前で深く謝らなければ申し訳が立たないような心境になったのである。

では、この“長男”以外の2本はどうなったのか。まだ葉を2枚残している“次男”の先端にある葉芽は小さいが、先が赤く変色していることに気付いた。多分、成長の基調にあるが、まだ“生死の間”をさ迷っているのだと思う。2枚の葉も半分以上が茶色くなっている。何とか生き返ってほしいと願っている。一方、葉のない“三男”の葉芽も心なしか、赤くなっているように感じる。この男山の最高の環境にあるベランダで、3兄弟とも生き返ってくれれば、どれほど嬉しいことか。朝起きるとツバキを見る日々が続いている。

思い返せば、この1ヵ月は驚きと感激の連続であった。昨年、挿し木に成功したガジュマルと、名も知らぬ採集苗2種の苗たちが合計10本ほどあるが、それぞれが30~40cmに伸び、葉を繁らせている。また、昨秋に仕事場の近くで拾ってきた各種のドングリが、次々と芽を出し、最も大きいものはすでに30cmくらいの高さになっている。末恐ろしいくらいの“成長力”だ。しかし、最も嬉しかったのが死んだと思ってきた木の“蘇生”である。

このブログでも書いたが、第1弾はイチョウで、第2弾はサツキであった。そして、第3弾として今週のツバキがある。この3つの“奇跡”は深く心に刻んでおきたい。これほどの感激は、私の長い人生においても最高水準に属すると言ってもいい。それほど嬉しかった。1昨年から昨年にかけての狂ったような苗木採集の努力が、いよいよ成果となって現れてきたようだ。いま、ベランダで何時間も過ごしている。1本、1本の木を眺めていると時間を忘れてしまう。正直に言うと、仕事などやっていられないという心境である。

前々回に入れられなかった延田グループのホール「123難波店」

しかし、そうとも言っていられないので、本題に入ることにしよう。今回はいよいよ“関東に進出した関西ホール企業”の最終回である。これまでいろいろ調べ、さらにこれまでの取材を思い返して考えてみると、今回の進出における要因がいくつか頭の中に浮かんできた。それを一口に言えば、関西のホール企業の“成長”である。思い返せば、10年くらい前まで、関西におけるホールのレベルは“低い”と思われていた。店員がタバコをふかしながら、台のキーをチャラチャラ回して店内を歩き回っているようなイメージだった。

その頃、等価交換営業や全国大手の進出など、次々と押し寄せた試練をかいくぐった九州の大手ホール社長と飲んだことがある。そのとき社長は、“大阪へ店を出したい。大阪なら勝てる”と私の前で息巻いたのを覚えている。しかしその後、いくつかのホールが鳴り物入りで大阪に進出してきたが、そのほとんどが“返り討ち”に遭っている。その勝因と敗因はどこにあるのか。さらに、マルハンは大阪に30店舗を出店している。これは北海道の32店舗に次ぐ、集中出店である。

その大阪で関西の“地元大手”は、マルハンをはじめとする“全国大手”と日々、闘ってきた。そのなかで“全国大手”の1部の牙城を崩す現象も現れている。これは大きな“自信”になったことであろう。なぜ、“全国大手”と堂々と渡り合え、勝つことができたのか。その自信が、より大きな商圏を持つ関東への進出の伏線になったと私は思っている。その点を頭に置き、関東進出企業の全貌を見ていくことにしよう。今回の最初は光輝グループである。まず、その全貌を見ていこう。

光輝グループのホールの写真がないので、代わりに入れる延田グループの「123鶴橋店」

③光輝グループ
【関東進出店舗】
●「デルーサ・ザ・マックス」(神奈川県座間市)=777台(P=561台、S=216台)

【保有店舗数】(計=9店舗、屋号=「デルーサマックス」「クレイジーチャンス」など)
〈大阪府〉=計5店
1.デルーサマックス西成本店(大阪府大阪市西成区)=648台(P=430台、S=218台)
2.クレイジーチャンス玉出(大阪府大阪市西成区)=226台(P=226台、S=0台)
3.プラチナムファイブ(大阪府大阪市阿倍野区)=247台(P=0台、S=247台)
4.デルーサマックス市岡店(大阪府大阪市港区)=520台(P=360台、S=160台)
5.マックルーム弥刀店(大阪府東大阪市)=251台(P=183台、S=68台)

〈鳥取県〉=計3店
6.クレイジーチャンス米子(鳥取県米子市)=205台(P=0台、S=205台)
7.クレイジーチャンス岸本(鳥取県西伯郡)=370台(P=281台、S=89台)
8.クレイジーチャンスアート6(鳥取県西伯郡)=160台(P=0台、S=160台)

〈神奈川県〉=計1店
9.デルーサ・ザ・マックス(神奈川県座間市)=777台(P=561台、S=216台)

光輝グループにおけるフラッグシップの西成本店は、以前「デルーサツイン」というダブル店舗で、何回か取材に行ったことがある。当初は派手な店だとしか思わなかったが、その後に知り合いのコンサルから演出や営業などかなり力を持ってきているという話を聞いた覚えがある。そして現在では、同商圏内にある全国大手を脅かす存在にまで成長した。したがって、光輝グループの躍進の源泉は、「デルーサマックス西成本店」の成功にあると私は思っている。

平川商事における躍進の原動力となった「ARROW浪速店」

関東進出に関して言えば、09年11月に出店した「デルーサ・ザ・マックス」は以前、京都に本社がある「グリフィン座間店」であったという。また、前々回に紹介した延田グループの「123座間店」の斜め前に位置している。このあたりに様々な因縁がありそうだが、今回はそこまで調べる元気がなかった。とにかく若くて勢いのある企業である。この関東進出が、同社にとって大きなステップアップになったことは確かで、今後の動向が楽しみなホール企業である。

最後に、まだ関東には進出していないが、東京の23区内への出店の噂がある平川商事のアローグループも参考までに取り上げておくことにした。このグループは大国町の「ARROW浪速店」(1200台)と、それに続く「ナンバヒップス」(1100台)で大阪の中心部への進出を果たし、ここ数年にわたって大きな注目を集めきた企業だ。さらに、「ぱちんこ情熱リーグ」にも参戦し、組織改革や人材教育にも力を入れてきた。その成果が、いよいよ関東進出で試されるときを迎えるのだろうか。まず、同社の全貌から見ていこう。

④アローグループ
【企業概要】
平河商事㈱(本社=大阪府八尾市志紀町1-118)
●創業/1957年6月
●設立/1967年6月
●資本金/3億9630万円(グループ合計)
●総資産/660億円(グループ合計)
●代表者/平川晴基
●従業員数/1720名(グループ合計)
●売上高/1254億円(グループ合計)
●事業内容/①パチンコ事業、②アミューズメント事業(ボウリング、ゲームセンター、カラオケボックスなど)、③リゾート事業(奈良健康ランド、奈良プラザホテル、太子カントリークラブなど)、④不動産事業(香芝モダニズムビレッジなど)、⑤ダイニング事業
●関連会社/新栄商事㈱、新栄観光㈱、国際開発㈱、富士開発㈱、太子ゴルフ観光㈱、フェイス サンカラリゾートホスピタリティなど

【保有店舗】(計22店舗、屋号=「ARROW」)
〈大阪府〉=計18店
1.ARROW PROGRESS(ナンバヒップス)(大阪府大阪市中央区)=536台(P=349台、S=187台)
2.ARROW platinum(ナンバヒップス)(大阪府大阪市中央区)=564台(P=442台、S=122台)
3.ARROW浪速店(大阪府大阪市浪速区)=1200台(P=768台、S=432台)
4.SLOT ARROW深井店(大阪府堺市中区)=264台(P=0台、S=264台)
5.HYPER ARROW泉北店(大阪府堺市南区)=507台(P=360台、S=147台)
6.HYPER ARROW深井店(大阪府堺市中区)=581台(P=384台、S=197台)
7.ARROW中環堺店(大阪府堺市北区)=480台(P=360台、S=120台)
8.深井アロー(大阪府堺市中区)=424台(P=424台、S=0台)
9.ARROW栂店(大阪府堺市南区)=482台(P=400台、S=82台)
10.ARROW八尾駅前店(大阪府八尾市)=502台(P=342台、S=160台)
11.ARROW志紀店(大阪府八尾市)=596台(P=440台、S=156台)
12.ARROW志紀駅前店(大阪府八尾市)=390台(P=288台、S=102台)
13.HYPER ARROW松ヶ丘店(大阪府河内長野市)=536台(P=360台、S=176台)
14.HYPER ARROW長野店(大阪府河内長野市)=440台(P=324台、S=116台)
15.ARROW香里園店(大阪府寝屋川市)=560台(P=400台、S=160台)
16.ARROW寝屋川池田店(大阪府寝屋川市)=432台(P=324台、S=108台)
17.花園アロー(大阪府東大阪市)=264台(P=220台、S=44台)
18.ARROW松原店(大阪府松原市)=413台(P=288台、S=125台)

〈奈良県〉=計4店
19.ARROW天理店(奈良県天理市)=484台(P=324台、S=160台)
20.HYPER ARROW天理店(奈良県天理市)=220台(P=196台、S=24台)
21.ARROW法隆寺店(奈良県北葛城郡)=544台(P=384台、S=160台)
22.ARROW大和小泉店(奈良県大和郡山市)=489台(P=356台、S=133台)

この一覧表からも分るように、同社は関西を代表する老舗ホール企業の1つである。しかし、これまでは地元や大阪の周縁部での店舗展開が中心であった。その同社を変えたのが04年に、大阪市の中心部に苦労して「ARROW浪速店」を出店したことだろう。その成功を受けて、07年には難波に「ナンバヒップス」をオープンして大きな話題となった。これで一気に、ARROWというブランド力が上がっていったのである。

大きな話題を提供した「ナンバヒップス」。縦位置の写真の挿入の仕方がまだ分らないので、首を90度曲げて見てほしい

しかし、同社が偉いのは1980年代に開業した店舗を、90年代から2000年代まで掛かって地道に改装し、活性化させてきたことだろう。一覧表を作っていて感じたのだが、店舗数は思ったより少なかったが、粒の揃った店舗を持っている。この点に関しては、思い当たるところがある。それは10年の入社式で、平川社長から「『商売は目立たないで益を取れ』と教えられてきた」という言葉を聞いたことだ。この地道さや手堅さが同社の特徴といってもいい。それは、組織改革や人材教育にも現れていると思う。

その同社が満を持して、大阪中心部に乗り込んできたのが「ARROW浪速店」であったというわけだ。そして、「ナンバヒップス」で大阪最大の激戦地・千日前にも参戦して、堂々と全国大手や地元大手と渡り合っているのである。この延長線上に、当然ながら関東進出もあるのだろう。新卒の採用も積極的に行っている同社だけに、東京への出店は社員の士気高揚にも大きな“起爆剤”となるはずだ。

以上、関東への進出企業の全貌を見てきた。当初、なぜ今の時期にという疑問があったが、これには外的な要因と内的な要因がある。まず外的な要因としては、円高による国内工場の海外移転など、まとまった土地の確保が以前に比べて容易になったことが挙げられる。ただ、この時期に新規出店を行えるような“力”のある企業は限られている。現在では関西企業だけでなく、全国展開企業も用地確保に奔走しているという。

一方、内的な要因としては、低粗利傾向が強まっている現状において、より人口の多い都市部への出店が増えている。そのなかで、関西企業にとって日本最多の人口を擁する首都圏の“巨大市場”は、魅力的に見えても不思議はないだろう。また、関西の主要地に出店を終えた地元大手にとっては、新たな商圏が必要になってきたのではないか。さらに、その動きを背後で後押ししているのが、前述した“自信”である。全国大手との熾烈な激戦を通して得たノウハウは、貴重な財産となっている。事実、ここ数年の関西有力ホールのレベルは、格段にアップしてきていると思う。

今回の関東進出組は、関西における大手有力企業であることが、注目すべき点であろう。それなりの資力も持っているので、首都圏の地元大手とがっぷり四つに組んでも“力負け”はしない。さらに、これまであったような単発の出店ではない。じっくりと腰を据えて多店舗展開を仕掛けていくだろう。最近、若手の経営者と話していて感じるが、地域の“壁”は日ごとに低くなってきている。いろんな地域の情報が瞬時に入ってくるし、地域を超えた交流も日常的に行われている。そのなかで、関西の有力大手もついに動き出したかというのが、正直な感想だ。この動きは今後、気を付けて見ていかなければならないと思っている。(佐渡屋太郎)

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