遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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「マルハンなんば新館」を見てきた【佐渡屋太郎-vol.242】

そろそろ芽が膨らんで開花の時期を迎えた仕事場の下にある桜の木

いまは12年4月14日(土)の16時50分。どうやら、今年の桜の花も終わってしまったようだ。何となく寂しい夕方の風景だ。今日は昼頃、窓の外を何か白いものが舞っているので、ベランダに出てみたら何と桜の“花びら”だった。実はこの仕事場の窓の下に、1本の桜の木がある。

冬場は何の木か分らなかったが、春先になって枝が赤っぽくなってきて、桜の木であることが判明した。以来、毎日のように花の咲き具合を見るのが、楽しみの1つになっていたのだ。また、状況の変化に応じて写真も撮ってきたので、今回は咲き始めから、花吹雪となるまでの変化を堪能していただきたい。

大阪では来週から、造幣局の桜の通り抜けが始まるようだ。今回は行くかどうか迷っている。とにかく今年は例年になく、桜を楽しんだ。明日は再度、“背割堤”へ行き、花吹雪を見ながら、桜の見納めをして来ようと思っている。そんなことを考えながら、今日はこの「遊技租界」の目次作りをしていた。本来なら、別の原稿を書かなければならないのだが、これも1つの逃避行動だろう。そのきっかけはブログの原稿を書こうと思い立ったことだった。今週は水曜にアップしたので、パスしようと思っていた。

しかし、習慣とは恐ろしいもので、週末になると他の原稿ではなく(担当のK君、ごめん)、このブログの原稿が書きたくなってしまった。テーマはすでに決まっている。「マルハンなんば新館」の件である。今回はこの出店で千日前エリアにおけるマルハンの台数が増えたので、他社のホールの台数と比較してみようと考えていた。そこで「キョーイチなんば店」の台数を調べてみたら、現在改装中のため、台数が出ていなかったのだ。このホールの台数については、これまでブログで何回か書いた記憶があった。

春の温かい日差しを受けて満開のときを迎えた桜の木

それで、過去の記事をまとめてあるファイルを探し始めたのだ。このファイルは各回のブログ記事を単にプリントアウトしてまとめただけのものだ。したがって、台数がどこに載っているのか1枚1枚ページを繰っていかなければならなかった。せめて、タイトルだけでも分れば、その部分を集中的に見ていけるので、もっと早く見つけ出せるのではないか。そこで、目次を作ることを思いついたのである。これが不幸の始まりだった。

ファイルは50回分の原稿を1冊まとめてある。したがって、現在242回だから5冊あることになる。しかし、なぜか3冊しかなかった。何を隠そう150回分以降は、プリントアウトさえしていなかったのだ。これは我がことながら、決して看過できない“怠慢”である。そこでまず、残り91回分の原稿をプリントアウトした。次に各冊ごとにページの右隅にノンブルを打っていく。だいたい1冊あたり150ページ前後あることが分かった。それをもとに、回数、執筆年月日、タイトル、ノンブルを一覧表にしていくのである。これは大仕事になった。まだ、作業は半分以上も残っている。そのブログを書き終わったら、残りの作業を続けるつもりだ。

参考までに、1冊目の冒頭部分を掲載させていただきたい。これだけの時間を使ってやった仕事なのに、日の目を見ないのは何とも可愛そうではないか。読者の方々にとっては、何の興味もないだろう。しかし、当事者の佐渡屋太郎にとっては、それぞれのタイトルにその頃の思い出が染み込んでいる。タイトルを打ち込みながら、2007年までタイムスリップしてしまった。実に、いろんなことがあった。また、記事を書くために多くの人に会ってきた。やはり、こうして記録を残しておくことは、内容の下らなさはさておき、実に貴重なことであったと自己弁護して、感慨にふけっている。

【「遊技租界」目次①の冒頭部分】
vol.1 2007・9・21 「『遊技租界』開国の辞」……7
vol.2 2007・9・27 「『遊技租界』について」……8
vol.3 2007・9・27 「佐渡屋太郎は一体、何者なのか!」……10
vol.4 2007・9・27 「いきなり大物フィクサー登場」……12
vol.5 2007・9・30 「『大脱走』を追いかけた3日間」……15
vol.6 2007・10・7 「やっと大阪に帰ってきた」……17
vol.7 2007・10・9 「『冬ソナ』は年内に登場か?」……19
vol.8 2007・10・9 「最近よく聞く“スクラップ・アンド・ビルド”の真相」……21
vol.9 2007・10・10 「儲かる話を聞いてきた」……24
vol.10 2007・10・10 「マルハンがカジノ事業に参入」……27

花吹雪のなかで今年の花の時期を終えようとしている桜の木

さて、今回のテーマは「マルハンなんば新館」についてで、4月2日(月)に店舗を見に行ってきた。グランドオープンは3月7日(水)。それに先立つ2月27日(月)に記者発表会があったが、私は原稿の締切りに追われていて、取材に行くことができなかった。したがって、あまり詳しいことは分らないが、個人的な興味に沿って話を進めていきたいと思う。まず、うたい文句として全館禁煙(館内に喫煙室あり)を前面に打ち出し、玉積みなしのホールであった。館内の構成は以下の通り。

【「マルハンなんば新館」の構成】
〈1F=パチスロフロア〉
●20円=373台(全パチスロに対して86%)
●5円=63台(同14%)
計436台
〈2F=パチンコフロア〉
●4円=512台(全パチンコに対して79%)
●1円=138台(同21%)
計650台
総台数=1086台
 
低貸比率はやや低めに設定されているようだ。全店平均はパチンコのみのデータしかないが、24.6%(2011年3月時点)である。しかし、私が最も驚いたのは、出店ポイントだった。その場所を説明すると、東西に走る「千日前通り」から見ると「ビックカメラ」の裏側。南北の「千日前筋」からみると細い通りを隔てて「ビックカメラ」の向かい側となる。この「ビックカメラ」の入る“旧千日前ビル”は、松原興産がダイエーから“1棟買い”したものだ。そして、このビルの地下1階と2階には同社が経営する大阪における最大店舗「キョーイチなんば店」(1833台)が入っている。

マルハンは新たなエリアに進出するようなとき、その地の最強店舗の目と鼻の先に自店を出店し、その最強店舗に勝つことによって、エリア全体の“覇権”を握っていくという手法をよく採る。その構図は端(はた)から見ると、まるで喧嘩を仕掛けているように見える。逆に仕掛けられた店舗にとっては、まるでのど元に匕首(あいくち)を突きつけられたような気になるのではなかろうか。こんな過激な戦法がマルハンのダイナミズムであり、魅力でもあった。

千日前通りに掲げられたマルハンの看板

そして今回、マルハンが出店したのが、大阪の最激戦地である千日前エリア。その巨艦店が密集するなかの最大店舗の何と“隣”であった。この出店地をリリースで見たとき、私は思わず笑ってしまった。実に、マルハンらしいやり方である。しかし、よくそんな絶好とも言える場所に、出店できる土地があったと感心する。調べてみると、以前そこは「国際会館」というビルで、「国際劇場」「国際シネマ」「国際地下劇場」などの映画館が営業していた。昭和の時代から多くの映画ファンを惹きつけてきた老舗映画館であった。それが白を基調にした瀟洒なホールに生まれ変わっていた。周りの人通りも多くなっていたことに驚いた。

それにしても、マルハンは映画館と縁が深い。思い返せば「マルハンなんば本館」も以前は、「東宝敷島シネマ」であった。さらに目を東に転ずれば、「マルハン池袋店」も私が学生時代によく通った「文芸座」があったところである。昔、池袋東口から「文芸座」への道の両脇には、キャバレーやストリップ劇場などが林立していた。その頃はよく途中で沈没して「文芸座」に辿りつけず、おまけにぼったくられて学生証を取り上げられ、翌日に友達から金をかき集めて怖いあんちゃんたちから説教を食らうというような生活をしていた。

また、別のサークルで8ミリ映画を撮っていた山川直人は、名作「ビハインド」を文芸座の主人に認められ、その主人の出資によって16ミリで「アナザーサイド」を撮った。一方、私の自称名作である「俺の魔羅は1人ぽっち」は誰からも注目されることなく、東洋現像所の箱に入ったフィルムは引越しを繰り返すうちに、いつの間にかなくなってしまった。タイトルに差があったのかもしれない。しかし、これもかけがえのない青春の懐かしい思い出だ。あの頃の仲間は、一体いま何をしているのだろうか。話がいきなり横に逸れてしまったが、マルハンが偉いのは、映画館も残しながら出店したところにあると言える。

「キョーイチなんば店」の向かいに出店した「マルハンなんば新館」

さて、この「マルハンなんば新館」の出店によって、千日前のホールの勢力図はどのように変わっていくのだろう。実は、こんなことを過去に何回も書いてきた。しかし、このエリアにおいて、「123難波店」の前にあった「ナンバグランデ」(旧常盤会館)くらいしか、大型店で撤退したホールはない。それだけ集客力のあるエリアであるとも言えるし、経営するホール企業が資本力を持っているとも言える。ただ、今回はマルハンが2店目の巨艦店を出店したことで、弱っている大型店にとっては少なからぬ打撃になるだろう。その結果、勢力図が大きく変わる可能性もある。では、この新店は規模レベルにおいて、どのくらいの位置にあるのだろうか。千日前エリアで総台数の多い順から見ていくことにする。

【千日前エリアにおける大規模店トップ7】
①「キョーイチなんば店」=1833台(P=1421台、S=412台)(現在、改装中)
②「マルハンなんば本館」=1217台(P=817台、S=400台)
③「キョーイチミナミ店」=1132台(P=713台、S=419台)
④「ARROWナンバHIPS」=1100台(P=791台、S=309台)
⑤「ジャンボ千日前店」=1096台(P=801台、S=295台)
⑥「マルハンなんば新館」=1086台(P=650台、S=436台)
⑦「四海樓本店」=1063台(P=901台、S=162台)

このように、新店は1000台以上の巨艦店の中に、がっちりと食い込んできたわけだ。ただ視察してみると、台数は多いが稼働の状態に大きな差が見られた。実際の稼働台数を見ると、1000台以上のホールより700台~900台クラスのホールの方が多い例もあった。問題は、ホール規模に合わせた集客力を持っているかどうかということだろう。少ない客数で、よく持ち応えていると思う巨艦店もいくつかあった。ただ、全体的な規模で言えば、今回の出店で最多台数を持つキョーイチグループ(松原興産)に次ぐ、保有台数となった。それを具体的に見ると以下のようになる。

【千日前エリアにおける企業別の保有台数】
①キョーイチグループ
「キョーイチなんば店」=1833台
「キョーイチミナミ店」=1132台
「ジャンボ千日前店」=1096台
合計=4061台
②マルハン
「マルハンなんば本館」=1217台
「マルハンなんば新館」=1086台
合計=2303台
③四海樓
「四海樓本店」=1063店
「スロットシアター四海樓」=400台
「四海樓法善寺」=241台
「四海樓おくちょー」=192台
「四海樓道頓堀」=131台
合計=2027台

さらに、平河興業も「ARROWナンバHIPS」=1100台に、大国町の「ARROW浪速店」=1200台を加えれば2300台となる。また、同じく大手の「123難波店」=908台や「代東洋千日前店」と「CLUB-D」=756台も、変わらぬ健在振りを見せていた。客数減少や規制によって勢いの落ちた現在のホール業界において、久し振りの活気のあるニュースではあった。マルハンに巨艦店を横に付けられ、現在改装に入っている「キョーイチなんば店」が、どのように姿を変えて対抗していくのか。こうした緊張感によって、エリア全体の集客力もさらにアップしていくことだろう。私もホールを見て歩きながら、久し振りに興奮した。(佐渡屋太郎)

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