遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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ぱちんこ情熱リーグ③-(ジャンボ30防府店)【佐渡屋太郎-vol.217】

写真キャプション=オープンニングで自店の紹介を行なう「ジャンボ30防府店」のスタッフ


いまは7月22日(金)の19時20分。今日は朝から京都での取材。その後、別の取材で鞍馬口から今出川、そして同志社前を通って出町柳から下鴨まで歩いてしまった。この辺りは20年前、京都の出版社にいた頃の“テリトリー”だった。歩きながら、まだある店やなくなってしまった店などに驚きながら、昔の“飲んだくれ編集者時代”の思い出に浸ってしまった。

あの頃は佐渡屋太郎も若かったので、“痛かった思い出”が山ほどある。人生は残酷なものだと、今になって思う。当時は血気盛んで猪突猛進していたが、いまから考えれば単に血を流しながら走っていた“阿呆の塊(かたまり)”であったとも言える。そのときは、痛さを全く感じなかった。しかし、その痛さを感じるようになった今でも、生きている間はまだまだ走り続けなければならない。つまり、これからが“勝負どころ”ということだろう。今日は“母なる京都”で尻を叩かれてきた。 

その一方で、“第1の母”である佐渡でも異変が起こった。Twitterにも書いたが、夏の甲子園の新潟県予選で、佐渡高校の野球部が負けてしまったのだ。その件を聞いたのが7月20日(水)の帰宅後のことであった。ドアを開けた瞬間に、Y嬢が「今日は残念な報告があります」という第1声を発したのだ。てっきり別れ話でも切り出されるのかと、佐渡屋太郎は肝を冷やしたが、幸いそうではなかった。佐渡高校が負けたのだ。そのニュースを見て、DVDに録画しようとしたが、失敗したという。

春の甲子園に一緒に行き、佐渡高校側のスタンドで応援したことで、Y嬢は私よりも強度な佐渡高校野球部のファンになっている。この予選で優勝して春夏連続出場すれば、“佐渡の偉大さ”をいやというほど見せ付けることができたはずだった。本当に惜しいことをした。具体的に言うと、佐渡高校は新潟県予選で4回戦に勝ち進み、名門・明訓高校と対戦した。明訓高校といえば、水島新司氏の傑作「ドカベン」にも出てくる有名校だ。

写真キャプション=ステージ上で行なわれた“ホール改革”の具体的な説明


そこで、両校の関係を調べてみたら、「ドカベン」の明訓高校は神奈川県にある私立高校で、新潟明訓とは姉妹校という設定であるという。水島氏は新潟市立白新中学に通っていて、隣接する新潟明訓高校への進学を希望していたが、家の経済状況で進学を断念した経緯がある。その思いが「ドカベン」に持ち込まれ、明訓高校で活躍する山田、岩城、殿馬、里中らの姿に、自分の果たせなかった夢を託したのだろう。私が佐渡にいた頃、新潟明訓はサッカーが強かった。

中学校のころ、サッカーの県大会で優勝した明訓の勇姿をTVで見て、「明訓へ行ってサッカーをやりたい」と言ったら、親に一喝されたのを覚えている。あの頃は、一刻も早く家や佐渡から脱出したかったというのが本心だった。大学生の時には、水島新司氏にも会ったことがある。高田馬場にあるビッグBOXの前だった。氏は1人で隅の方に立っており、ヒゲがボーボーで上下ともヨレヨレのトレーニングウエア姿であった。変なおっさんが立っているなとよく見たら水島氏で、その独特な風貌に圧倒されてサインをもらうことや、声を掛けることすらできなかったことを覚えている。

その新潟明訓高校と佐渡高校が、県予選の4回戦で対戦した。試合は序盤からずっと佐渡高校が優勢で進み、9回の表まで2:0でリードしていたという。そして9回裏の明訓の攻撃となり、2アウトまで取ったところで悲劇が起こってしまった。本来なら“最後のバッター”となるはずの打者からミス絡みで連続して走者を出し、あっという間に3点を献上して、逆転負けを喫したそうだ。ベスト8手前での敗戦となった。佐渡には常に“悲劇”が付いて回るが、また今回も苦杯を飲まされたわけだ。しかし、負けは負けで仕方ない。3年生にはつらい夏となったが、2年生以下の今後の頑張りに期待したい。

さて、前フリが永くなったが、いよいよ今回のテーマである“ぱちんこ情熱リーグ”に突入する。連載の第4回目は、決勝大会の3番目に登場した「ジャンボ30防府店」である。パチンコ雑誌では、「低空飛行の地域最大店が人の力によって繁盛店に」という小見出しを付けている。では、疲れてきたので雑誌の記事を丸ごと転載することにしよう。

写真キャプション=“ホール改革”に立ち向かった自分の気持ち変化を述べ女性スタッフ


3番目に登場した山口県防府の「ジャンボ30防府店」は、総台数720台で地域最大の規模を誇る。しかし、立地するのは防府市の東の外れで、車の通行量は競合店の1/100しかないという。隣接するショッピングセンターでは、多くの専門店が閉店してしまった。同店がグランドオープンしたのは08年4月。しかし、開店の1年目は週末でも3割稼働で、200人の来店しかない“低空飛行”を続けていた。そこで妹尾和哉店長は、店舗改革の決断をする。

目指したのは、「お客様が明日もまた来たくなる店づくり」であり、そのために「スタッフの1人ひとりが成長し、お客様から愛される人づくり」をテーマにした。つまり、人によってホールを変えていこうとしたわけだ。その軸にあったのは、仲間の夢を実現するために、自分ができることをやり続けることであった。この人を思う心は、顧客に対しても同じだ。これが接客において最も重要な点でもある。こうした教育によって、店内に仲間や顧客の笑顔が次第に増えていったという。

店舗改革においては、芸能人をゲストに招いたり、北海道物産展や松葉ガニの景品販売など、顧客に喜んでもらえるようなイベントを毎月のように開催した。これらのイベントはすべてスタッフの手づくりだ。そのほかにもウォーターステーションコーナー(ミネラルウォーターの提供)や、マッサージチェア、3000冊に及ぶ漫画コーナーの設置など、顧客に快適に過ごしてもらうための努力を続けてきた。

そんな工夫や挑戦を積み重ね、成功体験を得ることによって、スタッフは成長していった。思い立ったらすぐ実行。これらはすべてホール現場において、実践による人材育成として展開された。その結果、何事にも全員参加で取り組むという体制が出来上がった。プロジェクトが決まると、皆が自分の役割を考えて動き出すまでになったという。

写真キャプション=ホールにかける自分の夢を語る男性スタッフ


この店舗ではここ数年、アルバイトを含めて職場を去った人間は1人もいない。誰もがこのホールに居心地のよさを感じ、人として成長できる場であると思っている。一方、ホールは平日から賑わう。さらに休日にイベントがあると、650台収容の駐車場が満杯となり、隣のショッピングセンターの駐車場を借りるほどになった。これも1人ひとりの顧客とスタッフを大切にしてきた成果だろう。

ここで記事は終わっている。この山口県のジャンボグループは、私の思い違いでなければだいぶ前、本店である下関の店舗や北九州に進出した大型店も取材したことがある。そうであるとすれば、下関の店舗は年配の親切な女性スタッフがいて、温かくて常連客で賑わう名店であった。そのとき、社長とも話したことがあるような気がする。その下関店のDNAが年を経て、同グループの防府店で復活したということになる。まさに歴史的なドラマでもある。

近頃、“ぱちんこ情熱リーグ”に対して、いろんな思いを持っている人と話す機会がある。このリーグはスタッフを前面に出すのが主旨であるので、人間ドラマを中心に据えている。しかし、その背後には経営者の先進的な試みや、店長の機種選択や営業強化のための分析や大胆な路線変更策もある。上層部の意識改革なくして、ある日、突然ホールが変わることはあり得ない。変わったホールには、それなりの背景が必ずあるものだ。

いままで、人による“ホール改革”は1段下に見られていた。長期的な課題でもあったため、途中で投げ出すホールも多かった。確かに、営業形態や機種の研究や分析も必要であるし、この混迷した状況の中でホールの経営方針を明確にすることも喫緊の課題である。それらの目的となるのは、より多くの顧客に、より頻繁に、より長期間にわたって、ホールに来てもらうことである。そのためには、どのような経営方針を立て、どのような営業形態を取り、どのような機種を導入するのか。さらに顧客側の視点を入れれば、どれだけの勝ち率で、どのような雰囲気があり、どのようなスタッフのいるホールにするのかという点も、おろそかにはできない。

今月はホール企業の幹部と話し合う機会が多くあって、いろんな点で勉強になった。実に顧客のことを良く見ているし、そのための施策を数値的な裏づけと、強い意志も持って地道に実践を継続している。そこで感心したのは、随分と“顧客寄り”の発想を取り入れていることだった。そのために、必死になって経費節減に取り組んでいた。ホール運営の中心にしているのが、ホールを存続させていくための営業利益の確保と、顧客にずっと通い続けてもらうための還元率の確保。それらを確保するために、現状の売上から人件費や機械代などの経費を引き算していく。

そのホールでも一番の課題は客数を増やし、売上をアップさせることだ。しかし、想定した最低の稼働でも営業利益と還元率を確保するために、必死な経費削減に取り組んでいる。200台のホールだが、スタッフは3人で回して、カウンターの専門要員はいない。機械も中古台やチェーン店間移動で何とか回している。顧客は地元客の高齢者が多く、海シリーズとジャグラーを中心機種に据え、還元率を保持することによって、ホールの信用を得ることを目指しているのだ。

真キャプション=意識改革によってホールの雰囲気や実績、さらにスタッフ1人ひとりの仕事への姿勢の変化を説明する妹尾和哉店長


その経費削減策のいくつかを聞いたが、実に涙ぐましい努力があった。しかし、各担当者は楽しみながら、その挑戦を行なっている。懸命になって方策を考えると、新たな答えが発見できるからだ。これはそのホール企業の“ローコスト実験店”で、こうした努力を1年半にわたって実践し、先日はオープンしてから最高の売上を記録したという。したがって、このホールでは行き当たりばったりの方向転換は、歯を食いしばって許さない。ここが、これまでのホールと大きく異なる点だ。

今月は売上が少ない、客数が減った、粗利が確保できない――それは自分たちの責任で、顧客のせいではない。自分たちの方針を貫くためには、さらに何をしなくてはならないのかを、突っ込んで考えていく。その発想法と具体的なノウハウが、今後の展開における貴重な財産となっていくことだろう。逆に言えば、ここまでホールが努力しないと、顧客に対して満足する“還元”ができない状況になっている。

こうして多くホールの内情を見ると、ホールの方針や還元率、接客やホールの雰囲気作りなどいろんな取組みがあった。しかし、ホールが永続的に存続することを目指すなら、顧客からの“信頼”を得ることが、究極のテーマであるように思える。その実現のためには、“ぱちんこ情熱リーグ”に参加しなくても、いろんな方法がある。ただ、そのことを真剣に考え、自店なりの方策を強い意志と努力によって進めないと、現在ではホール自体が立ち行かない状況になってきた。

これは他業界では“普通のこと”で、これまでテクニックと称して“騙し”や“煽り”でやってこられたホール業界は、今から思えば何とも恵まれた環境にいたというほかない。しかし、今まで“群衆”と見ていた顧客にも、1人ひとりに厳しい“選択眼”があったのだ。その1人ひとりの顧客と正面から向き合い、自店のよさを堂々と語れるホールになれることが、まずは“ホール改革”の1丁目1番地ではないかと、今夜も酔いながら考えている。(佐渡屋太郎)

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