遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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パチンコ業界の“節電方針”が出た【佐渡屋太郎-vol.208】

写真キャプション=相変わらず多くの顧客で賑わっていた「マルハンパチンコタワー渋谷」


いまは5月1日(日)の10時50分。昨夜は“完徹”して、月末締切りの最後の原稿を書き上げた。これでやっと和歌山に行って、毎年恒例のキャンプができる体勢となった。“苦労の先に喜びがある”という言葉をいま、心の中で噛み締めている。今年は天気があまり良くないようなので、釣りをメインにしようと思っている。過去に何回も経験があるのだが、キャンプの回数が増えるごとに、女性は嫌がる傾向が強くなる。

それを分析すると、女性はキャンプが本質的に嫌いで、炊事労働に嫌気が注(さ)すからであると思う。男性は変化を好み、女性は安定を好む。さらに言えば、炊事仕事は女性の日常であって、それから解放されることが旅行の目的でもある。したがって、キャンプで日常より面倒な炊事などしたくないのだ。その結果、今回のキャンプから佐渡屋太郎が料理も担当することになった。テントの設営、火起こし、調理など、ほとんど自作自演の世界となってしまった。

しかし、佐渡屋太郎は料理が嫌いではない。さらに、暗闇のなかで薪を燃やして炎を眺め、夜の風を感じながら酒を飲む。これほどの幸せがあるだろうか。今年は刺身、魚の煮付け、潮汁など、魚をメインにしたメニューで攻めることにしたい。そのため、これまでより1回り大きなアイスBOXも買い込んだ。気合が入っているのである。そして、昨夜から今日にかけて、原稿も書き上げた。あとは和歌山に突進するだけである。久にぶりに海をのんびり眺めることができる。そのことだけで心はバクバクと今から興奮している。

今日はこれから帰って寝て、明日にこのブログを完成させて送れば、任務完了である。しかし、今日のうちできることをやっておこうと頑張っているのだ。この健気(けなげ)な“男心”を、Y嬢にも分ってもらいたい。Y嬢は昨日から枚方の実家に帰り、今日の夕方に帰ってくる。その間に、キャンプの準備は着々と進行しているのであった。

写真キャプション=休日の営業時間短縮を告知する「マルハンパチンコタワー渋谷」の掲示板


そんな中、4月25日にパチンコ業界で大きな動きがあった。それはホール5団体代表会議が夏場の節電方針を発表したことだ。このホール5団体代表会とは、①全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、理事長=原田實氏)、②社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、会長=深谷友尋氏)、③一般社団法人日本遊技産業経営者同友会(同友会、代表理事=高濱正敏氏)、④一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進、代表理事=宮脇磊介氏)、⑤一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(PCSA、代表理事=加藤英則氏)の代表で構成される会議のこと。この合意事項の方針を各団体に持ち帰り、さらに具体的な対策が決定されていくことになる。では、その合意事項を以下に掲載する。

写真キャプション=多くのファンで席が埋まっていた「ガイア渋谷駅前店」


東日本大震災による今夏の電力供給不足に対する対応について


東日本大震災により、今夏の東京電力管内の供給電力が需要電力に対して不足すると予想されていることから、当業界では、夏場の電力需要ピーク時の瞬間使用最大電力を削減するため、4月25日開催のホール5団体代表者会議で下記の通り合意した。



1.趣旨
東京電力管内において、今夏に電力供給不足が予想されることから、東京電力管内のホールにおいては、25%以上の電力削減を行う。

2.実施期間
平成23年7月1日から9月30日まで

3.実施事項
(1)ホールは月3回以上(平日)の輪番休業を実施し、15%を削減する。
(2)照明及び空調については13%以上の削減となるよう以下の項目を組み合わせて実施する。
  ア 外壁照明の終日消灯
  イ ネオン、看板、電光掲示板等照明の消灯
  ウ ホール内の間接照明を点けない。
  エ 自動販売機の照明を24時間消灯
  オ ホール内の照明を50%間引き
  カ エアコンの設定温度を2度上げる。
(3)その他LED照明への変更等に努める。

                           平成23年4月25日(以下略)

これがホール業界における節電対策の概要である。これを見て、ホール業界節電や営業停止を求める団体やパチンコをしない一般の人たちは、どのように感じたのであろうか。その点について1度、聞いてみたいと思っている。ただ、この情報が出た後にWebを見たら、これだけでは足りないという意見が多かった。連休明けに、日遊協へ節電計画を提案した会社へ取材にいくことになっている。そのとき、25%削減の根拠やこれら節電計画の有効性についても聞いて報告したい。

写真キャプション=自粛営業ながら高稼働を保持する「エスパス日拓渋谷」


ただ個人的に言えば、この“輪番休業”は業界内で以前から囁かれていたことだが、ついにそこまで踏み切ったかという少々の驚きがあった。東京電力管内には4000店のホールがあるというが、大きな営業損失を出しても節電に協力する姿勢を示したということだろう。逆に言えば、それだけホール業界に対する反発が強く、その声を無視することができなかったのかもしれない。

しかし、こうした“上意下達”は果たして、傘下の各ホールにまで徹底されるのかという不安もある。今回の合意事項は各団体に持ち帰られ、具体的な取り決めが行われていくことだろう。しかし、これまでの例から見ると、必ずその取り決めに従わないホールが出てくる。これがパチンコ業界の悲しい体質でもある。そして、そんな一部のホールのことがマスコミに取り上げられ、業界全体がさも“アウトロー集団”のような捉えられ方をされてきた。

今回の件に関しても、何らかのチェック機能が必要だろう。そうしないと、単なる口先だけのパフォーマンスとして捉えられる危険性がある。この節電に関しては、皆が協力して難局を乗り切ろうという雰囲気がすでに醸成されている。一方、その協力体制を阻害する対象に対しては、強い排斥や攻撃の力が働く。この点を甘く考えていると、ホールにとって致命的な結果を招くことも十分に予想される。一般の厳しい監視の目がホールに向けられていることを忘れてはならない。

この5団体の合意事項に関しては、今後の世論の動向をしばらく見ていくしかないだろう。ここからは少し余談になるが、以前に取材をして聞いたことを思い出した。それは、年間で使用電力のピークとなるのは、具体的にいつかという話である。それは8月に行われる高校野球決勝戦の時間帯であるという。とくに、この時間帯は注意する必要がある。それなら、電力量に関して需要量が供給量を超えそうになったとき、TVなどで地震速報のような警報を発するという手もあるような気がする。その間の1時間は冷房を止め、再起動させるときの地域ごとに指令を出して、デマンドが一気に上がるのを防ぐわけだ。

写真キャプション=「エスパス日拓」の店舗に掲示された営業自粛の掲示板


これはまさに「デマンド監視装置」の機能でもある。パチンコ雑誌で「エコレポート」を3年以上も書いている人間としては、なぜパチンコ台2~3台の金額で買える「デマンド監視装置」を各ホールが導入しないのか疑問でならない。これがあれば、使用電力のピークも警報によって抑えられるし、どれだけ使用電力を削減したかも一目瞭然で知ることができる。これは大量電力を使用するパチンコホールとして、当然の義務ではないだろうか。そんな基本的なことを御座(おざ)なりにしているから、こうした事態に右往左往することになる。

石原都知事からパチンコとともに名指しの指摘を受けた自動販売機に関しては、即時に現在の自販機が省エネ構造になっていることと、夏場の電力需要ピーク時に冷却運転を止める対策を取っていることを説明した。これに対し、ホール業界では自粛の内容は伝えたが、現状については「正確な消費電力を把握し、我々の努力を社会に知らせたい」というコメントに留まっている。

それまで省エネに真剣に取り組み、削減の努力を続けているのであれば、その実績を堂々と発表し、さらに緊急事態ではあと空調と照明で●%の削減は可能だという明確な返答ができたはずだ。これこそ、ホール業界が省エネに真剣に取り組んでいる格好のアピールの場になったはずである。何事も指摘や糾弾させないと動かない業界は、いつも“悪者”になり、しかも高い代償を払うことになる。

あと1つ、この前に週刊誌を読んでいて、驚くような記述に出会った。それは『週刊文春』4月21日号で椎名誠氏が連載している「風まかせ赤マント」の中の文章である。同氏の全著作を読み、青春時代と中年時代を随分と年下ではあるが、ともに歩んできたと一方的に思っている佐渡屋太郎は、いささか複雑な思いを抱いてしまった。その文章とは、「晴天の日の日没一時間前の太陽光は1000ルクスで、それでもまだそうとうな明るさだ。人工の光でこれと対抗しているのがパチンコ屋の店内でなんと1000ルクス。まさに神をも恐れぬ電力消費量だ」というものだった。

椎名氏はパチンコもしない自然派の人である。だから、“パチンコ屋”に対する思いも、長い付き合いだからよく分る。結局、パチンコをしない一般の人たちは、ホールのことをこんな風に見ているのである。競合店との激烈な戦いが、いつの間にかホールの視野を狭め、一般社会から遊離した独善的な方向に走っていたことは否定できない。

しかし、そうした明るい店内が落ち込んだ人々の心を明るくさせ、心を癒してきた面があることも確かである。震災後、常連客がホールで再開し、お互いの無事を知って抱き合って号泣したというエピソードもある。これまで暗いディズニーランドがなかったように、暗いパチンコホールもなかった。それがエンターテインメント産業の役割であった。しかし、このような事態になって、考え直さなければならない部分も確かにある。

写真キャプション=多くの顧客で賑わうホールがある一方、渋谷の駅前で行なわれた“節電署名”の運動


今後、パチンコができるようになって、初めて平和や平安の有難さを知る人もいるのではないか。パチンコをすることによって、元気や癒しを得る人もいるはずだ。確かにパチンコ産業は、生活必需品を生み出す産業ではない。いまは生活の復興が最優先課題である。しかし、その復興が進んだとき、椎名氏の言うところの「パチンコ屋の灯」が、街の“再生のシンボル”になることもあるような気がする。所詮、パチンコ屋なんかそんな存在である。しかし、そんなパチンコ屋に通って、多くの人がこれまで人生を生きてきたのだ。

そんな気持ちを、ホール関係者の多くは持っている。また、持っていてほしい。さらに、そんなパチンコホールであってほしい。そんな存在であったからこそ、70年にわたってパチンコホールは、街にあり続けてきたのである。今日は、原稿が終わった開放感と“昼酒”のきつい利きによって、つい本音が出てしまった。記事の内容にあった写真がないので、4月3日(日)に“節電署名”の取材に行ったときに撮った、渋谷の代表的なホールの写真を掲載する。その日のこれらホールは、多くのファンで満杯であった。この現象をどのように考えたらいいのだろうか。(佐渡屋太郎)

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