遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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マルハン入社式、今年度は大幅減の159名【佐渡屋太郎-vol.205】

写真キャプション=東京で見つけたピンク色のこぶしの花


いまは11年4月6日(水)の16時45分。先週はパチンコ雑誌の取材で、2回も東京に行ってきた。関西にいてはTVをはじめとした情報でしか地震の実態に触れられないが、東京に行くと「計画停電」が実施されていることもあり、やや臨場感をもって迫ってくるものがあった。まだ、被害の全容が把握されるところまでいっていないが、とてつもない大きな被害を受けたことは誰の目にも明らかだ。

これは被災地においてはもちろんのこと、日本全体にとっても大きな“試練”が与えられたことになる。ただ、そんな“試練”には負けていられない。日本は戦後の復興をはじめ、これまで数々の試練を乗り越えてきた経験がある。今回もこれから数年をかけて、失ったものをコツコツと再建していくしか道はない。不幸にして、愛する家族や親戚を亡くした人も多くいる。その大きな悲しみの前では言葉を失ってしまうが、時間をかけてその悲痛を乗り越えていってほしいと願うばかりだ。

私も佐渡で1964年の新潟地震、京都で1995年の神戸・淡路大震災を体験した。しかし今回の東日本大震災は、その地震の規模と被害の大きさにおいて、まさに“未曾有”というべき怪物であった。地震があった3月11日は、大阪でも大きく揺れた。この事務所は8階にあるが、10階の事務所にいた知人は、あまりの揺れで気持ち悪くなったと言っていた。だから、震源地に近いところにいた人たちの恐怖は、想像を絶するものであっただろう。そして、“津波”である。

写真キャプション=東京で見かけた知事選の選挙ポスター掲示板


私も佐渡に生まれたので、“津波”の怖さは子供の頃から聞かされ続けてきた。新潟地震のときも、津波で佐渡が飲み込まれるのではないかと、大人たちはとても怖がっていた。そこで新潟地震のことを調べてみた。発生は1964年6月16日13時01分41秒で、マグニチュードは7.5、震源地は粟島南方沖40km、津波は4m程度であったという。死者は26人。しかし、平日真昼の地震であったにも関らず、小・中・高校生の死傷者が1人もいなかったことが賞賛されたと、教師であった父親が言っていた。

佐渡に関して言うと、宮城県仙台市、山形県新庄市、そして新潟県の新潟市、長岡市、村上市と並び、佐渡の相川町では最高の震度5を記録している。津波については、押し波から始まって、佐渡の両津港で3m、塩谷間で4m、直江津で1~2m、岩船港付近4mとあった。当時、小学校1年生であった佐渡屋太郎は、まだ午前中だけであった授業を終え、家の裏口に近づいた瞬間だった。急にめまいがして歩けなくなって、横を見たら用水池の水が波打ち、その水が四方に凄い勢いで飛び散っていた。次の瞬間、母親が生まれたばかり弟・佐渡屋次郎を胸に抱き、頭にハエ取り紙を付け、いまは亡きばあさんとともに裏口から物凄い勢いで飛び出してきた。2人とも裸足であった。その光景を今でも鮮明に覚えている。

私は海が好きだが、海は怖い。今回はその海が持つ底知れない大きな力と、容赦なき破壊力をまざまざと見せ付けられた。機嫌のいいときは、その恵みを私たちに無償で提供してくれる。しかし1度、機嫌を悪くして荒れ狂ったら、人間たちがコツコツと積み上げてきた生活を、容赦なく根こそぎ浚(さら)っていってしまうのだ。海はやっぱり“野獣”であった。あの10mの堤防を簡単に乗り越え、市街地に乗り込んでくる様(さま)は、まさに怒り狂った“野獣”以外の何者でもない。だから、普通の付き合いはできない。人間の力の限界と、自然の力の大きさを思い知らされた。

写真キャプション=今年度、マルハンに入社した159名の精鋭たち


地震や津波については、どれだけ話しても語り尽きないので、そろそろテーマに移ることにする。今回はマルハンの入社式である。3月31日に東京へ行った目的の1つが、この入社式の取材であった。この件については、有料Webに記事を書いたので、それを再使用しながら、概要を伝えていきたいと思う。まず、入社式が行なわれたのは、地震による“液状化現象”が現れた千葉県浦安市の「浦安ブライトンホテル」であった。

式の冒頭で、韓昌祐会長は、「いまマルハンは売上高2兆2000万円、従業員1万3000人を擁する企業に成長してきた。しかし、決して平坦な道を歩んできたわけではない。過去にはボウリング場経営と海外でのホテル事業で、2度の大きな失敗があった。ところがそのたびに、優秀な社員の力によって乗り切ってきた。そして今回の地震においても、『がんばろう日本』が合言葉となっているが、わが社ではさらに『負けてたまるか』という“マルハン根性”を出し、この危機から立ち直っていく。天が落ちて地球がふさがっても、そこから這い上がる道は必ずあるはずだ」と力強く語った。

写真キャプション=新入社員や同社幹部らに地震被害からの一刻も早い立ち直りを指示する韓昌祐会長


韓会長は1931(昭和6)年2月15日の生まれであるから、今年で80歳になった。パチンコ業界向けには、この入社式しか顔を見せない。今でもマルハンの“総帥”であり、ホール業界を代表するオピニオンリーダーでもある。ただ、この人の話は年に1回、この入社式でしか聞けないわけだ。さらに言えば、これほどの人物はいまのホール業界にはいない。加えて、とても弁が立ち、話がとても面白い。

私もこれまでいろんなところで、話を聞いてきたが、ダイナミックで気力あふれる言葉が聞ける点では、パチンコ業界ではこの人が他を圧倒している。第一、この業界のいろんな団体の理事長や会長らは、ただ原稿を読んでいるだけで、自分の言葉で喋れる人はほとんどいない。当然、そこには感銘や感動はない。韓会長に関しては、個人的には京都の第一物産の創立50周年記念式典での来賓挨拶が、とても興味深くて最も感動した。

ただ、入社式ではここ数年、毎回同じ内容の挨拶が繰り返されていた。しかし、今回は地震という危機に直面し、むき出しの闘志を見せ、“総帥”としての指令を発した。逆に言えば、この地震に対して相当な危機感を持っているという表れでもある。この人の“本性”(ほんしょう)は究極の負けず嫌いであり、さらに図抜けた根性と行動力を持っている。それが今日のマルハンを築き上げてきた原動力であり、そのまじめで真摯な態度が、ファンに信頼されるホールの基礎になったのだと思う。

写真キャプション=韓会長の言葉を真剣な表情で聞く新入社員


具体的に挨拶では、こうした危機に際して、“マルハン根性”を出せと社員に発破をかけた。その根性とは、“負けてたまるか”という分かりやすい言葉であった。創業以来53年にわたり、韓会長はこの言葉をつぶやきながら、自分を奮い立たせてきたのではなかろうか。逆に今では、その闘志が社内で失われることを危惧している。さらに今回、「天が落ちて地球がふさがっても、そこから這い上がる道は必ずあるはずだ」という凄い言葉を聞いた。

この言葉には原典がある。しかし、圧倒的な敗北や膨大な負債を抱えても、その地獄から這い上がってきた男の根性を、この言葉によって思い知らされたような気がする。ボウリング場で失敗したとき、当時42歳の韓会長は60億円、今で言うと2000億円に相当する負債を抱えた。その危機に際し、絶体絶命の自分に光を与えてくれたのが、この言葉であったのではないかと思う。危機を乗り越えてきた人間は強い。厳しい環境が強い人間を作ってくれるからだ。今回はこの言葉を聞けただけでも、東京に行ってきた価値は十分にあったと思う。

一方、今回の地震に関しては、「社内の対策本部では、従業員の安否を確認するために、寝ずの作業を行なった。また、会社からは5億円、社員会から3000万円を寄付し、全国の店舗には募金箱も置いている。合わせると寄付金額は7億円を超えるだろう。我々も決して楽な状態ではない。従業員が無事であったことで安心はしているが、東北では11~12店舗が営業できない状態にある。しかし、わが社はこれからも社会的な責任を果たしていかなければならない。今回、入社式の開催を迷ったが、やってよかったと思っている。諸君は今日の日を永遠に記憶しておいてほしい。今年の新入社員数は去年より少なくなったが、互いに力を合わせて頑張っていこう」と激励した。

写真キャプション=式の最後に「マルハンイズム」を大きな声で唱和する新入社員


今年、入社したのは159名(男性=89名、女性=70名)で、昨年の432名に比べると273名(前年度比37%)の大幅減となった。内訳は、大卒153名(男性=88名、女性=65名)、短大卒3名(男性=3名)、専門卒2名(男性=2名)、高専卒1名(男性=1名)となっている。ちなみに、同社の10年3月期の新規出店は、目標21店舗に対して13店舗。11年3月期は目標17店舗に対して11店舗と、さすがのマルハンも出店ペースが確実に落ちてきているのが現状だ。

一方、他の大手ホール企業の状況を見ると、ダイナムは257名(男性=199名、女性=58名)。前年度の524名(男性=418名、女性=106名)に比べ、こちらも267名(前年度比51%)の大幅な減少となった。同社は09年から「信頼の森」の展開を始め、精力的な出店を行なってきた。その展開が今後、どのような変化を見せるのかということも興味深い。今回の新入社員数の大幅減は、その展開と少なからぬ関係があると思われる。

一方、ガイアは178名(大学卒=136名、短大・専門卒=21名、高卒=21名)。前年度は152名(男性=124名、女性=28名)であったので、こちらは26名(117%)の増加となっている。この新入社員数は各社の状況を反映しており、今後の店舗展開を推し量る上でも重要な指標となるだろう。(佐渡屋太郎)

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