遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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ぱちんこ情熱リーグ2次予選終了(中章)【佐渡屋太郎-vol.199】

写真キャプション=2月12日(土)、今年はじめて雪景色となった上新庄から大阪の梅田方面を見た様子


いまは2月16日(水)の21時40分。昨日、やっとパチンコ雑誌の3月号が終わった。今回は先月号で落としたマルハン「ECOモデル店」の記事を、8ページにわたって書いたのでスッキリした。記事を書きながら、マルハンの“機動力”と将来と社会を見据えた“視野の広さ”にはつくづく感心させられた。これでは、他のホール企業との“差”はますます拡がっていくばかりだ。

同社は売上高や稼働などでとかく話題になるが、そんな数値だけでは捉えきれない“底力”と“スケールの大きさ”を、今回の記事でも見せ付けられた。数値というのはあくまで“結果”である。その結果を生み出す“仕組み”を見てしまうと、戦意を喪失してしまうホール企業も多いのではないだろうか。

今回の「ECOモデル店」に関しても、08年4月から「3ヵ年機能別戦略」をスタートさせ、“費用対効果3年以内”を条件に、モデル店に導入する様々な設備や機器の検討を行なっている。さらに、このECO対策を“地球環境”と“社会環境”と“労働環境”に対する全体的な環境改善として捉え、実に広い視野に立って自発的に取り組んでいる姿に感動した。この詳細については、次回に取り上げるつもりだ。

写真キャプション=昨年に続き、早めの春を感じに出掛けた大阪城公園の梅林


私は以前、同社の機種データの収集や分析、さらに調整の手法を取材したことがある。オフレコの部分が多くて、詳しくは書けないが、“ここまでやるのか”というところまでやっているのは確かな事実だ。それは機種選択や調整だけでなく、人材教育や接客などでも同様だ。逆に言えば、ここまでやっているホール企業をマルハン以外で見たことがない。だから、勝って当然、負けるはずがないと思ってしまう。

一方、マルハンと競合するホールに行って、経営者の話を聞くこともある。そこでマルハンに対するあることないことや泣き言など聞かされる。しかし、力のあるホールと力のないホールが戦ったら、力のあるホールが勝つのは当然のことだ。その力は、努力によって作られてきた。努力の量が多い方が、より強くなるのも当然のことだ。

ホール組合などに取材に行くと、全国展開の大手ホール企業が“悪”で、自分たち中小ホール企業が“善”であるというような論調が充満している。その延長として、大手に市場を荒らされて、自分たちの中小は危機に瀕しているという“被害者意識”を持つに至る。しかし、マルハンも商売を始めたときは1店舗の中小ホール業者であった。それから努力を重ねて大きくなったのだ。逆に、大きくなれなかったいまの中小の方に、努力不足をはじめとした問題があったのではないかと思ってしまう。より多くの努力をした方が、それより努力の少なかった方に、なぜ批判されなくてはならないのだろうか。その点がいまだによく分からない。

写真キャプション=南高梅が咲く向こうに見える大阪城


最終的に、その努力を評価するのは“顧客”である。顧客に支持されるから、ホールは繁盛し、そのノウハウを持って、また他のエリアに進出していく。そうした流れを見て、これまでは同社の資力やホールの規模によって、各地での競合に勝ち抜いてきたのだと言われてきた。しかし、本当にそれだけなのだろうかということを、近頃よく考えるようになった。設備が整った大型ホールができれば、そのエリアのパチンコファンは、いままでのホールを捨て去って、新たなホールに通い続けるのだろうか。そんな単純な問題ではない。その原点を見ようとしないから、ホールの“本質”も捉えきれないのだと思う。

その一方で、いま郊外の大型ホールの多くが、不振に喘(あえ)いでいる。それどころか、大型店を出店しても、わずか数ヵ月で立ち行かなくなる例も少なくない。また、大手ホール企業でも様々な理由によって、経営的に破綻するところが出てきた。その理由の多くは拡大戦略を取った末の資金調達問題でやられている。これは全国的な有名ブランドやホール規模だけが、ファンの選択肢ではないことを、立証しているのではないだろうか。ファンは実にホールをよく見ていると思う。

ここで強引に、今回のテーマである「ぱちんこ情熱リーグ」に話を持っていく。近頃、「ホールの信頼度」(ブランド)と、「顧客満足度」ということを考え続けている。ファンは自分の通っているホールが、“いいホール”か“悪いホール”かを、すべての五感を働かせて観察している。それは玉の出方、イベントの信頼度、スタッフの対応から、トイレの掃除の度合いまで、実に多岐にわたる。その結果、最終的な判断の分岐点となるのは、このホールは“私たちを大切に思ってくれているかどうか”ということだ。これがつまり、ホールの“信頼度”である。

写真キャプション=全体的に満開には少し早過ぎたが、先陣を切って花の盛りとなっていた紅梅


逆に、大型ホールで多くの機種があっても、玉も出ないし、客を客とも思わないような対応をされ、トイレの掃除も十分にされていないホールを、顧客は一体どのように思うのだろうか。その結論は、“金儲け主義だ”、“信用できない”、“心がこもっていない”、“だまされた”と思い、最終的には客を馬鹿にしている“悪いホール”という判断を下す。そして、そんなホールには2度と行かないのである。それは、なけなしのお金を投資する立場に立てば当然の“自己防衛策”と言える。つまり、顧客はそんなホールを信頼できないのだ。

こんな小学生でも分かるような簡単な例を出して、笑われるかもしれないが、実はこれがいまのホールの現状である。私の古い付き合いのコンサルタントは、ホールに入って3分間あれば、そのホールの売上と粗利を7割の確率で当てられると豪語していた。私には、そんなことは全く分からない。しかし、私もこの業界に入って、数多くのホールを見てきた。そして、それらホールの行く末もある程度は見続けてきた。だから、ホールに入って3分間あれば、どの程度のホールであるかが分かるつもりだ。

しかし、そんな破綻したホールを数多く見てきて、一体その駄目な原因はどこにあるのかを考えている。ホールスタッフの対応が悪いのは、ホールスタッフの人格や適性の問題なのか。玉が出ないのは、店長の技術不足なのか。しかしそのすべては最終的に、経営者の“意識”の問題であるという結論に至った。破綻の原因はいくつかあるだろう。しかし、最終的にはホールを維持していく最低の集客ができなくなって、経営者は最終的な決断を迫られるケースが多い。経営者の心がそのホールの“本質”である。それがホールのすべてに表れている。

これとは別に、いくつかのホールの改革を合同で行なうというプランがあって、私も協力したことがある。その改革によって、ホールのイメージも変わった。スタッフも成長した。財務面でも改革を行なって大きな改善を施した。そのホールは良くなるはずであった。しかし、その改革を最終的に阻んだのは、誰でもないホール改革を依頼してきた経営者本人であった。これは業界にいる人なら、よく分かってもらえることではないだろうか。それらの経営者は、そのホールを自分のホールだと思っていた。

。写真キャプション=レストホールの横に展示されていた梅の古木盆栽の見事な姿


これがホール業界の本質である。それはホール組合の実態を見ればよく分かる。外から見ると、まるでに“牛”のような鈍重な組織で、他からムチを打たれれば動くが、自らの意思では一向に動かない業界のように思えてならない。ここまで書いて、次第に怒りが爆発してきた。一方、遊技機メーカーは、現時点の機械を超えた次の機械を作らなくてならないので、“革新的”な志向を持った集団である。誤解を恐れずに言えば、メーカーの遊技機規制や内規を破らんばかりの“革新的”な努力によって生み出された機械を並べて、ホールは営業を行なってきたわけである。しかしホールはメーカーに対して、“文句”ばかりを言ってきた。

では一体、ホール組合は自らの意思によって、“改革”を行なってきたことがあるのだろうか。いまのままで営業が続けられればいいというのが、本音であるように思えてならない。しかし、いまのような営業がこれからも本当に続けられるのだろうか。業界を取り囲む環境は、ここ数年で大きく変化していく。その間、潰れていった組合員のホール企業も多くあった。そんな状態を永年にわたって見ていると、まるで狼に狙われた“羊の群れ”のような印象を持ってしまう。

一方、マルハンは“業界を変える”をポリシーにして、次々と新たな“ホール像“を作り出してきている。ダイナムも顧客が安く遊べるパチンコを目指して、大きな勝負に打って出てきている。それに対し、ホール組合は何をしているのだろうか。先月、東京に取材に行ったら、あるホール団体のトップは、民主党が提案した「パチンコ業法」の不完全な箇所を指摘して、ホール業界5団体は従来の風適法を支持する路線で合意したと声高らかに報告していた。そして、別の業界団体のトップは、「いま風適法の研究をしているが、その改善を図っていけば、50年後には夢のようなホールになっているかもしれない」という挨拶を聞き、私は愕然としてしまった。
 
いつまで、警察の傘の下に入って身を縮めているのだろうか。“牧羊犬”は果たして最後まで“羊”の命を守ってくれるのか。いま、業界を批判する勢力は、警察関係からの“天下り”を問題にしている。それを“癒着”とも表現していた。さらに、某ホール団体との関係のある国会議員の名前も挙げている。それは、これまでの経緯を知らない的外れの指摘だが、世の中はこうした捉え方をする。

いま最も必要なのは、ファンや一般の人たちに理解され、賛同を得ることだと思う。自分たちは弱いから強いものに巻かれますという行き方が、果たして一般の人たちの賛同を得られるだろうか。逆に、回りは敵ばかりだが、自分たちはその状況に立ち向かい、理想を実現するために頑張っていますという行き方が、熱い応援を受けている。前回の孫正義氏のtwitterが、そのいい例ではないかと思う。ではホール業界は、どのようにありたいと思っているのか。その理想の姿になるために、どれだけ頑張っているのか。その理想が見えないし、そのためホール業界全体が具体的にどのような努力をしているかということが、ファンや一般の人たちになかなか見えてこない。

たとえば、「身近で手軽な娯楽」を提供するという理想に向け、「1円パチンコ」をはじめとした低貸営業を推進していますというメッセージを発信したとする。これに対し、ファンや一般人たちはどのような反応をするのだろうか。なるほど、ホール業界は一所懸命に理想の実現に取り組んでいて、自分もホールに行ってその活動を支援してやろうと思ってくれるのか。はたまた、「ほんまかいな」「ウッソー」と冷笑されて終わるのか。メッセージの信頼性と真摯さも、多くの人たちを巻き込む重要なポイントだ。

写真キャプション=若いころに虜(とりこ)となって読みまくった故開高健氏の展覧会のポスター


その理想や頑張る姿を社会に発信して、賛同者を得る努力が、状況を変える第1歩になると私は思う。ホール業界の先進企業は、自らの主張をファンに投げかけている。しかし、ホール組合は、何をしたいのかも分からないし、いまだ古い“護送船団”のなかにいるように思えてならない。それでは、ファンとして何の魅力も感じないし、味方になりようがない。だから、ホールは単に遊技機が並べられている“場所”で、玉が出るかでないかでしか語られない“比較対象”から抜け出すことができない。

では、ホール組合は、ファンのためにどんな改革をしてくれるのか。その改革は、本当にファンを救い、すべてのファンが喜べるようなものであるのか。それならファンも応援してくれるだろう。ファンのために、行政や遊技機メーカーに提言していくのであれば、それが大きな“大義名分”になる。しかし、それがホール自身の身を守るためのものである限り、業界内の内輪もめで終わってしまう。“顧客本位”と言いながら、“ファンのために”という発想が、この業界では決定的に不足している。

一方、個々のホールで言えば、「私は近くに大きなホールがあるけど、あのホールが好きだから行く」「あのホールの雰囲気が好き」「あのホールは店員が親切だから他には行かない」などというファンをどれだけ持っているのか。これがファンを味方にしたホールと言えるだろう。こうしたホールがどんどん増えていってほしい。こんなホールなら地域のなかにあって、パチンコファンを幸せにしていると胸を張って言ってもいい。

これがホール業界の実態である。この業界は“社会”のことが本当に見えているだろうか。自分たちの営業を支えてくれている“顧客”のことが、果たして見えているのだろうか。“パチンコ営業は行政による許可営業だから”という金科玉条を、どこまで引きずっていくつもりなのか。個人的には、目の向く方向が違っていると思う。こうした現状を見るにつけ、真に業界を変えるのは、一握りの先進的なホール企業しかないと思わざるを得ない。逆に言えば、勇気と真の意思統一と顧客視点がないホール組合は、どこまで行っても業界を変えることはできない。それが私の年来の持論である。

今日は、書くうちに怒りが湧き上がってきて、テーマが吹っ飛んでしまった。恐縮ながら、今回のテーマは次回に移行する。その原因は、昨年12月に取材に行ったマルハンと1月に行ったホール組合での、問題意識や社会に対する考え方の大きな“落差”が、核反応を起こして怒りとなって爆発してしまった。お詫びに大阪城公園の梅林で取った写真を載せておく。いま、「フェイスブック」が端緒となり、北アフリカのアルジェリア、リビア、エジプトをはじめ、バーレーンなど中東諸国にまで“民主化の波”が拡がっている。“民衆の力”は強い。

ホール業界も1500万人の遊技人口を持っている。このファンの力を馬鹿にしてはいけない。このファンを味方に付けて、なぜ改革を行なわないのか。これはパチンコという機械を生み出してくれた先人からの財産である。その財産を自分のことばかり考えているうちに、半分を食いつぶしてしまった。いま、パチンコとパチスロはファンにとって、どうあらねばならないのか。ホールは社会にとって、どのような存在であらねばならないのか。

写真キャプション=「開高健展」でもらってきたチラシ。額に入れて近頃、毎日のように巨匠の姿を眺めている


先日、回顧展に行ってきた我が敬愛する故開高健巨匠は、「風に訊け」と言った。それに倣(なら)うなら、佐渡屋太郎は「客に訊け」と言いたい。今回は深酒と怒りでヘロヘロになってしまった。最後に“民主化の嵐”が、漢民族を主体とする中国と、新潟市立寄居中学校に通っていた横田めぐみさんを拉致した北朝鮮に、盛大に吹いて民衆が立ち上がってくれることを心底から願って終わりたい。(佐渡屋太郎)

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