遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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マルハンECO活動の全貌 【佐渡屋太郎-vol.189】

写真キャプション=天橋立の対岸となる阿蘇湾と奥丹後半島の静かな夕暮れ


いまは10月8日(金)の19時55分。明日から3連休だが、パチンコ雑誌の原稿書きになりそうだ。先週末は9月末締め切りの原稿を6本ほど書き上げた自分へのご褒美として、天橋立から奥丹後半島を1泊2日で1周してきた。日本三景のうち、行ったことがあるのは宮島だけで、近くにある天橋立くらいは死ぬまでに見ておこうと思っていた。そして、偶然にTVで紹介番組を観て、行くことに決めた。涼しくなってきたし、またすぐパチンコ雑誌の原稿書きが始まる。この機を逃したら10月の下旬になってしまうので、思い切って行ってきた。

写真キャプション=秋の澄んだ空気の中で松並木が続く見事な姿を見せてくれた天橋立


結果は大成功だった。海鮮丼をいやになるほど食べ、モーターボートにも乗ってきた。個人的には、天橋立の松並木の見事な“枝振り”と、伊根町の“舟屋”が続く漁師町の雰囲気に感動を覚えた。そして何より、欲求不満気味であったY嬢のストレスを発散させたことが、成功の最大の要因である。これでしばらくは、サービスのよい日が続くのではないだろうか。1月に淡路島を1周し、5月に和歌山でキャンプをし、7月には自分の友達と屋久島に行っている。これでもまだ足りないようだ。あとは紅葉が始まる11月ころに、山奥の温泉にでも行けば完璧だろう。風呂が嫌いな佐渡屋太郎であるが、そんなことは言っていられない。Y嬢の心穏やかな日が続くことが、佐渡屋太郎の何よりの幸福である。

写真キャプション=懐かしい漁師町の雰囲気を堪能させてくれた伊根町の“舟屋”


それと気になっているのが、このブログである。最近は佐渡と植物関係ばかりで、パチンコから大きく逸れ出している。ここらでガツンと1発、パチンコの記事を入れておく必要がある。そこで今回のテーマに選んだのが、マルハンのECO活動である。実は9月29日(水)にエンビズ総研のセミナーに行ってきた。そこにマルハンのECO活動を統括する執行役員購買部長の三上秀樹氏が講師として招かれ、同社の取り組みを説明してくれたのである。これは実に有難い機会であった。

私がパチンコ業界のECOに関わりだしたのが07年7月で、すでに3年以上前になる。その間、この分野でも先行していたマルハンの情報は、いろんなところから入ってきた。しかし、当時は水面下での動きも多く、なかなか取材ができなかった。また、有象無象の業者がパチンコ業界に入り込み、様々な情報合戦が繰り広げられたという背景もある。その中にはいろんな人間ドラマもあって、私も他人事ではなかったが、それも特定事業者が指定される現在に至ってだいぶ整理されてきた。

写真キャプション=9月29日に開催されたエンビズ総研のセミナー風景




その要因として、先行して取り組んだ大手ホール企業が、数々の実績評価を行なってきたことが大きく作用している。さしずめ、マルハンはその“急先鋒”であったといえるのではないだろうか。その結果、パチンコ業界におけるECOへの取り組みの“スタンダード”は確立されつつある。三上部長は以前、食品メーカーにいて、30年前からECOに関わってきたという。そうしたエキスパートによって、同社のECO活動は“体系化”されていったと言える。

私が今回のセミナーで驚いたのは、その“間口の広さ”と、それを“体系化”してまとめ上げた手腕である。“環境対策”であるECOは、生活や事業活動に密接に結びついている。それを具体的にどこまで取り上げ、どのような対策を施していくのか。そしてホールの場合、最終的には実績と利益に結び付けていかなくてはならない。マルハンの事例は、将来的なホールのECO活動において、1つの指標になるのではないだろうか。その意味を込めて、同社のECO活動の“全体像”を以下に示しておく。

マルハンにおけるECO活動(全体)(項目→現状の問題点→改善策→協力取引先の順で表示する)
省エネ活動→温暖化現象に伴うCO2削減→「見える化」による使用電力量の削減→日置電機㈱
②空気問題→受動喫煙防止法に基づく分煙の促進→分煙設備の検証および導入、プラズマクラスターの検証、ウイルスウォシャーの検証→シャープ㈱、JCMシステムズ㈱
③騒音問題→ホール内平均95dBの達成(MAX98dB)→騒音防止設備の共同開発→ヤマハ㈱、パチンコ・パチスロ補給機メーカー
④排水問題→ニコチン・タールを大量に含む汚水処理→ろ過装置・水なし吸殻回収装置の共同開発→㈱ジェッター、㈱大平商会
⑤節水対策→無駄な水道使用量の削減→節水器具を導入した流量適正化による水道使用量の削減→㈱アクアリンク
⑥物流体制→各取引先での個別搬送の見直し→営業設備における物流・廃棄・保管の一元管理→㈱エース電研、㈱光新星
A安全・老朽化対策→発生時ごとの対応→応急措置から予防措置への転換→富士電機リテイルシステムズ㈱、東レエンジニアリング㈱ほか
Bオール電化→併設食堂のみでガスを使用→食堂を含む全ての店舗設備における電化への切替え→各電力会社

写真キャプション=天橋立名物の「海鮮丼」


この表は大きな価値があった。私自身もいい勉強になった。さらに考えていけば、もっと“間口”は広がっていくのかもしれない。しかし、当面はこれだけの改革を行なうのも大変なことだ。その中で同社は、ECO活動に投資しても、“3年以内に減価償却できること”を原則にしている。この基準が非常に大切だ。私もECOに関して多くのホールを取材したが、原稿を書く段階で投資金額と償却年数を計算して、頭を抱えるケースが多かった。多くの場合、“費用対効果”の検証が実に甘い。技術力のあるメーカーや省エネ業者はいま、“3年以内償却”を大きな目標にして、商品の改良を行なっている。その中で喫緊の問題は①の省エネ活動である。その点に関し、同社では全社統一マニュアル「ECO7」を作り、省エネに関するノウハウの共有を行なっている。次に、その7項目を列挙してみる。

●マルハンの全社統一マニュアル「ECO7」
①ECO活動への参画(目的の共有)
②ホールに温度計を設置し、実温で管理する
③朝一、空調機電源は30分ごとに1機ずつ立ち上げる
④作業に不要な照明・空調の電源は入れない
⑤電源スイッチにON・OFFの時間や手順を表示する
⑥外気を有効活用する
⑦閉店後、不要な電源は即OFFにする

マルハンは現在、全国に256店舗を持っており、従業員は1万2671名を擁している。この巨大な組織の意識を統一することは容易ではない。そこで、省エネに関して最低限の厳守事項をまとめたのが、この「ECO7」である。現在ではすでにこの段階を卒業し、各店に特化した個別の「ECO店舗マニュアル」が作られている。それは「ECO7」では、各店ごとに異なる店舗規模・設備・地域性に対応しきれないからだ。逆に言えば、各店でマニュアルを作ろうとするくらいに、ECO意識が高まってきているということだろう。

現在、マルハンの平均年間電気使用量は、1店舗あたり2400万円であるという。三上部長は「見える化」による意識改革だけで、年間10%の電気料削減が可能であるという。つまり、年間1店舗あたり240万円の削減となる。一方、同社の売上利益率は1.7%である。削減分は利益となるが240万円の利益を上げるためには、240万円÷0.017=1億4118万円の売上を上げなくてはならない。つまり、240万円の電力料の削減は、1億4118万円の売上に匹敵するということである。全社的に見れば、年間あたり1億4118万円×256店舗=361億4208万円の売上増となるわけだ。こうした説明が、現場の店長に最も説得力があったという。年間2兆1534億円の売上を上げる同社ではあるが、この数字は決して無視できない額であるはずだ。

写真キャプション=天橋立の松並木のなかで見事な幹や枝ぶりを見せてくれた数々の老木


さらに、このECO活動は同社の風土やマインドにも、見事に合致している。マルハンの特徴といえば、社会貢献活動=「地域社会の役に立ちたい!」が挙げられる。さらに社会貢献活動と愛社精神の融合として、クリーンマインド本気プロジェクト=「自分達の店舗は自分達で磨く!」がある。その延長として、ECO活動=「地球温暖化防止に役立ちたい!」ということで、さらなる社会貢献活動の1つに位置づけられているのである。同社のECO活動はこうした目標と意義を設定することによって、より大きな推進力を持っていくことだろう。その結果、この活動の推進が社内的にも社外的にも、大きくプラスに働いていく。

久し振りでパチンコ関係の記事を書いたので、どっと疲れてきた。これから省エネの具体例を含んだもっと詳細な記事を、パチンコ雑誌の11月号に書くつもりだ。興味のある方は、そちらを見てほしい。どうせやらなくてはならないのなら、イヤイヤやるのではなく、進んでやって自分のプラスにする。今回はマルハンの理論構築やコンセプト力を垣間見た思いがした。やはり、理念とか信念がなくては、“商売道”は続いていかない。これまで出会ってきた多くの有象無象の省エネ業者を顧みて、つくづくそのことを痛感した。(佐渡屋太郎)

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