遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

パチンコ業界情報なら遊技租界!最新!本日のパチンコ業界ニュースからパチンコ業界の製品情報まで話題満載ブログ!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

マルハンの中間決算と09年の新規出店動向【佐渡屋太郎-vol.163】

写真キャプション=まだ街のいたるところに、正月気分が残っている


 いまは1月7日(水)の15時30分。昨夜この原稿を書こうとしていたその瞬間に、“猪八戒”から電話があって、難波で飲むことになった。何やら相談したいことがあるという。近頃、こんな電話が多くなった。みんな大きな岐路に差し掛かっているようだ。その後、新年宴会を兼ねて大いに飲んだ。こんなときこそ、前向きになって元気を振り絞らなくてはならない。そこでいま勉強中の「No.1理論」や「夢理論」を受け売りで教えてやったが、まったく通じなかった。近頃ではその類の本を大量に読みすぎて、私自身がその影響を受け始めている。

 ただ、こうした発想法で実績を上げ、夢を実現している人や店舗があるのは確かだ。その筆頭が先日の「情熱セミナー」で講演した㈲てっぺん代表取締役の大嶋啓介氏であろう。この件については、回を改めてじっくり考察してみたいと思っている。そういえば、今回取り上げるマルハンの韓裕社長も、昨年の入社式で「夢理論」と思われるような訓話をしていたような記憶がある。

 というわけで、今回のテーマはマルハンである。仕事に一区切りついたので、机の周りに積み上げられた資料の整理も兼ね、昨年マルハンから送られて来たニュースリリースを探してみた。全部を探し出すのに1時間も掛かってしまった。しかし、全部揃うと気持ちがいい。例年は暮れにマルハンの出店について書いているが、今年は諸事情があり(はっきり言うと私の怠慢である)、年頭での掲載になってしまった。その前に今回は写真がないので、昨年暮れに撮ったものを掲載することにした。

写真キャプション=上新庄の上空で、グランドオープンの宣伝をするセスナ機


 この2点目の写真は何も写っていないように見えるが、目を凝らしてよく見てほしい。極めて薄いがセスナ機が写っているはずだ。実はこのセスナ機が昨年12月25日(金)、大阪・上新庄の上空をある言葉を連呼しながら飛び回っていたのである。その言葉とは「メリークリスマス、パチンコ・パチスロ●●●●●●●●●、御堂筋線江坂駅8番出口、本日午後1時、江坂にグランドオープン」というものだ。ちなみに●の部分はホール名である。

 その2日前にも今里線の「だいどう豊里駅」を出たら、飛行機が飛び去っていき、何やらパチンコホールがオープンするアナウンスが聞こえてきた。そのときは、近くをスピーカー付きの車が巡回しているのだろうと思い、その飛行機とアナウンスの声が結びつかなかった。しかし、25日にマンションの上空を飛ぶのを見て、やっとその関連が判明した。ただ、セスナ機はすぐに通り過ぎて行ってしまった。

 その後、ベランダでカメラを構えていたが、なかなかこちらに来ない。永い間、待ってやっと撮ったのがこの1枚だった。しかし、逆光のなか望遠レンズで撮ったので、これが精一杯だった。いよいよパチンコホールの宣伝も、“空中戦”の時代に突入したのだろうか。発想としては面白いが、パチンコをしない人はどのように感じるのか心配な気もする。何とも人騒がせな“街宣飛行機”であった。

写真キャプション=通天閣の近くで見つけた「かすうどん」の店


 あとの写真はトラの写真を撮りに、天王寺動物園に行ったときのものである。以前、食べてみるように奈良県出身の某コンサルタントから勧められていた「かすうどん」の店を、通天閣の近くで見つけたので、その写真を入れておいた。動物園の散策で冷え切っていたのだが、汗が出るほど体が温まった。マルハンももうすぐ、この近くの「フェスティバルゲート」跡地に、フードテーマパークを出店する。やや強引なこじ付けではあるが、この写真をどこかで使いたかったのだ。

写真キャプション=店の前の看板には油かすを使ったメニューもいろいろあった


 では、前置きが長くなったたが、マルハンの中間決算から見ていこう。昨年6月3日の会社説明会で発表された10年3月期の経営計画(単体)では、売上高=2兆1534億円、粗利益=2676億円(粗利率12.4%)、営業利益=503億円、経常利益=510億円が目標として掲げられた。店舗に関しては、新規出店=20店舗、改装店=2店舗、閉店=0店舗という計画だった。それに対し、半期の実績(連結経営成績)は以下のようになった。前年同期と比較しやすいように、08年9月中間期(前年中間期増減率)→09年9月中間期(前年中間期増減率)という形で表記することにした。

写真キャプション=「油かす」に関する説明書き。最初聞いたときは「酒かす」のことだと思っていた


【マルハンにおける09年9月期の連結実績】
●売上高=1兆73億4500万円(10.2%増)→1兆669億6700万円(5.9%増)
●営業利益=201億6500万円(68.1%増)→274億3000万円(36.0%増)
●経常利益=201億100万円(64.9%増)→273億1500万円(35.9%増)
●中間純利益=101億9600万円(70.3%増)→164億7600万円(61.6%)

 過去最高の売上と利益を計上した前期に比べ、さすがに増加率は半分近くに減速しているようだ。しかし、純利益ベースではほぼ前期並みのレベルを維持している。以前は中間決算時にも会社説明会を開催していたが、今年は取りやめ、HP上での発表だけになった。したがって、各数値の詳細な背景は分からない。ただ、この厳しい時期にあっても、確実な増加傾向を維持し、ほぼ目標額達成を実現できる状況にある。同社がその規模や勢いで、全ホール企業のなかで突出した存在であることに、揺るぎはないようだ。では、09年の新規出店ホールを見てみよう。

写真キャプション=生まれて初めて食べた「かすうどん」。個人的にはもっと脂っこくでもいいような気がした


【マルハンにおける09年の新規出店ホール】
●前年度(09年3月期)
(20)3月19日=「マルハン茅ヶ崎店」=神奈川県茅ヶ崎市、680台(P=560台、S=120台)、神奈川県9店舗目)
(21)3月26日=「マルハン小松店」=石川県小松市、600台(P=480台、S=120台)、石川県5店舗目)

●今年度(10年3月期)
①5月3日=「マルハン高知高須店」=高知県高知市、739台(P=560台、S=179台)、高知県2店舗)
②7月7日=「マルハン摂津店(ライト館)」=大阪府摂津市、400台(P=320台、S=80台)、大阪府27店舗目)
③7月16日=「マルハン氏家店」=栃木県さくら市、680台(P=560台、S=120台)、栃木県2店舗目)
④7月16日=「マルハン小山千駄塚店」=栃木県小山市、923台(P=720台、S=203台)、栃木県3店舗目)
⑤8月6日=「マルハン西条店」=愛媛県西条市、644台(P=480台、S=164台)、愛媛県2店舗目)
⑥8月7日=「マルハン土浦店」=茨城県土浦市、700台(P=560台、S=140台)、茨城県3店舗目)
⑦9月16日=「マルハンぶらくり丁店」=和歌山県和歌山市、520台(P=400台、S=120台)、和歌山県3店舗目)
⑧9月19日=「マルハン萩原店(ライト館)」=静岡県御殿場市、320台(P=280台、S=40台)、静岡県28店舗目)
⑨12月23日=「マルハン中石切店」=大阪府東大阪市、560台(P=440台、S=120台)、大阪府28店舗目)
⑩12月25日=「マルハン新守山駅前店」=愛知県名古屋市、957台(P=760台、S=197台)、愛知県6店舗目)
※12月25日=「マルハン茨島店」(リニューアル)=秋田県秋田市、760台(P=600台、S=160台)
※マルハンの保有店舗合計=253店舗(09年12月25日現在)

 今年の出店は前年度分=2店舗、今年度分=10店舗で、計12店舗の新規出店が行われた。ホール規模に関しては、今年の最大ホールは「マルハン新守山駅前店」の957台(P=760台、S=197台)で、最小ホールは「マルハン萩原店(ライト館)」で320台(P=280台、S=40台)であった。平均すると総台数が644台で、パチンコ=510台、パチスロ=134台となる。これだけの規模のホールを年間12店舗も、コンスタントに出店できるのはマルハンだけになった。

写真キャプション=こちらは「みそかすうどん(スタンダード)」というメニューで、さらに体が温まる強力うどんであった


 パチンコとパチスロの比率は、パチンコ=79%、パチスロ=21%でほぼ8対2の割合で、これは半年前の09年3月期のパチンコ=77%、パチスロ=23%からさらにパチスロ減台傾向が強まっている。あと1つの注目点は、今期に入って「ライト館」が2店舗オープンしたことだ。これは年度始めの会社説明会で、「ライトを遊ぼう」をキャッチフレーズとした低貸営業の本格的な開始を宣言したが、その実践と言えるものだ。

 その背景には、前期にミドル層の取り込みを図ったが、十分な成果を上げられなかったという経緯がある。そのため今期は、客層のターゲットとしてヘビーとライトのユーザーにシフトチェンジを図った。つまり、ヘビーユーザーは従来の「完全等価営業」で取り込み、ライトユーザーには「低貸営業」で対応するという明確な“線引き”である。そして、低貸営業の本格始動の象徴となるのが、この「ライト館」の出店となるわけだ。今後、既存の中小規模店舗の「ライト館」への移行が進みそうだ。

 その一方で、前期の台粗利を見ると、4円パチンコ=6291円に対し、低貸パチンコ=2225円という実績がある。このままでは全体的な粗利率の低下を招くので、低貸における粗利構造の見直しも今期の大きなテーマになっていた。それをどのように乗り切っていったかという点も、年度末には明らかになることだろう。今年は業界全体の動向も気に掛かるが、このトップ企業がこの状況のなかでいかに業界とファンをリードしていくのかも大いに注目されることだろう。(佐渡屋太郎)


┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
banner_22.gifにほんブログ村 パチンコブログへ 人気ホームページランキング
ブログランキング★まじめな話題 ブログランキング★パチンコ ブログランキング★パチスロblogramランキング参加中!
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
スポンサーサイト

| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 09:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yugidasuka.blog112.fc2.com/tb.php/327-08990c9a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。