遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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カモメはカモメ――カモメの続編【佐渡屋太郎-vol.153】

写真キャプション=どこまでも船を追いかけてダイナミックな“飛び”を見せてくれるカモメ


 いまは10月7日(水)の18時10分。やっと地獄の原稿書きを終えて、一息付いている。今回は引越しの“後遺症”で、まったく原稿を書く気になれなかった。その結果、依頼原稿を締め切りの“デットライン”まで引っ張ってしまい、担当者から夜中まで催促を受ける事態になってしまった。眠気のため、朦朧とした頭で原稿を書くのはつらいものだ。それでも“あせりの心”は一向に訪れず、ただ体だけが衰弱していった3日間であった。

 しかし不思議なもので、その締め切りが終わった途端、無性に原稿が書きたくなった。まったく「お前はアホか」と、自分に向けて言ってやりたい。それでこのブログの原稿を書くことにした。実は今日、以前に付き合いのあったコンサルタントから電話があった。その要件とは、「私も佐渡に行ってきて、カモメに“かっぱえびせん”をあげてきたんですよ」というものだった。このブログを見てカモメの写真あったので、嬉しくなって連絡をしてきたのだという。ただ、それだけの要件であった。今度、大阪に帰ってきたときに飲むことになった。

写真キャプション=乗船客が投げる「かっぱえびせん」を上手に受け取るカモメ


 そのコンサルタントは一生独身でいるのかと思ったら、昨年ライターで美人の女性と結婚した。その結婚式には私も呼ばれ、2人の門出を祝った。今回はその新妻を連れて、佐渡に行ってきたのだという。行き先に佐渡を選ぶところなどは、見上げたセンスのよさである。さすがライターの奥さんだ。佐渡観光協会の会長に成り代わり、この不肖・佐渡屋太郎が御礼を申し上げたい。

 さらに、そのコンサルタントは私と同じように本好きで、新居に10本の本棚があるという。引越しのときは大変だったそうだ。その苦労は痛いほどよく分かる。私と“同病”の仲間である。ただ、彼の蔵書は専門書がほとんどだろう。それに対し、私の蔵書は“有象無象”のキワモノばかりだ。ただそれを新居に持ってくることを許してくれた奥さんは、実に偉い。さすがライターである。2人の末永い幸せと彼の蔵書たちの末永い平安を祈りたい。

写真キャプション=気持ちよさそうに並んで飛ぶカモメ


 実は私も原稿を書く気にならなかったとき、このブログのカモメの写真をずっと眺めていた(お前はアホか!)。自分自身がカモメになって永い時間、佐渡の海上を気持ちよく飛んでいたのである。これでは原稿が書けるはずがない。しかし、幸せな時間だった。まだ飛び足りないくらいだ。そして、さらに掲載したい写真が山ほどある。ただ、このブログは一応、パチンコに関するものである。ここ数回、私の記事にパチンコに関するものは何もない。

 しかし、ときに“暴走”するのもいいだろう(実はよく“暴走”している)。正直言って、いまの私の頭の中は佐渡の思い出で占領され、パチンコのことは何も考えられない。以前、「脳内メーカー」が流行したことがあったが、それで見ると佐渡屋太郎の脳内は、「佐渡、佐渡、佐渡、佐渡、佐渡、カモメ、カモメ、造園、父の遺物」となっているはずだ。

写真キャプション=佐渡からだいぶ離れてもずっと付いてくるカモメ


 そこで今回は、前述のコンサルタントによる力強い支持もあり、一挙に私の“佐渡の思い出”の写真を掲載することにした。こうしてダラダラ文章を書いているのも、写真を入れるスペースを作るための下地作りなのである。いよいよカモメの写真を入れるスペースもできたので、これからはそれぞれの自分が見たい写真の説明を入れていくことにしよう。

写真キャプション=すっかりきれいになったM兄の家


 まず、今回の件でお世話になったM兄(にい)のことについてである。いつもは慌しく挨拶に行くだけなのだが、今回は“畑の家”でずっと作業していたので、じっくり話す機会が持てた。M兄の家は私のいまは亡きばあさんの実家で、私のばあさんが長女、M兄の父親がだいぶ年下の長男という関係だ。長女である私のばあさんと3女は嫁に行ったのだが、戦争で未亡人になったので、実家の周りにある畑と田んぼをもらった。したがって、M兄の家と“畑の家”は一応、隣同士ということになる。私の実家から“畑の家”までは500mくらいの距離がある。

写真キャプション=今年のお盆に帰ったときに撮影した我が家の田んぼ。穂は付いていたが、まだ青々としていた


 私のおじさんとなるM兄の父親は、本家の跡取りであった。しかし大した酒飲みで、結婚式や葬式ではよく人にからんで喧嘩をする“問題おやじ”でもあった。生きていたころは、家もぼろぼろで、先代が作った庭も荒れ放題だった。花火の打ち上げの手伝いに行って、腕を吹き飛ばされたこともあった。

写真キャプション=シルバーウィークに帰ったときに撮った我が家の田んぼ。すでに黄金色になり、刈り取りを待つばかりの状態になっていた


 そして最後に、また大事件を起こした。酒に酔っていて車に引かれて死んでしまったのである。しかしその結果、多額の保険金を残したのだ。それは実に見事な“一発逆転劇”であった。そういう意味ではなかなかの“劇的な一生”であったと言ってもいいだろう。最後の一瞬で“負”を“正”に変え、“男”を上げたのである。私が小さい頃、おじさんと2人で納屋にいたとき、“本当は大工になりたかった”とボソッと言ったことがある。百姓を継ぐのがいやだったのだと思う。それで酒を飲んでは荒れていたのかもしれない。そのときの光景は強い印象となって、いまも覚えている。小さい佐渡屋太郎にとっては、狂気を孕んだ実に怖いおっさんであった。

写真キャプション=昔、稲刈りのときに皆んなで弁当を食べた金木製


 その頃の家も、M兄が建て直して立派になった。昔の稲刈りは、一家が総出となる一大イベントだった。昼時になると、本家の横にある金木犀(きんもくせい)の木の下で弁当を食べた。重箱に野菜の煮付けなどを詰め込んで、皆が突付き合いながら食べるのだが、その昼食が実にうまかった。その庭もいろんな木が植えられ、きれいになっていた。それどころか、M兄は家の前の敷地を整地し、10年くらい前から枯山水の作庭に取り組んでいるのである。酒もあまり飲まず、メダカやカブトムシを飼っている実に心の優しい男である。父親と正反対の性格だ。

写真キャプション=M兄が十数年を掛けてこつこつ築き上げている枯山水の庭


 今年の盆に帰ったら、母親が「Mがお父さんの植えた木がほしいので、お前に聞いておいてくれと言っていた」という。私の父親は趣味で菊の懸崖づくりや盆栽に凝っていたのだが、ある時期を境にして、畑の1部にいろんな木を植え始めた。それがみんな成長して、“畑の家”の横はよく言えば“植物園”、悪く言えば“ジャングル”のようになっている。父が死んでから、母親は風通しをよくするために、1列分を切り倒したようだ。それでも黒松やモミジ、百日紅(サルスベリ)やネズミサシなど、いろんな種類の木がいい枝振りになっている。

写真キャプション=父が植えた植木群。今では皆が大きくなり、ジャングル状態になっている


 父親が“植物園”で、息子は本好きの“図書館”である。我が家には何かをやり始めたら、歯止めが利かなくなる血が流れているようだ。私の父親は石、陶器、床柱、鬼などの木彫りの面、盆栽など、様々なものを集めた。それがまだ立派に残っている。母親はそれだけでも辟易している。以前、それを処分しようとしていたのを、私が何とか阻止した。それにこの夏、息子の本や様々な資料、グッズが加わったわけである。多分、その心中は穏やかならざるものがあるだろう。

写真キャプション=“畑の家”の横に拡がる植木のジャングル


 しかし、私は思うのである。父は亡くなったが、残したものは生きている。それをM兄がほしいと言った。これは1つのドラマでもある。そこで今回はじっくりとその庭を眺めて見た。当初は“砂漠のオアシス”のようで貧相だった庭も、十数年のうちに見事な枯山水になっている。M兄は金ができると注(つ)ぎ込み、コツコツと石や木を増やしていったのだろう。

写真キャプション=色彩の美しさから日本三大名石のひとつとされている「佐渡赤玉石」。佐渡の赤玉地区(旧両津市)から産出されるものだけをいう。近年ではほとんど産出されなくなり、これだけ大きいものはもう出て


 酒を飲んで暴れまくるのから比べれば、実にいい趣味である。都会でこれだけの庭はなかなか作れない。しかし、M兄には土地は腐るほどあるし、農作業用のいろんな機械も持っている。物さえあれば、ほとんど自分で作業ができるのだ。田舎ならではの実に贅沢な趣味と言えるだろう。

写真キャプション=家の中に残されている父の石コレクションの一部


 それを見ていて、佐渡屋太郎も庭を造りたくなった。都会のベランダで、ちまちまとガーデニングなんかをやっている場合ではない。小さい頃、私は家の庭に池を掘って、今は亡きばあさんに酷(ひど)く怒られたことがあった。しかしその池は数年間、取り壊されることもなく、皆の関心を集めながら鯉や金魚を飼っていた。なかなかの風流な眺めに、きっとばあさんも満足したのだろう。私は怒られて損をした。

写真キャプション=佐渡のスーパーに並んでいた“地物”の魚たち。このなかの「はちめ」(黒メバル)がとてもうまい


 私が庭を作るとしたら、やっぱり池が必要だ。また、M兄の庭を見ながら妄想に走ってしまった。しかし、いつの日か父の残した“植物園”を、立派な庭に変えてやりたいという目標ができた。そうした目で見ると、ジャングルを形成している木々も実に貴重な素材に思えてきた。そんなことを考えながら、佐渡での日々を過ごしていた佐渡屋太郎であった。

写真キャプション=佐渡の“地物”の魚が並べられたスーパーのショーケース。この魚たちを見ていると、思わず涎(よだれ)が出てくる


 これで私が見たいと思っている写真の大部分を入れることができた。原稿を書くのに疲れたときは、この写真を見ながら心を癒していきたいと思う。ただ1つの心残りは「面」である。これは父の部屋の四面の壁一杯に掛けてあるもので、鬼や能面などいろんな種類がある。この写真を撮ったのは調べてみると2005年で、そのころはまだデジカメでなかったので、紙焼きを佐渡に送ってしまったようだ。非常に残念である。

 物を捨てたり、送ったりすると、たちまちその物が必要な局面が出てくるものだ。まさに今回もそうなってしまった。だから私は物を捨てたり、自分の手元から離すことができないのだ。また今度、佐渡に行ったときに撮ってくることにしよう。“石の世界”はまだ分からないが、植木に対しては少し興味が出てきたようだ。それにしてもいろんな世界があるものだ。(佐渡屋太郎)


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