遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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発想の転換【佐渡屋太郎-vol.149】

写真キャプション=白い髪の毛が増殖してような内田春菊の不良レア本 いまは8月2日(日)の21時20分。昨日の8月1日(土)は何を隠そう、佐渡屋太郎の誕生日であった。そして、何を隠そう、今日の8月2日(日)はY嬢の誕生日である。そこで、昨夜は“合同誕生会”ということで、寿司を食べに出かけた。それにしても、よくぞこんな暑い日に生んでくれたものだと思う。佐渡屋太郎は暑さと苦しさと痛さに耐えた母親の頑張りの結果として、この世に生れ落ちることができたのだ。昨日はY嬢とともに、互いの母親に感謝の気持ちを捧げながら寿司を食った。一方、私の方は先週から今週にかけて、原稿書きの“嵐”であった。棺桶からガーデニングまで、時間に追われながら書いて書いて書きまくった。

 お陰で私の頭は、内田春菊のようになった。というわけで、冒頭の写真を見てほしい。これは古本屋で買ったものだが、家に帰ってみて驚いた。何とこの本にはスピン(しおり紐)が10本も付いていた。大サービスである。ただ、何の役にも立たなかった。内田春菊に関しては以前、『私たちは増殖している』を読んでいたので、白く染めた髪の毛が増殖しているように見えた。そして私が買ったこの本のなかでも、内田春菊は勝手に“増殖”を始めているのではないかと気味悪くなったのである。それにしても、不良本であるがゆえの“レア本”であった。以前から彼女のたくましさに、佐渡屋太郎は敬服している。すでに子供も4人になっていた。確実に彼女とその一族は“増殖”している。

写真キャプション=暖かな感じがする籐を編んで作られた棺


 さて今回は、先週に書いた原稿の取材で会った印象深い2人の若者の話をしたい。この2人はユニークな“発想の転換”を行なったという点で印象に残っている。私はユニークな人間が大好きだ。まず1人目は日本の葬儀業界に初めて、“籐で編んだ棺桶”を持ち込んだ若者である。正式には「シンビオシス」という商品名で、“共生”という意味であるという。この「シンビオシス」のカタログの表紙には“木を切らない”と大きく書かれていた。ちなみにこの若者社長は、イギリスのフューネラルフェアでこの籐の棺を見て、日本での販売を思い付いたと言う。

 つまり、この籐の棺桶を使うことにより、木を切らなくてもよくなるという“エコ訴求”を、真正面から行なっているのである。籐は成長が早く、3~5年で資材として使えるようになるという。つまり自然と人の“共生”を図る棺桶が、この「シンビオシス」であると主張しているのだ。いま日本では年間100万人の人が亡くなっている。さらに2050年には年間の死亡者は150万人に増加すると予測されている。既存の棺桶は合板でできており、その資材として世界各地で多くの木が切り倒されていることだろう。最近はダンボールの棺桶も出現しているが、それも元をただせば木である。この弱冠26歳の若者は籐という天然素材を用いたユニークな商品を持ち、棺桶業界に乗り込んできたのである。“改革好き”の佐渡屋太郎としては、何としても応援せざるを得ない。

 その現物を西宮まで行ってみてきたが、なかなかよくできている。全体に丸みのある形がやさしいイメージを与えるし、何しろ籐の感触が暖かさを感じさせる。さらに、天然染料で染められた布で装飾も施されている。現在、“家族葬”が増えているが、女性の葬儀ではこのような棺を選ぶ遺族も多いのではないだろうか。いまでは葬儀に色とりどりの“洋花”を使うケースも増えている。遺体のまわりに色鮮やかな花を散りばめ、このバスケットのような棺を使えば、まるでメルヘンの世界ではないか。やさしく暖かいイメージで故人を送ることができれば、遺族の心の癒しにもなる。

写真キャプション=籐の枠組みにとうもろこしの幹を編みこんだ棺


 実は、この棺は中国の某所で職人に作らせているという。今後はとうもろこしやバナナなど、実を採ったあとの不要物を資材に活用するプランもあるという。実際、とうもろこしは籐の棺で部分的に使われているタイプもあった。そして、この「シンビオシス」は8月から販売を開始する。展示会ではとても好評を得たようだ。初年度は年間1万本の販売目標を立てているが、こればかりは蓋を開けてみないと分からない。しかし、この若者はきっとやってくれるであろう。必ずやりそうな“ユニークオーラ”がメラメラと背後に燃え盛っていた。

 あと1人は北陸地方にある葬儀会社の社長である。今年6月に父の後を継ぎ、社長になったばかりであるという。彼は40歳で、昨年の暮れから会社の“BI”(ブランディング・アイデンティティ)に取り組んでいた。そこでの問題は、従来からある“不幸演出業”という葬儀社のイメージを打破することだった。そうしないと、彼や従業員が前向きになって仕事をすることができない。これは深刻な問題である。そこで彼は今後のために真剣になって考えたのである。

 その結果、新たな考えに辿りついた。それは葬儀とは亡くなった人のエンディングであると同時に、残った人が幸せな日常生活に戻っていく節目の儀式であると定義したのだ。そして、葬儀社は葬儀を終えた人たちが幸せな日常生活を送るため、その役に立つことを行なうのが任務であるとした。つまり、葬儀の主役を“故人から遺族”へと発想転換したわけだ。死者を丁重に送ることで遺族に満足感を与える。さらに遺族がその後に幸せな生活を送るための支援やサービスを行なうことも、葬儀社の使命として分野を拡げたのだ。

写真キャプション=北陸の葬儀社が始めた会員向けの“生活支援サービス” これがいわゆる“生活支援サービス”の発想である。遺族には連れ合いを亡くした独居老人も多い。その人たちに対し、葬式の翌日から役所・保険・相続関係の手続きや、家のセキュリティや整理などの処理事項が押し寄せてくる。さらに以前と同じような豊かな生活を維持しようと思えば、買い物や旅行、趣味を通した仲間づくり、勉強のためのセミナーなど、様々な情報とアシストも必要になる。それをまるごと葬儀社で引き受けようというのが、この発想のもとにある。

写真キャプション=会員向けに月に1回ほど実施している会員プレゼント 葬儀業界の最大大手の公益社でも、今年4月から「セレモニーアドバイザー」を設置した。これは葬儀を挙げてくれた遺族に対し、身内の一員になったように相談に乗ってアシストすることを業務とする専門のスタッフだ。その設置の目的は遺族の生活を支援し、より長い付き合いを維持することにある。そのため、セキュリティ・物販・旅行会社など専門業者と提携し、各種の相談に応えていくという。こうなると葬儀社は“総合サービス業”になってくる。

 北陸の新社長が考えたことも、まさにこの点にある。つまり、遺族の生活支援サービスの一部に葬儀の施行もあるという発想の転換だ。その発想までの過程を物静かに語る新社長は、熟考型で信頼の置ける人物だった。わざわざ北陸まで取材に行った甲斐があった。以前、取材した葬儀社の社長は、地元で保育所が足りないという住民の声を聞いて保育所を作り、介護施設が足りないという声を受けて老人介護施設を作り、地元に病院がほしいという要望を受けて病院を作ったという話を聞いたことがある。こうした動きが広がっていくと、葬儀社の姿は大きく変わっていくかもしれない。

写真キャプション=会員向けに月に1回ほど実施している会員プレゼント この新社長の会社では、大阪の葬儀社のアイデアをもとに、自社の会員に向けたユニークなサービスの展開を始めた。ちなみにこの大阪の葬儀社は以前、新社長が修行をしていた会社である。そのサービスとは、地元の商店やレジャー施設に呼びかけ、会員割引や月1回のプレゼントを実施しているのだ。原資には入会金の10万円を当てている。そのため、葬儀の際の10万円以上の割引は自社の努力で賄うことにした。つまり、会費はすべて会員に還元するという明確な方針を立てたわけだ。そのほかに、趣味の講習会や勉強のためのセミナー、会員の親睦を図る温泉旅行など、様々な企画を立てて会員の"生活支援"に努めている。

 こうした若者のユニークな発想と実行力が、葬儀業界のイメージと業容を少しずつ変えていこうとしている。考えの元になっているのは、より環境や顧客のために役立ちたいという発想だ。それが新商品や新サービスに結び付いている。このような斬新な発想で、葬儀業界に切り込んでいく若手経営者に拍手を送りたい。佐渡屋太郎


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