遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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業界のコンセンサスは得られるのか【佐渡屋太郎-vol.134】

写真キャプション=多くの参加者を集めたPCSAの公開経営勉強会

 いまは1月26日(月)の21時20分。本日、2本目の原稿である。“パチンコ業法”の4部作もやっと最終回に辿りついた。このテーマにもそろそろ飽きてきて、次の愛知県の換金手数料問題に移りたいのだが、変なシリーズを始めてしまったので仕方ない。自分で自分の首を絞める結果になってしまった。ただ、この“パチンコ業法”の問題については、パチンコ業界外の人たちに読んでもらって、その反応を知りたかった。実際、反応があるのかどうかは分からないが、一応、玉は投げておいたので、あとは返球されてくるのを気長に待つことにしよう。

 さて、前回はパチンコ業法制定に関し、国民のコンセンサスを得るための方法についての提案を紹介した。しかしこの件に関しては、パチンコ業界内のコンセンサスも得られていないのが実状だ。先に「パチンコ業界はまとまりがない」という指摘があったが、この件においてもその特徴が遺憾なく発揮されているようだ。ただ、業法制定後の具体像を示されてみると、しばし考え込んでしまうのが正直なところではないだろうか。それは小泉元総理ではないが、業法制定が“痛みを伴う改革”であるからだ。

 ただ、この問題については先に説明したカジノ法案の件があるので、何らかの結論を出さなければならないだろう。無関心であることも、逃げ出すこともできないような状況になりつつある。業界の全体的な構図を見ると、先進的な大手ホール企業は「賛成」、その他の圧倒的多数を占める中小ホール企業は「反対」もしくは「態度保留」というのが、実際のところではないだろうか。「反対」や「態度保留」の理由は、自分たちのホールや企業の“存続”が脅かされると考えているからだ。

 換金が合法化されれば、大手ホール企業が株式の公開を果たし、ますます資金力がアップする。また、法律的な問題がクリアされれば、他業種の大手企業がパチンコに堂々と参入してくることも考えられる。現在でも大手の競合店の脅威に晒(さら)されているのに、その力がさらにアップし、加えて他業界からの参入で数が増えれば、ますます中小ホール企業の存続は危うくなる。

 また、規制が厳しくなり、管理体制が強化される中で、果たしてこれまでのような営業が続けられるのかという不安もあるだろう。射幸性を煽ることを厳しく自制するなかで、果たしてこれまで以上の集客ができるのか。さらに、利益の地域還元を持ち出すまでもなく、経営環境は確かに厳しくなるだろう。晴れて市民権を得たパチンコの“薄利”のなかで、果たして経営が成り立つのか。また、新システムに移行した後にファンの数が増え、本当に “多売”が期待できるのか。具体的に言えば、これまで営業を支えてくれていたヘビーユーザーをはじめとするパチンコファンは、果たしてこの新たなパチンコを認め、ホールに通ってくれるかということだ。もし、その期待が叶えられなかった場合、一体自店や自社はどのような事態に陥るのか。考えてみれば、不安要素は想像以上に多い。

 一方、ホール組合側としては、別の問題もある。監督官庁である行政との関係だ。パチンコ業は言うまでもなく、行政から許認可を受けて営業を行なっている。また、その営業も日常的に監視を受け、その指導のもとに行なわれている。しかし、そうした行政指導の“温度差”や基準の曖昧さへの批判も、業法制定の1つの動機になっていることも確かだ。ただ、中小ホール企業を中心に現状には不満は持っているだろうが、できるなら現行の“システム”の維持を望む声は多いだろう。そうした声をホール組合は受けている。したがって、行政とともに行けるところまで行くという姿勢なのであろうか。

写真キャプション=㈲シムインターナショナルの代表取締役、PCSAリソースパーソンの宮本正暉氏  片や、ホールで働く人たちの立場もある。パネラーの宮本正暉氏(㈲シムインターナショナル代表取締役、PCSAリソースパーソン)は、コンサルタントとして多くのホールスタッフと接している。このパネルディスカッションではスタッフの代弁をする形で、換金合法化をはじめとする業法制定に関する意見が述べられた。

 宮本「とくに新卒の人たちは、この業界に夢と希望を持って入ってくる。その大卒の数は、いろんな業種のなかでもトップ10クラスに入っていると思う。しかし、今の法律や毎日の許認可のいろんな手続きのなかで、夢をいつのまにか失っていってしまう。そして、将来の人生や夢などをどこかで少し考えざるを得なくなっている。そんなとき、きちっとした法律があれば、もっと前向きにいろいろなことが考えられるし、お父さんやお母さんや親族に堂々と『パチンコ屋さん』ですと名刺が出せるようになると思う。だから、ここにお集まりの方々が法律を整備してあげないと、これから業界に入ってくる人も、いま業界を支えてくれている人たちも、これからのエネルギーになっていかないと思う」

 では、いよいよ業法制定に対する業界の姿勢への意見を紹介することにする。今回、発言を掲載したのは、第1回目にも登場した次の2名である。1人は自民党政務調査会の中にある観光特別委員会の「カジノエンターテイメント検討小委員会」の委員長として、日本における“カジノ合法化”に取り組んでいる岩屋毅衆議院議員。あと1人は「民主党娯楽産業健全育成研究会」の事務局長として、パチンコの“業法制定”に取り組んでいる牧義夫衆議院議員である。

写真キャプション=自民党で“カジノ合法化”に取り組む岩屋毅隆議員 岩屋氏「業界内で団体がいくつもに分かれ、それぞれ違うことを言っている状況では、この立法作業を進めていく基盤がまだできてないと判定される恐れが非常にある。国会のなかにおいても国民の皆さんからから見ても、業法を本当に切り出していこうというのなら、ぜひ団体間の話し合いをしっかり進め、コンセンサスを業界全体として作ってもらうのが大前提になるのではないかと思う」

 牧氏「05年に遊技新法の骨格を作って、業界5団体の皆様方に持ち帰って検討してもらったことがある。その返事さえいただけないところが残念ながら2つ、3つあり、残る1つはかなり否定的な意見をいただいた。前向きな返事をいただいたのはPCSAのみであったが、これはどこの業界にも言えることだと思う。前向きのところと抵抗勢力と、それはどんな業界にもいろんな内部的な温度差というのは当然あると思う」

写真キャプション=民主党衆議院議員の牧義夫氏 牧氏「ただ、私たちは裁量行政の限界を感じて提案をさせてもらったし、カジノが現実に目の前に来ている。そんな中で、これまでも行政当局に片目をつぶってもらうなかでやってきたから、これからもそういう形でいいという意見も当然あると思う。ただ、もうそんな時代ではないのではないかと思う。そんなことを言っていたら生きていけないところにまで差し掛かっているという認識のもとで、私たちは提案をさせてもらった。生き残るためには、自分たちが変わらなければならないという段階に、私たちは来ていると思う」

 つまり、もし業法改正をするのであれば、まず必要なのは業界内のコンセンサスづくりだ。その第1歩目で“停滞”しているというのが現状ではないか。業界が “停滞”しているうちに、カジノ法案をはじめとした周辺の状況だけが進展して、それが逆に大きなプレッシャーとして業界にのしかかってくる。正直言って、業法制定に関する業界のコンセンサスを得るためには、非常に困難な作業が必要だと思う。これまでのように、周りから追い込まれて初めて、業界の“道”を否応なく選択せざるを得なくなるのではないか。

 しかし、物事は具体化して考えないと、なかなか先に進んでいかない。その意味ではこのPCSAの勉強会で業法制定に関する具体像が、ある程度示されたことは大きな意味があることだと思う。「賛成」「反対」の意見は当然あるだろうが、早急に腹を割った議論を深めて、だいたいの“着地点”は想定しておかなければならない。果たしてこの重要テーマが今後、どのように展開していくのであろうか。いろんな面で、パチンコ業界は“変革”を求められている。(佐渡屋太郎)


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