遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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ホール対メーカーの“発展的討論”【佐渡屋太郎-vol.119】

写真キャプション=当日の「大阪討論会」には185名の参加者があった

 いまは10月17日(金)の11時15分。この時間からも分かるように、佐渡屋太郎はまた事務所に泊まってしまった。しかし、昨夜は実に豪華な顔ぶれだった。一緒に飲んだのは、パチンコ雑誌の社長、店長向けパチンコ雑誌の編集長、そして何故か知らないが“猪八戒”とご存知の佐渡屋太郎の4人である。この4人がいて共通の話題となるのが、もちろん“女性”ではない、“パチンコ”である。業界自体が弱ってくると、こうした業界にどっぷり浸かった4人の“熱き語り合い”が実に貴重なものに思えてくる。

 この4人に共通しているのは“女好き”ではない、“パチンコ好き”である。もっと言えば“パチンコ業界好き”であり、パチンコで飯(めし)を喰っている4人なのだ。このいい年をしたオッサンが人生を賭けるくらい “パチンコ”は面白いし、“パチンコ業界”はもっと面白いのである。今回はどっぷりパチンコに浸かった“ヘビーな記事”を書きたいと思っている。実は今日10月17日(金)は何を隠そう、パチンコ雑誌の“原稿締切日”である。佐渡屋太郎は現時点で、10ページの外注原稿の修正と自筆原稿2ページを終了させている。しかし、まだ書かなければならない原稿が8ページもあるのだ。

 では、なぜそんななかで、このブログの原稿を書いているのか。1つの要因は、ブログにおいて“ご来場者数”の数字がどんどん上がっているのに、まだ古い記事が掲載されたままだったからだ。それはすべて私が“原因”なのだが、せっかく見に来てくれている人たちに“申し訳ない”という気持ちが突如として湧き上がってきた。“もっと早く気付け”という声も、もちろんあるだろう。しかし、そんな声にいちいち応えていたら、佐渡屋太郎は死んでしまう。いつも他の原稿の締切りに追われながら、必死の思いでこのブログの原稿を書いているのだ。と、自己弁明をさり気(げ)なくしておく。
写真キャプション=壇上に上がって討論を繰り広げるメーカーとホールのパネラー

 さらに、あと1つの要因は、昨日の10月16日(木)に、「有限責任中間法人日本遊技産業同友会」というパチンコホールの経営者で作っている団体が、新大阪で「遊技産業の明日を考える大阪討論会」と題するパネルディスカッションを開催したのだ。そこで、ホール経営者と遊技メーカーの幹部による“丁々発止”(ちょうちょうはっし)の論争が展開された。そこでパチンコ業界における“永遠のテーマ”が俎上に上がり、一応の“発展的合意”が図られたのである。パネラーとして、メーカー側は「北斗の拳」のサミー、「吉宗」「押忍!番長」の大都技研、「ルパン三世」の平和の3社。ホール側は、関西のホール経営者代表の2人が登場した。さらに、本来は聴講者であった京都のホール組合の理事長がディスカッションに“乱入”してから、急に面白くて緊迫した展開になった。そこではいろんなテーマが話し合われたが、ここでは佐渡屋太郎の興味があった2点に絞って紹介したい。

 そのテーマとは、「遊技機価格」と「先行導入」という2つの問題だ。その前に、一般の人たちも読んでもらっているので、いろいろ説明しておかなければならないことがある。業界関係者はいろいろと文句はあるだろうが、簡単に分かってもらうために、物事を簡略化していく。まずホールとメーカーの関係をいうと、メーカーの方が強い。ホールは“買い手”であり、遊技機メーカーは“売り手”である。本来なら作ったものを買ってもらうのだから、 “買い手”の方が強いはずだ。

しかし、パチンコ業界では“売り手”のメーカーの方が強く、“買い手”のホールは遊技機を“売ってもらっている”というのが実状に近い。とくにその傾向は、ヒット機種を持っているメーカーに強いと言えるだろう。そこに“抱き合わせ販売”や “先行導入”に対する条件付けなど、様々な現象が出てくる。ホールは組合を作って力を合わせないと、なかなかメーカーに対抗できないのが現状だ。しかし、そのホールも企業規模の差や“抜け駆け”があったりして、なかなか足並みが揃わない。

 ただ、業界がこのような危機に見舞われると、その関係も次第に変化してきた。メーカーも2極分化の現象が起こり、正直“苦しい”という。ただ遊技機の設置台数は全体的には、まだ極端な落ち込みは見られない。しかし、ホール数が1万8000軒から1万2000軒になり、その傾向に歯止めが掛からない。さらに、遊技人口も96年の2900万人から07年には1450万人と半減し、この11年間に毎年100万人以上がホールから離れていった。メーカーにも何らかの影響はあるはずだ。そこでこれまでの“ホール対メーカー”という対立構図から脱却し、互いに手を握ってこの難局を乗り越えようという動きが出てきているのだ。その1つの象徴が今回の「大阪討論会」であったと言えるだろう。

 その“手打ち”にあたって、まず互いに腹を割って話し合おうというわけで、討論会が始まった。まず、1つ目のテーマはホール側から出された“遊技機価格が高すぎる”という指摘だ。それを整理すると、遊技機代が高い→機械寿命が短い→遊技機代の早期回収に走る→玉を出せない→顧客の信用を失う→客数の減少→ホールの経営難という図式だ。パチンコが平均すると1台あたり約28万円、パチスロが約35万円もする。それが導入して1ヵ月も持たない機種が少なくないのだ。その結果、機械代が膨れ上がり、経営を圧迫しているという問題だ。昔のパチンコホールは、遊技機の入替を年に1回しかしなかったという、今では信じられないような事実も紹介された。

 これに対し、メーカー側の主張は部品のリサイクル、リユースや共同購入を行い、遊技機価格の低減に努めているというものだ。一方、より大きな液晶やキャラクターものを要求するファンやホール側の声もある。それが機械代に上乗せされることも理解しなければならない。また、導入してから1週間で急に稼働が落ちるケースがある。ホール側の機械の使い方にも問題があるのではないか。さらに、作った機械がすべて売れるわけはない。その販売リスクもある。こうなると、堂々巡りの議論になってしまう。しかし、この議論を救ったのが、メーカー側から出た“割安感”理論であった。

 それは、「面白くない台はタダでも要らない」「顧客が喜んで打つ台は少々高くても買う」というホール側の心理だ。つまり、1ヵ月しか持たないのに1台が30万円では、確かに“高い”だろう。しかし、顧客を魅きつけて半年も1年も働いてくれる台は、50万円や80万円でも決して“高い”とは思わないはずだ。それが30万円で買えるのであれば、ホール側に“割安感”が生じる。だから、安い機械を作れと言うのではなく、長持ちするいい機械を作ってくれと言うべきではないか。また、ホール側も“長寿台”か“短命台”を見抜く、“眼力”も必要だろう。「魅力があってファンの多いホールに、できるだけ安くて長く使える台をメーカーが提供する」ということで、双方の手打ちができたようだ。
写真キャプション=ステージ上の討論に真剣な表情で聞き入る聴講者たち

 あと1つは「先行導入」の問題だ。これに関しては、2000台も買うような大手ホール企業へ先に新台を渡し、5台しか買わない中小ホールには1ヵ月も遅れてやっと納品が行なわれる。その結果、大手企業はその新台を使って顧客から機械代を早々に回収し、その新台に顧客が飽きて信用がなくなったころになって中小ホールに搬入されるという問題提起だった。これに対してメーカー側は、保通協や公安委員会を通るまでに3ヵ月かかり、それから部品を調達して納品までに4~5ヵ月必要だ。これを一斉に搬入するには作った台を貯めておかなくてはならない。そうなると、さらに製作期間が長くなってしまうという答えだった。

 しかし、メーカーも商売をしているわけだから、大量に買ってくれる“お得意さん”を大切にするのは分かるような気もする。ただ、すべてのメーカーではもちろんないが、ある程度まとまった台数でないと、販売しないという現象があるのは確かだ。その結果、売ってもらうためにホールは無理して必要以上の台数を買い、その台がこけると多大な被害を被るという例もよく見受けられる。そこに、より多くの台を買ったホールから優先的に納品するという“先行導入”の問題が絡んでくるわけだ。また、売ってもらうために多くの台を買い、必要以上の台をすぐ中古市場に売ってしまうという現象も生まれている。

 確かに、強い者がより強くなり、弱い者がより弱くなるシステムではある。そして、一朝一夕には解決しない問題でもある。ただ、大手と同じ手法で戦っても結果は見えている。中小ホールは中小ホールなりの戦い方を考えなければならないだろう。あとは、その具体論ということになってくる。それは個々で考えるしかない。いずれにしても、この「大阪討論会」はホールとメーカーが同じテーブルに付き、腹を割って話し合うという点が大きな成果であった。会って話せば、互いの事情が分かり、憤懣も理解に変わってくるかもしれない。当日は、①現在のパチンコマーケットをどのように捉えているか、②ファンをどうやって増やしていくか、③遊技機代についての意見交換、④業界のための協力関係について、というテーマで討論が行なわれた。今回は、佐渡屋太郎が興味のある部分だけを抜粋しただけで、もちろんこの他にもいろんなことが話し合われた。ここで話し合われたことが、いずれ形になって業界救済につながってくれることを祈りたい。(佐渡屋太郎)


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