遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

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販売ロットが限られた中で展開される近頃の新台状況【直江タッチ-12回目】

写真キャプション= こんばんは直江タッチです。 今回は最近の機械販売の状況をお伝えしたいと思います。

 今日は久しぶりにナイトウ兄貴から連絡が入ってきた。

 『(ナイトウ兄貴)タッチどうだった?盆休みはゆっくりできた?』

 『(私)・・・いや、けっこうバタバタでしたね』

 『(私)そっちはどうだったんすか?』

(c)2003 SBS Productions.inc
(c)2009 KYORAKU SANGYO

 『(ナイトウ兄貴)いや、色々バタバタしただけで、休みなんか墓参りの一日だけだったかな』

まぁ、業界ぽい会話と言うか、状況が良いのか悪いのか分からないのが近頃だ。

 最近はこの盆休みも色々と話が回ってきた。

 某大手機械メーカーで大幅なリストラがあるだの、我々機械販社にも静かに業界不況のかげりが見え隠れしてきている。

 その様な中で、最近の機械動向は話も一本通しで引き合いのある売れる機械の話ばかりが横行するのだが、その内容に今の状況が垣間見れる。

 まず、CRパチンコでは京楽の”CR天国の階段”である。

 この機種も情報では初回の販売ロットが7万5000台との事なのだが、現状は21万台の発注が着ているらしい。

 京楽はここ最近はこの生産ロットの制限に徹している気がする。それに輪をかけて機暦条件をクリアする事も契約上厳しい感じがする。

 機暦条件としては、まず”CRグラディエーター”と”CRキン肉まん”そして”CRキン肉まんMAX”と3機種の購入機暦がないと”CR天国の階段”を購入できないらしい。

 この条件でも最後の”CRキン肉まんMAX”を購入していないホールも結構多いので、今回の”CR天国の階段”を購入しようと期待していたホールは購入予算の修正をよぎなくされていた。

01.jpg この販売方法も僕から言えば、直販あり気の暴挙にも見える。

 我々、業販がこつこつ販売して行くも常にこの機暦がベースとなる販売条件はホールを痛めている事は昔から分かっていることである。

 今や世界同時不況などと言われる中でも、業界の一部だけは売り手市場で販売されて、買い手やそれに携わる者のことなどは一切考えていないのが、末恐ろしくも感じられるのは僕だけでしょうか。

 ただ、この機暦条件が通用する根底にはメーカーが部材調達がうまく取れなくて、初版や生産台数に限定数量を確定して販売する方法があるのではないかと最近では思います。

 欲しい台の数量が限られる事になれば、必然的にプレミア的な評価に勝手に引きあがって、導入される前に、顔も見ない内から購入条件だけが吊り上げられて行く、この販売は近い将来考え直した方が業界に取って最善だと僕は思います。

 話は変わって、スロットでは9月27日の週からと噂されていた。本命機のサミーの”エウレカセブン”の話が市場に回り始めている。 この機種も生産台数は4万台との事、ただし現状では再販の予定をしないとの事なので、こちらも取り合い状態である。

写真キャプション= その中で、追従しそうな勢いがあるのは大都の”デコトラの鷲”だ。ここ最近の大都は静かに展開している様に見えるが、今後の噂を聞けば、今年の下半期の巻き返しが充分うかがえるように思う。この”デコトラの鷲”もキャラクターの出来は上々のようの思える。後はホールが期待する頭が良ければ言う事なしになりそうだが、最近の大都のスロットにおいてはあまり外れを感じた事はない。

 確かに販売方法にはいくしか問題はあったとしても、機械スペックでの期待はずれを出していない所が凄いと思う。

 この様に見ても最近の台販メーカーはどのメーカーでも新台販売時には命取りにならぬ様に、無難以上に高スペックのより良い台を提供しているのだから、最終的には買い手側のホールに対しても共存共栄の精神で販売を展開して欲しいと僕は思います。

 最近は非加盟メーカーなどが混同する業界の中で、メーカーの同士で大きな格差が生まれてきているのも事実です。

 競争社会の中で独占販売も正論ですが、今一度、真の競争社会を実現する事が業界の将来に役立つのではないでしょうか。

 それには、機暦販売を封印し、機種同士のガチンコ勝負できる土俵を勝ち組メーカーが演出して欲しいと思います。
 長々と語りましたが、何が言いたいかは簡単なのです。我々販売側もお客様に公正なジャッジメントできる商品を提案できる場所があればと考えるからなのです。

 機暦販売方式がある現状では良い台・使えない台も理解した上で販売して行かなくてはならない事が現実で使えない台を販売しても、その後の中古市場で際立つ事も無く。 ただ、お金をホールに無駄遣いをさせている事が不安に感じてならないのです。

 最後に、僕はこの業界が好きなので、この状況の中で早く買い手側の気持ちを察するメーカーが現れる事を期待したいと思います。(直江タッチ)


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| 直江タッチ-機械の虎 | 02:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新型インフルエンザと省エネに効果!ミストで霧の演出【ナイトウ龍司-其の四拾六】

ここ数日続いているコンビニ弁当


 今は8月19日(水)、今年は盆休みも無く毎日、終電間近に帰宅すると言う日々を過ごしている。

 最近は夕食も帰ってから食べるのですが、ここ数日はコンビニ弁当が連続している。

 コンビニ弁当の好みも最近は変わってきて、幕の内などの魚や煮物が入っている物を選ぶようになった。 ただ、帰宅して自宅のパソコンデスクで食べる姿は如何なものかと・・・

 話は変わって最近ではまた、新型インフルエンザの話が再浮上してきている。

 当初、話題になった新型インフルエンザ情報もついこの間までテレビのニュースなどに頻繁に出る事も少なくなったので沈静化されたのかと思う方も多かったろうが、そのまま被害は増加されていたようだ。 現に今、世界での感染者数などはどうなのかニュースで報道しない所がすごく怪しくも感じられる。

 この新型インフルエンザの件はパチンコ業界でも警戒はしているようで、ホールでマスクを配布したりトイレに手洗い後の消毒液を備えたり様々な対応を施している。

 多数の人々を集客する施設にとってはこの新型インフルエンザ対策に頭を痛めている所も多いでしょう。

 その様な中で、2ヶ月程前に知った。ある商材が新型インフルエンザ対策に役立つかもと考えた。

 その商材とは”ミスト”である。ミストとは霧で、最近では公共施設などの屋外の歩道などで霧を噴霧し演出している設備機器です。

 この”霧の演出”は水を微細な霧にして噴射し夏季の防暑対策として省エネ効果が高く、ヒートアイランド対策として有効だと言う話を聞いていたので私が活動中の省エネ事業の商材の一部として考えていたのですが、タイミングよくこの”霧の演出”の設備に興味があるとの話を取引先のT部長からの紹介で、今回現実できたのです。



 導入されたのは兵庫県/西宮市 駅前の美和センターで、こちらのでは導入の際、外部からの人が出入りする入場口に取付けるて清涼感を演出するのと同時に西入場口から入るとすぐ休憩室がある場所にも室内に設置される設備も施されました。

 この理由には、ミスト霧の演出)は元来夏場の清涼感を演出するイメージが強かったのですが、施工メーカーいわく冬場などで乾燥がちな空間に加湿する目的で導入される事も多いとの話を聞きましたので、夏冬の目的を分けて利用する提案をした所、今回の室外と室内の両方に施工する話になったのです。

室内休憩所に施工された”霧の演出”


 今回の施工の場合、室内ではありますが遊技場内と休憩室は構造上は別となってましたので、その連絡口にミスト噴霧の装置を装着しましたが、撮影したこの日も実際に通るとかな清涼感は感した。

 このホールでは写真の通り、建物の構造上でできた外部への隙間が気化した霧を逃がして行くので丁度良い感じで霧の効果ができた様に思えす。

 外部施工には問題はありませんが、今回の施工で勉強になったのは室内での施工でした。

 元来、霧は基本的には気化するという状態で施工設計するのですが、室内の場合は天井の高さや霧を噴霧する角度・本数などによっては完全に気化できない場合もあり施工後も微細な調整を何度も試みました。

 特に休憩室などの特殊空間で施工して例としては初めてでしたので有意義な施工体験ができたと思います。

入場口での”霧の演出”


 同施工に当たったメーカーも、パチンコホールで施工した例は無く今回が始めての施工になったので、今後この様な案件が増えればと期待していました。
 現在このメーカーと話を進めているのが、今回の室内施工を利用し、霧の内容に水以外でリラクゼーション効果のあるアロマオイルを混合して噴霧する方法や新型インフルエンザなどでの菌散布を防御するために加湿と同時に天然系の植物飼料で作られた人体に影響の無い消毒液を混合し噴霧する計画を考えています。

 現状、消毒液の噴霧は病院などの加湿器などで使用されているそうなので、実現化は早そうです。

 この”霧の演出”の動向をホールに確認しに行った今日も、面白い光景を見ました。

 私が”霧の演出”を撮影する横でお客さんと思われる男性が携帯での写メを撮っていたのです。

 向こうの男性も私を客だと思ったのか、軽く会釈をしてきました。多分、もの珍しく感じたのかもしれません。

 この商材の今後の展開が期待できそうです。(ナイトウ龍司)


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| ナイトウ龍司-業界の眼 | 14:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ぱちんこ情熱リーグの参加ホール決定【佐渡屋太郎-vol.150】

写真キャプション=夢にまで出てくる佐渡の田舎料理

 
 いまは8月12日(水)の18時10分。当初に立てた私の計画では、今頃は佐渡の小木港に着き、迎えに来た弟の車に合流している時間だ。そして、佐渡の実家について母の顔を見て、キンキンに冷たいビールを飲み干す。さらに、大皿に盛られた刺身とハチメの焼き物、懐かしい味の野菜の煮しめを食べているはずであった。ウメ~~!!。この一瞬の喜びを味わうために、いく晩も徹夜し、頑張ってきたのである。

 しかし、いま佐渡屋太郎は大阪の難波にある事務所で、パソコンに向かってまだ原稿を書いている。そう、書き切れなかったのだ。もう事務所には、2晩も泊り込んでいる。それでも原稿書きは終わらなかった。しかし先程、やっと締め切りにある原稿はすべて書き終えた。そして、飲みに行くまでの時間を利用して、この原稿を書いている。今頃、佐渡の家は“主役”を抜きにして盛り上がっていることだろう。しかし、今年はいろんなことが次々に起こってくる。何かおかしいと思い、調べてもらったら今年の佐渡屋太郎は“準備運”であるそうだ。この件に関しては、また稿を改めて報告することにしよう。

写真キャプション=こうした“交流戦”がホール間の連携を高めていく


 さて、今回は時間がない。早めにテーマに入っていくことにする。このブログでも紹介した“ぱちんこ情熱リーグ”の参加申し込みが7月31日で締め切られ、参加ホールが決定した。その数は何と135ホールに上った。当初予定は100ホールだったので、それを超える反響があったということだろう。その裏には各地で説明会を開き、主要ホール企業を個別に訪ね、参加を呼びかけた執行部の“頑張り”があった。

 では、応募したホールを地区別に見ていこう。ちなみに、今回の記事の目玉はあとに掲載する「参加ホールの一覧表」である。事務局からもらったものは申し込み順で、しかも所在地の記載がなかった。そのため、佐渡屋太郎は1晩徹夜して、この一覧表を「作り直したのである。しかも、1ホールずつ「P-WORLD」で確認しながら、所在地を調べた。

 こんなことをしているから、予定した日に佐渡へ帰れなくなるのだと自分でも思う。しかし、こうした作業が好きで、少しも苦にならない。ただ、それでも間違いがあるだろう。気づいたら知らせてほしい。だた、この一覧表は完成形での発表はこれが最初となるので、ホールに興味のある人には結構、面白いのではないかと思う。

 さて、地区別の参加ホールだが、「北海道・東北」=3、「信越・北陸」=8、「関東」=12、「中部」=3、「関西」=95、「中国」=5、「四国」=7、「九州」=3とい内訳になった。この数字を見れば、一目瞭然で“関西偏重傾向”に気付く。大阪に事務局があるのだから、こうした傾向になるのは、当初から予想していた。しかし、ここまでの“偏重振り”になって、少し驚いている。だた、一応は全国の地区から参加があったのだから、“全国大会”と考えてもいいだろう。結果を見ると、「関西」が圧倒的に多く、「関東」と「四国」がそれに続くという構図になっている。

 さらに、都道府県別に参加ホールが多い順に上げてみると、「大阪府」=61、「滋賀県」=13、「兵庫県」=12、「京都府」=8、「石川県」=8、「栃木県」=5、「愛媛県」=5がトップ7となった。関西の4府県で何と全体の70%を占めるという、集中傾向になっている。これを逆に、1ホールも参加しなかった都道府県で見ていくと、全国47都道府県のうち、不参加は19都県のホールだった。とくに、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県など“首都圏”のホールが不参加であったのは何とも寂しい。ここに佐渡屋太郎は“大阪”対“東京”の“対立構造”をそこはかとなく感じるのである。

 しかし、2回目となる次回は全国の各都道府県から、少なくとも1ホールは参加してもらいたいと念じている。そこを勝ち上がったホールが、大阪で一堂に会するのである。そこでは各地の特色あるホール営業の実態が披露される。それを見られるだけでも、この“ぱちんこ情熱リーグ”を開催する価値は十分にあると思う。私もこれまでいろんな都道府県に行って、いろんな取材をしてきた。その結果、まだ行ったことがない県は、島根県だけになった。昔、中学校から大学に入る前まで5年間、文通していた女の子が住んでいたのが島根県の松江市だった。不思議なもので関係があり過ぎて、“縁”がなかったというべきか。ただ、松江のことは宍道湖の色の変化までよく知っている。

 酒を飲みながら書いているので、話が“暴走”を始めている。つまり、全国各地のホールに関わる人たちが、共に語り合える場を持てたら、それは非常に貴重な“交流”になうのではないかと思うわけである。私が言うのは、経営者レベルではなく、ホールスタッフたちのことを想定している。これを木山理事長たちは“仲間”と呼ぶ。この“仲間”で何かできないか。私ももう少し若かったら、“仲間”になっていたかもしれない。いまは心が通じ合った数人の“腐れ縁仲間”と、いい景色を見ながら静かに語り合いたい心境である。

 もう、疲労と飲みすぎで、思考が前に進んで行かないことを自覚した。今回の記事はこれで終わった方がいいだろう。これからパチンコ雑誌の社長といつもの飲み屋に行く。佐渡で“ハチメ”(黒メバル)を食べられなかったので、先週も食べた“新サンマ”で我慢することにしよう。では、また“ひと暴れ”しに、行ってこようと思う。皆様には、よい“お盆休み”をと、とりあえず言っておくことにする。


【図表】「第1回ぱちんこ情熱リーグ」参加ホール一覧:
図をクリックすると参加ホール一覧がご覧になれます。
リストをクリックして


(佐渡屋太郎)


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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 10:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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発想の転換【佐渡屋太郎-vol.149】

写真キャプション=白い髪の毛が増殖してような内田春菊の不良レア本 いまは8月2日(日)の21時20分。昨日の8月1日(土)は何を隠そう、佐渡屋太郎の誕生日であった。そして、何を隠そう、今日の8月2日(日)はY嬢の誕生日である。そこで、昨夜は“合同誕生会”ということで、寿司を食べに出かけた。それにしても、よくぞこんな暑い日に生んでくれたものだと思う。佐渡屋太郎は暑さと苦しさと痛さに耐えた母親の頑張りの結果として、この世に生れ落ちることができたのだ。昨日はY嬢とともに、互いの母親に感謝の気持ちを捧げながら寿司を食った。一方、私の方は先週から今週にかけて、原稿書きの“嵐”であった。棺桶からガーデニングまで、時間に追われながら書いて書いて書きまくった。

 お陰で私の頭は、内田春菊のようになった。というわけで、冒頭の写真を見てほしい。これは古本屋で買ったものだが、家に帰ってみて驚いた。何とこの本にはスピン(しおり紐)が10本も付いていた。大サービスである。ただ、何の役にも立たなかった。内田春菊に関しては以前、『私たちは増殖している』を読んでいたので、白く染めた髪の毛が増殖しているように見えた。そして私が買ったこの本のなかでも、内田春菊は勝手に“増殖”を始めているのではないかと気味悪くなったのである。それにしても、不良本であるがゆえの“レア本”であった。以前から彼女のたくましさに、佐渡屋太郎は敬服している。すでに子供も4人になっていた。確実に彼女とその一族は“増殖”している。

写真キャプション=暖かな感じがする籐を編んで作られた棺


 さて今回は、先週に書いた原稿の取材で会った印象深い2人の若者の話をしたい。この2人はユニークな“発想の転換”を行なったという点で印象に残っている。私はユニークな人間が大好きだ。まず1人目は日本の葬儀業界に初めて、“籐で編んだ棺桶”を持ち込んだ若者である。正式には「シンビオシス」という商品名で、“共生”という意味であるという。この「シンビオシス」のカタログの表紙には“木を切らない”と大きく書かれていた。ちなみにこの若者社長は、イギリスのフューネラルフェアでこの籐の棺を見て、日本での販売を思い付いたと言う。

 つまり、この籐の棺桶を使うことにより、木を切らなくてもよくなるという“エコ訴求”を、真正面から行なっているのである。籐は成長が早く、3~5年で資材として使えるようになるという。つまり自然と人の“共生”を図る棺桶が、この「シンビオシス」であると主張しているのだ。いま日本では年間100万人の人が亡くなっている。さらに2050年には年間の死亡者は150万人に増加すると予測されている。既存の棺桶は合板でできており、その資材として世界各地で多くの木が切り倒されていることだろう。最近はダンボールの棺桶も出現しているが、それも元をただせば木である。この弱冠26歳の若者は籐という天然素材を用いたユニークな商品を持ち、棺桶業界に乗り込んできたのである。“改革好き”の佐渡屋太郎としては、何としても応援せざるを得ない。

 その現物を西宮まで行ってみてきたが、なかなかよくできている。全体に丸みのある形がやさしいイメージを与えるし、何しろ籐の感触が暖かさを感じさせる。さらに、天然染料で染められた布で装飾も施されている。現在、“家族葬”が増えているが、女性の葬儀ではこのような棺を選ぶ遺族も多いのではないだろうか。いまでは葬儀に色とりどりの“洋花”を使うケースも増えている。遺体のまわりに色鮮やかな花を散りばめ、このバスケットのような棺を使えば、まるでメルヘンの世界ではないか。やさしく暖かいイメージで故人を送ることができれば、遺族の心の癒しにもなる。

写真キャプション=籐の枠組みにとうもろこしの幹を編みこんだ棺


 実は、この棺は中国の某所で職人に作らせているという。今後はとうもろこしやバナナなど、実を採ったあとの不要物を資材に活用するプランもあるという。実際、とうもろこしは籐の棺で部分的に使われているタイプもあった。そして、この「シンビオシス」は8月から販売を開始する。展示会ではとても好評を得たようだ。初年度は年間1万本の販売目標を立てているが、こればかりは蓋を開けてみないと分からない。しかし、この若者はきっとやってくれるであろう。必ずやりそうな“ユニークオーラ”がメラメラと背後に燃え盛っていた。

 あと1人は北陸地方にある葬儀会社の社長である。今年6月に父の後を継ぎ、社長になったばかりであるという。彼は40歳で、昨年の暮れから会社の“BI”(ブランディング・アイデンティティ)に取り組んでいた。そこでの問題は、従来からある“不幸演出業”という葬儀社のイメージを打破することだった。そうしないと、彼や従業員が前向きになって仕事をすることができない。これは深刻な問題である。そこで彼は今後のために真剣になって考えたのである。

 その結果、新たな考えに辿りついた。それは葬儀とは亡くなった人のエンディングであると同時に、残った人が幸せな日常生活に戻っていく節目の儀式であると定義したのだ。そして、葬儀社は葬儀を終えた人たちが幸せな日常生活を送るため、その役に立つことを行なうのが任務であるとした。つまり、葬儀の主役を“故人から遺族”へと発想転換したわけだ。死者を丁重に送ることで遺族に満足感を与える。さらに遺族がその後に幸せな生活を送るための支援やサービスを行なうことも、葬儀社の使命として分野を拡げたのだ。

写真キャプション=北陸の葬儀社が始めた会員向けの“生活支援サービス” これがいわゆる“生活支援サービス”の発想である。遺族には連れ合いを亡くした独居老人も多い。その人たちに対し、葬式の翌日から役所・保険・相続関係の手続きや、家のセキュリティや整理などの処理事項が押し寄せてくる。さらに以前と同じような豊かな生活を維持しようと思えば、買い物や旅行、趣味を通した仲間づくり、勉強のためのセミナーなど、様々な情報とアシストも必要になる。それをまるごと葬儀社で引き受けようというのが、この発想のもとにある。

写真キャプション=会員向けに月に1回ほど実施している会員プレゼント 葬儀業界の最大大手の公益社でも、今年4月から「セレモニーアドバイザー」を設置した。これは葬儀を挙げてくれた遺族に対し、身内の一員になったように相談に乗ってアシストすることを業務とする専門のスタッフだ。その設置の目的は遺族の生活を支援し、より長い付き合いを維持することにある。そのため、セキュリティ・物販・旅行会社など専門業者と提携し、各種の相談に応えていくという。こうなると葬儀社は“総合サービス業”になってくる。

 北陸の新社長が考えたことも、まさにこの点にある。つまり、遺族の生活支援サービスの一部に葬儀の施行もあるという発想の転換だ。その発想までの過程を物静かに語る新社長は、熟考型で信頼の置ける人物だった。わざわざ北陸まで取材に行った甲斐があった。以前、取材した葬儀社の社長は、地元で保育所が足りないという住民の声を聞いて保育所を作り、介護施設が足りないという声を受けて老人介護施設を作り、地元に病院がほしいという要望を受けて病院を作ったという話を聞いたことがある。こうした動きが広がっていくと、葬儀社の姿は大きく変わっていくかもしれない。

写真キャプション=会員向けに月に1回ほど実施している会員プレゼント この新社長の会社では、大阪の葬儀社のアイデアをもとに、自社の会員に向けたユニークなサービスの展開を始めた。ちなみにこの大阪の葬儀社は以前、新社長が修行をしていた会社である。そのサービスとは、地元の商店やレジャー施設に呼びかけ、会員割引や月1回のプレゼントを実施しているのだ。原資には入会金の10万円を当てている。そのため、葬儀の際の10万円以上の割引は自社の努力で賄うことにした。つまり、会費はすべて会員に還元するという明確な方針を立てたわけだ。そのほかに、趣味の講習会や勉強のためのセミナー、会員の親睦を図る温泉旅行など、様々な企画を立てて会員の"生活支援"に努めている。

 こうした若者のユニークな発想と実行力が、葬儀業界のイメージと業容を少しずつ変えていこうとしている。考えの元になっているのは、より環境や顧客のために役立ちたいという発想だ。それが新商品や新サービスに結び付いている。このような斬新な発想で、葬儀業界に切り込んでいく若手経営者に拍手を送りたい。佐渡屋太郎


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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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