遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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2008年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年08月

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コスト削減にインターネットが活用出来るか!【ナイトウ龍司-その十八】

新世紀エヴァンみひろンをモチーフにしたユニークな企画-abic 一番館・弐番館 | ジャンバリ.TV

 今は7月30日(水)今日は機械販社の友人M氏の紹介で神戸のアビック弐番館のY氏と垂水店のK氏と商談営業で訪問した。紹介なので若干緊張して伺ったのだが意外や挨拶を終えたとたんY氏から「以前お会いしたことありましたよね!」との事。私もあっ!と瞬時に思い出した確か1年半ほど前にシークエンスの勉強会で会っていた事を・・・やはり業界は狭い所だと実感しました。

 最近は色々紹介を受ける事が多くなって来たが何かと初めてお会いした方ともどこかで共通する知人がいたりしてすぐ親近感が出てしまう事は本当にありがたいと思います。

 その商談の中で驚くことがあった。「ブログされてますよね!読んでますよ!」なんと!遊技租界の読者だと言ってくれたのだ!これには驚いた!業者間ではよく見ているよと励まされるのだがホール側で読者だと言われたのはK社長とM社長と・・・指で数える程度だと思っていたので正直嬉しかった。

 しかし、最近この様なインターネット話の中でお世話になっているホールのT専務も「これからはネットを活用して販促の広告費用も考えなくてはいけないね」と話しいてた様にネットを活用しての営業戦略も当たり前になりつつようである。

 2年程前はTV枠でのCMが主流になり当時私もY経済研究所の方とサンテレビなどUHF局の地域限定「パチンコ番組」などの提案営業で回った思い出もあるが近年ではCS等も普及しているがそれ以上にインターネットの配信が急激に進んでいる様な気がする。その理由にはまず動画配信がさらに早く処理され短時間ではあるが簡単に自店のアピール広告を動画で配信できる魅力があるからだろう。

 上記の写真はジャンバリTVが配信するパチンコ店のアピールサイトだが写真をクリックしてもらうとサイトへ飛べますのでご鑑賞を!動画配信の内容も一昔と違いまるでTVのパチンコ番組レベルの内容で仕上がって入るので面白い。連載物になっているのでリピーターも当然増えてくるのは間違い無いでしょう。現在youtube(ユーチューブ)の様に無料で動画をアップロードし誰でも閲覧できるサイトが流行っているが、これも使い方によっては立派な広告ツールにもなる訳でこれを利用しているホールも最近は見かける様になった。

 私は以前当ブログでも話しましたが集客店舗営業の広告にはインターネットを活用させる事によりさらに新しい展開が開けると考えています。

 具体的にはインターネットを活用することにより確実にイニシャル(コスト)の削減に結びつきます。広告費用も従来のチラシ広告と比較しても更新頻度と費用の対価では明白にネットの方が格安です。又、今後の傾向としても出玉勝負での機械営業も限界がありますのでファン重視の店舗作りにホールのコミュニケーションサイトやブログサイトが効果を発揮できるでしょう。
全店舗ごとのブログサイトを設置する。アビックのオフィシャルサイト!ご鑑賞はクリック

  最近では我々販売業者側も販売ツールにインターネットを活用させる事も多くなって来ました。私自身も自社のホームページを設置していますが最近ではメールや電話などがホームページを通しての問い合わせで1日10件程度は来る様になりました。従来の営業方法では考えられない事です。

 この効果により販売商品自体もネットショップに転用すると販売価格を引き下げることが可能になるのです。私自身のネットショップサイトも価格を引き下げる事で顧客も徐々にですが増えて来ています。何故?引き下げれるのかは簡単です。徹底した経費削減ができる事によって従来必要であった経費分を還元できる方式に変えれるからなのです。勿論、訪問営業を一切しない訳では無いので改装案件等や工事が伴う案件、紹介案件などはその都度足を運びますが出来る限り自分自身の中で無駄な経費を発生させない努力をして行く事が業界で残る為の処方かと今は考えています。

 ここで話題をホール側へ戻しますが最近ホール向けのおすすめ商品をご紹介します。以前姉妹サイト「ナイトウ龍司のパチンコ商品レビュー」でご紹介した”MIXMINT”です。
簡単にP-WORLDに転載できる優れものソフト”MIXMINT このソフトは簡単に言うとホームページ作成ソフトですが難しいプログラム言語など必要とせずイメージを直感的に入力してHPを作成できるのです。又、P-WORLDにも簡単に転載できる機能がある事や動画も簡単に設置したりPCで作成したHPが自動的に携帯サイトでも閲覧できるなど費用面から見てもかなりお得なソフトと言えるでしょう。

 又、ご購入検討される方にはデモ画面で思い存分試して貰えるサービスなど充実したサービス内容になっており当社でも取り扱って1ヶ月程ですが数社からのお問合せがあり現在、ご利用されているホール様からの反響の声も上々です。

 只、最後にインターネットを活用すれば全てが上手く行くと言いたいのではないのです。常にこの業界は変動して行きますがその時代にマッチした販促媒体をキャッチすることが営業戦略に大きく関わる様な気がしています。 その様な中でインターネットを活用する選択肢もあるのではないかと言う話です。それは私自身、日頃から商品選択においても従来のコストを削減して尚且つ効果を挙げれる商品を提案したいと考えているからなのです。

 現在のこの業界不況を乗り切る為に我々、販売側でも如何に商品を導入しやすい価格でホール側に提供出来るかを最重要視して考えていかなくてはならないと私は常に考えます。ある一部の機械メーカーはこの様な時期に抱き合わせ販売等をしている様ですが現状に置いて無理なバッファをホール側に重ねて行く事に正当性はあるのでしょうか?今一度、今何が出来るか問いただしものです。(ナイトウ龍司)


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| ナイトウ龍司-業界の眼 | 11:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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緊急報告!我が母校の佐渡高校が甲子園に出場か!【佐渡屋太郎-vol.107】

写真キャプション=佐渡の船着場に着くと迎えてくれた横断幕

 いまは7月23日(水)の19時23分。今日は久し振りに興奮した。何とあの弱かった我が母校の佐渡高校野球部が、夏の甲子園出場をかけた新潟県予選の決勝に進出したのだ。顧みるに私は昨夜、 “猪八戒”をはじめ総勢6名ともに、難波で朝の5時過ぎまである打ち合わせで飲んだ。店を出たら外は明るかった。そして、事務所に帰って一眠りして起きたら、会社の人間から「佐渡の高校が甲子園の地方予選の決勝戦に残っている」ということを聞いた。

 それは正確に言うと、佐渡の高校ではなく、佐渡高校であった。佐渡高校と言えば、私の母校ではないか。そして、野球部といえば私も1ヵ月ほど入部していた。その後、剣道部に移ってしまったが、あの真っ暗になるまでやった1ヵ月のハードな練習は今でも脳裏に焼きついている。やめた原因は、左利きであった佐渡屋太郎は試合の数日前に、バッティングピッチャーをやらされ、セカンドのレギュラーであった、今でも忘れもしない中野先輩の頭に球を当ててしまったからだ。

 中学まで軟式野球だったので、硬球に慣れていなかった。しっかり握らないとスッポ抜けてしまうのである。別に狙って当てたわけでないのに、監督にひどく怒られた。それで、当時ピッカピッカの1年生だった佐渡屋太郎は、一人前に監督の理不尽さに頭にきて、野球部を辞めてしまった。所詮、チームプレーは好きではなかった。生来、協調性が欠如しているのだ。その後、剣道部に入って、1対1の真剣勝負にのめり込んでいった。その選択は実に正解だったと今でも思っている。『巨人の星』から抜け出し、『俺は男だ!』の世界に突入していったわけである。

 さて、私のことはどうでもいい。問題は我が母校が開校以来、初めて甲子園に出られるかどうかということである。まず、その模様を「スポーツニッポン」は次のように伝えている。実に泣ける文章なので、少し長くなるがまるごと引用する。

 「第90回全国高校野球選手権大会(8月2日開幕、甲子園)は22日、全国29地区で90試合が行なわれ、新たに3校が甲子園出場を決めた。また、新潟大会準決勝では佐渡が優勝候補の中越に2-1で勝利。佐渡島から初の甲子園出場に王手をかけた。23日は青森、広島など6地区の決勝を含め全国24地区で49試合が行なわれる。
 
 【佐渡2-1中越】日本海に浮かぶ佐渡は豊かな自然とおいしい海産物に恵まれた島。そんな自然豊かな環境で育ったナインが劇的なサヨナラ勝ちを収め、初の甲子園へ王手をかけた。

 1-1の9回2死一、二塁、打席には9番・岩崎。7回2死一・三塁の好機では空振り三振だったが、深井監督から『お前が決めてこい』とゲキを飛ばされ『決めてきます』と打席に向かった。中越・東条の139キロ速球を流し打った打球は三遊間を破り、二塁走者の中河が両手を突き上げてホームを踏んだ。深井監督は『最後の一打は全島民の気持ちが乗り移った』と興奮気味に語った。

 学校創立は1896年と100年以上の長い歴史を持つが、過去最高はベスト8止まり。今夏はノーシードながら接戦を勝ち上がり、佐渡島の高校としては初の4強入りを果した。部員は全員が島内の中学出身。甲子園を目指すために島を離れる球児もいるが、同監督は『佐渡でも野球が好きで、純粋に一生懸命やれば甲子園へのチケットがくるんだということを示せたかな』と話した。

 ユニフォームの左肩には、佐渡の頭文字「S」を島の形に模したデザインが踊る。今春に一新したものだ。今大会5試合549球をたった1人で投げ抜いてきたエース・中河は言った。『(島の人間は)逆境に立たされた時に、ひっくり返す気持ちというか、行動ができる。それは勉強でも野球でも』。夢の聖地まであと1勝。一戦ごとにたくましさを増した佐渡ナインが新しい歴史をつくる」
写真キャプション=佐渡高校の球児たちを生み、育んでくれた偉大な孤島“佐渡が島”

 実に、中河君のコメントがいい。佐渡には“変人”が多いが、逆境になってもへこたれない“反骨心”を持っている、と佐渡屋太郎も思っている。同じ佐渡人として、この年若い青年の言葉に、佐渡屋太郎も勇気をもらったような気がする。私が佐渡にいた頃は、硬式野球をやっていたのは、佐渡高校だけだった。だから、練習試合をするにも船に乗って新潟に行かなければならなかった。だから、あれだけ練習をしても“行って負け”を繰り返していたのかもしれない。当時、野球部が3回戦か4回戦まで勝ち進み、驚いたことを憶えている。

 参考までに、佐渡には高校が1つしかないと思っている人もいるだろうが、そうではない。私が佐渡にいた頃は、①佐渡高校、②両津高校、③佐渡女子高校、④相川高校、⑤佐渡農業高校、⑥羽茂高校と6校もあった。この前、新地で飲んでいたら佐渡女子高校出身のホステスがいて、佐渡高校と佐渡女子高校が合併すると言っていた。なぜ、もっと早く合併してくれなかったのだろうか。私がいた頃の佐渡高校には、女子が男子の1/3の人数しかいなかった。

 だから、体育祭の時のフォークダンスなどは、1年生の男子生徒が女役をやらなければならなかった。3年生の剣道部の先輩に手を握られ、耳に息を吹きかけられたときには、そのまま駆け出して逃げたくなったものだ。剣道部では両津高校がライバルだった。この2校でいつも優勝を争っていた。いま、高校は何校になっているのであろうか。そんなことは、どうでもいい。問題は佐渡高校の野球部であった。参考までに、決勝進出までの戦歴を辿ってみよう。出場校は全部で95校もあった。

【佐渡高校の決勝戦までの戦歴】
● 2回戦=○佐渡3―1柏崎常盤×
● 3階戦=○佐渡6-3高田×
● 4回戦=○佐渡8-0新潟第一×
● 準々決勝=○佐渡7-6帝京長岡×
● 準決勝=○佐渡2-1中越×(第2シード校)
● 決勝=?佐渡?―?新潟県央工?(第4シード校)

 今日はその決勝戦の結果が知りたくて、仕事に身が入らなかった。そして、16時に佐渡の母親に電話をした。結果は3-2で、佐渡高校は惜しくも負けてしまった。しかし、2-2のまま延長11回までもつれ込む接戦であったという。佐渡からは海を渡り、観光バス5台で応援に駆けつけたという。この話を聞いただけで泣けてくる。佐渡人たちの反骨魂は、この1戦に燃え上がったのだと思う。いくら“変人”が多くても、相手チームを応援する“ひねくれ者”はいないだろう。島民が1つになって、島が生んだ健気な若者たちの勝利を祈ったのである。いや~、また泣けてきた。これは飲まずにいられない。

 マルハンの会長の言葉にも泣けたが、佐渡屋太郎は若者が大志を抱いて、その野望を苦労しながら叶えていくというスチュエーションに弱い。多分、孤島の生まれで、田舎者だからだろう。私も東京に出て行くときは、“一旗あげる”覚悟で、島を後にした。いまはその旗もだいぶボロボロになってしまっているが、まだ心の中にはある

 この件は、我が母校の先輩である北一輝先生にも、報告しなければならないだろう。先生の後輩たちは95校の並み居る強敵を前にしても、決して怯まず、堂々と佐渡人魂を発揮して戦い抜きました。そして、最後の1人に果敢に立ち向かい、見事に討ち果てました。それにしても、佐渡には“悲劇の主人公”が多い。これも“孤島の悲哀”を増幅させるドラマツルギーなのかもしれない。やはり、佐渡はドラマの島であった。

 すっかり、甲子園に応援に行くことにしていた佐渡屋太郎の心は、少し萎んでしまったが、佐渡の若者たちの健闘に感謝の意を捧げたい。「どうも、ありがとう」「よくやった」「これからもがんばれよ」。母親には、明日の「新潟日報」を送ってくれるように頼んだ。その“最後の一戦”の様子も伝えたい。実は今日中に1本の原稿を送る約束をしていたが、今日の佐渡屋太郎はそれどころではないのである。これからは、この新聞記事を読んで泣くことにしよう。(佐渡屋太郎)

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景品会社の御大(おんたい)に会ってきた【佐渡屋太郎-vol.106】

写真キャプション=偶然に写真を撮ることができた祇園祭「山鉾巡行」を行なう「鶏鉾」

 今日は7月19日(土)の19時30分。7月17日(木)に徹夜をして、やっとパチンコ雑誌の最後の原稿6ページを書き上げた。そして、ついにその日は一睡もできず、翌朝の9時30分に大和路線に乗り、奈良の葬儀会社へ取材に行ってきた。もう、フラフラだった。しかし、こういうときは力が抜けているので、人の話がよく聞ける。喋る元気もなかったので、相手の話に終始頷いていた。しかし、なかなか面白い試みを行なっている葬儀会社で、好感が持てた。ホームページと家族葬サロンだけで、“顧客本位”の葬儀を実践している会社だった。せいぜい、いい原稿を書いて、その試みを応援することにしよう。帰りには寿司までもらってしまった。

 17日(木)は昼過ぎに京都の“拠点”を出ると、四条通りが通行止めだった。考えてみれば、祇園祭の「山鉾巡行」ではないか。堀川通りから烏丸の方を見ると、遠くに鉾が見えた。そして、原稿の締切り日が過ぎているというのに、このブログのためにわざわざ烏丸まで歩き、撮ってきたのが冒頭の写真だ。さらに今日、その写真にキャプションを入れようと思ったのだが、これが何の鉾か分からないのだ。そこで調べに調べてやっと判明した。結局、2時間も掛かってしまった。せっかく調べたのに、勿体ないので「山鉾巡行32基の全容」を紹介することにする。

 京都では、祇園祭の終わりに激しい夕立があって、それが上がると梅雨が明けるというのが、1つの風物詩のようになっている。今年の近畿地方は6月2日に“梅雨入り”し、“梅雨明け”宣言が出たのが7月16日の11時だった。ちょうどいい頃合の“梅雨明け”ではないか。ただ、この間の降雨量は230㎜で、過去平均の77%しかなかったという。夏の水不足が少し心配だ。

 幸か不幸か、私も久し振りで、少しだが「山鉾巡行」を見た。京都に住み始めた頃は毎年、友人が各地から遊びに来たので、一緒に見に行ったものだ。また、昔は錦市場の近くに事務所があったので、いやでもその一部始終を目にした。しかし、自分が撮った“鉾”が何か分からないのである。京都の住人としては、巡行の32基くらい覚えておかなくてはならないだろう。自戒の意味と私的な備忘録として、以下にその全容を記しておく。
写真キャプション=四条通りを東に向けて進んでいく山鉾の列

祇園祭り「山鉾巡行」32基の全容】(名称、読み、重量、所有する町名) 

1=「長刀鉾」(なぎなたぼこ)、11.1t、四条通烏丸東入ル
2=「孟宗山」(もうそうやま)、0.54t、烏丸四条上ル
3=「油天神山」(あぶらてんじんやま)、0.55t、油小路通綾小路下ル
4=「保昌山」(ほうしょうやま)、0.67t、東洞院松原上ル
5=「函谷鉾」(かんこぼこ)、11.39t、四条通り烏丸西入ル
6=「太子山」(たいしやま)、0.59t、油小路通仏光寺下ル
7=「四条傘鉾」(しじょうかさぼこ)、0.4t、四条通西洞院西入ル
8=「占出山」(うらでやま)、0.51t、錦小路通烏丸西入ル
9=「鶏鉾」(にわとりぼこ)、9.42t、室町通四条下ル
10=「白楽天山」(はくらくてんやま)、0.71t、室町通綾小路下ル
11=「霰天神山」(あられてんじんやま)、0.65t、錦小路通室町西入ル
12=「山伏山」(やまぶしやま)、0.6t、室町通蛸薬師下ル
13=「月鉾」(つきぼこ)、11.88t、四条通室町西入ル
14=「芦刈山」(あしかりやま)、0.64t、綾小路通西洞院西入ル
15=「綾傘鉾」(あやがさぼこ)、0.36t、綾小路通室町西入ル
16=「蟷螂山」(とうろうやま)、1.22t、西洞院通四条上ル
17=「菊水鉾」(きくすいぼこ)、10.3t、室町通四条上ル
18=「木賊山」(とくさやま)、0.67t、仏光寺通西洞院西入ル
19=「伯牙山」(はくがやま)、0.52t、綾小路通新町西入ル
20=「郭巨山」(かっきょやま)、0.69t、四条通新町西入ル
21=「放下鉾」(ほうかぼこ)、10.32t、新町通四条上ル
22=「岩戸山」(いわとやま)、8.25t、新町通高辻上ル
23=「船鉾」(ふねぼこ)、8.41t、新町通綾小路下ル
24=「北観音山」(きたかんのんやま)、9.27t、新町通六角下ル
25=「橋弁慶山」(はしべんけいやま)、0.8t、蛸薬師通烏丸西入ル
26=「黒主山」(くろぬしやま)、0.67t、室町通三条下ル
27=「八幡山」(はちまんやま)、0.75t、新町通三条下ル
28=「鈴鹿山」(すずかやま)、0.7t、烏丸通三条上ル
29=「役行者山」(えんのぎょうじゃやま)、0.84t、室町通三条上ル
30=「鯉山」(こいやま)、0.81t、室町通六角下ル
31=「浄妙山」(じょうみょうやま)、0.78t、六角通烏丸西入ル
32=「南観音山」(みなみかんのんやま)、9.54t、新町通蛸薬師下ル

 というわけで、私が偶然に撮影した“鉾”は、いくつかの写真と照合した結果、9=「鶏鉾」であることが判明した。苦労したが、答えが分かってスッキリした。この「鶏鉾」は平和の象徴とも言うべき、ありがたい鉾である。その命名の来歴は、むかし堯の時代は平和が続き、訴訟ごとがあるときに打つ太鼓に苔(コケ)がむして、鶏が巣を作ったという故事によっている。世界的に不景気が要因となって、次第にキナ臭さが増している昨今であるが、「コンチキチン」のマッタリした余裕が必要だろう。幾多の戦乱を経験した京都人の、達観した“おっとりさ”に敬服したい

 さて、前置きが長くなりすぎた。問題は換金システムの今後である。和歌山で始まった顧客から手数料を徴収するという新たな動きを、果たしてどのように捉えたらいいのか。そこで佐渡屋太郎は、知り合いの景品会社の御大に、話を聞きに行ってきた。その御大は多くのエリアで一般景品や特殊景品の卸業をしており、現場の情報に精通し、さらに全体的な分析ができる人物である。この和歌山の件にも関わっている。

 まず、その最初の問いは、景品会社として顧客から手数料を取ることを、どう思うかである。これに対しては、要はホールが決めることに従うだけというスタンスだった。ホールが手数料を取ると決めれば取るし、取らないと言えば取らない。景品の卸や景品の交換業務は、建前的に第3者の業務であるとはいえ、ホールの依頼を受けて行なうこと。ただ、顧客から手数料を取れば、景品交換システム自体に余裕が生まれるので、景品会社としては歓迎こそすれ、反対する理由はない。ただ、もし顧客の反発があれば、ホールが影響を受け、それが景品会社に波及してくることはあるだろう。しかし、ホールの決定に反対する立場にはないということだった
写真キャプション=顧客から手数料の徴収をはじめた和歌山市の景品交換所

 ここで、景品交換所の構造的な問題が出てくる。和歌山のように統一景品システムを採用しているところでは、景品卸業者がホールに景品を納入したとき、その景品額の一定割合(以前の和歌山県では0.4%)で手数料が徴収される。それを景品卸業者と景品交換業者で分配する。和歌山県では以前、景品卸業者=0.2%、景品交換業者=0.2%のという比率だった。つまり、0.2%の手数料で景品交換所は運営されているわけだ。しかし、それだけでは運営しきれずに、破綻に瀕していた。

 実際は、ホールが土地と建物を提供し、2~3人は必要な作業員の人件費も負担していたのである。ホール企業の従業員が景品交換所に入っていたケースも多い。つまり、実質的にはホールが景品交換所を運用していたことになる。こうなると、自然的に景品も景品交換所からホールへと還流していく。これでは立派な“自家買い”になってしまう。いわゆる“2店方式”だ。

 また、体裁的に景品交換所の運営は別会社になっていても、それを親族やホール経営者と関係の深い人物が経営して、景品が交換所とホールを入ったり来たりしている例は全国に多いだろう。交換所が顧客から買取った景品を、景品卸業者が回収し、またホールに納入するというサイクルが築けなければ、正式な“3店方式”にはならない。そのためには、景品卸業者が1日に1回はホールに景品を納入し、景品交換所から景品を回収しなければならない。

 しかし、このシステムを構築するのがとても難しい。問題は経費である。景品交換所がホールから独立した存在になるには、交換所の家賃を払い、2~3人の従業員への人件費を払わなくてはならない。それは一体、どれくらいの費用は必要なのか。その点を景品会社の御大に聞いたら、だいたい目安として「月に100万円」という答えであった。和歌山の以前のシステムなら月に5億円、日に1666万円の景品交換が必要になる。

 客数が激減している昨今の状況から考えると、中小ホールでこれだけの景品交換をするのは難しいだろう。ただ、ホールにとって景品交換所は営業上、絶対に必要である。それなら、自分のところの従業員を2~3人ほど交換所にまわし、少ない経費で交換所を維持していこうということになってしまったようだ。そのなかで正式な“3店方式”を確立しようとすれば、「顧客から手数料を徴収するしかない」という結論に至ったのが、和歌山県の事例であったわけだ。

 一方、景品会社の御大が契約しているのは、大手企業の経営するホールが多い。店舗規模も大きく、客数も多く、当然ながら景品取扱量も多い。このようなホールは、景品取扱量の多さをバックにして、県下統一システムの景品卸業者より有利な条件で、独自に選んだ景品卸業者と契約している。その契約では、景品卸業者や景品交換業者の利益を取り、さらに景品交換所の維持費を超えた分は、何らかの形でホールにバックされることになっている。大型繁盛店はスケールメリットを、ここでも存分に活用しているわけだ

 逆に言えば、大手ホールは景品交換所の維持費を軽くクリアできるのだから、“顧客から手数料を取らない”ことを、差別化戦略として使うこともできる。そうなると、エリア内に“火種”がまた1つ増えることになる。それをエリア内の全ホールに対し、“顧客からの手数料1%徴収”の合意を取り付けたことに、和歌山での成功要因はあった。果たして、こうした態勢を他の道府県でも取れるのかどうか。これに対し、「この方式は全国に拡がっていくのではないか」というのが、御大の見解だった。

 その理由は、現在どの地域でも景品交換システムの運用が苦しくなってきており、何らかの経費的な打開策が必要であること。また、経営的に行き詰っているホールが多く、経費節減に結びつくことなら大方の賛同を得やすいこと。さらに、カジノ法案などの関連で“3店方式”の確立への指導が厳しくなると、実際的にこうした方法を採用しないと実現が難しいこと。ホールや景品会社の儲けのためではなく、“3店方式”の確立という大義名分があり、顧客の理解が得やすいことなどを、要因をして挙げた。

 事実、愛知県の江南組合でもこの“和歌山方式”を導入しているそうだ。当初、この方式を他の道府県での導入する場合には、懸念材料がいくつか考えられた。1つ目は多くの景品会社が乱立している都市部では、景品会社の反発があるのではないかと想像された。しかし、景品会社はホールが決定すれば、それに従うというスタンスを取っているようだ。かえって、手数料が上がれば、“3店方式”をしっかり履行しても余裕ができてくる。各社で条件面での競争はあるだろうが、それはホールにとって望むべきことでもある。

 2つ目は、組合非加盟のアウトサイダーが多いエリアでは、顧客からの手数料徴収に合意が得られるかどうかという点だ。和歌山の場合、反対したのは幸い1社だけだったが、これが多くなるとホール間の不平等が生じるし、顧客の混乱も大きくなるだろう。3つ目はこのシステムを利用した不正が起こった場合の問題だ。顧客から手数料を取っているのに、 “自家買い”を続け、その手数料をホールの利益として還元していたらどうだろう。そのホールの信用失墜だけでなく、このシステム全体に対する顧客の不信感も大きくなる。
写真キャプション=手数料の説明ポスターの下に添付された景品交換会社の注意書き

 4つ目は、交換所運営に必要な経費以上の手数料徴収があった場合の処理だ。それがホールに還元されたら、「手数料は景品交換所の運営をするために使われる」という約束が破られてしまう。それをどのような形で処理していくのか。従来は協力金や割戻金としてホールにバックしていたが、ホールから手数料を徴収しないこのシステムでは、その点に矛盾が生じてくる。しかし、ホールにバックしなければ、景品交換会社の儲け過ぎになってしまう。確かに景品交換量が多いのはホールの力によるものだが、実際に手数料を払っているのは顧客であり、ホールではない

 実際、その分は景品取扱量の少ない景品交換所の補助に当てられているが、その“相互扶助”の精神をどこまで維持していけるのか。その精神が崩壊すれば、逆に不公平感を持った大型繁盛店が統一景品システムから抜けていく可能性も大きくなり、システム自体の維持が難しくなる。超過分はホールを通して顧客に返してもらうため、“販売促進費”という名目での還元や、景品仕入額の割引などが検討されている。この取扱量の多いホールへのフォローの方法も今後の検討課題だろう。

 というようなことを、パチンコ雑誌には書いた。いずれにしてもこの“和歌山方式”が今後、どのような波及効果をみせるのかに大きな関心を持っている。その動きを継続的に追ってみたいとも思っている。また、新たな動きが出てきたら、このブログでも紹介することにしよう。(佐渡屋太郎


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ラッキーボイスから始まって加熱する汎用音声装置の動向【ナイトウ龍司-其の十七】

写真キャプション=日頃のご愛顧ありがとうございます!ビールが美味い季節になりました☆ 今は7月19日(土)、ここ関西も梅雨明け宣言していよいよ夏到来となりました。我家も子供達の学校が終わり今年は少し早い夏休みに入りました。何かとバタバタと五月蝿くなりそうです。

 その様な中で先週から今週にかけて仕事でバタついたのは汎用音声装置の話。ラッキーボイスから話題が始まって何かとこれらの商品の話題が業者間で騒がしくなっているのですがサミットの自粛明けとなり、業界の盆前商戦にこれらの商品も参入してきた様です。

 私も最近は”サウンドチュチュ”での問い合わせにかなりバタつきました。

 只、これら商品には様々な問題もあり現状は光センサーの認可・不認可が導入の妨げになっている事や商品自体の供給が不足しているなど思うように販売できていないのが現実です。

 大阪などは光センサー部分を問題として電流センサーなら認可するなど各公安・各所轄対応は様々です。この背景にはこれらの商品を導入する際の処置にも問題があった様で元来、この手の設備商品は変更届でも問題ない商品だったのですが大当たり時の感知する部品は筐体内部に設置する為、変更承認申請が必要になる商品とも考えられます。ですから最近では所轄等へ設置前に事前のお伺いを立てての導入であれば良いとの返事が色々なメーカーから聞く事が多くなりました。

 しかし、その手筈をせずに事後届出をした所に対しては一部の所轄は変更届出を受理せず設置した商品までの取り外しを命じるなど厳しい結果も出している様です。

 私の会社でも”サウンドチュチュ”を販売していますが現状は書類を先出しして所轄の事前伺いの確認を受けてからの注文と言う形を取っているので時間が当然かかります。しかし、面倒臭いと思いながらもその流れを無視して安易に販売した結果、設置不可となれば販売した責任問題ともなりますので慎重に対応には心掛けています。

 これらの商品の今後の流れは少し変わって行きそうです。まず、ラッキーボイスと類似した商品ですが光センサーを電流センサーに変えての新商品が今週販売されました。商品名はまだ、型式番号等しか聞いてないので来週にはご紹介できるでしょう。又、某大手押し釦メーカーが販売する新商品は大当たり時の感知する部品からの信号は拾わずに逆に大当たり信号そのものを入力信号として引き込む形式の商品を7末か8月初旬に販売する予定だと言う事です。

 この後者の商品なら完全に変更届でのみで対応できる商品となりますので仕様が噂通りならかなり期待できるでしょう。 私自身も”サウンドチュチュ”でサイトのお問合せもかなり頂きましたが今後は上記で紹介した商品もレパートリーとして加えていこうと考えています。なぜなら導入に問題の無い安定した商品を扱いたいと言うのが第一の考えなので価格面も大事ですが商品自体の信頼性も重視しないと役に立たない商品も多いことが現実です。

  汎用音声装置のこれらの商品も8月中旬から本格納品となりそうです。現状、各エリア設置されていない所も多いでので盆後もこれらの商戦はさらに過激になりそうです。今後は各メーカーの商品を精査されて導入をお考えされてはいかがでしょうか。(ナイトウ龍司)


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| ナイトウ龍司-業界の眼 | 14:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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和歌山で換金システムの取材をしてきた(2)【佐渡屋太郎-vol.105】

写真キャプション=新“景品提供システム”のスタート1ヵ前から換金所に貼りだされた説明書 いまは7月6日(日)の18時02分。今日も大阪は暑い。気温はまた33度もあった。四国は一昨日の7月4日、“梅雨明け”してしまった。近畿地方もこのまま梅雨が明けてしまうのだろうか。そうなると空梅雨(からつゆ)で、水瓶である琵琶湖の水量が気になってくる。梅雨には雨が降り、夏は暑く、冬は寒い――これが多くの人を幸せにしてくれる。“暑い、暑い”と文句を言っていてはいけないのである。しかし、それにしても大阪は暑い

 というわけで、問題は和歌山の“賞品提供システム”である。前回は従来のシステムが危機的な状況にあったことまでお伝えした。ホールも客数減の厳しい状況にあり、これ以上の負担を強いることはできない。ちょうどそのとき、三重県の一部地域で、顧客から換金時に2%の手数料を取っているという情報が伝えられた。この三重の件に関しては、私は取材をしていないのでここでは何とも言えない。ただ、“顧客から手数料を取る”という新たな発想がもたらされたことは確かだ。これが和歌山の“賞品提供システム”に大きな転機を与えたのである。

 では、システム改革の経緯を順に見ていこう。まず02年頃より、ホール組合の全国組織である全日遊連から、「3店方式」の確立を強く求められるようになる。それを受けて06年1月の組合理事会で、これまでの買取り業者Wに代わる業者を作ることを決定する。その意向を受けて同年2月、三立商事が設立される。それから順次、換金所運営業者の切り替えが行なわれる。これにより、これまでの実質的にホールが運営していた換金所は、第3者の運営に改善されていく。同年11月に買取り業者Wは完全に撤退していくことになる。

 しかし、これまでの手数料で2~3人の人員を派遣していくことが、財政的に無理であることが判明する。その背景には、景品取扱量の減少という対外的な要因もあった。このままでは“景品提供システム”自体が崩壊してしまうという状況に陥る。そこで止むに止まれぬ最後の手段として選択されたのが、前述の“顧客から手数料を取る”というアイデアだった。割合は景品額の1%に設定され、そのうち0.3%は景品業者の和伸に、残り0.7%が三立商事に分配されることになった。三立商事にとってみれば、これまでの0.2%から3.5倍の運営費が確保されることになったわけだ。

写真キャプション=和歌山県遊協と和伸が入る遊技会館ビル) ただ、ここで確認しておいてほしいのは、和伸も三立商事も利益を追求するための組織ではなく、ホールの営業を円滑に運営するための組織であることだ。景品業者が複雑に絡み合っている他の都道府県とは、少し事情が異なる。これでホールと換金所の関係に、一線を画すことができた。また、これまでやや不透明感があった資金の流れが明確になり、和伸や三立商事の出入金も透明性が確保されることになった。窮余の一策によって、これまでの“自家買い”から、一挙に先進的な「新3店方式」に変貌することになったわけだ。まさに“瓢箪から駒”の豹変であり、“コペルニクス的な展開”であった。

 この新システムは、07年11月1日に勝浦、新宮、串本支部でスタート。以後、12月1日に田辺、白浜支部、12月15日に有田、湯浅支部と拡がった。翌08年5月1日には県都である和歌山東、和歌山西、和歌山北支部と海南支部でも採用され、15支部のうち11支部で展開されている。残り4支部では全国展開企業などが反対しているため、まだ新システムは始動していないが、引き続き交渉が行なわれている。

 では、この新システムに対し、ホールと顧客の反応はどうであったのか。まず、ホールはこれまで支払っていた0.4%の手数料がなくなったので、大きな負担の軽減となった。したがって、反対の声は上がっていない。年間10億円の景品を買っているホールなら400万円の手数料支払いが不要になる。実際、10店舗を経営しているホール企業では、年間7000万円の負担軽減になるそうだ。さらに、換金所の借地代として月に1~5万円の家賃も支払われるようになった。ただ、これまで景品の取引量の多いホールには、協力金や割戻し金という名目で実質的な割引が行なわれていたが、これをどのような形にするかが課題となっている。
写真キャプション=新システムが5月1日から導入された和歌山市内の換金所

 一方、最も恐れていたのが、換金手数料を徴収される顧客の反応だ。この対策には2つの手段が講じられた。1つは地域(支部)の全ホールで新システムを一斉導入したこと。ホール間の不公平をなくして、エリア内のどのホールでも同率の手数料を徴収することにした。支部内には、組合に加盟しないアウトサイダーのホールや、組合に入っていても独自の業者から景品を仕入れているホールもある。しかし、組合ではそれらホールと1%の手数料徴収で足並みを揃えてくれるように交渉を行い、全ホールが同意した時点で、新システムをスタートさせていった。残るのは前述のように4支部だけとなっている。

 あと1つは、スタートの1ヵ月前から換金所に説明書を貼り出し、顧客への周知徹底に努めたことだ。また、1万円で100円、5000円で50円と手数料1%が顧客の許容範囲であったことも重要なポイントだったと思う。以前、韓国では10%の手数料が徴収された。その点から見れば、常識の範囲内ということだろう。新システムの開始から顧客の苦情は、1件も寄せられていないという。“案ずるより、生むが易し”――勝ったときの1%は顧客にとって、それほど負担感がないようだ。しかし、この許容範囲の上限が、果たして何%なのかは興味のあるところだ。
写真キャプション=換金所の窓口横に貼り出された説明書と理解と協力を呼びかける要望書

 和伸と三立商事では、現在のようにホールが最悪の状態でも、何とか1%でやっていけることにひと安心している。状況が好転して景品量が増加すれば、手数料を低減することも考えている。逆に、消費税がアップしたり、1円パチンコの導入ホールが増加して、1%でやりきれなくなったときは、組合と協議することになっている。これも経理の透明性が確保されているから、開かれた議論ができる。

 個人的は、果たしてこのシステムが他の府県でも展開できるかどうかに、大きな興味を持っている。景品業者が多くいると、様々な利権が交錯して問題は複雑化するだろう。また、エリア内で全ホールの足並みが揃うかという問題もある。さらに、顧客にどのように納得してもらうかも大きなテーマだ。ただ、新たな発想のモデルケースが出現したことで、検討の価値はあるだろう。どの地域でも“景品提供システム”は、財政的に逼迫しているはずだ。

 今週は知り合いの景品業者のトップにも取材することにしているので、また違った視点から意見を聞いて見ようと思っている。何か、面白い指摘や問題点など出てきたら、このブログでも紹介することにしようと思う。(佐渡屋太郎)


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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 18:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最新!海物語シリーズの行方とジャグラーの関係!【ナイトウ龍司-其の十六】

いよいよ登場!三洋のCR大海スペシャル

 今は7月11日深夜、先程まで昔からの友人の機械販社のM氏と3時間ほど電話で語り合った。
 
 M氏はつい最近メーカーより独立し機械販社を立ち揚げたのだが機械に対しての持論は深く、歳は私より遥かに年下だがいつ聞いても機械の事については勉強させて貰える腕っこきの商売人である。

 そんな彼と話題になったのが今回の「CR大海スペシャル」の事だった。私は元々設備屋なので機械販売については少々疎い所があるのだが今回の販売についてはカリブの様にホールを裏切らないか?と言う心配に対して彼から出た意見は「いけるいけないの評価より海物語シリーズの方向性に問題がある」との回答だった。

 その問題とは前回、佐渡屋兄貴が書いた「大海スペシャル」の検証 【佐渡屋太郎-vol.103】で指摘した内容も一部含まれるものだが今回の海スペの大当り確率=1/349.67の数値と確変突入率=65%(15R=57%、2R=8%)に方向性が違うのではないかと言うものだった。まず解説の前にデータを紹介します。

CR大海物語スペシャルMTEのスペック
● 大当り確率=1/349.67(低確率)→1/34.97(高確率)
● 賞球=3&4&10&14
● 確変突入率=65%(15R=57%、2R=8%
● カウント&ラウンド=8カウント、15Ror2R

CRスーパー海物語IN沖縄MTAのスペック
● 大当り確率=1/315.500(低確率)→1/31.550(高確率)
● 賞球=3&4&10&14
● 確変突入率=54%
● カウント&ラウンド=9カウント、15Ror2R

CR海物語3/3Rのスペック
● 大当り確率=1/315.5(低確率)→1/70.1(高確率)
● 賞球=5&15
● 確変突入率=50%
● カウント&ラウンド=15R10カウント

 この3機種を挙げたのには理由があり、まずは最新機種・次に現状使えた機種・そして往年の貢献機種としてこの機種を挙げたのだがまずは大当り確率については現状から考えても海物語シリーズにおいては1/310から1/315までの大当たり確立の機種が市場では一番安定してる気がしてやまないのである。又、確変突入率についてもやはり50%(1/2)確立の機種が受けている様にも思えるのである。

 このデータの意味を我々で解釈すると海物語シリーズのファンは甘く当たり易く確変突入率は程ほどの遊びやすい安定感のある味付けが好きなのかな?!と言う考えが私とM氏との間で出た結論になった。これと追加すれば魚群の信頼性のパーセンテージも深く関わってくと言う事がわかって頂けるのではないだろうか。
 
 M氏曰く、今回の海スペは現状の沖縄MTAと比べればかなり辛く映るのではないか?そして確変突入率を65%まで引き上げる事によりMAXタイプでもないのにゲーム波の上げ下げをつけてはエンドユーザー自身この機種をどう受け止めるだろうかと言う答えであった。
大海スペ検定トレーニングでゲットした壁紙

 このM氏の持論の発想に私は面白い予測を立ててみた。最近、巷の業者の中で年末に再度、新しいスペックの海物語シリーズが出るかもと言う人がいたのだ。正直、何を根拠に言っているのかは定かでないが今はっきり言えることはどうも今回の海スペは本命では無いかもしれないと思うのだ。

 そこで飛躍した話だが売れる海物語はなんだ!と言う考えで双方意見が一致したのがスロットで言うジャグラーの様な従来のスペック崩さずにいつの時代にも流されない鉄板のスペックを保持する事が海物語のブランド性の確立ではないかと言う結論が出たのである。

 何が言いたいのか?今やジャグラーEXは5号機時代の鉄板機種であるがこのジャグラーEXが最新のスペックであるのかはご存知の通り違うのである。4.7号機時代も乗り切り現状ジャグラーブランドとしてスロット界のフラッグシップを走り続けるのは単なるファンが易しくて遊びやすい優しい機械であると言うイメージを定着させる為に変えなかったメーカーの努力だけだと思うのです

 4.7号機時代にある機械業者が「K電子はジャグラーしか作れないからジャグラーこけたら目も当てられないな~ でも販売だけは強気だね」などと馬鹿にした事を言っていたが当時、ジャグラーを販売していた私はこういう機種は未来永劫スタイルを変えずに残って欲しいものだと思ったものです。

 これを考えると今後の海物語シリーズの行方は私の勝手な意見ではその時々の時代のスタイルや流行を無視した定番の易しく甘い、そして優しいスペックの昔の仕様をまっとうした海物語が一番受ける様な気がするのです。エンドユーザーに愛されてからのヒットメーカーですからせっかく愛されている人気機種の仕様をわざわざ変えて販売しなくとも良いのではないか!そして使える機種はずっと使える様に仕向けることが一流メーカーの証ではないかと思うのです

ビジュアル的にドンドン進化するマリンちゃん!可愛ければそれにこしたことはない!


 いずれパチンコ組もスロット組が現状受けている規制がやってくるでしょう!現状、保通協がらみの件で399.98のMAXタイプでの機種に対し厳しいジャッジが下されている話を最近はよく聞きます。規制緩和を嘆願するスロット組も5.1号機にかけて希望も膨らませたいでしょう。いつも業界はシーソーゲームの様な動きになる時にどんな苦境でも”鉄板の機種”に海物語シリーズにはなって欲しいと言う希望が私にはあります。

 M氏と話したこの内容。結局はお互いの理想論のマスターベーションにならなければ良いのですが・・・早く本来の愛される海物語が出てきて欲しいものです。(ナイトウ龍司)


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| ナイトウ龍司-業界の眼 | 02:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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和歌山で換金システムを取材してきた(1)【佐渡屋太郎-vol.104】

写真キャプション=人身事故のため、やっと辿りついた南海本線の「和歌山市駅」

 いまは7月3日(木)の17時32分。今日の大阪の気温は何と33度もある。以前、このブログで「雪だ、雪だ、雪だ~!」というタイトルの記事を書いたのは、今年の2月9日(土)のことであった。それから5ヵ月しか経っていないのに、もう地球は真反対の状況になっている。今日は「夏だ、夏だ、夏だ~!」とでも叫ばなくては、精神が異常を来たしそうな真夏日であった

 京都の拠点を出るとき、難波に放送局があるFM大阪の女性DJは、「あまり暑すぎて、息苦しいほどです」と、その暑さを報告していた。それを聞いたとき、佐渡屋太郎は事務所に行くのを止めようと思ってしまった。難波に着いてみると、なるほど息が出来ないような熱気が渦巻いていた。夏の大阪は沖縄より暑いのだ。しかし、この亜熱帯気候のなかで、大阪人はやけに元気であった。

 昨日も31度あったが、佐渡屋太郎は真面目に和歌山まで、取材に行ってきた。阪和線で来いと言われていたが、天王寺駅に着くと、日根野で人身事故があって復旧の目処が立っていないという。仕方なく、南海線で「和歌山市駅」までいった。だいぶ早目に出発して、和歌山で昼食を食べようと思っていたのだが、それどころではなかった。では、なぜこの暑いのにわざわざ和歌山まで行ったのか。それはこのブログにも少し書いたが、和歌山で画期的な換金システムが始まっているのを取材するためだった。
写真キャプション=駅前から続く商店街で少し歩いてみたが、実に淋しい商店街であった

 どこが画期的かというと、換金時に顧客から1%の手数料を取る点にある。これまでのシステムは、ホールからの手数料で買い場と景品業者の運営費を賄っていた。このブログの読者はパチンコ関係者だけではないので、まず換金システムから説明することにしよう。パチンコやパチスロで勝ったときにホールからもらう景品には、用途別に2種類の景品がある。1つは、タバコやお菓子などそのまま家に持って帰る景品で、これを「一般景品」という。あと1つは、換金をしようとするときにもらう景品で、これを「特殊景品」という。早い話が換金用の景品だ。地方によってことなるが、カードや文鎮、金地金、ペンダントなどが採用されている
写真キャプション=和歌山県で従来から特殊景品として使われてきた「ペンダント賞品」(100円、500円、1000円)

 現在の法律では、パチンコでは換金が出来ないことになっている。そのため、第3者が景品を買取る「3店方式」というシステムが採られており、これは一応警察も“直ちに違法とは言えない”と認めている。この3店方式における「特殊景品」の流れは、次のようになっている。景品業者→パチンコホール→顧客→買い場(換金所)→景品業者というサイクルで、景品の提供と回収が行なわれているわけだ。これまでは、このシステムを“景品買取りシステム”と呼んでいた。しかし、どこの指導が知らないが、今後は“景品提供システム”と言えという。

 “買取り”という言葉が、“自家買い”や“景品買い”といった悪いイメージを喚起させるためであろうか。言葉を直すまえに、換金の実態を正せと言いたい。全国でまだ“自家買い”をしているホールが、全体の70%もあるという話を聞いた。“自家買い”とは、換金所の運営を実質的にホールが行い、特殊景品がホールと換金所の間を行ったり来たりしているだけで、実際的にホールが換金しているのと変わらないケースなどのことを言う。これは完全な“違法行為”である

 「3店方式」においては、換金にホールが関与していないということで、“グレーゾーン”ながら認められているのである。理論的には、勝った顧客がプレイで得た賞品を、自らの判断で買取り業者に売るということになっているのだ。たまたま、買取り業者が買いたいような商品をホールが提供し(特殊景品)、たまたまホールの近くに買取り業者の事務所(換金所)があったという子供騙しのようなシステムではある。しかし、昔はこの買取り業者に暴力団が関与し、その大きな資金源となっていた。その関与を断ち切るために、パチンコ業界の先人たちは、まさに命を掛けて戦い、現在のシステムを生み出してきたのだ。

 しかし、暴力団排除はほぼ実現できても、第3者が顧客とホールの間に入った「3店方式」がまだ確立されていない地方が、東北地方をはじめまだ多くあるのが実態だ。これを私たちは、その形態によって「2店方式」や「2.5店方式」と呼んでいる。実際、今回取材をした和歌山でも、以前はそのほとんどが「2店方式」の“自家買い”であった。つまり、ホール側が換金所の土地とそこで働く人たちの人件費を提供していたのである。それは、なぜなのか。
写真キャプション=新たに特殊景品として導入された「カード賞品」(100円、500円、1000円、5000円)

 ホールが費用を負担しないと、換金所の運営が出来なかったからだ。さらに換金所がなくなると、実質的にホールの営業ができなくなる。考えてみてほしい。換金できないホールで、あなたはパチンコを打ちますか。換金できなければ、それはパチンコホールでなく、ゲームセンターになってしまう。和歌山県では以前、特殊景品の納入時に、景品の売上げの0.4%を手数料として景品業者に支払っていた。これを景品業者と景品買取業者で0.2%ずつ折半し、さらに買取り業者はホールから換金所の運営費として1ヵ月に1万円の補助を受けていた。

 しかし、ファンの減少とともに特殊景品の取扱量が減っていき、換金所の運営もいよいよ出来なくなってしまった。これが全ての問題の発端だった。さて、どうするか。和歌山県のホール組合では、頭を抱え込んだことだろう。行政からは全日遊連を通じて、「3店方式」の確立を強く指導され、一方では換金所の破綻からホールが実質的に換金所を運営し、賞品は換金所からホールに還流するという「自家買い」が横行していた。しかし、そこから画期的な“景品提供システム”が生まれてきたのである。その経緯については、次回に落ち着いて説明することにしよう。(佐渡屋太郎)


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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 02:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「大海スペシャル」の検証 【佐渡屋太郎-vol.103】

写真キャプション=「CR大海スペシャルMTE」の発売の先だっれ配布されたパンフレット

 いまは7月1日(火)の17時45分。時の経つのは、実に早い。今年も、もう半分が終わってしまった。パチンコ業界ではいま、洞爺湖サミットに伴う遊技機の入替自粛期間に入っているが、これももうすぐ終わりそうだ。この自粛期間は全国一律ではなく、各都道府県によって多少の違いがある。たとえば大阪は、6月1日から7月13日までに設定されている。もう、半月弱で自粛明けを迎えようとしている

 入替のなかったこの1ヵ月半の営業は、どのように推移したのであろうか。今度、ホール関係者に会ったら、聞いてみようと思っている。私の方はこの間、中国地方のホール業者が京阪神エリアに進出してきたいというので、その物件探しに奔走していた。日頃、所有ホールを「売りたい、売りたい」と言っているホールオーナーは多いが、いざ正式に「売ってくれ」というオファーが入ると、これがなかなか手放さないのである。早く売って楽になればいいのにと思うのだが、いろいろな未練があって、決断ができないのだ。

 一方、各ホールでは早くも自粛明けを狙った戦略の準備に、奔走しているようだ。機械的に見ると、自粛明けの最注目機は三洋物産の「CR大海物語スペシャルMTE」で、決まりのようだ。昨年の「CRハイパー海物語INカリブ」での信用失墜を、この「大海スペャル」でいかに挽回するのかが見所になっている。ホール関係者に聞いてみると、評判は概ね“良好”のようだ

 何しろ、「CR海物語」(98年)から10年もパチンコ業界を支えてくれたビッグタイトルである。「今度はやってくれるだろう」という期待から、「今度はやってくれるはずだ」という手応えに変わりつつあるのが現状のようだ。では、まずそのスペックを紹介しておこう。

【「CR大海物語スペシャルMTE」のスペック】
● 大当り確率=1/349.67(低確率)→1/34.97(高確率)
● 賞球=3&4&10&14
● 確変突入率=65%(15R=57%、2R=8%)
● カウント&ラウンド=8カウント、15Ror2R
● 時短=全ての大当り終了後、100回転
● 確変図柄=1(タコ)、3(カメ)、5(エビ)、7(ジュゴン)、9(カニ)
● 通常図柄=2(ハリセンボン)、4(サメ)、6(アンコウ)、8(エンゼルフィッシュ)

 実は、先週の6月24日に時間が空いていたので、A社のセミナーに行ってきた。そこで講師のH氏が「大海スペシャル」について、これまでの海シリーズを鳥瞰して面白い分析をしていたので紹介しようと思う。かなり、説得力があったので印象に残った。まず、これまでの海物語シリーズにおけるファン支持の流れを次のように説明した。
写真キャプション=海シリーズの分析も行なわれたセミナーに出席したホール関係者)

【海シリーズの変遷】(◎=大好評、○=好評、×=不振、販売台数はあくまで推計であることをお断りしておく)
◎①CR海物語シリーズ(6機種)=約300万台[1998年]
◎②CR新海物語シリーズ(11機種)=約110万台[2002年] 
◎③CR大海物語シリーズ(3機種)=約70万台[2005年3月]
×④CRスーパー海物語Mシリーズ(5機種)=約70万台[2006年5月]
○⑤CRスーパー海物語IN沖縄(3機種)=約38万台+追加販売[2007年2月]
×⑥CRハイパー海物語INカリブ(3機種)=約38万台[2007年10月]
 
 こうした流れから海シリーズにおける2つの“ターニングポイント”を摘出し、その変化の内容を検証した。つまり、上記の表で不振機となった「CRスーパー海物語Mシリーズ」と「CRハイパー海物語INカリブシリーズ」には、どのような変化があり、不振を招いたかということを見ていったわけだ。

①「CR大海海物語シリーズ」→「CRスーパー海物語Mシリーズ」
● 盤面構成→少し長くなった
● 玉の流れ→風車からの玉が絡みにくくなった
● 辛い出玉→適正値がなかなかでない

②「CRスーパー海物語IN沖縄」→「CRハイパー海物語INカリブ」
● 多彩なリーチアクション→モードが追加され、ゲームバランスが崩れた
● 右側役物→遊技者に違和感を与えた
● ステージ形状の変化→玉の流れが滑らかでなくなった

 こうしたポイントが、不振の要因として挙げられた。しかし、このほかに①と②に共通した項目があるという。講師のH氏はこのポイントこそが海シリーズの“生命線”ではないかと指摘した。それは、“魚群の信頼度”の低下である。それを機種の流れで見ていくと、
×「CRスーパー海物語Mシリーズ」=約38%→○「CRスーパー海物語IN沖縄」=50~60%→×「CRハイパー海物語INカリブ」=33~40%となるという。つまり、“魚群の信頼度度”が50%を切ると、その機種は不振機となるという分析であった。逆に言えば、海シリーズはこの“魚群の信頼度”によって、ファンを引き付けているとも言える。

 これらの点から、「大海スペシャル」の導入で頭に入れておかなければならないことは何か。まず、全般的に海のファンは“安心・安定”を好み、“意外性”を嫌う傾向が強い。そのため、機械にメリハリをつけないこと。曜日ごとや台ごとであまり変化を付けることは、ファンに対してあまりいい印象を与えない。その他、留意点を下に挙げる。
 
【「CR大海物語スペシャルMTE」の特徴】
① ゲージ=「CRスーパー海物語IN沖縄」とほぼ同じ
② リーチアクション=「CR大海物語」+α(「CRスーパー海物語」+αではない)。
           全体的な印象は、大海と沖海の中間の感じ
③ シミュレーション=少々甘い傾向(それほど締める必要はない)
④ 魚群の信頼度=未詳

 この魚群の信頼度が“未詳”というのが、実にいいではないか。各自で調べてもらいたい。ただこれまでみてきたように、「大海スペシャル」は「大海」→「沖海」路線の後継機になるので、まだ十分に働いている「沖海」と客がかぶってしまう。本来なら「カリブ」を外して、「大海スペシャル」なら良かったのだろうか、そうはいかないようだ。このあたりが三洋物産のうまいところだろう。「沖海」が多くあるホールは、「大海スペシャル:沖海=2:1」で様子を見ることが勧められた。

 いずれにしても、入替自粛の1ヵ月半が終わると、「大海スペシャル」による攻防戦が火蓋を切ろうとしている。このところ設置比率を落としている三洋物産が、この「大海スペシャル」でどれだけの盛り返しをみせるかも、見所となるだろう。また、熱い戦いが始まろうとしている。(佐渡屋太郎


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“ゲームカジノ”に行ってきた 【佐渡屋太郎-vol.102】

写真キャプション=バカラテーブルの向こうにカウンターが見える「ゲームカジノ」の1シーン

 いまは6月30日(月)の19時05分。パチンコ雑誌のアポが取れ、一息ついているところだ。今回は換金に関する取材なので、断られるだろうと思っていたが、意外とOKが出た。世の中、分からないものである。今月はそのテーマでパチンコ雑誌に記事を書き、何とか面目を施したいと思っている。このところ、パチンコ雑誌は後回しになっていた。せいぜい書けるときに書いて、一矢報いておきたいものだ。

 さて、締切りラッシュが一息ついたので、ボチボチとこれまでに行った取材のことなど思い出しながら、このブログや有料Webに原稿を書いている。これもだいぶ前の話になるが、「ゲームカジノ」を取材したことがあったのを思い出した。なぜ、「ゲームカジノ」などの取材をしたのであろうか。そのキッカケは、私の年若い友人のS君がいま、ビルヤードにはまっており、毎夜プールバーに通っているということにあった。

 その2階にカジノ式のゲームセンターがあるというのだ。私たちが業界関係者とカジノのことを話しているときに、たまたまそのことが飛び出してきた。聞けば、完全なゲーム方式のカジノで、もちろんのことだが換金は一切していない。しかし、ディーラーも常駐しており、機材や道具などは外国のカジノで使用されているものを輸入しているという。「話をつけておくので、今度、一緒に行きましょう」ということだった。
写真キャプション=意外と広かった「ゲームカジノ」2階の全景

 以前、ゲームセンター関係の人たちと付き合っているとき、子供を全く入れない“大人のゲームセンター”を作ってみたいという話をしたことがあった。そのとき、案の1つとして出たのが、“ゲームカジノ”だった。換金こそできないが、少し高級なカジノの雰囲気を再現したゲームセンターを作って、大人の溜まり場や社交場にしたいというコンセプトだった。

 その後、某大手ホール企業がパチンコホールと併設したゲームセンターをつくり、その一角にカジノコーナーを設置というので、見に行ったことがあった。しかし、行ってみるとテーブルゲーム用のテーブルが3つと、小型のルーレットが置いてあるだけ。休日やイベントの時しかディーラーは来ないという。格好だけで中身がない“ダマシ”であった。これでは「ゲームカジノ」とは言えない。そんなことがあったので、もしそれがホンマモノであるなら、ゲームセンター関係の友人に教えてやろうと思い立ったのだ。

 そこで年若い友人S君に頼み、本格的に「ゲームカジノ」の支配人に取材の許可を取ってもらうことにした。そしたら意外や意外、2日後に「取材OK」の返事があった。そこでシンクタンクの友人を誘って2人で出かけることにした。場所は難波駅近くの歓楽街で、以前はパチンコホールであった建物をゲームセンターに改装したのだという。店内に入ると、半地下の1階にはビリヤード台が4台あった。階段を昇って2階に行くと、照明は暗めで奥にはカウンターバーも見えた。
写真キャプション=この「ゲームカジノ」の目玉であるダブルのルーレット台

 2階の面積は45㎡で、意外と奥行があって広かった。そこに、ルーレット(ダブル)1台、ブラックジャックテーブル2台、ポーカーテーブル1台、バカラテーブル2台が置かれていた。遊技システムはまず入場料として1000円を払うと、20ドル分のチップがもらえる。その後は100円で50ドル分のチップを買って、ゲームをすることになる。ディーラーは常駐しており、この日は開店早々だったが男性1人と女性1人がいた。ちなみに、営業時間はビリヤードが昼の12時から翌朝の5時まで、カジノは夕方の18時から翌朝5時までとなっている。

 この日、話を聞かせてくれたのは、この店舗をプロデュースしたG社のコンサルタントA氏だった。カジノスクールにも関わっているという。すでに、この形式のゲームカジノを大阪でここ難波(07年4月オープン)のほか、東大阪(07年10月オープン)、八尾(07年12月オープン)の3店舗を手掛けているという。まずゲームは、ルーレットが1ドル以上から、ブラックジャックとポーカーが2ドル以上、バカラが10ドル以上からプレイできる。もし勝った場合は、3ヵ月の期限付きで“貯チップ”もでき、ドリンクやフード代は1万円以内なら貯チップから支払いができる
写真キャプション=この「ゲームカジノ」に2台が設置されているブラックジャックのテーブル

 ちなみに、同店のチラシには「大阪・ミナミで、大人の楽しい夜を過ごしたい方へ、ちょっとした隠れ家として本物志向の遊び空間を提供します。難波駅から近く、朝5時まで営業しておりますので、ゆっくりとくつろぎながら楽しんでいただけます。ビリヤード、ダーツ、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、そしてマジシャンによる本格的なマジック……。本物のお酒を心ゆくまでお楽しみください」とある。

 客単価は約4000円で、経費的にはやはり人件費が大きな比重を占める。同社では自社でディーラーを養成して、各店舗へ派遣している。今後は誕生日や打ち上げなどのパーティへの“スペース貸し”の検討もしているという。たとえば、パチンコ業界の遊技機メーカーは高い代金を払ってホテルで展示会を開催しているが、この店舗でも十分に対応が可能だ。カジノの雰囲気はあるので、少し変わった展示会が開けるかもしれない。
写真キャプション=バカラテーブルで顧客に対応するディーラー

 先日、某パチスロメーカーも秋葉原の“萌え”カジノゲームセンター「アキバギルド」で展示会を開いた。そのときは2フロアを使ったという。しかし、この店舗は1フロアで広さもあるし、難波駅からも近い。おまけに大型モニターも設置されているので、機種説明の映像も流せる。壁際にパチスロ台を並べて、バニーガールを入れれば、ちょっと洒落たパーティ空間となる。

 ほかにも、いろいろ面白い使い方はあるだろう。カジノイベントを開いて、入賞者にはラスベガスやマカオに招待するという案も出た。また、初心者のためのゲーム講習会を開いてもいいだろう。カジノホテルや旅行代理店が協賛してくれれば、日本客獲得の下地作りにそれなりの効果は出てくると思う。目下、私もいろいろ“ない知恵”を絞っているところだ。(佐渡屋太郎


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韓国パチンコの“その後” 【佐渡屋太郎-vol.101】

写真キャプション=リールゲーム店のオープンイベントの様子

 いまは6月29日(日)の21時35分。昨日は、岡山までお別れ会の取材に行ってきた。某教育界の重鎮のお別れ会だったのだが、まったく酷い目に遭った。会場が体育館なので、冷房の装置がないのだ。おまけに光を遮るために幕さえ張ってある始末だ。暑がりの佐渡屋太郎にとって、これは一種の“地獄”であった。館内はまるで“サウナ状態”になっていたのだ。

 一方、こちらは式服のスーツを着ている。じっとしていても、顔から汗がポタポタと落ちてきた。おまけに教育界は挨拶好きの人が多く、その挨拶が異常に長いのだ。何とこの日は12人の「お別れの言葉」があり、喪主による謝辞もあった。会の途中で、暑さのために死ぬのではないかと、真剣に考えてしまった。

 さらに悲劇は、会が終わってからもあった。体育館は岡山駅からバスで30分ほどの距離にある。この日は駅の近くから送迎バスが出ていた。行くときそのバスに乗ったのだが、帰りは大変なことになるといういやな予感がしたのだ。つまり行きは三々五々、早く行く人もギリギリに行く人もいる。しかし、帰りは一斉に会場から人が出てくる。バスは5~6台でピストン輸送をしていた。

 考えてみて欲しい。第1陣のバスが出て、帰ってくるまでに1時間以上かかるのだ。当日の参会者は4000人以上いた。体育館の周辺は住宅地で、タクシーを拾うこともできない。しかも、会場を出ると雨が降っていた。結局、送迎バス乗り場は傘を差した“長蛇の列”が出来ていた。これは単なる比喩ではない。長い、長~い列が続いていたのだ。施行を担当した葬儀社とは長い付き合いなので、あまりきついことは言いたくはないが、このお別れ会の私の評価は0点である。

 “もっと考えろ”と叫びたい。体育館内の暑さ対策と帰りの足の確保――誰でも想定できるこの問題に、受付で団扇を渡された以外、何の対策も講じられていないではないか。あと1つ、学校関係者に言いたい。暑い時期は、体育館で「お別れ会」を開催しないでほしい。これはせっかく来てくれた参会者に、苦痛を与える以外の何物でもない。確かに、体育館でやった方が雰囲気も出て、演出的にも経費的にも効果があるだろうが、それは春・秋・冬だけだ。夏は駅近くの冷房のきいたホテルで開催することを、常識として深く心に刻んでおいてもらいたい。
写真キャプション=日本のパチンコ機を改造して作られた「メダルチギ」

 まだ、怒りが収まらない佐渡屋太郎であるが、今回はそれがテーマではない。実は先週末に、パチンコ関係の某業界団体から、“韓国パチンコ”に関する問合せがあった。いきなりの電話で、直接その人との面識もないので、愛想のない返答になってしまった。ただ、韓国パチンコに関しては、水面下の動きや非合法での営業が多く、言えないことの方が多いので困ってしまう。私も今年の初めから韓国に来いと誘われているのだが、時間がなかなか取れないことと、その動きがいくらかでも水面上に出てこないと記事にできないので、逡巡している次第である。

 しかし、質問のあったその夜、全く別件である人物に連絡を取ったら、また韓国行きを誘われてしまった。その人物は、「このところ、韓国ではゲームセンターの新店がどんどん増えている。いま、行かないと一番、面白い場面を見落とすことになる」と言うのだ。甘い誘惑である。この甘い誘惑にいままで何度、騙されてきたことであろうか。韓国行きの日程は来月の初旬であるというが、即答を避けた。本当は行きたいのだが、なかなか時間が取れないのである。しかし、新たな動きが始まっているというのは本当で、これは複数のルートで確認をしている。

 多分、電話をくれた業界団体の人も、有料Webを見ているだろうから、そこに最低限の情報だけを書いておいた。実はいま、韓国のゲームセンターは沸いているのだ。換金の手段であった商品券の提供は禁止されたことは、以前にパチンコ雑誌の記事で書いた。その後も、“換金賞品を使わない換金システム”について、様々な検討が続けられた。しかし、換金ができないために、脱落していく業者が増えるなかで、その議論も頓挫したと言ってもいいだろう。

 しかし、さすが“ケンチャナヨ”の精神がみなぎる韓国である。自然発生的に“庶民の換金システム”ができあがった。それはまずゲームセンターが、ゲーム機やリールゲームで勝った客に一般景品を提供する。その景品を受け取った客が店を出ると、その景品を「売ってくれ」という人物が擦り寄ってくる。そしてその人物は、客から一般景品を買取るのだ。これは昔、日本のパチンコが辿ってきた道でもある。その原始的な手法が、いま韓国で“採用”されているわけだ。

 そのシステムが浸透してくると、これまでまじめに営業していたゲームセンターでも大人用のリールゲームやメダルチギ、パチスロを導入する店舗が増えてきているという。そればかりか、そのシステムを利用して、ゲームセンターの新店を出す動きが活発化しているのだ。ここで出てきたリールゲームとは、韓国版のストッロマシンのこと。メダルチギとは日本のパチンコ機の釘を抜いて、メダルで遊技する改造機のことを指す(写真参照)。

写真キャプション=韓国では法律でパチンコ玉の使用が禁じられているため、メダルで遊技する「メダルチギ」の盤面 実はこうした機械を置いたゲームセンター(韓国では「成人娯楽室」という)が04年12月頃から急増し、その高すぎる射幸性や政界・官界との癒着が大きな社会問題となった。また換金賞品として使われた商品券の流通経路で、様々な不正行為が発覚し、看過できない段階にまで達していた。そのため、商品券の使用が禁止され、法的には換金ができない状態になっていた。この間の様子については、パチンコ雑誌の05年11月・12月号と06年11月・12月号で、レポート記事を書いて詳報した。

 こうした“庶民の換金システム”などの動きをみると、やはり韓国にはパチンコが必要だと、個人的には思ってしまう。その民衆の欲望をどのように調整・管理していくのか。やはり、そこには日本で培った知恵と経験が求められている。実際、韓国でも日本のパチンコ業界の換金や不正防止システム、さらに組合設立による自主規制体制などを研究したことがあったようだ。

 しかし、換金禁止ともに営業店舗は激減し、その波は急速な勢いで引いてしまった。それら一連の取材を通して、韓国や中国はギャンブルに関して、“熱い国”であることを再認識した。ちなみに、その買取り業者は無店舗で営業しており、完全に非合法とも言えないグレーゾーンにある。
写真キャプション=設置台数が最も多かった韓国で制作された「リールゲーム」

 つまり、客が獲得した一般景品は、その客とその買取り業者の商談によって、売買取引が行なわれる。ゲームセンターはその取引に一切、関与していない。ただその一般景品は、恐らく買取り業者とゲームセンターの間で売買されているだろう。日本で言えば賞品の“還流”に当たる。1つひとつの行為は直接的に法に抵触しなくても、それがシステムとなって恒常化・拡大化したときに、大きな問題に発展する

 むかし韓国に行くときに、下関の免税店で「ジョニ黒」を3本買って「関釜フェリー」に乗り、釜山に着いて寄って来る“買い屋”にそれを売ると、船代が浮いたことを思い出した。一般景品を買取る業者はブローカーで、マフィアではないというが、それもどこまで信用していいか分からない。いま、ゲームセンター出店の動きが活発なのは、釜山であるというところも、何かきな臭い感じがしている。いま、日本から業界関係者が釜山に乗り込み、新店の開店準備に忙しいという

 その背景を現地に行って、取材してみたいのではあるが、話は聞けてもほとんどが記事にできなくてはどうしようもない。この他、日本の大手ホール企業やメーカーの動きも聞いているが、こちらはまだまだ水面下での域を出ていない。一時期、日本とのパイプが太い李明博氏が大統領に就任して期待したが、今は牛肉の輸入解禁問題などで支持率が急降下している。総じて言えば、新システムとしての展開には、いま少し時間がかかりそうだというのが現状のようだ。(佐渡屋太郎


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