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2008年06月30日
いまは6月20日(金)の19時50分。ついに、この遊技租界の原稿が100本目になった。思い返せば、遊技租界の1本目の原稿を書いたのは2007年9月21日のこと。偶然ながら、ちょうど丸9ヵ月での達成となった。しかし、誰から祝福されることも、プレゼントをもらうこともなく、ひとり静かにパソコンに向かっている。この原稿を書き終わったら、頭の上でクス玉が割れて「佐渡屋太郎さん、遊技租界の原稿100本達成おめでとう」という垂れ幕が下り、紙吹雪が舞うような演出がほしいものだ。
しかし、よくもこんな下らない原稿を100本も書いてきたものだと、我ながらあきれてしまう。もっと、時間を有効に使わなければならないと考えている昨今である。ただ、これも“乗りかかった船”で仕方ないと、半ば諦めている面もある。元気のいいときは、もっと何とかできないかと考えることもあるが、あまり気張っても続かないし、面白味がない。ダラダラ、ボチボチと書いていくのが、このブログに合っているような気がする。元気のあるときは、ほかの原稿を書いている。
というわけで、100本目の原稿なので、何か面白いことでも書こうと思っていたのだが、前回の続きである。この話が100本目の原稿に当たったのも、何か因縁めいたものを感じる。マルハンが創立50周年なら、遊技租界は原稿100本記念である。ほとほと情けなくなるが、これも仕方ない。せめて来週は、「佐渡屋太郎の原稿100本達成記念飲み会」でも開いてもらうことにしよう。
さて、下らない前フリはこれくらいにして、問題は“七つの伝言”である。韓会長は果たして、息子たちにどのような伝言を授けたのであろうか。その伝言を紹介する前に、まず韓会長が子供たちを、どのように育ててきたかということから見ていくことにしよう。前回も紹介した『わが半生 夢とロマンと希望を胸に』の中には、次のように書かれている。

「子供の教育は、基本は愛情だと思う。うちの家内は、子供の教育にかけては愛情を注いできた。いいところを誉めて、悪いところを言わなかった。愛情があれば、いつかそれが親に戻ってくる。ぼくたちの教育思想はそれでよかったと思っている」。とても含蓄のある深い言葉である。この教育方針の下、男5人、女2人の7名の子供たちは育てられたわけだ。この5人の息子さんのうち、長男の哲氏はアメリカのヨセミテ国立公園内での事故に遭い、16歳で亡くなった。しかし、次男の裕氏、三男の俊氏、四男の浩氏、五男の健氏は、現在マルハンに入って活躍している。
しかし、後悔している点もあるという。それはどんな点なのか。「ただ、ぼくは教育について後悔している点が一つある。それはうちの子どもたちが、日本国籍の韓民族でありながら、韓国語ができない点だ。母親が韓国人で父親が日本人の家庭の場合、子どもは韓国語を喋って育つ。ところが、父親が韓国人で母親が日本人の場合、子どもが韓国語をほとんど喋らないケースが多くなる」
「ぼくの子どもたちは峰山で生まれたときから、韓を名乗って育った。これは民族のルーツを自覚するために良いことだった。日本の公立学校に通い、野球や何かスポーツをやって育った。しかし、文武両道というのはなかなか難しい。高校野球で甲子園に出る。大学野球をやる。そんななかで、韓国語を教えるチャンスがなかった。それだけは残念でならない」。韓国で生まれ育った父親からすれば、子どもたちに自分の母国の言葉を話せるようになってほしいというのは、切実な願いであるだろう。その願いのなかに、母国や自らの民族に対する限りない愛情を感じる。
さて、ここから息子たちへの伝言が始まる。まずは兄弟関係に関しての忠告である。「先ほど、在日同胞の子弟のなかでも、息子たちは優等生だと少し褒めた。しかし、将来の会社にとって一番の問題は、息子たちの意見の対立だ。兄弟げんかが一番恐い。ぼくが危惧するところだ。こういう問題が、企業内で起こると大変なことになる」。他のホール企業では、親から事業を承継した子どもたちが不仲で、袂を分かつ例を良く見る。とくに、在日系の企業に多いように感じる。その点を真剣に心配しているのだろう。
あと1つ、家庭の大切さについて強調している。「それからぼくは、男にとって家庭は大事な場所だと考えている。円満な家庭は、その人の社会的な信用のバロメーターになる。家庭が楽しければ、働く意欲も倍加する。働く勇気も倍加する。ところが逆に、家庭がガタつくと、働く意欲が全然なくなってくる。だから、家庭はいかに大事な場所であるか、ということだ」
「ぼくは、男の仕事というものは戦争だと見ている。男が戦争をしているとき、家庭は城だ。城が揺るぎない確たるものであれば、男は安心して外で戦争することができる。城がガタガタしていると、いい戦争ができない。だから『家庭を大事にしなさい』と言っておきたい」。よく言われることではあるが、いくつもの修羅場を潜ってきた自身の経験から発せられた言葉であるのだろう。
こうした点を踏まえて、まとめられたのが「息子たちへの七つの伝言」である。それをいよいよ以下に紹介する。こうして、はっきりした言葉で忠告を残しておくのは、とてもよいことだと思う。それも、私家版ながら広くその忠告を公にすることによって、より多くの人がマルハンを見守ってくれるはずだ。ここまでキッチリ仕事をやり通すのは、息子たちやマルハンという会社に対する愛情や責任の表れでもある。では、最後にその貴重な“伝言”を見ていくことにしよう。(佐渡屋太郎)
【息子たちへの七つの伝言】
① 本業に関連する事業には慎重を期しなさい
今している事業が本業であり、その本業に精を出して、その道で一番になることが大切だ。また、海外事業をするなら、その国の永住権を取得してその土地に骨を埋める覚悟でしなさい
② 株にはのめりこまない
株を売ったり、買ったりしないで自分の汗を流して、お金を稼ぎなさい
③ 法令を遵守しなさい
社会の信用を裏切る企業になってはいけない。信用の崩壊は、会社の崩壊につながる。
④ 兄弟の和を重んじなさい
マルハンは息子たちのためにあるのではない。社員、その家族一万人のマルハンファミリーのためにある。自分たちだけの幸福を追求してはいけない。それでは会社が崩壊する。常に社員の幸福を考えなさい。社員の幸福を追求することが自分たちの幸福につながる。
⑤ 自分が暮らす地域社会に感謝して、社会還元をして地域に奉仕をしなさい
⑥経済一辺倒になってはいけない
芸術、文化を理解して、芸術、文化を援助する経済人になりなさい。そのためには、教養を高めないといけない。
⑦ 家庭を大切にしなさい
円満な家庭は、社会の信用のバロメーターだ。家庭が円満であれば、働く意欲も勇気も倍加する。┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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| 佐渡屋太郎の徒然日誌
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2008年06月27日
いまは6月20日(金)の17時05分。昨夜、このブログで「韓会長のことば」というタイトルで記事を書いた。そのとき、マルハンの韓会長が子息たちに贈った“戒めのことば”を以前、読んだことを思い出した。そこで今日、事務所に出てきてからその本のページを繰り、やっと該当箇所を見つけ出した。今回は、そのことを紹介しようと思う。韓会長の子供たちへの思いだけでなく、事業承継や後継者の育成、さらに経営者の戒めとしても、参考になるのではないかと思う。
その本とは、『わが半生 夢とロマンと希望を胸に』(韓昌祐著/マルハン刊、2007年5月22日発行)という私家版だ。内容はタイトルの通り、韓昌祐氏の自伝で、韓国での出生から少年時代、日本に来てからの学生時代、さらに起業からマルハンの売上1兆円達成までの歩みが記されている。近頃、マルハンの研究本や韓会長の人物伝など、多くの出版物が出ているが、内容的にはこの本が最も優れていると思う。また、読んでみると実に面白い。言うまでもなく、マルハンを研究するならこの本が第1級資料となる。
その内容は、ボウリング事業での失敗から、愛息の事故死、韓国人商工会での活動、ドラゴン銀行の顛末、民団改革論など、実に多岐に亘っている。そして、すべて韓会長の肉声でそれぞれの問題が語られている点が、この上なく貴重である。問題が起こっているときは、なかなか話を聞くことができないものだ。しかし、時が経つとその問題に対する見解や背景が、自身の口から聞けるのである。私もいくつかの非常に関心を持っていた問題があるが、この本を読むと疑問が気持ちよいくらいに氷解していった。
業界内には、この本をマルハンから送られた人も多いだろう。しかし、市販されていないので、欲しくても読めない人もいる。面倒臭いので迷っていたが、せめて目次だけでも紹介することにした。ただ、この目次が実に長いのだ。それでいままで迷っていた。しかし、ここは読者のために佐渡屋太郎が渾身の力を振り絞って、大サービスをする決心をした。以下が、その問題の目次である。

『わが半生 夢とロマンと希望を胸に』(韓昌祐著、マルハン刊、2007年5月発行)
第一章 マルハンのルーツは、韓国・慶尚南道三千浦にあり
● 父と母
● 篤志家の支援で中学に進学
第二章 十六歳の渡日 ぼくは戦後のボート・ピープルだった
●強制徴用から帰ってきた長兄から日本のことを聞く
●一九四七年(昭和二十二年)十月二十二日、日本へ渡る
●法政大学に進学する
第三章 朝鮮戦争で帰国断念 ファッションデザイナーを夢見た青春
● パリ留学を心に決めたものの
● パチンコ店で働き始める
● 朝鮮戦争下の韓国に残った家族たち
第四章 創業の地は京都府峰山町 クラシック名曲喫茶店から始まった
● 名曲喫茶「るーちぇ」をオープン
● 将来の妻との出会い
● 新婚生活と順風満帆な「るーちぇ」
第五章 伝説のレストラン「ルーチェ」 丹後に新しい文化を吹き込んだ
● レストランビル「ルーチェ」をオープン
● 豊岡にパチンコ店二号店を出店
● 青年会議所から受けた民族差別
● 豊岡にボウリング場をオープン
第六章 慢心が招いたボウリング事業の失敗 莫大な負債を抱え奈落の底に
● 「日本一のボウリング王」を目指して
● 静岡に巨大ボウリング場をオープン
● 負債との闘いと恩人たち
第七章 郊外型店舗に発想を転換 借金返済に光がみえてきた
● ボウリング場をパチンコ店に
● 国税局の査察を受ける
● 郊外型パチンコ店を次々に出店
● 金融機関への思い
第八章 愛息韓哲の夭折 哲ちゃん!なぜ、死んだ!
● 突然届いた訃報
● ヨセミテ国立公園での事故
● 仕事に復帰することもできなかった
第九章 救世主フィーバーの登場 第二の故郷峰山をあとにする
● 哲に見守られながら
● 峰山町を出て京都市北区に移り住む
● フィーバー機の登場にいち早い対応
● 峰山町に野球場建設資金を寄付
第十章 京都韓国人商工会会長が説く在日タブー「日本国籍のススメ」
● 次男・韓裕の名前が甲子園のスコアボードに出た
● 持論「民族と国籍」論を初披露
● 京都韓国人商工会の改革を推進
第十一章 団長選挙落選の悔しさが、事業欲に火をつけた
● 日韓・日朝の架け橋を
● 韓国文化研究振興財団を設立
● 民団京都の団長選挙に出馬
● 熾烈な選挙戦、予想外の選挙結果
第十二章 在日韓国商工会議所連合会の頂点に立つ
● 公金横領記事の真相
● 在日韓国商工会議所連合会のトップに
● 宮中晩餐会に招かれる
第十三章 常識破りの渋谷パチンコタワー 東京進出が業界を変える
● 次男・裕、三男・俊のマルハン入社
● モデル店舗を立ち上げる
● 渋谷パチンコタワーのオープン
第十四章 東北・北海道への進出で、ライバルを追撃せよ
● 渋谷パチンコタワーを評価すると
● ライバルから学び、歴史から学ぶ
● 東北・北海道への進出
● 小便博士と元大統領の気遣い
● 韓国からの叙勲と峰山町名誉町民の顕彰
● 「人生の絶頂期」と家内に言われた
第十五章 ドラゴン銀行のまぼろし 五兆円企業への挑戦
● 日本国籍を取得
● 駐日韓国大使から銀行設立の協力要請を受ける
● まぼろしとなったドラゴン銀行
● 五兆円企業を目指して
第十六章 ぼくの民団改革論 二十一世紀の民団に必要なこと
● ぼくの民団での活動経歴
● 祖国からの補助金はもういらない
● 民団幹部は姿勢を正せ!
● 民団と在日韓国人社会の特質
● 二十一世紀の民団に必要な改革
第十七章 マルハンの社員たちに贈る言葉
● 社名に込めた思いとマルハンイズム
● 君たちはマルハンファミリーの一員だ
● 仕事とは? 家族とは?
第十八章 在日韓国人社会が世界一流になるために、ぼくからマナーの提言
● 韓国人よマナーでも一流になれ
● 民族名についてのぼくの考え
● マナーを教えるのは親の責任だ
● 韓国政治家の恥ずべきマナーの悪さ
第十九章 韓家の息子たちへの伝言と、ぼく自身を語る
● ロックフェラー会長と息子のエピソード
● 「人間を大切にする」というDNA
● 海外事業での手痛い失敗
● 金儲けは技術、金を使うことは芸術
● 家庭を大事に
● 息子たちへの七つの伝言
● 儒教の精神も学んでほしい
第二十章 売り上げ一兆円達成、芸術を通して社会貢献するマルハン
● バッキンガム宮殿での演奏会
● 売上一兆円達成記念式典
● 芸術・音楽を通じての社会貢献
● 五百店舗、売り上げ五兆円、株式上場、そして世界韓商連大会を目指す
あとがき
参考資料
発言と写真でみる足跡
インタビュー・対談記事全文再録
本文索引
やっと、目次を全部打ち込んだ。ものすごい文字量になってしまった。このなかの十九章を、少し書き抜いて終わらせようと思っていたのだが、想定外の大仕事になってしまった。肝心の「息子たちへの七つの伝言」は、次回に改めて紹介することにしよう。(佐渡屋太郎)┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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2008年06月25日

今は6月25日(水)今日は朝から”サウンドチュチュ”(音声発生装置)の問い合わせや見積り・発注などでバタバタと時間が過ぎて行った。 近頃はこの”サウンドチュチュ”の問い合わせが日増しに多い・・・(当サイトやHPを見て下さる皆様に感謝! )
最近は仕事の合間に自社のホームページを立ち上げたり、別件では新サイト【パーラーオンラインショップ】などの立上げでほぼ同時の進行状態となって頭が沸騰しそうな感じであった。
特にホームページは自分で一から作るのは初めてであったので解らない所はPCで検索して調べたりアップしてから不具合が出てキレそうになったり大変だったのだが、公開してからは達成感からか一人自己満足状態だった。
この話はHPの作成半ばの6月初旬頃、Y経済研究所のK氏から電話があり「お客さんの機械販社の本部長が中古機サイトを作りたいと言ってるのでナイトウさん会いませんか?パソコンできるでしょ」との事。その話に「ええっ!喜んでお伺いしますよ!」とは言ったが本心は(HP製作会社では無いのでどうしよう・・プロ的な要求をしてきたら対応できるかな?)不安で一杯だった。 しかし、当日その方 S本部長と会って色々話をしている内に次々と今後の仕事の将来性の話になり、当のサイト作りより面白い展開の話に進展して言った。やはり同業界の中でも違う視点で業界を見ている人がいるんだなと感心させられた。
又、最近の私はこのサミットでの自粛期間中になってからは様々な分野の人と積極的に会う様努力している。 それはこの1ヶ月前色々と仕事の方向性の壁にぶち当たりどん底で落ち込んでいた時に、いつもお世話になっているホールのK社長の所に出向いて行ってこう言われた。「落ち込んでいても良くはならないよ!こう言う時こそ明るく行かなくちゃ!」と言い。その後、K社長は「これから少しの間は機械関係だけはまだ仕事になるから!設備の仕事は難しいと考えないとね」と付け加えて助言をくれた。
確かにK社長の言うとおりこの業界に居たいなら設備屋だのなんだの言ってプライドばかり持っても仕事を選べる時代ではないな・・・と痛感して帰って行った。
そんな事があってから私は自分が何をしてきたのかを伝えたいと思いHP作りを始めたのだが以外やこのHP作りは私にとっては思いがけないチャンスを作ってくれたのかも知れない。
HPが出来てから1週間位たったある日、1年半ぶりに名古屋のN社長から「ナイトウさんHP見ましたよ!いいですね~ お元気でしたか!とてもいい商品があるので紹介したいんです。」と電話が来た。それが今回、弊社HPで紹介している”サウンドチュチュ”であった。その後メーカー側とのHP掲載の話に結びつき掲載すると、急に同業者の販社の方や機械販売の方から連絡があり皆、私のホームページを見て連絡をくれた様だった。不思議な感じであるこんなにも反響が早かった事が。
ここ一週間はHPに掲載している商品の問い合わせなどで色々な地域の方と連絡を取る事が増え、そして機械販社の方とも取引する事になった。 今は、あの時助言してくれたK社長に感謝している。早く仕事でお返しできればと思う。
インターネットの時代と言いながらも最近までこの業界ではパソコンを触ろうともしない人達ばかりだったのに、ここ数ヶ月で急に変わりだしている様な動きが見えてきた。この話は又、次回で!(ナイトウ龍司) ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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2008年06月19日

今日は6月18日(水)、昨日は自社のホームページの作業に深夜夢中になりすっかり徹夜になってしまった。朝からボーっと眠気が取れずしていると午前10時頃にY経済研究所のK氏から電話がかかってきて「紹介したいメーカーがあるんですけど!」との事。話の内容を聞いて見るとバイオ系の研究所で除菌・消臭のタバコの匂い消しを製造しているとか。最近はこのK氏にも度々、お世話になっているがここ5月末からはメーカーを紹介してくれると言う話が多くなってきている。これも業界業者間の不況がおりなすことだろうか?近々会わせていただきますと電話を切った。その直後又、電話が・・・「あー社長、お世話になります。Hです!実はラッキーボイスの件で聞きたいのですが・・・」この方は私と同じく設備業者のH氏でどうもラッキーボイスの仕入れがしたいらしく業者間を探している様子だった。当の私は前回お話した”サウンドチュチュ”の販売が間近に迫っていたので”ラッキーボイス”は話だけで仕入れはしてはいないのでH氏には「Hさん!申し訳ないけどウチでは今、ラッキーボイスは扱ってないんですよ。ごめんなさい」と話をするとH氏からはあっさり「でしょ!社長”ラッキーボイス”って大阪では何処もほとんど扱わないよね~ じゃ、しょうがないから”サウンドチュチュ”出たら紹介してくださいね!」と私も心の中では(しょうがないはないだろ~これでも商品の仕入れや取扱販社になるのも結構大変なのに・・・)とぼやきたくなる心境だったが現実は”ラッキーボイス”の人気度が羨ましくも思えた。
しかし、今日の本題は当社が扱う”サウンドチュチュ”の申請書類を全国の公安委員会の持ち込んでいる認可・不認可の中間報告を聞く日であったので気持ちはその事で頭は一杯であった。
昼の12時前、N氏から電話が「お世話になります。出ましたよ中間報告!でも社長、認可ですが結構厳しい内容ですよ!」と内容はN氏に教えてもらえた内容を表にしてみました。

私もこの業界で以前書類申請に携わった事もあるがこの様な状況は初めてで、不認可を出している地域も偏りが著しく今後、どう言う形で申請中のエリアや申請前のエリアが対応してくるかは判らない状況だになった。
幸い、問い合わせ等で見積りなど送っていた業者さんのエリアは認可されていたので迷惑をかけなくて良かったとホッとした。
そんな中、もやもやした気持ちの中で商品の依頼を受けていた大手設備会社のT部長に電話をした。「T部長!お世話になります。今回の”サウンドチュチュ”の件ですがそちらのエリアは認可が取れましたよ。但し、今回不認可のエリアも出ているので慎重に対応した方がいいかもしれないですね」と話すとT部長は「ご存知かは知らないがこれは一部”ラッキーボイス”影響も考えられますよ!今、光センサーの件で公安委員会は厳しいジャッジをしていますから現時点で申請書類の認可が取れただけ値打ちもんですよ!ウチはこの商品を安心してお客さんの所へ持っていくから心配しないでください。」との話。”ラッキーボイスの影響って?”と話を掌握していなかった私は、電話でその後T部長に詳細を聞いた。話の内容は”ラッキーボイス”の初期の申請方法だと言う事がわかった。
”ラッキーボイス”は元々不正防止との内容で申請を行ったが本体と受光部にあたる光センサーの部分での申請は別々に分けて申請を申し出て、一旦は認可を受けていたのだがどうも最近、光センサーの部分の申請に対し再度書類を再申請する様に話が変わって。再申請をしたらしいとの事。
これは客観的にみると酷い話だ!一回受理しておきながら再申請を要求するのはメーカーはしょうがないとしても導入したホールはどう受け止めるだろう!サミット中の自粛期間でこの様な対処はいかにも・・・である。
そして夕方、申請報告をしてくれたN氏から電話があったので私はこう言った「Nさん!今回の申請認可の件、ネットで公開してもいいかな?現状、正しい事をキチンと伝える事も今は必要だと思うし、この手の商品はこれからも新しく出てくるので公安委員会が現状どう言う見解でこの類の商品を見ているかの参考になるし、書類がこの状況で取ったのもメーカー努力だと思いますから」と話すとN氏も「そうですね!今回は申請書類に関してはかなりキチンと色々な所にお伺いを立ててのこの結果ですからありのままの現実を見てもらう事がいいですよ。ジャッジはお客さんですからね」と言う返事があり私もこんな事をするのは初めてだが申請認可・不認可の状況公開をする事にした。(上の表図)
夕方、表の作成をしていると久しぶりに押釦メーカーのN製作所のS次長から電話があり「ラッキーボイスって売れてますな~でも光センサーの件どうなったのだろう?でもよそも真似して作ってますからなぁ~こんなに売れたならうちもなんか同じ物を作って見ようか迷いますわ」との事。まだまだ話題は続きそうである。
夕食が終わってから今朝、電話をしてきてくれた。”じゃ、しょうがないから”のH氏を思い出し連絡をした。「まいど~お世話になります。あのね、サウンドチュチュの件だけど関西圏のきなみ不認可で滋賀だけ認可とれた状態だったよ。今の状況だから”しょうがないね”」別にいやみで電話したのではなくこれが業界業者なんだよな~と思う一日となった。(ナイトウ龍司)┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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2008年06月14日
今日は6月14日(土)、私の聞いた話では今日ぐらいから関西圏の兵庫エリアがサミットの関係上自粛に入ったと思う。大阪は早くも今月1日から自粛に入りいよいよ自粛期間に突入した感じだ。
ここ最近は機械販社の人と会う事が多くなり、今まで慌ただしく人達も自粛に向けて先月末から動向の変化が著しい様だ。私の後輩もある機械販社にいたが5月末でリストラを受けた。その後輩との会話に「自粛期間中は物が売れないんで、人件費や経費ばかりが掛かるのでリストラしたんだと思いますよ・・・まぁ、自粛明けの機械傾向はメーカー人気が偏ってるから機械を押さえるのが難しいとは思いますけどね。5.1号機も本命は年末でれば・・・と言う感じですかね」との事。その彼もわずか2日後には中古機販売の販社にすんなり入社した様で、なんともたくましい後輩である。
自粛明けのスロット商戦は今年の場合はどうなるのだろうか?山佐/バイオハザード・ビスティ/エヴァンゲリオンなど名がよく聞こえてくるが5.1号機自体のスペックを聞いてそれに反映し緩和された真の本命機の登場はまだ先の話かも知れない。
スロット関連の業者達の5.1号機に対する意見は冷ややかでフリーズ機能・消灯等の演出的な新機能が搭載されても肝心の差玉等のスペック的な向上がみられる機械が出なければ小手先だましでホールは5.1号機だと言われて買わされても気の毒だなとの事。それなら現状の5号機での新台、例えば山佐/バイオなどが無難でいいかもしれないなと話していた。
確かにこの自粛明けはメジャーメーカーの名が先行して聞こえてくる。年末に向けては大都の”押す番”やアルゼ(実は私はアルゼが何を持ってくるかは非常に気になるがここ最近のアルゼは復活の傾向は著しい。株価も安定しだしているし)などが待ち構えているので5.1号機の本命機はやはり年末ぐらいには出て欲しいと思う。
又、別の話ではある大手中古機販社のS本部長との話の中で「今後は中古機価格の相場がグッと上がりそうですね」との事。理由は現状の新台販売ではメーカー直販が主流になる中で販社などで新台販売をしてきた者が最近、独立したりして中古機販売の方へかなり参入してきた様だ。これによって中古機販売業者も最近では中古機情報をホールから直接情報を入手するだけでなく業者間での連絡で廻しているケースが多くなり結果、間に入る人達分のコストが中古機自体の価格に乗るので販売も難しくなってきたと言っていた。
機械の話ばかりで設備の話はと言うとこの自粛期間中である中でもある商材の話だけは活発に動いている。”ラッキーボイス”である。
このラッキーボイスはとは最近ホールでジャグラーを打っている時にGOGO告知とともに「キュイーン!」とスロット台から音が聞こえてお客さんが驚き楽します装置らしいが導入してみたホールはお客さんの反響が良いとの事で口コミでホール間、業者間に伝わり最近ではこの商材の話題しきりである。
この様な中で先週、名古屋のあるメーカーの社長からこんな話が「ラッキーボイスと同等以上の装置が出来たので見てもらえませんか!」との話。内容を聞いて見ると製造メーカーは某大手押ボタンメーカーの下請けで基盤製作などのを手掛ける技術メーカーが開発製造したらしい。ラッキーボイスは確か九州のメーカーが製造し広島かの総発販社で販売展開しているらしい。この商材には今後、幾つかのメーカーが参入する話を水面下で聞いているが設備の業界でこれだけ話が沸くのは正直、私はとても嬉しく思う。
何でもこの関連の商品はサミット期間中でも所轄にキチンとお伺いを立てれば地域にもよるが設置も可能との事でそれがイベント重視の現状ホールには救世主になっているようだ。
只、ラッキーボイスだけに関しては価格が高いのがネックで導入コストは台当たり2万円弱との事。
だから後発メーカーが出てくるわけで、私が紹介された”サウンド チュチュ”はラッキーボイスに比べると価格は安く。スペックではより高性能になっているので発売は今月下旬だが予約先行している話だけでも何件かはある。詳しくはナイトウ龍司のパチンコ商品レビューにも取り上げてみましたのでご興味のある方は見てみて下さい。

私も人の事は言えないがまだまだ、たくましく業界で残る為にやって行くしかないようだ。(ナイトウ龍司)┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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2008年06月11日
いまは6月8日(日)の21時55分。もう、帰らなければならない時間が近付いている。先週の金曜日に原稿を書き上げてから、頭が“呆けて”しまったようだ。昨日は“猪八戒”と調査会社のK君、椅子屋のKさんと難波で久し振りに飲んだ。土曜日だというのに、皆んな元気に動き回っている。一方、私は先週の疲れを引きずりまくっている。しかし、飲むとなるとつい出掛けていく“悲しい性(さが)”を感じてしまった。
今日は京都で人と会う約束をしていたので、昨日は3日振りに京都の拠点に帰ってみたら、『葬儀トレンド写真集2008~最新祭壇101設営集~』というゴツイ本が送られてきていた。これは私が原稿を書いている葬儀雑誌の葬式やお別れ会のレポートページだけを、再編集した総集編である。A4版、総240ページ、オールカラーの堂々たる写真集だ。06年から07年にかけての1年間のレポートが載っていた。今日は、その写真集を大阪の事務所に持ってきて、2時間もボケーと眺めてしまった。
この写真集はタイトルの通り、101におよぶ有名人の葬式やお別れ会の、写真と文章からなるレポートが掲載されている。私は主に関西を中心とする西日本の取材を担当しているが、自分が担当したページを数えてみたら、31本62ページほどあった。さらに巻頭特集でも4本のうち1本3ページを書いているので、総65ページを執筆したことになる。目次や扉を除くと、ちょうど全体の1/3にあたる。文章は頭が“呆けて”いるので読む気がしないが、自分が撮った写真に魅せられてしまった。取材したときのいろいろな場面が、次から次へと思い出されてくるのだ。
そうした出版物を手に取ったとき、つくづくこの仕事をしていてよかったと思う。自分がやったことが、形になって残っていてくれるからだ。とくに、写真はいい。そこには情報が無限に含まれていて、取材時に気付かなかったいろんな点も情景として写り込んでいる。貴重な思い出の1冊となった。定価は4万9,350円と高いが、専門書だから仕方ないだろう。私は疲れたときの“元気回復剤”として利用することにしよう。酒を飲んで、この写真集を眺めていると、つい時の経つのも忘れてしまう。これは取材した当事者にしか分からない“超極私的な写真集”として、お宝の1つとなった。
というわけで、マルハン決算の2回目である。これもあちこち駆け回っているうちに、古いネタになってしまった。6月4日(水)には同社の創立50周年の記念式典にも行ってきた。ここで“ビッグ・サプライズ”があったのだが、それは次回にお伝えすることにしよう。前回は、全体的な数値や出店の実績を紹介したので、今回は営業的な実態について見ていくことにする。まず、1番気になる稼働状況の推移を、全店と既存店のみに分けて5年間のデータを比較してみる。
【全店の稼働推移】
04年3月期 05年3月期 06年3月期 07年3月期 08年3月期
(140店) (166店) (186店) (209店) (225店)
パチンコ 3万7575個→3万8602個→3万7621個→3万6533個→3万6016個
(▼1592個)(△1027個) (▼981個)(▼1088個) (▼517個)
パチスロ 1万5035枚→1万6090枚→1万5492枚→1万3705枚→1万3236枚
(▼80枚)(△1055枚) (▼598枚)(▼1787枚) (▼469枚)
【既存店の稼働推移】
04年3月期 05年3月期 06年3月期 07年3月期 08年3月期
(121店) (140店) (166店) (177店) (193店)
パチンコ 3万6029個→3万7213個→3万6613個→3万4972個→3万6016個
(▼1192個)(△1184個) (▼600個)(▼1614個) (△1044個)
パチスロ 1万4257枚→1万5491枚→1万5094枚→1万3248枚→1万2968枚
(△5枚) (△1234枚)(▼397枚) (▼1846枚)(▼280枚)
マルハンが発表した資料は3年分しかなかった。それではこのところの流れが読みにくいと考え、さらに2年分の資料を付け足してみた。そのため、過去の資料を引っ張り出すのにえらく時間がかかってしまったが、その甲斐あって実に面白い表が出来上がった。マルハンだからこれくらいで収まっているものの、他の多くのホールではもっと大きな稼働の減少に苦しんできたことと思う。ちなみに、マルハンの03年3月期の全店稼働(121店)はパチンコ=3万9167個、パチスロ=1万5115枚、既存店稼動(102店)はパチンコ=3万7221個、パチスロ=1万4262枚であった。
この稼働の変化には、いろんな要因が複雑に絡み合っている。04年3月期の稼働の落ち込みは、パチンコは機械寿命の短命化、パチスロは爆裂AT機の「アラジンA」「サラリーマン金太郎」「ミリオンゴット」が大きな要因だった。その後、04年7月の新遊技機規則の施行、06年6月のみなし機撤去期限、07年10月の完全5号機時代への移行など、時間軸を当てはめていくと、それぞれの稼働変化の要因が明らかになってくる。
まず、全店稼働で注目してもらいたいのが、07年3月期と08年3月期における前期比の増減である。パチンコ=▼1088→▼517個、パチスロ=▼1787枚→▼469枚と減少率が鈍化し、“下げ止まり”の傾向が出てきていることだ。さらに、稼働率がよくなかった新店を除き、既存店だけを見ると、パチンコは▼1614個→△1044個で稼働は“上昇”に転じており、パチスロも▼1846枚→▼280枚と減少率は大きく低下している。これは今期の営業に向けてのとても明るい材料として特筆してもいいだろう。
各店の状況を見ていくと、前期は5店舗の閉店が行なわれた。その結果、前々期に比べ地域1番店比率もさらにアップしてきている。07年3月期と08年3月期の比率を比べると、「地域1番店」=79.1%→87.6%、「地域2番店」=14.1%→9.3%、「地域3番店以下」=6.8%→3.1%と一層の優良化が図られた。また、前期は福井県、長崎県に初進出し、残る未出店地は山梨県、鳥取県、島根県、広島県の4県のみになっている。
一方、営業戦略を見ていくと、売上の低増加の一因にも挙げられた「1円パチンコ」は08年3月期末で全パチンコ台の5.2%となる約5300台だったが、今期はこれを8.4%の約9000台まで増やす計画であるという。しかし、10%を1つの目処としてこれ以上は増やすことは今のところ考えていない。「1円パチンコ」は完全に新たな市場となりつつあり、その新たなニーズには対応していくが、あくまで中心となるのは「4円パチンコ」だ。今期はパチンコ機の好調の波を利用して、「4円パチンコ」市場の拡大に努力していくという。
つぎに、競合店の状況であるが、前期は競合他社の新規出店が大きく減少した。前々期は、同社の店舗が出店している2店に1店のエリアで他社の新規出店があったが、今期の新規出店は5店に1店の割合になった。そのため、新店対策の費用や労力が大きく削減され、自社の営業戦略に集中することができた。その結果、効率的な戦略推進が図られたわけだ。また、エリア内で閉店する店舗もあり、とくにパチスロ客などの増加につながっている。“勝ち残り組”には、それなりの恩恵があったということだろう。韓俊営業本部長の言葉を借りれば、「前期は全く無理せずに利益を上げることができた。これは“需給バランス”が好転したからだろう」ということになる。
こうして明るい見通しを持って、マルハンの37期(09年3月期)は始まっている。今期の単体での経営計画は、以下の数字が挙げられた。また、全社の事業方針としては、「効率経営によりトップ企業の地位を磐石なものにする」「ES・CSのさらなる推進!~依存から自立へ~」が掲げられ、いよいよ“売上2兆円突破”への進撃が展開されることになる。(佐渡屋太郎)
【37期(09年3月期)経営計画(単体)】
● 売上高=2兆0279億円
● 営業利益=375億円
● 経常利益=380億円
● 新規出店=23店舗
● 改装店=4店舗
● 閉店=5店舗
● 店舗数=243店舗
● 機械台数=15万0092台 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
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