遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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ぱちんこ情熱リーグ決勝大会-4(「駅前ペリカン」篇)【佐渡屋太郎-vol.175】

写真キャプション=決勝大会の舞台上でプレゼンを行う「駅前ペリカン」チーム


 いまは4月22日(木)の20時55分。やっと原稿が終わったと思ったら、今週は何と土・日まで取材や打ち合わせの予定が入って、出ずっぱりの1週間になっている。前回は脱稿後の放心状態にあったため、何も中身のない記事を書いてしまった。そこで今回は、少し気合を入れて原稿を書くことにした。テーマは以前から佐渡屋太郎に重くのしかかっている「ぱちんこ情熱リーグ」である。

 この連載はこれで4回目だが、まだ2ホールが残っているし、「第2回ぱちんこ情熱リーグ」の記者発表会の件も書かなくてはならない。しかし、今回の原稿を書けば、あと2ホールになる。残り2本となればゴールも見えて、ラストスパートで何とかなりそうだ。したがって、一番苦しいのは今回の原稿だろう。決勝進出の3ホール目は、何と日本一になった「駅前ペリカン」である。

 実は近頃、深夜に井上陽水のビデオを見ている。それは以前に録画してあった「LIFE――井上陽水40年を語る」という4夜連続の番組で、酒を飲みながら、笑いながら泣きながら、堪能している。実に才能のあるミュージシャンであると、今更ながらに感心している今日この頃だ。何より、伸びのある声と屈折した精神がいい。ただ高校生のころは、陽水より拓郎の方が好きだった。若いころの陽水は暗いイメージがして、あまり惹かれるものがなかった。

写真キャプション=ホールの理念を説明する「駅前ペリカン」のスタッフたち


 しかし、陽水も30歳代で阿佐田哲也や吉行淳之介に影響され、「軽妙な表現」の方に志向していったように感じる。どうしてこんなことを書いているかというと、そのビデオの中の「ライオンとペリカン」という曲名が、このところいつも頭の中に引っかかっていたのだ。ただ、私の一番好きな曲は「いっそセレナーデ」である。

 そして今日、記事を書こうと思って、今回は何というホールであったかと資料を見たら、何と「駅前ペリカン」であったというわけだ。ただ、それだけのことだが、この意識下の動きは見逃せない。「ライオンとペリカン」が引っかかっていたのは、これまで何回か原稿で、「駅前ペリカン」のことを書いていたことが起因であったことが分かった。それほど、「ペリカン」という言葉は強いインパクトを、少なくとも私に対しては持っていたようだ。

 実は今日、取材から帰ってから2時間にわたり、「駅前ペリカン」を経営する玉川物産グループのことを調べていた。調べれば、調べるほど面白い会社である。今回、「ぱちんこ情熱リーグ」で日本一となった理由も、このあたりにあるのではないかと思った。一応、パチンコ雑誌でこの企業を取材する許可は得ているのだが、なかなかタイミングが合わない。その社長に会ったとき、一番先に聞いてみたいことは、「なぜ、ペリカンという店名を付けたのですか」ということだ。

写真キャプション=日本一に決定し、木山理事長と抱き合う森尾店長


 また、飲みながら書いているので、少し前フリが永くなっている。まず、玉川物産グループの保有する7店舗の概要を列記してみる。このうち、「ニューミリオン」は2007年2月に全国初の“えんぱち専門店”としてリニューアルオープンし、“お座敷パチンコ”も導入している。

【玉川物産グループの保有ホール一覧】
①「駅前ペリカン」(石川県金沢市此花町5-5)(金沢駅東口より徒歩すぐ)
総台数=169台(P=136台、S=33台)
●全台1円パチンコ、2円スロット

②「もりの里 森にペリカン」(石川県金沢市もりの里1-159)
●総台数=500台(P=396台、S=104台)
●1円パチンコ=108台、5円スロット=35台

③「パーラーマリオ鳴和店」(石川県金沢市鳴和町2-2-7)
●総台数=238台(P=198台、S=40台)
●1円パチンコ、5円スロット、40銭パチンコなど低玉貸専門店

④「ののいちこちらペリカン本部8」(石川県石川郡野々市町横宮町145)
●総台数=331台(P=301台、S=30台)
●50銭パチンコ、1円パチンコ、10円スロット

⑤「ニューミリオン」(石川県石川郡野々市町若松町19-5)
●総台数=394台(P=394台)
●羽根物・ミニセブン機専門店、ここにしかない名機がある“パチンコミュージアム”

⑥「うちなだ海のペリカン」(石川県河北郡内灘町向粟ヶ崎5-247)
●総台数=429台(P=429台)
●4円パチンコ=215台、2円パチンコ=36台、1円パチンコ=178台、地域最大台数

⑦「弥刀(みと)DEペリカン」(大阪府東大阪市友井3-3-33)
●総台数=282台(P=255台、S=27台)
●大阪初進出店

 玉川物産の本社は、「ニューミリオン」と同じ石川県石川郡野々市町若松町19-5にあるので、このホールが旗艦店となるのであろう。低玉志向で各ホールとも独自のユニークな営業展開をしているようだ。あと1つの特徴は、同社は02年から新卒採用を行い、全社員のほとんどが新卒採用者で占められていることだ。社員の平均年齢は32歳で、20歳代や30歳代の店長が頑張っている若い会社である。

 同社のウリとしているのは、安心して、長く、楽しく働ける会社であること。具体的には、「安心」=新卒定着率80%、堅実経営で終身雇用を目指す、「長く」=2002年新卒1期生の活躍、キャリアステッププラン、「楽しく」=「人」を大切に、仕事を楽しんで取り組む企業風土と就職情報にはあった。人材を大切に育てている企業であることが伝わってくる。

写真キャプション=日本一に決定した喜びを場内の観客に伝える「駅前ペリカン」のスタッフ


 さらに、「月にペリカン」が同社の夢であるという。つまりこれは、月に「ペリカン」ブランドのホールを新規出店するということ。実際、05年2月12日にルナエンパイアージャパンから、「月の土地権利書」を取得している。こうした真剣な遊び心を持ち、若いエネルギーで業界に新風を巻き起こそうとしている企業であることが分かった。それを踏まえて決勝大会の様子を振り返ると、いろんなことが見えてくる。そして、この「駅前ペリカン」が日本一になったのは、大きな意味があったのではないかと思えてくる。

 まずこのホールの店長は、26歳で赴任1年目の森尾智洋君である。そしてホールは総台数169台で、多分参加ホールの中でも最小ホールだったのではないだろうか。さらに決勝大会でスタッフが「しかもこのホールには駐車場がありません。パチンコホールとしては致命的な欠陥です」と語って場内の爆笑を勝ち取り、観客の心を一気に掴んでしまった。当初、私はこうした“同情票”が「駅前ペリカン」に流れ、最多得票を獲得したのではないかと思っていた。しかし、今では若い純真なエネルギーが、日本一となった原動力だと考え直している。

写真キャプション=日本一の優勝旗を木山理事長から受け取る森尾店長


 この小ホールに赴任した26歳の森尾店長は、このホールや部下や自分自身を「もっと良くしたい、もっと成長させたい」と思っていた。そこで「明るく・元気で・愛想のイイ」をテーマに取り組んできたという。しかし、当初は稼働や客入りが気にかかり、「高稼働店=良い店」という店舗目線でものを考え、大きなジレンマに陥ってしまった。ここが1つの重要な点だ。そのなかで汗を流し、笑顔で働くスタッフや、このホールを応援してくれるお客様を見て、考え方が次第に変わっていった。それが「パチンコ情熱リーグ」に参加することでより明確になってきた。つまり、もっと良いホールにするということは店舗目線ではなく、そこにいるスタッフやお客様にとって笑顔で輝けるような店舗にすることではないかと気付いたわけである。

 そこで出てきたのが、マイナスをプラスに変える“逆転の発想”だ。小さなホールだからこそ、ホールの思いが行き届く。お客様が少ないから、家庭的な癒しの空間を創る。常連客や年配客が多いから、暖かくて居心地のいいホールにする。そのなかでみんなで決めたのが、「笑顔の家」というコンセプトだった。パチンコホールで一番大切なのは「接客」、だから笑顔のふれあいを大切にする。皆で決めた笑顔の7原則は、「表情・笑顔・目合わせ・声出し・会釈・ジェスチャー・一礼」で、手作りのポスターや手書きのPOPで暖かい雰囲気作りに努めた。

写真キャプション=日本一の賞状を胸に大会後の記者会見に臨む平山リーダー


 スタッフを束ねたのは、44歳になる平山あけみリーダーである。「私の娘や息子のようなスタッフに、働きやすい環境を作るのが私の役目」と言い切る。この頼れるリーダーに、壁にぶつかった若きスタッフが何人も救われたことだろう。家庭的な雰囲気がスタッフの中にも溢れている。その結果、スタッフは「お店が好き、仲間が好き、接客が好き」、「やらされた接客では何も伝わらない。いまはお客様から『ありがとう』と言ってもらえるようになった。伝える、変わることの大切さをこのホールで学んだ」、「このホールで自信を持てるようになった。みんな大好き。元気パワーをもらっている。この仕事に誇りを持ち、お客様に元気パワーを与えていく」と、口々に自分の変化を語った。

 さて注目の森尾店長は、このリーグを通して何を得たのだろうか。最後にその思いを一気に語った。「人が一番大切。人が思いをつなげていく。思いは必ず伝わる。思いを言葉や体を通して伝えていく。最新設備ではなく、人がホールを良くしていく。最後に皆さんへ感謝の心を伝えたい。人の思いが人を動かす。その思いがお客様に通じ、いま私たちはこの舞台に立っている」とリーグにおける自身の考え方の変化や紆余曲折を振り返った。

写真キャプション=大会後の記者会見で記念撮影に応じる「駅前ペリカン」の出場者


 同リーグの木山理事長も、「普通、ホール改革を実現するには3~4年は掛かると言われている。しかし、スタッフたちが自主的に取り組むと、あっという間にホールが変わっていったという声を、参加企業のオーナーからよく聞いた」と教えてくれた。その原動力は自主性と、森尾店長の言った「思いは伝わる」という確信ではないかと、「駅前ぺリカン」の変化を見て感じた。(佐渡屋太郎)




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