環境にやさしい省エネ”エコプレート”は紙製で登場!【ナイトウ龍司-其の五拾三】

今日は11月18日(水)、昨日の夕方、佐渡屋兄貴と電話で話していると、『おい!猪八戒!明日から九州に取材に行って来るから、週末には戻る予定だけど、ブログの方頼んだよ!!』との話で、取材の内容を軽く聞くと省エネ関係の話らしい。
この業界での省エネ取材だと言うので、帰ってから聞ける話が楽しみだ。
私の方は昨日の話の続きで、昨日お話していたT社から約束通り、今日の昼頃にプレートのサンプルが来た。
開けてみると、数種類のプレートサンプルが今回も送ってきてくれた様だ。
特に興味深く思えたのが”紙製のプレート”だった。

一見は昔の0.5mmの白板にプリントして液体のUVコートを施している様に見えたのだが、曲げてみるとプラスチック特有の弾力ではないので、紙製だとわかった。しかし、紙製にしてはしっかりと腰があるし、光沢もきれいに出ているので普通にホールで差していたらわからないだろうなぁ・・と感心してしまった。
早速、送ってくれたお礼に担当者のH氏に連絡してみた。
私:『Hさんですか、サンプル届きましたので、今拝見させて頂いてます!ありがとうございました。』
H氏:『あっ!届きましたか、良かったです。どうでしたか?紙製のプレートは!結構、腰があるので使えると思うんですけど!』
私:『そうですね、これは紙製だと言われてましたが、この表面には何か液体コート仕様でも施しているんですか?』
H氏:『いえ、それは光沢紙をベースにしてプリントしているから、紙だけと思っていただいたらいいんですよ。だから、燃えるゴミにも出せますし、再生紙の回収などにでも出せますから、従来のプラスチックと違って環境にやさしいと私は考えているのですが。』と言った。
確かにホールで使われている部備品で、商品として最後の処分を考えれば、この紙のプレートは今の環境問題から考えれば適している。
実際、玉差しなどの大判仕様のプレートもこの技術で作れるのだから面白い。プレートは元来、プラスチックにプリントする物が大半だが、一旦、紙にプリントしてクリアーの板を両ハサミにする技法もある。 その後、一般でポピュラーに用いられたのがパウチ加工だ。

最近ではパウチ素材であるラミネートのコストも結構高いので、紙だけのプリント方が断然安いと担当者のH氏も言っていた。 また、この紙製プレートの電話でのH氏のプレゼンは面白いヒントもくれる事になった。
サンプルの中の紙製プレートの中で少し厚みが薄めの商品があった。掲載している海物語のタコのプレートですが、裏面には”料金別納郵便”と印刷していた。 H氏に聞いてみると、この形成DMに力を入れているとの事だった。
形成DMとは通常のDMではできない特殊な形状のDMで、新しい開拓先を模索していると言う。
そう言う中では、この業界用で言うならプレート型のDMを顧客先に送り、そのDMを持参してして来て頂いたお客さんに来店サービスの目印としてこのプレート型DMを遊技中に差す事で新たな展開が出来ると考えられる。
この紙製プレートは今までのプレートの利用価値が変わるかもと言っても言い過ぎでは無ないと思う。

但し、ポールの部分はプラスチックなのでここまでは、紙製にはできないのは当然かもしれない。
私も、この二日間で色々とサンプルを見て、昔はよく別注商品の注文などを受けていたなぁと懐かしくもなったのですが、今回の商品群を見て、もっと勉強していかなくてはと思い知らされた。
商品を持ち込んできてくれるメーカーの方々に感謝することはあたり前ですが、売れない時代と言いながら、こんなにも色々な分野で技術は向上して来ているのであるからには、メーカーに対してのセールスマンとしては頑張らねばならないと思う日々となった。(ナイトウ龍司)
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| ナイトウ龍司-業界の眼 | 17:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑