遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

パチンコ業界情報なら遊技租界!最新!本日のパチンコ業界ニュースからパチンコ業界の製品情報まで話題満載ブログ!

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

“パチンコ業法”はなぜ必要なのか【佐渡屋太郎-vol.132】

写真キャプション=ビッグタイトルの展示会で賑わいを見せる大阪のパチンコ村

 いまは1月24日(土)の18時10分。今週は出ずっぱりの1週間だった。パソコンの前にこうして座るのも、久し振りな感じがする。昨日の1月23日(金)は、関西の某所にあるホールに行ってきた。何やら分からないが、話を聞いてほしいという依頼があったからだ。それで行ってみると、これからあるプランを実行するので、このブログで紹介してほしいということだった。久し振りに“元気な”ホール関係者に出会った。実に自信満々である。聞けば、この1年間にわたって“ホール改革”を敢行して実績を積み上げ、その次のステージに移行するために、あるプランを打ち上げるという。目的は競合他店の“引き離し”である。

 つまり、この1年の改革によって不振店であったそのホールは、やっと他の競合店と肩を並べるくらいのレベルに達した。その力をもとに、あるプランの実践によって、一気に競合他店を抜き去り、“引き離し”に掛かろうというわけだ。そのエリアは関西でも“超激戦区”として有名で、他県からの進出ホールも1年で撤退したほど、地元の強豪店が軒を連ねている。その中にあって、このホールは600台クラスの大型店であった。パチンコとパチスロの設置比率はほぼ7対3で、パチスロの売上が1年前に比べて150%の伸びであるという。さらに今後は“パチスロ増台”の計画も持っている。何とも不思議なホールだ。
 
 その背景には、機械調整、販促戦略、人材教育に関し、かなりユニークな戦略がある。ただ、まだその詳細を紹介することができない。乞う、ご期待である。1つだけ言えるのは店長の存在だ。この店長は以前、全国展開をする大手ホール企業の “切り込み隊長”として、新たに進出したエリアで次々と新店を立ち上げてきた。実はこのホールにも、“不振店の立て直し役”として雇われているのだ。こういうのを、“立ち上げ屋”とでも言うのであろうか。ホールの置かれた実状、エリアのマーケット特性、競合店の状況などを見極め、実際にホールに入って、機種構成、機械調整、販促、人材教育のノウハウを駆使して、“ホール改革”を展開する。

 ちなみに、一般的な“立ち上げ屋”の場合、結果はすべて数字に表れてきて、その責任を負わなければならない。成功すれば、その分は報酬として反映し、成果が出なければそのホールを追われることになるだろう。成功して軌道に乗れば、また次の不振店に雇われていく。この“立ち上げ屋”は何ともスリルに溢れ、やりがいのある仕事ではないか。実はいま、経営に自信をなくしたホールオーナーが、自店の経営や運営を第3者に“丸投げ”するケースが増えている。一方、経験を積んでホール業務に精通し、自分の身につけた様々なノウハウを武器に、不振ホールの立て直しに挑む“立ち上げ屋”の存在も次第にクローズアップされつつある。一度、本格的に取り上げみても面白いだろう。佐渡屋太郎も少し、この店長に密着してみようかと思っているところだ。

写真キャプション=PCSA公開経営勉強会で壇上に並んだパネラー


 前置きが長くなったが、今回のテーマはPCSA公開経営勉強会の第2弾である。タイトルは「“パチンコ業法”はなぜ必要なのか」というものだ。パチンコ業界外の読者の方もいるので、テーマに入る前に少し説明が必要だろう。まず、パチンコ営業は「風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律」(風適法)という法律のもとに、営業を行なわなければならない。つまり、この法律には様々な規制が定められており、その規制のなかでしか営業を行なえないわけだ。この法律は昭和23年7月10日に制定され、パチンコ営業は昭和29年からその管理下に置かれることになった。

 この法律が制定された目的は、その第1条に「この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれら営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする」と記されている。

 この法律でいう「風俗営業」に該当するのは第2条の第1号から第8号まであり、パチンコはその第7号の「まあじゃん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業」に該当する。ちなみに、ゲームセンターなどは第8号に該当する。パチンコを「7号営業」、ゲームセンターを「8号営業」と呼ぶのも、この法律による区分けがもとになっている。

 こうした現状に対し、パチンコを風適法から切り離し、パチンコ業だけの特別な法律を作ろうというのが、“パチンコ業法制定”の動きである。その背景には、換金の合法化などパチンコ業界特有の問題もあるし、この法律自体が内包する問題点もある。では、それはどんな点なのだろうか。今回、公開経営勉強会での発言を収録したのは、前回も登場した牧義夫氏(衆議院議員、民主党、民主党娯楽産業健全育成研究会事務局長、PCSA政治分野アドバイザー)、牛島憲明氏(元㈱ジャスダック取締役兼執行役員、PCSA経営アドバイザー、PTB有識者懇談会委員)、三堀清氏(三堀法律事務所、弁護士、PCSA法律分野アドバイザー)の3氏である。

写真キャプション=民主党衆議院議員の牧義夫氏 牧氏「カジノの話があるなしに関わらず、グレーゾーンを背景とした行政の裁量の中に、これだけの規模の産業を放置していることは、私たち立法府にいる者にとって不作為という謗り(そしり)を免れない。そういうなかで私たちは立法化に向けての勉強を進めている。取り締まり当局は、そういうことは立法に馴染まないとあるいは言うかもしれないが、それは行政の言うことではない。議論をして国民の皆様と制度を作り上げることは、私たちの責務であると考えている」

写真キャプション=元ジャスダック取締役兼執行役員の牛島憲明氏 牛島氏「昭和23年に風営法、風適法ができてから、非常に長い時間が経っている。そのなかで国民のニーズに合わないような制度疲労が起こっているのではないか。だから、業界を規制する新しい法律を作るべきだ。わけても大事な点は換金の合法化で、その法律の中で明確にしたいと思っている。ただ、30兆円産業だとか、30万人、周辺企業で50万人が働く業界と言われているが、残念ながら業界はまとまりがない。これだけ大きくなった業界なのに対外発信力がまったくない。今後は世の中を実情に合わせて変えていくためにも、業界としてのまとまりが非常に大事だ。個別企業やグループの利益ではなく、国民経済の立場に立って、この業界として何ができるのか。何を貢献できるのかを考えて、法制化を進めていく必要がある」

写真キャプション=パチンコ業界に詳しい弁護士の三堀清氏 三堀氏「風適法の規制は盛り込み過ぎで分かりにくい。盛り込み過ぎで規制の基準が分かりくいという点が、この業界の悪い面の1つの原因になっているのではないと考えている。またその基準の曖昧さが、行政の裁量が色濃く出てくる原因にもなっている。これは官と民の両方によろしくない影響を与えていると思う。まず官に対する悪い面は、基準が曖昧なために、一部の業者を優遇しているように見えたり、一部の業者をいじめている規制をしているように見える。すなわち、行政の清廉性、公平性を疑わせる原因になっているのではないか。一方、民に対しては、不明瞭な規制であるのをよいことに、抜け駆けや違法行為をする業者がまだまだあり、順法精神を欠いたような経営の温床になっている点だ。また、新しいサービスの方法、営業の方法に付いていきにくい規制の構造がある点も問題だと思っている」

 三堀「法律の目的は第一条に書いてあるが、善良な風俗、清浄な風俗環境を守ること、それから青少年の健全育成に障害を及ぼす事柄を防止することに尽きる。パチンコ屋さんはその射幸性ゆえに規制の対象になっている。その射幸性を抑制するために、色々な規制を受けている。射幸心というのは前に字引を引いたら、『怠け者が働かずに一攫千金を夢見る心』となっていた。そういう雰囲気を周辺環境にやたらに流したり、働かずにパチンコ屋で勝負して生活を成り立たせようという考えを持つ人が多く生まれないようにするのが目的だと思っている」

三堀「その観点からすると、お金をかけると賭博罪になってしまうということはあるが、過剰な投資をせず、過剰な見返りもないという形にすれば、お金をかけてもいいのではないかと考えている。たとえば、デリバティブ取引なんて賭博以外の何物でもない。かなり大きな、スケールからいけばカジノの比ではない勝負をする。逆に小さいところではネットゲームにおけるリアルマネートレードといって、ゲームのポイントをお金で売り買いするという実態がある。問題提起をする人はいるが、賭博であるとは見られていない。このように賭博なのか賭博類似行為なのか分からないものが、かなり広く行なわれている実態を直視して、現状のパチンコはどうなのかというところをもう一度見直し、それでは換金はどうなのかというもう少し根源的な問いをしていただきたい」

 いよいよ問題は佳境に入ってきた。これからは間を空けずに、テンポよく、矢継ぎ早に問題の核心まで迫っていきたいと思っている。さて、乗ってきたので早速、次の原稿に取り掛かることにしよう。(佐渡屋太郎)


┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
ポチッと応援宜しくお願い致します!m(_ _)m
明日への活力人気ブログランキングへ
にほんブログ村 パチンコブログへ 人気ホームページランキング

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
会員制オンラインショッピング
パーラーオンラインショップ

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
遊技租界のパチンコ商品レビューブログサイト
遊技租界『ナイトウ龍司のパチンコ商品レビュー』
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



スポンサーサイト

| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 17:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。