遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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豪腕に新台販売を行う機械メーカーに対する提案【ナイトウ龍司-其の七拾壱】

子供達と一緒に作った誕生日ケーキ


今日は2月21日(日)、昨日は息子の2日はやい誕生日を自宅でお祝いした。ケーキ作りも子供達と一緒におこない。誕生日会のラストは家族4人でwillのスーパーマリオ大会だった。

このスーパーマリオはまだ、2回目の挑戦だったが、かなり難しい!大人なので理屈は理解できても、コントローラーがうまく扱えない。私を残してスイスイ進んでいく子供達に圧巻された。

さて、今回の話は機械メーカーの話で、先週も関西の某エリアである人気機種の導入でもめている話を耳にした。

内容はその機種を先行導入したいという理由から、メーカーの言いなりに機暦購入していたホールが、最終的に本命機を先行導入2週間後にしか導入できないとなってメーカーになぜ、その様な事がおこるのか?という話。

当然、先行導入できるホールが存在しているから、出来ないホールが不満をぶち上げてこの手の話が拡がってしまうのですが、なぜ、その様な事が・・・起こる事自体が独禁法に引っかかっているのでは?と疑問にも感じてしまう。

いつまで経っても、機械メーカーのホステス営業は止まらない。お客を期待させて、買わせて、買わせて、最後はどう転ぶかわかりません。というやり方は恐ろしい。メーカーの担当営業マンも不憫に思う。

商売とは信用を付けてから進展していくはずが、信用を積み上げては会社の指示で客の期待を裏切る方向を取らなくてはならないのだから、真面目な営業マンならやり切れなくなるのではないでしょうか。

ここで一つ言いたい事は、私も機械メーカーや販社の友人が結構いるが、末端の営業マン達の苦しみも聞いているからなのです。 メーカー自体が儲かっても営業マン達のリターンは希薄で、機械が売れないとリストラばかり、残っている営業マンは辞めていった営業マンのシェアを引き継ぎなんとか結果を残している。

まるでどっかの保険業界みたいな営業スタイルなってしまった事もメーカーは気づいてないのでしょうか?

メーカーの役員の方達にも気付いて欲しいのです。昔みたいに簡単にホールが機械を買ってくれてた時代ではない事を・・・ そう例えるなら、今の機械1台は昔の5台分ぐらいの値打ちはあると思います。

もっと、今の現場で働く営業マン達の事も人間ですし、生活もあるのですから、大事に考えてあげて欲しいと思います。

まぁ、そんな話題が出た先週に、私は関西のあるパチンコ店の本店の店長と面談していた。

その時の会話の中にも、その話題が出てきたが店長いわく『確かにそのCRパチンコ機は欲しいですよ。しかし、先行導入して規定台数や機暦購入等を全て行って買ったとしても、長く使える機種として残るかは疑問ですね。勿論、機械は購入していますが、先行導入もうちは必要ないですし、台数も扱える分だけでいいのでとメーカーの担当者の方にはそう言いました。』との事。

その理由を店長はこう考えている。いくら人気のCRパチンコ機でもMAXタイプではお客様の稼動がどこまでついてこれるか不安だと言う事だった。

それには、現在も増え続けている低貸(円パチ)店舗の影響もおおいにあると言っている。

その店舗の近隣ホールもここ1年足らずでほとんどのホールが低貸(円パチ)営業を導入したらしいが、皆当初は稼動は上々でいけると踏んでいたらしい。

しかし、低貸し営業の中でも様々な競争が始まり、今では0.5円まで導入されているホールも現れたというが、商売ベースの数字としては厳しいと、その店長は言う。

円パチは利益ベースで運営して行くのは非常に難しいですね。円パチを4円のペースで新台入替えをしていく事は不可能ですし、ましてやその円パチ営業で4円の利益なんてありえません。円パチ営業だけで安定した運営は今の所、2円以上でないとお客様をイジメル結果になりますので、うちではできるだけ円パチ営業の部分は適正台数を守って、円パチコーナーではお客様に色々な機械を楽しんで貰おうと思うので、辛いですけど正直、利益は求めていません。』との事だった。

だが、その後店長は『最近は4円の稼動が落ちてきているのも現実です。その理由に円パチで慣れ親しんだお客様が4円パチンコに戻す事は非常に難しいので、各ホール共、円パチ営業にウエイトを置いた分、今それが反動で首を絞める結果になっているのではないでしょうか?』と言っていた。

この話は以前からも、他のホールからも聞いていたが、確かに円パチと4円との差別化は運営方式だけだったのが、1年経てばその営業に副産物がついてきている様に思う。

当初はMAXタイプを円パチなら安心して、沢山の持ち玉で遊べるとエンドユーザーも楽しんでいたが、最近の円パチコーナーで長く、遊んでいる大半の人はほとんどが甘デジ機に座っている様に見受けられる。

私も体感しているが、1円パチンコでMAXタイプを1000円分買って打った後に、4円パチンコ店で同じ様に1000円分買って打った時の印象は4円パチンコ店で打つ事が怖くなる気持ちになる。

異常に玉が早く減る錯覚に陥る、お金がついて行かない。当たり前だ。玉貸しの率が違うのだから・・・しかし、解っていても・・・円パチでなれたら4円に戻れなくなってしまうのである。

この一連のホールにとっての負のスパイラルはインフルエンザの様に今後、円パチ運営に猛威をふるうのではないかと心配になってくる。

円パチインフルエンザ”とは大袈裟かも知れないが、周りに円パチ店舗が多ければ多いほど、円パチインフルに各店舗がかかるかもしれない。

円パチインフルの特徴は、併設店舗の場合、4円パチンコの稼動に影響が出て、同時にMAX,MIDの稼動にも影響する。

また、円パチ店舗では台移動がOKのホールが多いので、円パチコーナーでは売りが上がらず、INだけが上がって行く現象になって行く。 最終的には円パチ営業であっても、お客さんは換金したいので、出玉の交換率でエンドユーザーが右往左往して行く。最近の円パチ店舗を見ていると、等価ベースのエリアではお客さんが換金する事がほとんどになっているようだ。なので円パチ店といえど、換金率に関しては4円パチンコ以上に難しいと思う。換金率だけでお客様の満足度を追及するなら、利益をドンドン削っていくしか方法が無い、となって行く。

この”円パチインフルエンザ”のワクチンとなるものがあるのか?

一つは隔離と考える。現状4円パチンコで運営できているホールは、円パチ営業を導入しない事

また、併設で4円と円パチを行っているホールは設置比率の見直しが必要かも知れない。

この設置比率には、当然スロットも含まれている。

円パチ店舗が増え続ける中で、スロット設置台数が激減していると言う。

しかし、最近はスロット稼動が逆に上がり安定してきているので、減台させる理由もなく。

現状営業でキープでき、5スロ営業を導入しなくてもよいとの意見もある。

現にスタンダードに20スロに力を入れているホールはお客さんも、去年の後半からは新台だけを目当てにせず、各機種ごとに稼動を支えてくれているらしい。

そう言った流れでは、今年はスロット復調だと今後のラインナップを見ても、3000枚規制を度返ししても、私はそう思う。

そうなると、今年はまた、パチンコ(4円.円パチ)、スロットを含めての設置比率を模索していく必要があるのではないでしょうか。

過去にある、パチンコが好調なら、スロットを減台。スロット好調ならパチンコを減台する。

このやり方には昔から疑問に感じています。なぜなら、メーカーにホールが振り回されている感じがして無駄な設備の入替えばかりがホール負担として発生しているように思えるからなのです。

そう言った現状の中で、お金を産む機械を売っているメーカーはホールの事を理解しているのだろうか?と思います。

私は特定のメーカーを言うのではなく。メーカーもホールがあっての商売ですから、今、上場したり大手に君臨できたのも過去の経緯を考えれば、強いホールばかりではなく、全てのホールとの取引があったからここまで大きくなれたのではと思うのです。

私も過去にメーカーの立上げに参加しましたが、1台の機械を買って貰うのも大変でした。お客様には何度も頭を下げて無理を聞いてもらって、やっと買ってもらえた。その繰り返しでした。

それが、売れて大きくなったとたんに、大手には売ります。弱小ホールには売れません。はないでしょう。

今も、全てのホールのおかげで大きくなったと思って欲しいですね。その末端にはそのホールを支えた。パチンコがただ、好きで打っているファンのエンドユーザーの存在があるのですから。

途中、”円パチインフルエンザ”と言いましたが、茶化して言う気は無いのです。むしろホールが円パチ営業までしなくてはならなかった事に、機械メーカーは何も思ったり、感じたりする事は無いのかと思うのです。

機械メーカーのやりたい放題は、ホールだけではなく、設備・部備品等の他の業界関係にも影響が被ります。

金が無いから、機械代以外は捻出できない。その様なホールからの声をもう3年くらいは我々、機械メーカー以外の関連業界は我慢しているのです。

それでも、ホールがうまく行けば、いつかは・・・と期待して応援していますが、今でもこの現状です。

機械メーカーが、協力して頂けるのなら、”円パチインフルエンザ”に対するワクチンは、タミフルみたいに存在するのです。

それは機械代を単純に見直しして安価に提供すれば済む事です。

具体的には、前にも言った。円パチでは円パチ用の機械を作り、液晶なども高価な物を導入せず、セグだけの演出でも、役物のアクションの面白さや釘の流れで楽しませるなどのソースを昔の名機を見直してリバイバルしても、今のエンドユーザーは理解してくれると思うのです。

また、全ての新台に言える事は、版権起用をできるだけ避け、材質のコスト削減や、特に販促費用の見直しは徹底すべきだと思います。

パチンコ番組などは番組のスポンサーとしてホールや販社が提供していますので、別として機械メーカーがTVで新台CMを流すのはどうかな?と感じます。 ただで、CMを流せる訳ではないのですからエンドユーザーも皆、気が付いていると思うのですが・・・

CMを流すお金の分を、メーカー営業担当者のインセンティブや協力販社に対する手数料を引き上げる方が、よっぽど周りから応援を頂けると思うのですが・・・機械のCMを流すのはメーカーではなく、ホール側に任せた方が良くはないでしょうか? だって、一般の方が直接CMを見てメーカーに行って機械を購入する事はできないでしょう。

お金の話ばかりになっていますが、機械メーカー以外の物販業界は皆、現状のデフレ価格に対応しています。

もう、そろそろ機械メーカーの方々も協力して頂けないでしょうか?

一方だけ儲かっても、それを吸われ続けているお客さん達が衰退していけば、いずれ自らにも降りかかってくると思います。

前回、佐渡屋兄貴の記事にあった。えびす会館のゆきちさんではないが、パチンコ機の本来の姿を原点回帰で見直す時期が今ではないのかと、本当に思ってしまう。

最後に、軽く書こうと思ったが、熱くなってしました。ナイトウ龍司でした。(ナイトウ龍司)


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