デンケン販売の1号機を見てきた 《まいど佐渡屋#2・ぴかっとシーサー》
それがなぜ、4日も遅れた13日(火)になったのか。その間における私の“ていたらく”については、「佐渡屋太郎日記」のvol.25に書いたので、読んでいただきたい。結局は永い永い言い訳なのであるが……。
実は、このデンケン販売の1号機に関する記事は、11月11日(日)に会員用有料Webに書いた。このブログでは相棒の“猪八戒”が、第1報をユーチューブ入りで書くことになっていたのだ。しかし、私が送った資料のファックスが全部、“白紙”だったようだ。資料なしで、猪八戒は敢然と書いてしまった。エライ!。
そのお詫びの意味も込めて、私も「まいど佐渡屋」で、この1号機「ぴかっとシーサー」を紹介することにした。これが「まいど佐渡屋」における、実質的な商品紹介の記念すべき第1号記事となる。
まずは、この機種に出会った経過の説明からしていこう。内容は猪八戒の記事とダブル点が多くあるが、それも仕方ないだろう。何せ同じ時間に同じ場所にいたのだから……。その日も私は昼過ぎに事務所に着くと、例によって猪八戒から電話があった。
要件は、これからすぐ販社へ一緒に行ってほしいということだった。事務所に着いたばかりだったが、飛び出して、近くにある販社に引き返した。その一室にあったのが「ぴかっとシーサー」というパチスロ機だった。
製造メーカーは㈱デンケン販売。本社は大分県にあり、もともとはホール管理用コンピュータなどの設備機器メーカーである。しかし今年、電子遊技機工業組合(電遊協)に加盟した新規パチスロメーカーと言えば、ご記憶の方もいるかもしれない。その新規遊技機メーカーの記念すべき第1号機が、この「ぴかっとシーサー」なのである。
保通協を通ったのは9月3日(猪八戒は11月8日と書いていたが、別の機種と混同している)のことで、11月25日が納品開始日に設定されている。しかし、これまで媒体であまり取り上げられることがなかった。それで1度、見にきてほしいとのお誘いがあったというわけだ。
“顔”は至って明るく、シーサーのキャラクターが親近感を駆り立てる。客層のターゲットとしては、初心者や中高年層を想定している。早い話が “ジャグラー系”の機種として、いまのパチスロ客にアピールしていこうという戦略らしい。
このところゲーム性の複雑な機種が多くなり、佐渡屋太郎のようなおじさんは、正直言って付いていけないのである。一方、ホールの現場では多くのヘビーユーザーが去り、パチスロコーナーは悲惨な状況に陥っている。
さらに現在では、4.7号機時代までのようなメイン機種がなくなったため、客の回遊現象が顕著になっているという。これは、パチスロファンの“欲求不満”の現れとも言えるだろう。そのなかで、結局は「ジャグラー」系が安定した集客を実現しているのも、当然の帰結なのかもしれない。
では、具体的に「ぴかっとシーサー」はどんな機種なのか。詳細については猪八戒が書いていると思うので、ここでは説明は同社の資料をもとに、簡単にしておく。
①初心者でも安心の“完全告知”(リール横のランプが点灯するとボーナスが確定し、はじけるような告知音が知らせてくれる)
②中段チェリーが熱い!同時抽選機能搭載(レバーを叩いたときの音が高めになり、筐体上部の羽が点滅し、中段にチェリーがくるとボーナス確定)
③ボーナス中は目押し不要で、簡単に312枚がゲットできる
④5号機屈指のコイン持ち
なお合成確率は、設定1=1/93.54%、設定2=1/95.74%、設定3=1/99.39%、設定4=1/101.19%、設定5=1/106.69%、設定6=1/108.61%となっている。私が打ってみた感じでは、おじさんでも分かりやすいし、それなりに出メダルも期待できるではないかといったところだ。さらに価格も安めに設定されており、今のホールには喜ばれるのではないだろうか。
実は、遊技機に詳しい業界人の何人かに聞いても、この機種のことは知らなかった。意外と狙い目かもしれない。このメーカーは電遊協に加盟していたが、組合非加盟メーカーでも多くの機種が開発されている。そうした機種情報を紹介したいと思いながら、すでに半年以上が経ってしまった。いま、私に近いルートが懸命に動いているので、情報が上がってきたときは、このブログでも紹介したいと思っている。(佐渡屋太郎)

デンケン販売のパチスロ第1号機「ぴかっとシーサー」
| まいど佐渡屋 【新商品】 | 12:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑