遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

パチンコ業界情報なら遊技租界!最新!本日のパチンコ業界ニュースからパチンコ業界の製品情報まで話題満載ブログ!

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

改正貸金業法の影響【佐渡屋太郎-vol.182】

初夏にいち早く咲き出したキク系の花々


 いまは7月20日(火)の20時45分。3連休の間、事務所にこもり、やっとパチンコ雑誌8月号の原稿が終わった。今日は原稿チェックの返答があるので、12時過ぎに事務所に来た。原稿チェックは無事に終わって、このブログの原稿を書こうとしたのだが、何だか気が進まない。そこで、以前から気に掛かってきた3つの課題をこなすことを思いついた。1つは観賞植物の植え替え、2つ目は本棚の整理、3つ目が酒の補充である。

まず観葉植物について言えば、1ヵ月ほど前、「ポトス」の大手術は終わったのだが、まだ「アオワーネッキ-」の処置が終わっていない。「ポトス」は茎が伸びすぎて絡まり、しかも一時に比べて元気がなくなっていた。そこで先月の原稿締め切りが終わった休日に、大手術を決行した。留めていた針金をすべて取り除き、絡んだ茎を1本1本解きほぐして切断していった。その結果、術後は床屋にいった後のようにさっぱりした。近頃は若茎がどんどん伸び、生気を取り戻している。

写真キャプション=茎だらけになって生気を失ってた「ポトス」 一方、「ポトス」と同様に「アオワーネッキ-」との付き合いも、もう5年2ヵ月になる。最初、この事務所で出会ったときは、鉢に2本の幹があって、いずれも極度に曲がっていた。部屋の奥に置いてあったので、光の来る方に頭を向けたわけだ。そうした状態が見るに耐えられなくなって、支柱を買ってきたときから彼(アオワーネッキ-)との付き合いが始まった。支柱に縛り付けて矯正しようとしたら、片方の幹が折れてしまった。実にかわいそうなことをしてしまった。完全な私の失敗である。

しかし、その第1回目の大手術によって、残った幹を何とかまっすぐに立て直すことができた。そして、置き場所も代え、こまめに水を与えるようになった。そのときから私と彼は、“医者”と“患者”のようになった。当時は1mくらいの背丈だった。しかしその後、彼は持てる生命力を最大限に発揮し、どんどんと成長していった。そしてついに、天井に届くまでになってしまったのである。

写真キャプション=大手術を行なった結果、見違えるくらいにすっきりとした「ポトス」 その間、支柱の取替えは3回ほど行なった。しかし今度は、天井に頭がつかえて、背をまるめるようになってしまったのである。いま測ってみたら、天井の高さは2m45cmもあった。彼は1mから2m50cm以上にまで成長したのである。その結果、彼は手に負えない“怪物”のようになってしまった。そこで少しでも天井の高いベランダに出したのだが、その天井にも頭がつかえるようになってしまった。“ドクトル佐渡屋太郎”は5年2ヵ月ぶりに、第2回目の大手術を迫られている。

といいながら、今日は本棚の整理に嵌まり込んでしまった。原稿書きのために集めたほぼ2年分の資料のうち、不要だと思われるものを処分した。きっとこのあと、捨てた資料が必要となることが起こるに違いない。しかし、新しい資料を入れるスペースがもうなくなってしまった。古い資料の処分も“止(や)むなし”の状況となった。その作業を夕方までやっていた。

写真キャプション=京都から大阪に持ってきて、多くの花を付けてくれたバラ そして、このブログを書こうと思ったら、次の原稿を書くために必要な資料がなくなっていることが分かった。ただ、決して捨ててはいない。捨てるものは1枚1枚確認をした。では、どこに行ってしまったのだろう。背中に冷や汗が流れてくる。しばし呆然としていたが、ここは酒を飲んで落ち着こうと思い直し、酒を買いに行ってきた。これで3つあった課題のうち、2つをクリアしたことになる。実に充実した半日であった。そしていまこのブログも、気持ちよい疲労感と酒の酔いのなかで書いている。感心、感心、感心の佐渡屋太郎である。

少し長目の前フリになってしまった。今回のテーマは「改正貸金業法」についてである。この件は、2つの出来事によって私のなかでクローズアップされてきた。まず1つ目は、約2週間前に業界関係者と飲んだとき、ある事件のことを聞いたことだ。その事件とは、あるホールのトイレで、中年の女性客が“首吊り自殺”をしたという情報だった。私はそのホールをよく知っており、何回も取材に行ったことがある。他のホールに比べれば、真面目で良心的な営業をしていると思っている。

写真キャプション=2年ぶりに咲いてくれた「アジサイA」


その中年女性客は、主にパチスロの「ジャグラー」を打っていたという。多分、あのホールの客層から見て、専業主婦ではないかと推察した。同時に、ゲーム業界から引き抜かれて、パチンコ関連の上場会社の社長となった人物が亡くなったことも聞いた。この人にも2回ほど取材したことがある。かなり頭の切れる人で、業界改革を推進するキーパーソンの1人ではないかと思っていた。こんな話を聞くときは、いつもこの業界の怖さと厳しさを感じる。

そんな話を聞きながら、私の頭には“行方不明”となっている知り合いの顔が浮かんできた。いずれもある時期に、実に濃密な付き合いをした5人の人物たちだ。一緒に飲んだ回数によって、その人との親密度は増してくる。共に飲んだいろんな夜の風景が浮かんでくるし、そのとき抱えていた案件のことも思い出されてくる。いろんな事情があって、その人物たちは“世間”との関わり合いを断った。その後の情報も断片的には入っているが、姿を消した本人たちの意志を尊重したい。向こうから連絡がない限り、再び会うこともないだろう。そんな人たちはこの業界、また他の業界にもたくさんいることだろう。“明日はわが身”かもしれない。ますます状況は厳しくなっている。

それからしばらくして、いつもは読まない船井総研の「ファクス新聞」のタイトルに引かれて手に取った。これが2つ目の出来事である。そのタイトルは「貸金業法変更とその影響について」というもので、吉田紘樹氏の記事であった。それによると、5月後半から「4円海」と「20円ジャグラー」の客数ダウンが目立っているという。最初は連休明けの反動かと思っていたが、検証するうちにそれだけではないことがはっきりしてきたという。

その根拠は「40代50代60代女性(年配の女性)の客数ダウンが特徴的だったからです」と説明する。実証するデータとしては、「3月後半から6月後半までの3ヶ月対比で、商圏全体で40代50代60代女性の客数が、4円海と20円ジャグラーを中心に少なくとも20%ダウン(最大で30%ダウンしている商圏も)」あるというのだ。では、なぜ中高年女性客の客数は急激に減少したのであろうか。

写真キャプション=こちらも今まで咲かなかった「アジサイB」だが、安住の地を得て花を咲かせた


その要因について、吉田氏は「新規キャッシングに対する規制が5月後半から本格化したことを考えると、5月後半から一部の40代50代60代女性(専業主婦)の来店頻度が一気に下がったことが理解できるような気がします」と分析している。ここで1つ目の出来事と結びついてくる。その1例として、ジャグラーを打つ中年女性の自殺があったのではないかと思った。さらに吉田氏は注目すべき事例を紹介している。

ある地域一番店で3月は「沖縄海2」がアウト3万7000発/台粗2000円であったのに、6月に台粗0円で営業したにも関らず、アウトが2万9000発に低下した。このホールでは客単価はほとんど変わっていないし、調整を緩めた結果、客滞率はむしろ上がっている。そのアウト低下について吉田氏は、「一番の原因は参加者の減少。言い換えると、急に来なくなったお客さんがいるということです」と指摘している。そして、そのアウト減少の本質は利率ではなく単価であるとして、「4円海」と「20円ジャグラー」の営業見直しの必要性を訴えていた。

ただ、自殺した中年女性が貸金業者と関わっていたという事実は確認していない。しかし、今回の改正貸金業法の施行は、専業主婦に大きな影響を与えるということを思い出した。そして、改めてパチンコファンと貸金業者の関係が、水面上に浮上してきたことを実感した。では、その前に「改正貸金業法」について簡単に説明する。この法案は平成18年12月に成立し、翌年から段階的に施行され、今年の6月18日から完全施行となった。その結果、①上限金利を29.2%から15~20%への引き下げ、②借入残高を年収の1/3までとする総量規制などが行なわれた。そのため、定収入のない専業主婦や零細事業者が借りにくい状況になった。そして、その影響がすぐホールの営業実績に出てきた。いかに多くの人が貸金業者から金を借りて、パチンコやパチスロを打っているかということの実証的なデータとも言える。

貸金業者から金を借りた人たちが、4円パチンコと20円パチスロを打っていて、そのうちの40代から60代の専業主婦が「海」と「ジャグラー」を打っているという生々しい実態も浮き彫りにされたと思う。十分に頷ける構図で、その姿を思い浮かべるとある種の“怖さ”も感じる。人間には“表の顔”と“裏の顔”がある。そして、欲望にも達成欲など“明るい欲望”と、煩悩など言われる“暗い欲望”がある。その“闇”の部分は社会がどのようになろうと、すべてがなくなることはない。それをどこが引き受けるのか。

“禁酒法”ではないが、あまり規制をきつくすると、“闇”の部分は地下に深く潜行していく。この「改正貸金業法」は確かに必要だったと思うが、その規制にはじき出された人たちに対する“セーフティネット”がない。個人的は、貸金業者からお金を借りられなくなった40代から60代の専業主婦がパチンコをできなくなって、その後はどうなるのかということが気に掛かる。今日は酩酊してきたので、この辺で終わることにする。(佐渡屋太郎)

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
banner_22.gifにほんブログ村 パチンコブログへ 人気ホームページランキング
ブログランキング★まじめな話題 ブログランキング★パチンコ ブログランキング★パチスロblogramランキング参加中!
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
スポンサーサイト

| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 09:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。