遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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朝日のなかの『テリトリー論1』【佐渡屋太郎-vol.155】

写真キャプション=午前中の日差しを受ける『テリトリー論1』


 いまは11月3日(火)の11時30分。これは午後ではなくて午前の時間である。何でこんな時間に佐渡屋太郎は事務所にいるのか。こんな書き出しも、前に何回か使ったことがある。そう、また飲んで事務所に泊まったのである。そして、いつも10時にやってくるS氏が来ないので不思議に思っていると、何と今日は「文化の日」で祭日だった。9時30分に起きた佐渡屋太郎は、何とも“不思議な空間”に投げ出されてしまった。今日は仕事をせざるを得ないだろう。近頃、仕事をすることを体が嫌がっている。しかし、その間にどんどん年末用の原稿が溜まってきている厳しい現実が、チクリチクリと胸を刺してくる季節となった。

 と、いいながら今朝はお笑いの「サバンナ」八木真澄氏のブログをずっと読んでいた。彼は小さい頃から色んなことについて、ノートに書き付けている。300以上あるというギャグはもちろん、いつか出会うであろう運命の女性に向けてのメッセージもある。この点に大きな共感を憶えた。やっぱり、記録するということは大切だ。そして、常に前向きである。ギャグがスベッてもスベッても演じ続けている。さらに、猫好きで優しく、健康志向である(ここだけが私と違い、尊敬すべき点でもある)。結論として、彼は人間として“立派”であると思い至った。

写真キャプション=大阪の“拠点”の近くで香る「金木犀」(キンモクセイ)


 彼の相方(あいかた)である高橋氏とは以前、行きつけの飲み屋の「T変木」(ママのY子ちゃんは一時期、店を閉めてアルバイトに出ていたが、9月7日から新たに「もとまち」【大阪市浪速区元町3-1-11】という飲み屋を開き、頑張っている。このまえ行ったら、昔の常連で満席状態だった。「T変木」は店名が変わっても永遠に不滅なようだ)で遭ったこともある。八木氏とその高橋氏は柔道部の先輩・後輩の関係であるということをテレビで知った。では、それはいつの時代であるのかが、ずっと気になっていた。

 調べてみると、八木氏は小学校から大学まで立命館で、高橋氏は中学校から大学まで立命館であったので、中学校か高校ではないかというのが私の推測だ。そのころ、八木氏は柔道部のキャプテンであった。そして、誕生日が8月4日であることも分かった。それを見たとき、“なるほど”と思った。実は、私の誕生日は8月1日で、結論としては“獅子座”の血が、彼に魅き付けられる原因であると分かったのである。昨夜、飲んでいて血液型と星座を聞かれ、「B型の獅子座」と答えたら、「キャー!」と言われて引かれてしまった。何が“キャー!”なのか、その意味が分からない。ちなみに、八木氏は「RH-(マイナス)O型の獅子座」であるという。

 さて、朝から酒を飲みながら書いているので、話が長くなっている。これで果たして今回のテーマであるメテオの「割勘システムまで行き着けるか、心配になってきた。しかし、その前に伊藤比呂美の『テリトリー論1』について語りたい。実は引越しの苦労も忘れて、佐渡屋太郎はまた、アマゾンで本を買いまくっている。Y嬢からは非難轟々(ごうごう)である。以前は、頼り甲斐のある“兄と妹”のような関係であったが、引越しをしてからは“奴隷と女王様”の関係に変化しつつある。ちなみにY嬢は「A型の獅子座」だ。

 いま買っているのは、マドンナと内田春菊と伊藤比呂美の著作だ。マドンナの写真集『SEX』も買ってしまった。そのなかで内田春菊の『内田金玉』(うちだきんぎょく)は名著だった。裏見返しをはがすと、最高のサービスもあった。これは山本容子の自伝以来の驚きであった(このときはカバー裏だった)。昔、沖縄に「金玉」(こんぎょく)というロックグループがいて、ラジオでリクエストカードを出すと、知識のない年若き女性DJが「きん●●」と読むので、皆がリクエストしたことを思い出す。そして、私は古書値が低かった伊藤比呂美の『テリトリー論1』を見つけてしまった。前から欲しかったのだが、その価格の高さに古本マニアの私のプライドが購入を阻(はば)んでいた。これも勢いに任せて買ってしまった。

写真キャプション=大阪難波の元町2丁目の交差点で香る「「金木犀」(キンモクセイ)


 このなかに「引越」という詩がある。ちなみにこの本は詩集である。伊藤比呂美(詩)、荒木経惟(写真)、菊池信義(構成・装幀)というコラボで制作された。途中からで申し訳ないが、その生の賛歌を引用させてもらいたい。

「乳房は唇に向かって発情する
       (乳汁は張りつめた乳房からもれはじめる)

唇は乳房を発情する
       (娘は舌を出し入れし
        唇をなめながら眠りこむことを覚えた
        乳房が毎晩乳汁をもたらすのは
        乳房が毎晩射精したいからだ
        そして乳房はそれで受精したい)
二人目の赤ん坊を発情する
三人目の赤ん坊を発情する
四人目の赤ん坊を発情する


十人目の赤ん坊を発情する

十七人目の赤ん坊を発情する
二十二人目の赤ん坊を発情する

       (わたしが産む
        地表をおおい尽くす
        何百何千の子どもたち 
        何千何万のこどもたち)

        (次の子を孕んであふれるほどの乳がわたしから
         出つづけるだろう)

 この後にも詩は続くのであるが、スペース的にこれが限界だろう。行間も微妙に詰めてしまった。まさに、内田春菊の『私たちは繁殖している』の世界である。しかし、伊藤比呂美は父の死や自らの死を対極において、スリリングな生を朗々と謳い上げている。このダイナミックな世界にはまり込んで、ずるずる引き込まれている。この詩の続きにも「繁殖する」という言葉が出てくる。まったくこの生命力には負けてしまう。早く大阪の“拠点”に戻って、最後まで読みた~い。今日は休日なので、朝からすっかり“文学”してしまった。と言いながら、また仕事から逃げているアホな自分に気が付いた(早く仕事をしろ!)。

写真キャプション=ウィンネットテクノロジーとメテオの記者発表会


 さて、もう逃げられない。問題はパチスロメーカーの現状である。実は先週、この「割勘システムの記者会見を取材するためだけに、東京に行ってきた。その冒頭でウィンネットテクノロジーの原田社長は、次のような内容の挨拶をした。「ピーク時に200万台の設置台数であったパチスロも5号機時代に入り、120万台に減少してしまった。今年は9月末までの販売台数は38万台で、このペースで行けば年間70~80万台になってしまう。1日の台当たりの利益も平均6000円から3000円に落ち込み、ホールの“買い控え現象”が起きている。その結果、パチスロ機の入れ替えをしないために客付きが低下し、メーカーは売上減で苦しみ、プレイヤーは機械代の早期回収によって負け率がアップするという“負のスパイラル”に陥っている」という分析を行なった。

 その上で「いま80社のパチスロメーカーがある。しかし、この状況が続けば生き残れるのは上位4~5社のみだ。残りのメーカーは極めて厳しい状況にある。資本力があり、優れたコンテンツを持つ大手と中小弱小メーカーの力を比べれば、“横綱対序の口”と言ってもいい。決して同じ土俵には上がれない。中小弱小メーカーは、ホールとメーカーとプレイヤーのこうした閉塞状況を、打ち破る必要がある。そのため、『メテオ』を中心に、『割勘』というビジネスモデルを提供することにした。従来の業界の型を破ったモデルを作って良い機械を供給し、あの会社と付き合ってよかったと思ってもらえるようなシステムに育て上げていきたい」とその決意を述べた。

 また、同社の相馬専務は、「120万台というが、実際ホールに設置されているパチスロ機を見ると、5号機に入れ替えて以降、30万台はまったく入れ替えされておらず、いわば“放置状態”にある。なかには、幕板を貼って機械を設置していないホールもある。そうしたホールに、このシステムを活用してもらいたい」と具体的なターゲットを示した。

 では、この「割勘」はどのようなシステムなのか。まず、窓口となるのは「メテオ」(07年4月設立、斎藤次郎社長)で、「割勘」の運営とオリジナルブランド機の製造を行う。この「メテオ」がウィンネットテクノロジーや他メーカーのパチスロ機を買い取る。買い取り価格は9万8000円以下を目標に設定し、過剰在庫などを商品ラインナップに加え、ホールに無償でレンタルする。その際の設置はホール側が行なう。

写真キャプション=「割勘」システムの相関図


 そして、その台から得られた収益の半分をメテオに支払い、残り半分をホールが取るというシステムだ。文字通りの“割勘”である。収益はホールコンピュータのデータを元にしたホールの“自己申告制”で、メテオはチェック機能を持たない。つまり、メテオは導入ホールを全面的に信頼し、ホールは収益を正確に申告するという“紳士協定”で、このシステムは成り立っているわけだ。

 収益に関しては、仮に導入機種で赤字が出てもメテオは補填しない。その代わり、導入2ヵ月で解約することができる(5スロや10スロの場合は3ヵ月)。また、ホール側の収益が36万円を超えた時点で契約が解消され、台の所有権はメテオからホールに移る。メテオ側は最低でも2ヵ月に1回は新台を出す予定で、機械はしっかりと粗利が取れる機種を選定・開発するという。また、使用に関しては「時空ウィンネット」を元に営業指導も行なう体制を敷いている。

写真キャプション=メテオのショウルームとなるウィンネットの東京営業所


 営業体制は、全国7ブロックを7人の営業マンでカバーする究極の省力化を図り、パンフレット、DVD、見本機などの販促品はすべてWeb上で公開する。また、メンテナンスに関しては全国28社の代行店がフォローを行なう。今期(2010年3月期)は6機種の新台が予定され、新規レンタル総出荷台数が2150台、年間レンタル総設置台数は2940台で、期末レンタル設置台数残高は890台。中期経営計画の最終年となる2013年3月期は、年間12機種で、新規レンタル総出荷台数が1万台、年間レンタル総設置台数は3万5711台で、期末レンタル設置台数残高は3019台。つまり、入れ替えが行なわれていない30万台のうち、その1%となる全国1000店舗に3000台の枠をこの「割勘」で常時供給していこうという構想のようだ。

 いよいよパチスロメーカーから、“現状打破”の動きが起こってきた。近々に同様のシステムが別のメーカーグループから発表されるという噂もある。昨夜、パチンコ雑誌の社長とも話したが、この現状を打破するためにはホール、メーカー、販社のそれぞれに改革すべき点がある。ホールは機械をうまく使い、顧客を増やすこと。メーカーは遊技台の価格を下げて、ホールをアシストすること。販社はより効率的な販売システムを確立すること。いま、それぞれの問題が複雑に絡み合い、業界全体の閉塞感を生んでいる。

 しかし、「言うは易し、行なうは難し」である。このシステムがいいかどうかは別にして、ここまで来たら思い切った“外科手術”も必要な事態になってきたようだ。いま水面下では、いろんな改革案が飛び交っている。結局、支持者が多ければ、それが新たなスタンダード(標準)となる。いろんなアイデアマンたちが、飲み屋で口角泡を飛ばしている。こうした熱情で私の酒量も増えてくる。常に前向きであり、テリトリーを排して一体となった“連合体”が、もしかしたら業界を変えていくような気がする。(佐渡屋太郎)


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