遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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ぱちんこ情熱リーグ決勝大会-2(「丸の内デルコム」篇))【佐渡屋太郎-vol.169】

写真キャプション=会場入口に立てられた決勝大会のフラッグ いまは3月3日(水)18時30分。昨日でやっと、2月末締め切りの原稿書きが終わった。原稿量で言うと、通常は年末がピークで、この時期は比較的ヒマなはずだった。それが2月の中旬から相次いで原稿依頼がきて、締め切りが月末に集中してしまった。先週はこともあろうにセミナーや打ち合わせですべて日中のスケジュールは埋まっており、原稿は夜しか書くことができない。その夜も酒の誘いがあり、25日(木)は悪魔に“魂”を売って痛飲してしまった。こういうときに飲む酒は、とてもうまいので困ってしまう。

結局、休みに入った2月27日(土)から本格的な“戦闘体制”に入り、3月1日(月)からは事務所に泊まりこんだ。先週から挑んだ原稿は全部で8本。3月1日からは寝ることもできず、2日間で残りの8ページ分の原稿を書いて、“有終の美”をかざった。今日は最後の原稿チェックの結果が届いて、すべてが終わった。パチ、パチ、パチ。

3月1日の深夜、雨のなかを歩き、事務所の近くの「すき家」に行った。そして、そこで食べた「やまかけマグロ丼」の大盛りと「トン汁」がとても旨くて、元気をもらった。私のあとから来た若者も、まったく同じメニューを注文していた。一瞬、その若者と「マグロ」と「山芋」と「トン汁」について語り合ってみたくなった。しかし、そんな時間はない。ただ、あの「マグロ丼」がなかったら、最後まで原稿を書き遂(と)げられなかったかもしれない。「山芋」は精力たっぷりの有難い食物だ。また今度、地獄に堕ちたときに、佐渡屋太郎を救ってもらいたい。

写真キャプション=決勝大会の会場となった大阪市天王寺区の「クレオ大阪中央」


さて、今回の原稿のテーマはすでに決まっている。「ぱちんこ情熱リーグ決勝大会」に進出した5ホールの取り組みを順次、書いていくことを公言してしまった。前回も「感動篇」を書いているので、少なくとも6回の連載になる。えらいことを言ってしまったと後悔している。いま、GReeeeNの「キセキ」を聞き始めた。これをBGMにしないと、「ぱちんこ情熱リーグ」の世界に入っていけなくなった。テンションを上げないと、この世界についていけないのである。

2回目は「丸の内デルコム」である。このホールは群馬県前橋市にある郊外店で、総台数=608台、4円、2円、1円、パチスロの併設店であるという。私はこのホールのことを見たこともなければ、取材したこともない。店長は古根賢さんで、彼を中心に30名のスタッフでホールを運営している。経営するのは志賀産業㈱でということで、決勝大会の公式ガイドブックを見たら、ある1点で目が止まってしまった。そこには「志賀産業~本音のVOICE~」というシステム図が掲載されていた。これを見て、この会社の原動力が分かった。実にいい会社で、これからどんどん伸びていく潜在力を持っていると思う。

私は前回の記事で、ここのスタッフの「私は触れ合う人のすべてを笑顔にできるように、ホールで一所懸命に働いている。私は“パチンコホールで働いている”と胸を張って言える。“誇り”の持てるパチンコホールを、自分たちで作るために頑張っている」という言葉で泣いてしまった。まさに、そのことをテーマにしているホール企業であることが分かった。そのシステム図には、まず次のようなことが書かれている。

ふれ合うすべての人々を笑顔に変える志賀産業
●スタッフの笑顔……規範を示す上司との出会い、素晴らしい仲間との出会いを通じて、すべてのスタッフを笑顔に変えていきます。
●お取引先の笑顔……お客様を思う真剣な気持ちとWin-Win(相互利益)の精神を通じて、すべてのお取引先を笑顔に変えていきます。
●お客様の笑顔……スタッフの笑顔とお取引先の協力で作り上げる快適な空間を通じて、すべてのお客様を笑顔に変えていきます。
●地域への貢献……私たちは、ふれ合うすべての人々を笑顔に変えることにより、地域社会にとって無くてはならない存在になります。

2010年 全店地域一番店「笑顔の接客」北関東NO.1
●HOP=SD(スタッフの喜び)で北関東NO.1……スタッフの喜びが会社への誇りとお客様への想いを生み出します。
●STEP=CD(お客様の喜び)で北関東NO.1……お客様の喜びが地域に愛される繁盛店を生み出します。
●JUMP=地域一番店と地域貢献で北関東NO.1……全店が稼働率で地域一番店となり地域貢献において北関東NO.1になります。

・SDとは、「Staff Delight=スタッフの喜び」のことで「スタッフが感じる嬉しさ・楽しさ・感動!」です。
・CDとは、「Customer Delight=お客様の喜び」のことで「お客様が感じる嬉しさ・楽しさ・感動!」です。
・地域貢献とは、「笑顔がもっとも集まる空間提供・雇用創出・納税」で地域の皆様に貢献することです。

これを見て、読者の皆様はどのように感じたであろうか。これが志賀産業の企業理念と目標に当たるものだろう。私は以前、銀行系のコンサルタントと組んで、パチンコ業界誌でホール企業の「企業診断」のページを数年間にわたって、担当していたことがある。そのときは毎回、こうした企業の理念や行動計画表から財務諸表まで、膨大な資料を提出してもらって読み込んでいた。その経験で言うと、企業理念とは額に入れて社長室や会議室の壁に飾っておくものでなく、それを従業員が読んだとき“やる気”になるものであることが重要だ。

その点で言うと、この企業理念はしっかりと考え込まれている。従業員満足が顧客満足につながり、ホールが地域住民に支持されることによって、地域への貢献を果たしていくというスタッフや企業の社会的な役割を無理のない形でまとめ上げている。つまり、スタッフの立場で考えると、自分の努力が会社と地域を変えていく重要な任務であり、その努力が自分自身や自分のホールや会社に“誇り”を持てる源泉になるというわけである。そして顧客や地域社会への働きかけの手段として、この企業では“笑顔の連鎖”を提唱し、その輪を拡げることを目標にしているわけだ。ではその実現のためにスタッフは、どのようなことに取り組んでいるのであろうか。

Value(行動指針)
●自己のあり方=「あの人が」ではなく「自分」を指さす……ものごとがうまく進まない理由を人のせいにしてしまうことがある。でも、「あの人が」と指さしても状況は変わらない。「あの人」を動かすのではなく、まずは「自分」から模範を示そう。「あの人が」動くのは「自分」の後。

●立場に立つ=「思い込み」ではなく「思いやり」……相手のために自分の視点で考え行動するだけでは、単なる「思い込み」。必要なのは相手の立場に立って考えること。「あの人だったら」と相手の視点で考えて出した結論こそが本当の「思いやり」。

●考える=「どうして欲しい」ではなく「どうしたい」……ものごとを前へ進める時に周囲や上司の声を聞くことはとても大切。でも、依存心だけでは何も生まれない。大切なのは、自分が本当は「どうしたい」のか。困難を乗り越え周囲を動かす原動力はたった一人の強い意志。

●決断する=「正解探し」ではなく「良心と直感」に従う……何かを決める時私たちは「正解探し」をしてしまいがち。でも、そこからはありきたりの答えしか出てこない。まずは心の奥にある「良心と直感」に従ってみよう。あなたはその仕事を任され信頼されている。

●行動する=「やらされてる」ではなく「楽しむ」……指示されて「やらされてる」ことがある。でも、やらされ感からはぎこちない笑顔しか生まれない。だからまず楽しもう。すべては自分の心がけ次第。自ら「楽しむ」ことで自然な笑顔がこぼれてくる。

●話す=「遠慮」ではなく「本音」で語る……「遠慮」して言えないことがある。「遠慮」があるといい仕事なんてできない。だからまず「本音」で語ろう。良いものは良い、悪いものは悪いと言いあおう。「本音」のぶつかりあいこそが「信頼と第三案」を生み出す。

写真キャプション=会場入口に掲げられた決勝大会のボード
 

これを読んでびっくりした。実に立派な行動指針である。内容は、自立性、自主性を主体にした厳しいものだ。しかし、この一種、実存主義的な“個の独立”がないと、集団としての意識の向上は望めない。この行動指針を読むと、前回も紹介した大嶋啓介氏の「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれないと聞いたことがあります。本気と本気がぶつかり合うことで、魂と魂がぶつかり合うことで、人は輝けると信じたいのです」という言葉が思い出される。自分のこと分かり、他人のことが分かった上で、「本気の念(おも)い」をぶつけ合うことが、互いの、そして集団の質的な向上を生み出す。

あと1つ、企業理念でいえば、大嶋氏は次のようなことを書いている。「それ(どうすればスタッフのやる気に火をつけることができるのかという答え)が、『一人ひとりの夢と、いまここにいることの意味と価値をがっちりとつなげてあげること』すなわち、『何のためにやっているのか』、『何のためにここにいるのか』という『何のために』を明確にしてあげること。これが、継続的にやる気に火をつけることだと気付いたのです。まさに『夢を持つ人は輝く』、『夢があるから頑張れる』のです。『本気の念(おも)い』こそが、人の心を動かし、心を熱くさせ、身体を震わせ、涙がでるほどの感動を呼び起こします」と、居酒屋「てっぺん」における名物「朝礼」の意義を語っている。

写真キャプション=ステージ上でプレゼンを行なう「丸の内デルコム」のスタッフ


では、「丸の内デルコム」はどのような体勢で、情熱リーグに臨んだのであろうか。その参加理由は、「デルコムのスタッフたちが、ありのままでサービスをした場合、どこまでお客様に支持されるのだろうか」ということを確認することだった。したがって、店長は参加に当たって、スタッフに伝えたことは、①「とにかく自分自身のサービスに自信を持つこと」、②「自然体であること」、③「自分自身のファンを作ろう」という3点だけだった。

このホールは自店のサービスに相当な自信を持っていた。しかし、1回目の覆面調査の結果は、200満点中の179点でトップ10に入ることができなかった。しかもグループのなかで、「接客サービスがとても素晴らしい店舗」として一目(いちもく)置かれていたのに、ともに参加したグループ他店の点数よりも低かったのだ。これは同店のスタッフにとって、大きな屈辱だった。それが負けず嫌いのスタッフたちに火をつけた。その結果、もう一度、「お客様の立場に立つ」という視点に立ち返った。さらにそれまでは上からの指示が多かったが、これを機に「仕事をトコトン楽しもう」という行動指針に立ち戻り、スタッフ全員が心から自主的に取り組む姿勢へと変わってきたという。

写真キャプション=“ホール改革”について語る「丸の内デルコム」の古根店長


それから同店の快進撃が始まる。2回目の審査では200点満点で5位、3回目の審査では177点で3位に順位を上げた。これでスタッフ全員が、自分たちのサービスに自信を持つようになったという。もともとこのホールは、サービスレベルが高かった。しかし、1回目の審査で33位となってショックを受け、スタッフの個々が原点である「行動指針」に立ち返った。そこに書いてあったのが、「やらされてる」ではなく「楽しむ」という指針であった。そして、「自ら『楽しむ』ことで自然な笑顔がこぼれてくる」とも書いてある。だから、スタッフの1人ひとりが「トコトン楽しもう」と自主的な改善に取り組んだわけだ。

決勝大会に進出することができたことで、スタッフは自店のサービスだけでなく、“自分のサービス”に自信を持ったことだろう。さらにこの決勝大会では、「自分たちが誇りを持てる会社を自分たちで創る!」、「大切な家族に自信を持って紹介できる会社を自分たちで創る!」という想いを語った。涙もろい佐渡屋太郎はこの言葉で、不覚にも泣かされてしまったのである。これは志賀産業の企業理念でもある。笑顔によってお客様に「癒しの空間」を提供することによって、地域社会に貢献していく。これがスタッフの「夢」であった。そして、「夢」を語ることで、「その『本気の念(おも)い』が人の心を動かし、心を熱くさせ、身体を震わせ、涙がでるほどの感動を呼び起こします」という大嶋氏の説を実証したわけだ。

このホール企業のことはよく知らないが、大した会社であると思う。まさに企業理念をスタッフが大声で叫んで泣き、それを聞いた人間がこれまた泣けるのである。いまや並びなきリーディング起業となったマルハンも、「業界を変える。自分たちが胸を張れるような業界にする」という一言で、1万3000人の従業員の心を牽引している。スタッフを“感動”させることができるホール企業。こうした企業がどんどんと増えていってほしいものだ。逆に、いまホールでは会社を信用できず、夢を持てないで働いているスタッフが大勢を占めている。このあたりがホール改革の第1歩となるはずだ。(佐渡屋太郎)


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