遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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マルハン入社式、今年度は大幅減の159名【佐渡屋太郎-vol.205】

写真キャプション=東京で見つけたピンク色のこぶしの花


いまは11年4月6日(水)の16時45分。先週はパチンコ雑誌の取材で、2回も東京に行ってきた。関西にいてはTVをはじめとした情報でしか地震の実態に触れられないが、東京に行くと「計画停電」が実施されていることもあり、やや臨場感をもって迫ってくるものがあった。まだ、被害の全容が把握されるところまでいっていないが、とてつもない大きな被害を受けたことは誰の目にも明らかだ。

これは被災地においてはもちろんのこと、日本全体にとっても大きな“試練”が与えられたことになる。ただ、そんな“試練”には負けていられない。日本は戦後の復興をはじめ、これまで数々の試練を乗り越えてきた経験がある。今回もこれから数年をかけて、失ったものをコツコツと再建していくしか道はない。不幸にして、愛する家族や親戚を亡くした人も多くいる。その大きな悲しみの前では言葉を失ってしまうが、時間をかけてその悲痛を乗り越えていってほしいと願うばかりだ。

私も佐渡で1964年の新潟地震、京都で1995年の神戸・淡路大震災を体験した。しかし今回の東日本大震災は、その地震の規模と被害の大きさにおいて、まさに“未曾有”というべき怪物であった。地震があった3月11日は、大阪でも大きく揺れた。この事務所は8階にあるが、10階の事務所にいた知人は、あまりの揺れで気持ち悪くなったと言っていた。だから、震源地に近いところにいた人たちの恐怖は、想像を絶するものであっただろう。そして、“津波”である。

写真キャプション=東京で見かけた知事選の選挙ポスター掲示板


私も佐渡に生まれたので、“津波”の怖さは子供の頃から聞かされ続けてきた。新潟地震のときも、津波で佐渡が飲み込まれるのではないかと、大人たちはとても怖がっていた。そこで新潟地震のことを調べてみた。発生は1964年6月16日13時01分41秒で、マグニチュードは7.5、震源地は粟島南方沖40km、津波は4m程度であったという。死者は26人。しかし、平日真昼の地震であったにも関らず、小・中・高校生の死傷者が1人もいなかったことが賞賛されたと、教師であった父親が言っていた。

佐渡に関して言うと、宮城県仙台市、山形県新庄市、そして新潟県の新潟市、長岡市、村上市と並び、佐渡の相川町では最高の震度5を記録している。津波については、押し波から始まって、佐渡の両津港で3m、塩谷間で4m、直江津で1~2m、岩船港付近4mとあった。当時、小学校1年生であった佐渡屋太郎は、まだ午前中だけであった授業を終え、家の裏口に近づいた瞬間だった。急にめまいがして歩けなくなって、横を見たら用水池の水が波打ち、その水が四方に凄い勢いで飛び散っていた。次の瞬間、母親が生まれたばかり弟・佐渡屋次郎を胸に抱き、頭にハエ取り紙を付け、いまは亡きばあさんとともに裏口から物凄い勢いで飛び出してきた。2人とも裸足であった。その光景を今でも鮮明に覚えている。

私は海が好きだが、海は怖い。今回はその海が持つ底知れない大きな力と、容赦なき破壊力をまざまざと見せ付けられた。機嫌のいいときは、その恵みを私たちに無償で提供してくれる。しかし1度、機嫌を悪くして荒れ狂ったら、人間たちがコツコツと積み上げてきた生活を、容赦なく根こそぎ浚(さら)っていってしまうのだ。海はやっぱり“野獣”であった。あの10mの堤防を簡単に乗り越え、市街地に乗り込んでくる様(さま)は、まさに怒り狂った“野獣”以外の何者でもない。だから、普通の付き合いはできない。人間の力の限界と、自然の力の大きさを思い知らされた。

写真キャプション=今年度、マルハンに入社した159名の精鋭たち


地震や津波については、どれだけ話しても語り尽きないので、そろそろテーマに移ることにする。今回はマルハンの入社式である。3月31日に東京へ行った目的の1つが、この入社式の取材であった。この件については、有料Webに記事を書いたので、それを再使用しながら、概要を伝えていきたいと思う。まず、入社式が行なわれたのは、地震による“液状化現象”が現れた千葉県浦安市の「浦安ブライトンホテル」であった。

式の冒頭で、韓昌祐会長は、「いまマルハンは売上高2兆2000万円、従業員1万3000人を擁する企業に成長してきた。しかし、決して平坦な道を歩んできたわけではない。過去にはボウリング場経営と海外でのホテル事業で、2度の大きな失敗があった。ところがそのたびに、優秀な社員の力によって乗り切ってきた。そして今回の地震においても、『がんばろう日本』が合言葉となっているが、わが社ではさらに『負けてたまるか』という“マルハン根性”を出し、この危機から立ち直っていく。天が落ちて地球がふさがっても、そこから這い上がる道は必ずあるはずだ」と力強く語った。

写真キャプション=新入社員や同社幹部らに地震被害からの一刻も早い立ち直りを指示する韓昌祐会長


韓会長は1931(昭和6)年2月15日の生まれであるから、今年で80歳になった。パチンコ業界向けには、この入社式しか顔を見せない。今でもマルハンの“総帥”であり、ホール業界を代表するオピニオンリーダーでもある。ただ、この人の話は年に1回、この入社式でしか聞けないわけだ。さらに言えば、これほどの人物はいまのホール業界にはいない。加えて、とても弁が立ち、話がとても面白い。

私もこれまでいろんなところで、話を聞いてきたが、ダイナミックで気力あふれる言葉が聞ける点では、パチンコ業界ではこの人が他を圧倒している。第一、この業界のいろんな団体の理事長や会長らは、ただ原稿を読んでいるだけで、自分の言葉で喋れる人はほとんどいない。当然、そこには感銘や感動はない。韓会長に関しては、個人的には京都の第一物産の創立50周年記念式典での来賓挨拶が、とても興味深くて最も感動した。

ただ、入社式ではここ数年、毎回同じ内容の挨拶が繰り返されていた。しかし、今回は地震という危機に直面し、むき出しの闘志を見せ、“総帥”としての指令を発した。逆に言えば、この地震に対して相当な危機感を持っているという表れでもある。この人の“本性”(ほんしょう)は究極の負けず嫌いであり、さらに図抜けた根性と行動力を持っている。それが今日のマルハンを築き上げてきた原動力であり、そのまじめで真摯な態度が、ファンに信頼されるホールの基礎になったのだと思う。

写真キャプション=韓会長の言葉を真剣な表情で聞く新入社員


具体的に挨拶では、こうした危機に際して、“マルハン根性”を出せと社員に発破をかけた。その根性とは、“負けてたまるか”という分かりやすい言葉であった。創業以来53年にわたり、韓会長はこの言葉をつぶやきながら、自分を奮い立たせてきたのではなかろうか。逆に今では、その闘志が社内で失われることを危惧している。さらに今回、「天が落ちて地球がふさがっても、そこから這い上がる道は必ずあるはずだ」という凄い言葉を聞いた。

この言葉には原典がある。しかし、圧倒的な敗北や膨大な負債を抱えても、その地獄から這い上がってきた男の根性を、この言葉によって思い知らされたような気がする。ボウリング場で失敗したとき、当時42歳の韓会長は60億円、今で言うと2000億円に相当する負債を抱えた。その危機に際し、絶体絶命の自分に光を与えてくれたのが、この言葉であったのではないかと思う。危機を乗り越えてきた人間は強い。厳しい環境が強い人間を作ってくれるからだ。今回はこの言葉を聞けただけでも、東京に行ってきた価値は十分にあったと思う。

一方、今回の地震に関しては、「社内の対策本部では、従業員の安否を確認するために、寝ずの作業を行なった。また、会社からは5億円、社員会から3000万円を寄付し、全国の店舗には募金箱も置いている。合わせると寄付金額は7億円を超えるだろう。我々も決して楽な状態ではない。従業員が無事であったことで安心はしているが、東北では11~12店舗が営業できない状態にある。しかし、わが社はこれからも社会的な責任を果たしていかなければならない。今回、入社式の開催を迷ったが、やってよかったと思っている。諸君は今日の日を永遠に記憶しておいてほしい。今年の新入社員数は去年より少なくなったが、互いに力を合わせて頑張っていこう」と激励した。

写真キャプション=式の最後に「マルハンイズム」を大きな声で唱和する新入社員


今年、入社したのは159名(男性=89名、女性=70名)で、昨年の432名に比べると273名(前年度比37%)の大幅減となった。内訳は、大卒153名(男性=88名、女性=65名)、短大卒3名(男性=3名)、専門卒2名(男性=2名)、高専卒1名(男性=1名)となっている。ちなみに、同社の10年3月期の新規出店は、目標21店舗に対して13店舗。11年3月期は目標17店舗に対して11店舗と、さすがのマルハンも出店ペースが確実に落ちてきているのが現状だ。

一方、他の大手ホール企業の状況を見ると、ダイナムは257名(男性=199名、女性=58名)。前年度の524名(男性=418名、女性=106名)に比べ、こちらも267名(前年度比51%)の大幅な減少となった。同社は09年から「信頼の森」の展開を始め、精力的な出店を行なってきた。その展開が今後、どのような変化を見せるのかということも興味深い。今回の新入社員数の大幅減は、その展開と少なからぬ関係があると思われる。

一方、ガイアは178名(大学卒=136名、短大・専門卒=21名、高卒=21名)。前年度は152名(男性=124名、女性=28名)であったので、こちらは26名(117%)の増加となっている。この新入社員数は各社の状況を反映しており、今後の店舗展開を推し量る上でも重要な指標となるだろう。(佐渡屋太郎)

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ぱちんこ情熱リーグ2次予選終了(中章)【佐渡屋太郎-vol.199】

写真キャプション=2月12日(土)、今年はじめて雪景色となった上新庄から大阪の梅田方面を見た様子


いまは2月16日(水)の21時40分。昨日、やっとパチンコ雑誌の3月号が終わった。今回は先月号で落としたマルハン「ECOモデル店」の記事を、8ページにわたって書いたのでスッキリした。記事を書きながら、マルハンの“機動力”と将来と社会を見据えた“視野の広さ”にはつくづく感心させられた。これでは、他のホール企業との“差”はますます拡がっていくばかりだ。

同社は売上高や稼働などでとかく話題になるが、そんな数値だけでは捉えきれない“底力”と“スケールの大きさ”を、今回の記事でも見せ付けられた。数値というのはあくまで“結果”である。その結果を生み出す“仕組み”を見てしまうと、戦意を喪失してしまうホール企業も多いのではないだろうか。

今回の「ECOモデル店」に関しても、08年4月から「3ヵ年機能別戦略」をスタートさせ、“費用対効果3年以内”を条件に、モデル店に導入する様々な設備や機器の検討を行なっている。さらに、このECO対策を“地球環境”と“社会環境”と“労働環境”に対する全体的な環境改善として捉え、実に広い視野に立って自発的に取り組んでいる姿に感動した。この詳細については、次回に取り上げるつもりだ。

写真キャプション=昨年に続き、早めの春を感じに出掛けた大阪城公園の梅林


私は以前、同社の機種データの収集や分析、さらに調整の手法を取材したことがある。オフレコの部分が多くて、詳しくは書けないが、“ここまでやるのか”というところまでやっているのは確かな事実だ。それは機種選択や調整だけでなく、人材教育や接客などでも同様だ。逆に言えば、ここまでやっているホール企業をマルハン以外で見たことがない。だから、勝って当然、負けるはずがないと思ってしまう。

一方、マルハンと競合するホールに行って、経営者の話を聞くこともある。そこでマルハンに対するあることないことや泣き言など聞かされる。しかし、力のあるホールと力のないホールが戦ったら、力のあるホールが勝つのは当然のことだ。その力は、努力によって作られてきた。努力の量が多い方が、より強くなるのも当然のことだ。

ホール組合などに取材に行くと、全国展開の大手ホール企業が“悪”で、自分たち中小ホール企業が“善”であるというような論調が充満している。その延長として、大手に市場を荒らされて、自分たちの中小は危機に瀕しているという“被害者意識”を持つに至る。しかし、マルハンも商売を始めたときは1店舗の中小ホール業者であった。それから努力を重ねて大きくなったのだ。逆に、大きくなれなかったいまの中小の方に、努力不足をはじめとした問題があったのではないかと思ってしまう。より多くの努力をした方が、それより努力の少なかった方に、なぜ批判されなくてはならないのだろうか。その点がいまだによく分からない。

写真キャプション=南高梅が咲く向こうに見える大阪城


最終的に、その努力を評価するのは“顧客”である。顧客に支持されるから、ホールは繁盛し、そのノウハウを持って、また他のエリアに進出していく。そうした流れを見て、これまでは同社の資力やホールの規模によって、各地での競合に勝ち抜いてきたのだと言われてきた。しかし、本当にそれだけなのだろうかということを、近頃よく考えるようになった。設備が整った大型ホールができれば、そのエリアのパチンコファンは、いままでのホールを捨て去って、新たなホールに通い続けるのだろうか。そんな単純な問題ではない。その原点を見ようとしないから、ホールの“本質”も捉えきれないのだと思う。

その一方で、いま郊外の大型ホールの多くが、不振に喘(あえ)いでいる。それどころか、大型店を出店しても、わずか数ヵ月で立ち行かなくなる例も少なくない。また、大手ホール企業でも様々な理由によって、経営的に破綻するところが出てきた。その理由の多くは拡大戦略を取った末の資金調達問題でやられている。これは全国的な有名ブランドやホール規模だけが、ファンの選択肢ではないことを、立証しているのではないだろうか。ファンは実にホールをよく見ていると思う。

ここで強引に、今回のテーマである「ぱちんこ情熱リーグ」に話を持っていく。近頃、「ホールの信頼度」(ブランド)と、「顧客満足度」ということを考え続けている。ファンは自分の通っているホールが、“いいホール”か“悪いホール”かを、すべての五感を働かせて観察している。それは玉の出方、イベントの信頼度、スタッフの対応から、トイレの掃除の度合いまで、実に多岐にわたる。その結果、最終的な判断の分岐点となるのは、このホールは“私たちを大切に思ってくれているかどうか”ということだ。これがつまり、ホールの“信頼度”である。

写真キャプション=全体的に満開には少し早過ぎたが、先陣を切って花の盛りとなっていた紅梅


逆に、大型ホールで多くの機種があっても、玉も出ないし、客を客とも思わないような対応をされ、トイレの掃除も十分にされていないホールを、顧客は一体どのように思うのだろうか。その結論は、“金儲け主義だ”、“信用できない”、“心がこもっていない”、“だまされた”と思い、最終的には客を馬鹿にしている“悪いホール”という判断を下す。そして、そんなホールには2度と行かないのである。それは、なけなしのお金を投資する立場に立てば当然の“自己防衛策”と言える。つまり、顧客はそんなホールを信頼できないのだ。

こんな小学生でも分かるような簡単な例を出して、笑われるかもしれないが、実はこれがいまのホールの現状である。私の古い付き合いのコンサルタントは、ホールに入って3分間あれば、そのホールの売上と粗利を7割の確率で当てられると豪語していた。私には、そんなことは全く分からない。しかし、私もこの業界に入って、数多くのホールを見てきた。そして、それらホールの行く末もある程度は見続けてきた。だから、ホールに入って3分間あれば、どの程度のホールであるかが分かるつもりだ。

しかし、そんな破綻したホールを数多く見てきて、一体その駄目な原因はどこにあるのかを考えている。ホールスタッフの対応が悪いのは、ホールスタッフの人格や適性の問題なのか。玉が出ないのは、店長の技術不足なのか。しかしそのすべては最終的に、経営者の“意識”の問題であるという結論に至った。破綻の原因はいくつかあるだろう。しかし、最終的にはホールを維持していく最低の集客ができなくなって、経営者は最終的な決断を迫られるケースが多い。経営者の心がそのホールの“本質”である。それがホールのすべてに表れている。

これとは別に、いくつかのホールの改革を合同で行なうというプランがあって、私も協力したことがある。その改革によって、ホールのイメージも変わった。スタッフも成長した。財務面でも改革を行なって大きな改善を施した。そのホールは良くなるはずであった。しかし、その改革を最終的に阻んだのは、誰でもないホール改革を依頼してきた経営者本人であった。これは業界にいる人なら、よく分かってもらえることではないだろうか。それらの経営者は、そのホールを自分のホールだと思っていた。

。写真キャプション=レストホールの横に展示されていた梅の古木盆栽の見事な姿


これがホール業界の本質である。それはホール組合の実態を見ればよく分かる。外から見ると、まるでに“牛”のような鈍重な組織で、他からムチを打たれれば動くが、自らの意思では一向に動かない業界のように思えてならない。ここまで書いて、次第に怒りが爆発してきた。一方、遊技機メーカーは、現時点の機械を超えた次の機械を作らなくてならないので、“革新的”な志向を持った集団である。誤解を恐れずに言えば、メーカーの遊技機規制や内規を破らんばかりの“革新的”な努力によって生み出された機械を並べて、ホールは営業を行なってきたわけである。しかしホールはメーカーに対して、“文句”ばかりを言ってきた。

では一体、ホール組合は自らの意思によって、“改革”を行なってきたことがあるのだろうか。いまのままで営業が続けられればいいというのが、本音であるように思えてならない。しかし、いまのような営業がこれからも本当に続けられるのだろうか。業界を取り囲む環境は、ここ数年で大きく変化していく。その間、潰れていった組合員のホール企業も多くあった。そんな状態を永年にわたって見ていると、まるで狼に狙われた“羊の群れ”のような印象を持ってしまう。

一方、マルハンは“業界を変える”をポリシーにして、次々と新たな“ホール像“を作り出してきている。ダイナムも顧客が安く遊べるパチンコを目指して、大きな勝負に打って出てきている。それに対し、ホール組合は何をしているのだろうか。先月、東京に取材に行ったら、あるホール団体のトップは、民主党が提案した「パチンコ業法」の不完全な箇所を指摘して、ホール業界5団体は従来の風適法を支持する路線で合意したと声高らかに報告していた。そして、別の業界団体のトップは、「いま風適法の研究をしているが、その改善を図っていけば、50年後には夢のようなホールになっているかもしれない」という挨拶を聞き、私は愕然としてしまった。
 
いつまで、警察の傘の下に入って身を縮めているのだろうか。“牧羊犬”は果たして最後まで“羊”の命を守ってくれるのか。いま、業界を批判する勢力は、警察関係からの“天下り”を問題にしている。それを“癒着”とも表現していた。さらに、某ホール団体との関係のある国会議員の名前も挙げている。それは、これまでの経緯を知らない的外れの指摘だが、世の中はこうした捉え方をする。

いま最も必要なのは、ファンや一般の人たちに理解され、賛同を得ることだと思う。自分たちは弱いから強いものに巻かれますという行き方が、果たして一般の人たちの賛同を得られるだろうか。逆に、回りは敵ばかりだが、自分たちはその状況に立ち向かい、理想を実現するために頑張っていますという行き方が、熱い応援を受けている。前回の孫正義氏のtwitterが、そのいい例ではないかと思う。ではホール業界は、どのようにありたいと思っているのか。その理想の姿になるために、どれだけ頑張っているのか。その理想が見えないし、そのためホール業界全体が具体的にどのような努力をしているかということが、ファンや一般の人たちになかなか見えてこない。

たとえば、「身近で手軽な娯楽」を提供するという理想に向け、「1円パチンコ」をはじめとした低貸営業を推進していますというメッセージを発信したとする。これに対し、ファンや一般人たちはどのような反応をするのだろうか。なるほど、ホール業界は一所懸命に理想の実現に取り組んでいて、自分もホールに行ってその活動を支援してやろうと思ってくれるのか。はたまた、「ほんまかいな」「ウッソー」と冷笑されて終わるのか。メッセージの信頼性と真摯さも、多くの人たちを巻き込む重要なポイントだ。

写真キャプション=若いころに虜(とりこ)となって読みまくった故開高健氏の展覧会のポスター


その理想や頑張る姿を社会に発信して、賛同者を得る努力が、状況を変える第1歩になると私は思う。ホール業界の先進企業は、自らの主張をファンに投げかけている。しかし、ホール組合は、何をしたいのかも分からないし、いまだ古い“護送船団”のなかにいるように思えてならない。それでは、ファンとして何の魅力も感じないし、味方になりようがない。だから、ホールは単に遊技機が並べられている“場所”で、玉が出るかでないかでしか語られない“比較対象”から抜け出すことができない。

では、ホール組合は、ファンのためにどんな改革をしてくれるのか。その改革は、本当にファンを救い、すべてのファンが喜べるようなものであるのか。それならファンも応援してくれるだろう。ファンのために、行政や遊技機メーカーに提言していくのであれば、それが大きな“大義名分”になる。しかし、それがホール自身の身を守るためのものである限り、業界内の内輪もめで終わってしまう。“顧客本位”と言いながら、“ファンのために”という発想が、この業界では決定的に不足している。

一方、個々のホールで言えば、「私は近くに大きなホールがあるけど、あのホールが好きだから行く」「あのホールの雰囲気が好き」「あのホールは店員が親切だから他には行かない」などというファンをどれだけ持っているのか。これがファンを味方にしたホールと言えるだろう。こうしたホールがどんどん増えていってほしい。こんなホールなら地域のなかにあって、パチンコファンを幸せにしていると胸を張って言ってもいい。

これがホール業界の実態である。この業界は“社会”のことが本当に見えているだろうか。自分たちの営業を支えてくれている“顧客”のことが、果たして見えているのだろうか。“パチンコ営業は行政による許可営業だから”という金科玉条を、どこまで引きずっていくつもりなのか。個人的には、目の向く方向が違っていると思う。こうした現状を見るにつけ、真に業界を変えるのは、一握りの先進的なホール企業しかないと思わざるを得ない。逆に言えば、勇気と真の意思統一と顧客視点がないホール組合は、どこまで行っても業界を変えることはできない。それが私の年来の持論である。

今日は、書くうちに怒りが湧き上がってきて、テーマが吹っ飛んでしまった。恐縮ながら、今回のテーマは次回に移行する。その原因は、昨年12月に取材に行ったマルハンと1月に行ったホール組合での、問題意識や社会に対する考え方の大きな“落差”が、核反応を起こして怒りとなって爆発してしまった。お詫びに大阪城公園の梅林で取った写真を載せておく。いま、「フェイスブック」が端緒となり、北アフリカのアルジェリア、リビア、エジプトをはじめ、バーレーンなど中東諸国にまで“民主化の波”が拡がっている。“民衆の力”は強い。

ホール業界も1500万人の遊技人口を持っている。このファンの力を馬鹿にしてはいけない。このファンを味方に付けて、なぜ改革を行なわないのか。これはパチンコという機械を生み出してくれた先人からの財産である。その財産を自分のことばかり考えているうちに、半分を食いつぶしてしまった。いま、パチンコとパチスロはファンにとって、どうあらねばならないのか。ホールは社会にとって、どのような存在であらねばならないのか。

写真キャプション=「開高健展」でもらってきたチラシ。額に入れて近頃、毎日のように巨匠の姿を眺めている


先日、回顧展に行ってきた我が敬愛する故開高健巨匠は、「風に訊け」と言った。それに倣(なら)うなら、佐渡屋太郎は「客に訊け」と言いたい。今回は深酒と怒りでヘロヘロになってしまった。最後に“民主化の嵐”が、漢民族を主体とする中国と、新潟市立寄居中学校に通っていた横田めぐみさんを拉致した北朝鮮に、盛大に吹いて民衆が立ち上がってくれることを心底から願って終わりたい。(佐渡屋太郎)

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2010年の遊技機一覧【佐渡屋太郎-vol.196】

写真キャプション=「マルハン入間店」のパチスロコーナー


いまは1月19日(水)の22時05分。やっとパチンコ雑誌の原稿が終わった。しかし、今回は私のメイン記事であったマルハンのECOモデル店舗についての原稿が、締め切りまでに書き切れなかった。17日(月)までしがみ付いてみたが、“気力と体力の限界”を感じ、実に悔しいが翌月号に回すことにした。これで少し時間ができたので、間を置かずにじっくりと書いていきたいと思っている。

まあ、時間が経つと腐るネタでもないのでいいだろうと、自分を納得させている今日この頃だ。一方、このブログに関しては、そろそろ腐りかけているネタがある。前回のマルハンの年末出店攻勢の記事も年初に出すのは、少し遅すぎたかもしれない。実はあと1本、“年末ネタ”を抱え込んでいる。これが今回の「2010年の遊技機一覧」である。一昨年は同様の記事を「年末の遊技機一覧」のタイトルで書いて、割と好評であったように記憶している。

昨年の年末は早めに“店じまい”をしてしまったために、こうした現象が起こっている。今回の記事はもとになるデータがあるので、捨てるには惜しいネタであった。毎年、パチンコ業界とゲーム業界の1年の出来事を年表形式で書く仕事がある。今回は昨年11月末に仕上げて送った。その中の遊技機に関する項目だけを抜き出し、12月分を書き足せば一覧表になる。これは、ストック原稿に打って付けだった。また年末に、その年に出た遊技機を静かに回想してみるというシチュエーションにも満足していた。

しかし、もう1月も後半になる。今年を展望しながら、昨年における遊技機の動向を検証してみるというデータとして使ってみてはいかがだろうか。今回は、データ部分がかなりの原稿量になるので、こんな下らない“言い訳”をしている場合ではない。ただ、昨年は“パチスロの復興”の波に乗り、1昨年に比べて多くのパチスロ機が市場に投入された。そのあたりが注目であろう。なお表中の日付は、その機種が発表された展示会や内覧会などの開催日を示している。また、今回は記事に合う写真がないので、昨年12月22日に東京へ行って取材してきた「マルハン昭島店」(704台)と「マルハン入間店」(830台)の島の写真を入れることにした。(佐渡屋太郎)

写真キャプション=「マルハン昭島店」のパチンココーナー


【2010年に登場した主な遊技機一覧】
パチンコ部門〉
●1月
7日=「CRヤマト戦記」(ニューギン)
7日=「CRルパン三世 徳川の秘宝を追え」(平和)
14日=「CR天上のランプマスターS128」(豊丸産業)
15日=「CRサクラ大戦2」シリーズ(サミー)
15日=「フィーバーパワフルパレス」(SANKYO)
15日=「フィーバーキングブレイド」(SANKYO)
18日=「CR一騎当千SS」(高尾)
19日=「CR吉宗」(大都技研)
19日=「CR宇宙戦艦ヤマト3」シリーズ(藤商事)
19日=「CR花の慶次~愛」(ニューギン)
20日=「CR舞-HiME」シリーズ(西陣)
●2月
3日=「CR鉄拳伝 タフ」(三洋物産)
8日=「CRトップをねらえ!」(平和)
8日=「CRモンスターキャッスル」シリーズ(竹屋)
16日=「CR真・本能寺の変~夢幻の如く~」(タイヨーエレック)
16日=「沖~な(おっき~な)」(SANKYO)
17日=「CR氷川きよし~きよしの前に座りましょう~」(大一商会)
●3月
2日=「パチンコ三國志~乱世に生きる英雄~」シリーズ(ニューギン)
2日=「CRゴーストバスターズFPMZ」(藤商事)
4日=「CRパチクエネクスト」(サンセイアールアンドディ)
10日=「CR新改造人間キャシャーン」シリーズ(西陣)
11日=「CR元祖!大江戸桜吹雪2」(平和)
15日=「CR男のマグロ一本釣り」シリーズ(豊丸産業)
●4月
6日=「CR川島なお美の大奥百花繚乱」(ニューギン)
8日=「CRシンデレラボーイ2~シンデレラコードを奪還せよ~」シリーズ(タイヨーエレック)
9日=「CRサブマリン707R」(高尾)
14日=「CR金と銀」(マルホン工業)
15日=「ぱちんこCRクラブムーン」(サミー)
15日=「フィーバー機動戦艦ナデシコ」ライトバージョン(SANKYO)
●5月
7日=「CRスーパーマンリターンズ」(大一商会)
15日=「CR竹内力のムラマサ」(ニューギン)
15日=「CR武神列伝SS」(サンセイアールアンドディ)
19日=「CRヱヴァンゲリヲン~始まりは福音~」(フィールズ)
19日=「CRアチこーこー」シリーズ(奥村遊機)
21日=「CR築地魚河岸三代目」(西陣)
●6月
2日=「CR REIDEEN」(高尾)
3日=「CRロミオ×ジュリエット」シリーズ(豊丸産業)
15日=「CR覇王信長」シリーズ(藤商事)
15日=「CRゴルゴ13」シリーズ(平和)
18日=「ぱちんこCR北斗の拳剛掌(ラオウ)」(サミー)
18日=「ぱちんこCR科学忍者隊ガッチャマン~運命の絆~」(サミー)
22日=「CRゴジラ~破壊神降臨~」シリーズ(ニューギン)
29日=「CRめちゃ萌え」シリーズ(西陣)
29日=「ぱちんこ24-TWNTY FOUR-」シリーズ(大都技研)
●7月
6日=「CRギンギラパラダイス2MKF」(三洋物産)
6日=「CRミリオンゴットプレミアム」(ユニバーサルエンターテインメント/ミズホ製)
7日=「CR花札物語」(平和)
7日=「CR江戸の始末屋」(平和)
7日=「CRルパン三世~徳川の秘宝を追えSpecial edition」(平和)
7日=「CRAネオビッグシューター」(平和/アムテックス製)
13日=「CR中森明菜・歌姫伝説~恋も二度目なら~」(大一商会)
15日=「CR牙狼~陰我消滅の日~」(サンセイアールアンドディ)
17日=「びっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2」(京楽産業.)
21日=「CR勇者ライディーン」シリーズ(藤商事)
23日=「CR花の慶次~斬N2-V」(ニューギン)
28日=「FEVER X JAPAN」(SANKYO)
28日=「CRカミカゼファイター」(奥村遊機)
●8月
20日=「CR豪血寺一族」シリーズ(西陣)
24日=「CRトムとジェリー~いたずらジェリーをつかまえろ~」(大一商会)
24日=「CRヴァン・ヘルシングハンティングラッシュ」(藤商事)
26日=「CRジャンボRUSH」(ニューギン)
27日=「CRファナティックバトル」(サンセイアールアンドディ)
●9月
9日=「びっくりぱちんこ戦国無双MAX EDTION」(京楽産業.)
●10月
13日=「CR新海物語Withアグネス・ラム」(三洋物産)
13日=「CR常夏蝶々」(豊丸産業)
19日=「CR NINJA GAIDEN」(奥村遊機)
20日=「CR戦国武将列伝 伊達政宗」(ニューギン)
20日=「CRフルアヘッド!ココ」(マルホン工業)
20日=「CRアントニオ猪木というパチンコ機 道」(平和)
27日=「CR花鳥風月」(西陣)
●11月
9日=「CRジュラシックパークMAX2」(藤商事)
11日=「CRゴリ神~GORI★GOD~」(大一商会)
12日=「ぱちんこCR獣王」(サミー)
15日=「フィーバータイガーマスク」(SANKYO)
16日=「CR牙狼~RED REQUIEM~」(サンセイアールアンドディ)
25日=「CR天空のエスカフローネ」(エース電研)
25日=「CRみどりのマキバオー」(平和)
●12月
1日=「CR戦国KIZUNA 第二陣 紅の修羅」(マルホン工業)
1日=「CR雪物語」(三洋物産)
2日=「CRナポレオン~獅子の時代~」(豊丸産業)
8日=「CR座頭市物語Ⅱ」(ニューギン)
9日=「CRブラックスパイダーマン」(高尾)
16日=「CRサムライチャンプルー2」(タイヨーエレック)
16日=「CR決戦~戦国制覇への道~」(西陣)

写真キャプション=「マルハン昭島店」のパチスロコーナー


〈パチスロ部門〉
●1月
6日=「パチスロBLOOD+(ブラッドプラス)」(タイヨーエレック)
7日=「ハイハイ-30」(パイオニア)
12日=「アフロのモンチ」(SNKプレイモア)
14日=「まことちゃん」(ヤーマ)
19日=「真田純勇士」(ニューギン)
28日=「パチスロひぐらしのなく頃に祭」(オーイズミ)
●2月
5日=「スパイガール」(KPE)
8日=「続・お見事!サブちゃん」(平和)
8日=「ノーマルだよ!サブちゃん」(平和/オリンピアブランド)
9日=『パチスロ「宇宙戦艦ヤマト」』(山佐)
10日=「ハッピージャグラーV8」(北電子)
15日=「パチスロポパイブリット」(サミー)
16日=「シンハッケンデン」(コルモ)
17日=「スーパーマジカルセブン」(トリビー)
18日=「2027Ⅱ NEO」(ジェーピーエス)
●3月
9日=「鮪伝説」(大都技研)
15日=「青ドン~花火の匠」(ユニバーサルエンターテインメント)
16日=「ファニーサンタ2」(タイヨー)
17日=「パチスロ蒼天の拳」(サミー)
●4月
5日=「メタルスラッグSV-001」(SNKプレイモア)
12日=「コウヘイ最凶伝~地獄の閻魔覚醒の刻~」(アビリット)
15日=「ゴッドハンターV」(SANKYO)
15日=「南国育ちスペシャル」(平和/オリンピア製)
19日=「押忍!操」(大都技研)
20日=「とんでも戦士ムテキング」(ユニバーサルエンターテインメント/ミズホブランド)
21日=「科学忍者ガッチャマンGR」(岡崎産業/バンダイナムコゲームス)
22日=「サンサンオアシス キュイーンVer.」(パイオニア)
●5月
12日=「悪魔城ドラキュラⅡ」(KPE)
13日=「恐怖新聞~第二章~」(アリストクラートテクノロジーズ)
15日=「戦国時代」(ニューギン)
●6月
4日=「幕末浪漫 月華の剣士外伝~あかりと七つの妖珠~」(SNKプレイモア)
15日=「ティーダ2-30」(山佐)
15日=「ゴルゴ13 あの男に連絡だ!」(平和/オリンピア製)
29日=「ギラギラ爺サマー」(大都技研)
●7月
6日=「デビルマンⅡ~悪魔復活~」(ユニバーサルエンターテインメント/エレコ製)
7日=「極楽パロディウス」(KPE)
15日=「パチスロスパイダーマン3」(サミー)
22日=「リングにかけろ1~黄金の日本Jr.編~」(タイヨーエレック)
23日=「デルタトリガー」(ニューギン)
28日=「ルパン三世~ルパン一族の秘宝~」(平和)
28日=「パチスロ ピンポン」(三洋物産)
●8月
3日=「出番だ!葉月ちゃん」(ユニバーサルエンターテインメント)
4日=「極(ハイパー)お父さん~舞い降りた天使???」(SNKプレイモア)
5日=「ビッグシオV」(パイオニア)
15日=「茉莉花の剣」(ネット)
15日=『パチスロ「ケロット」~スウィートVer.』(山佐)
18日=「マッハGoGoGoⅢ」(アリストクラートテクノロジーズ)
23日=「天空のシンフォニア」(コルモ)
24日=「ワニワニパニック~キミのハートをワニづかみ~」(大一商会)
●9月
8日=「舞-HiME」(岡崎産業/バンダイナムコゲームス)
15日=「CRミニオンゴッド」(ユニバーサルエンターテインメント/ミズホ製)
27日=「サイボーグ009~地上より永遠に~」(アビリット)
29日=「極楽パロディウスA」(KPE)
30日=「捕物帳・斬」(ベルコ)
30日=「エニィバー」(ヤーマ)
●10月
2日=「パチスロ戦国無双~猛将伝~」(山佐)
5日=「緑ドン VIVA! 情熱南米編」(ユニバーサルエンターテインメント)
7日=「アントニオ猪木が元気にするパチスロ機」(オリンピア)
7日=「月面兎兵器ミーナ」(スパイキー)
12日=「パチスロ超時空要塞マクロス」(SANKYO)
20日=「エピソードドライブ」(ニューギン)
25日=「009-1」(オーイズミ)
●11月
2日=「幻想水滸伝」(KPE)
5日=「スペシャルハナハナⅡ-30」(パイオニア)
12日=「パチスロサクラ大戦3」(サミー)
15日=「ハーレムエース2」(ネット)
15日=「シスタークエスト2~魔剣の騎士と白銀の巫女~」(SNKプレイモア)
29日=「凄忍」(ユニバーサルエンターテインメント)
●12月
1日=「パチスロスーパー海物語IN沖縄」(三洋物産)
6日=「じゃリン子チエ 雷蔵伝説」(バルテック)
8日=「パチスロキャプテンハーロック」(SANKYO)
8日=「サムライチャンプルー極」(ニューギン)
9日=「幕末維新 龍馬列伝」(DAXEL)

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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 03:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルハンが年末の出店ラッシュ(2010年版)【佐渡屋太郎-vol.195】

写真キャプション=Y嬢のお姉さん一家が飼っているウサギの「リンちゃん」。今年の干支なので急遽、登場してもらった いまは1月7日(金)の20時05分。まずは、読者の皆様に「アケオメ、コトヨロ」。今年の正月の挨拶は、これで通すことにしている。2007年9月22日に始まったこのブログも、3回目の正月を迎えた。これも毎回、訪問してくれる読者の方々と、佐渡屋太郎の頑張りの賜物である。

ときどきブログの解析データを見るが、101回以上も訪問してくれている“常連”の人たちが多いことに力付けられる。それに対し、佐渡屋太郎は昨年1年間で33本の記事しか書いていない。これは11日に1本、1ヵ月平均2.75本という怠けぶりであった。当初は月に10本以上の記事を書き、それでもまだ書き足りないと欲求不満に陥っていた。

ただその分、1回の原稿量が増えているし、写真の点数も多い。この点については、いつも相棒の“猪八戒”に怒られている。原稿の本数が減っているのは、他の原稿が増えてブログを書ける日が限られていること。1回当たりの原稿量が多いのは、書きながら色んなことを考えているから。そして、写真の点数が多いのは、佐渡屋太郎の実証的な姿勢とサービス精神の表れだと思ってほしい。もっと軽く書ければいいと自分自身も思うが、それでは内容的に面白くないし、“粘っこい”のが持ち味である私の個性も発揮できない。

はっきり言えば、書くべきテーマは山積しているのだが、書く時間がなかなか取れないというのが実状だ。とくに書きたいテーマがあるのに、他の原稿の締め切りに追われて書けないときが、とてもつらい。今年はできるだけ、多くの本数の原稿を書いていきたいと思っている。まあ、あまり気負うことなく、ぼちぼちとその時々に思ったことを書いていこう。

それがこのブログを始めたときからの方針である。ただ、このブログは私の生活に欠かせないものになっていることは確かだ。その証拠にこれまでいくつかの危機があったが、こうして続けてきたし、ここで本音を吐くことが、私の精神的な健康を維持する上でも欠かせないものとなっている。

写真キャプション=今年はひょんなきっかけで、Y嬢のお母さんと初詣に行ってきた枚方の岩清水八幡宮


さて、年初の“言い訳”も終わったので、年末年始の報告をしたい。年末の28日に2010年の最後の仕事が終了し、膨大な資料を取捨選択して、机上の整理を行なった。実にすっきりとした“有終の美”であった。翌29日はいくつかの忘年会の誘いがあったがすべて断り、家の掃除と正月の準備に没頭した。その理由は、日頃から迷惑を掛けているY嬢の負担を軽減することと、ひとり立ちした息子が遊びに来るからである。

不肖の息子・“太郎junior”は京都から大型のバンで30日に乗り付け、1月1日までいた。その間、佐渡のばあさんが送ってきたモチと“イゴネリ”、キンキ、数の子などを食べ、私とY嬢が買い込んだ寿司と肉を見事に平らげた。さらに31日に買ってやった布団や衣類などを大型バンの荷台に詰め込み、さらにお年玉も懐に入れて京都に帰っていった。

ひとり立ちして1年3ヵ月。確実にたくましくなっているようだ。少なくとも、車の運転技術は父親を超えている。30日には、朝の4時まで語り合った。聞けば、独立して商売を始めたいようだ。昨日、そのための本を4冊ほど送ってやった。果たして、それらの本を読める力があるのだろうか。しかし、アホだアホだと言われながらも、ややましなアホになってきている。このブログは佐渡の親族も見ているようなので、そのことを強調しておきたい。

私もそうだが、“問題児”は可愛いものである。問題児の先輩として言えるのは、自分が目指したことを一所懸命に実践することだ。基となる考え方は違って理解されなくても、自分の目標に向かって一所懸命にやっている姿を否定する者は誰もいない。何度も何度も失敗して倒れても、最後まで自分の求めていることに向かって突き進んでいけば、いつか理解してもらえる日が来る。そこで、求めていく究極の目標のことを、朝の4時まで掛かって語り合った。それは金ではない。人のためになることであり、世の中の役に立つことである。

それを根本から履き違えた大人たちが、いま世の中に充満している。逆に言えば、世の中の人に認められるような仕事をしないと、金は入ってこないのである。人をだましても遅かれ早かれ、その試みは破綻する。破綻したときは、まず自分がやってきた仕事のことを検証する必要がある。翻って、いきなりパチンコ業界の話に移行する。私の知り合いには、この業界を去った人間が多い。それは3年前までやっていた商売が、2年前から通用しなくなったからだ。確かにホールは物を買わなくなった。

その影響で、これまで20年も30年もこの業界でメシを食ってきた人間が、あちこちで破綻している。これまで泣き言も一杯聞いたし、“恨み節”を吐いて荒れる奴もいた。しかし商売のやり方が、この2年で急変したのだ。彼らはその変化を分かっているようで、分かっていない気がする。そんなことはこれまで経験していないからだ。会社や先輩の言うようにやってきて、それがいきなり通用しなくなった。ただ、その根本原因と真に向かい合う謙虚さを持ち、冷静に考える人はあまりいなかった。まだ、残り少なくなったホールの需要に噛り付いている業者もいる。

写真キャプション=昨年12月22日に取材したオープン前の「マルハン入間店」


それも時間の問題だろう。その意味で言えば、パチンコファンもホールもメーカーも業界関連業者も、いま大きな“転換点”の渦中にいる。その中で根本の問題となるのが、やっぱりファンの気持ちだろう。その気持ちを代弁すれば、“使えるお金は少なくなったが、それでもパチンコやパチスロで遊んで勝ちたい”ということだと思う。パチンコやパチスロを打ちたいという“ニーズ”は十分にある。ただ、少ないお金で遊べて、勝てるという“ウォンツ”が実現されないので、ホールに行く回数が減ったり、行くことが出来なくなったファンが増えている。

投資金額が少なければ、リターンも小さくなる。それは世の常で、そんなことはファンも十分に承知している。したがって、“ハイリスク・ハイリターン”よりは、“ローリスク・ローリターン”の志向である。しかし、現状では、“ローリターン”が“ノーリターン”になっている。つまり、ホールに行っても、“勝ち体験”がなかなか味わえないようになってしまった。それがホールに対する“不信感”を生み、ホールからファンを遠ざける大きな要因になっている。

前にも書いたが、そんな“荒い営業”をしていては、この不況下でもホールに足を運んでくれる貴重な残り少ないファンを殺してしまう。もっと“きめ細かな営業”がホールに求められている。それは経営方針の問題なのか、調整技術の問題なのかは、個々のホールによって異なるだろう。しかし、いま来てくれている顧客がそのホールにとって、“最後の顧客”であるという認識が必要な時期になって来ているように思う。その顧客に対して、ホールとして何ができるのか。昨年12月から年初にかけて、かなり多くのホールを見る機会があり、遊技客を見ながらそんなことを考えていた。

さて、いよいよ今回のテーマに入る。年末の資料整理をしていて、この1年間のマルハンからのニュースリリースを掘り起こした。それでやっとこれまでの出店状況の資料が揃った。とくに年末の12月には23日に3店、27・28日に3店の計6店の“集中出店”を敢行している。23日は大型店の出店があり、同社における“今年最大のイベント”であったという。3月までの出店状況は以前に記事を書いたので、今期に入った4月からの出店リストを以下に掲載する。

写真キャプション=“エコモデル店舗”として取材した「マルハン昭島店」


マルハンの10年4月~12月までの出店リスト】
①4月27日=「マルハン安城店」(愛知県安城市)756台(P=600台、S=156台)
②4月28日=「マルハン茂原店」(千葉県茂原市)700台(P=560台、S=140台)
③12月23日=「マルハン昭島店」(東京都昭島市)704台(P=520台、S=184台)
④12月23日=「マルハン入間店」(埼玉県入間市)830台(P=560台、S=270台)
⑤12月23日=「マルハン寝屋川店」(大阪府寝屋川市)1154台(P=856台、S=298台)
⑥12月27日=「マルハン高知桟橋店」(高知県高知市)560台(P=400台、S=160台)
⑦12月28日=「マルハン石岡店」(茨城県石岡市)576台(P=400台、S=176台)
⑧12月28日=「マルハン筑西店」(茨城県筑西市)544台(P=400台、S=144台)

以上、8店舗の出店であった。これで同社の保有店舗は全国に266店になった。4月から出店したホール規模の平均値を計算すると、総台数=728台(P=537台、S=191台)で、パチンコとパチスロの比率は74%:26%となる。ちなみに昨年度(09年度)の平均は総台数=653台(P=511台、S=142台)で、PとSの比率は78%:22%であった。今年度は12月までの出店を見る限り、店舗規模は平均値で66台も大きくなり、パチスロの比率は4%ほどアップしているのが特徴だ。

新規出店に関して、昨年度は目標20店舗に対し、実績は13店舗に終わった。今期の目標は17店舗を掲げているが、このペースでいくと目標達成は難しい状況だ。さすがのマルハンも昨年度から出店ペースは確実に落ちてきている。そのなかで、注目店は何と言っても「マルハン寝屋川店」(1154台)であろう。これは北海道の32店に次いで、25店の集中出店を行なっている大阪府において、東の中心店舗となるホールである。

写真キャプション=大阪の業者やファンが注目するなかでオープンした「マルハン寝屋川店」


大阪府での軸となる店舗を見ると、北は同社の最大店舗となる「マルハン加島店」(大阪市淀川区)=1400台(P=800台、S=600台)。中心部は「マルハンなんば店」(大阪市中央区)=1220台(P=886台、S=334台)。南は「マルハンメガシティ堺」(大阪府堺市西区)=1072台(P=800台、S=272台)と「マルハンメガシティ羽曳野」(大阪府羽曳野市)=1061台(P=800台、S=261台)という“巨艦店”を配して、陣容を固めている。

一方、東部はこれまで「マルハンツインパーク茨木店」(大阪府茨木市)=716台(P=560台、S=156台)や、「マルハンメガシティ摂津東西店」(大阪府摂津市)=960台(P=760台、S=200台)が、中心店舗としての役割を担っていた。そこに今回、「マルハン寝屋川店」(大阪府寝屋川市)=1154台(P=856台、S=298台)を、東の“マルハン・トライアングル”の頂点に持ってきたわけだ。しかも、「マルハン加島店」「マルハンなんば店」に次ぐ規模での出店である。そこに同社の力の入れ具合が現れている。

この「マルハン寝屋川店」には、年末と年初の2回も視察に行ってきた。出店地を見ると、“競合店潰し”の手法も垣間見られ、常に1番を狙う同社の“闘争本能”が健在であることを思い知らされた。幸いにも12月23日に出店した3店とも見ることができた。「マルハン寝屋川店」は回を改めてレポートしたい。さらに「マルハン昭島店」と「マルハン入間店」は“エコモデル店舗”として、昨年12月22日に取材してきた。この件はパチンコ雑誌の2月号に「エコレポート」として取り上げるので、その後にこのブログでも紹介したい。

今回、ホール業界におけるリーディング企業・マルハンの活動を目の当たりにして、大きな元気をもらった。業界全体が沈滞化していく中で、トップの気迫は凄まじいものがあった。この激烈な“やる気”を今年第1発目の記事に注入して、今回は終わりたいと思う。最後になりましたが、本年における皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。(佐渡屋太郎)

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| 佐渡屋太郎の徒然日誌 | 14:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルハンECO活動の全貌 【佐渡屋太郎-vol.189】

写真キャプション=天橋立の対岸となる阿蘇湾と奥丹後半島の静かな夕暮れ


いまは10月8日(金)の19時55分。明日から3連休だが、パチンコ雑誌の原稿書きになりそうだ。先週末は9月末締め切りの原稿を6本ほど書き上げた自分へのご褒美として、天橋立から奥丹後半島を1泊2日で1周してきた。日本三景のうち、行ったことがあるのは宮島だけで、近くにある天橋立くらいは死ぬまでに見ておこうと思っていた。そして、偶然にTVで紹介番組を観て、行くことに決めた。涼しくなってきたし、またすぐパチンコ雑誌の原稿書きが始まる。この機を逃したら10月の下旬になってしまうので、思い切って行ってきた。

写真キャプション=秋の澄んだ空気の中で松並木が続く見事な姿を見せてくれた天橋立


結果は大成功だった。海鮮丼をいやになるほど食べ、モーターボートにも乗ってきた。個人的には、天橋立の松並木の見事な“枝振り”と、伊根町の“舟屋”が続く漁師町の雰囲気に感動を覚えた。そして何より、欲求不満気味であったY嬢のストレスを発散させたことが、成功の最大の要因である。これでしばらくは、サービスのよい日が続くのではないだろうか。1月に淡路島を1周し、5月に和歌山でキャンプをし、7月には自分の友達と屋久島に行っている。これでもまだ足りないようだ。あとは紅葉が始まる11月ころに、山奥の温泉にでも行けば完璧だろう。風呂が嫌いな佐渡屋太郎であるが、そんなことは言っていられない。Y嬢の心穏やかな日が続くことが、佐渡屋太郎の何よりの幸福である。

写真キャプション=懐かしい漁師町の雰囲気を堪能させてくれた伊根町の“舟屋”


それと気になっているのが、このブログである。最近は佐渡と植物関係ばかりで、パチンコから大きく逸れ出している。ここらでガツンと1発、パチンコの記事を入れておく必要がある。そこで今回のテーマに選んだのが、マルハンのECO活動である。実は9月29日(水)にエンビズ総研のセミナーに行ってきた。そこにマルハンのECO活動を統括する執行役員購買部長の三上秀樹氏が講師として招かれ、同社の取り組みを説明してくれたのである。これは実に有難い機会であった。

私がパチンコ業界のECOに関わりだしたのが07年7月で、すでに3年以上前になる。その間、この分野でも先行していたマルハンの情報は、いろんなところから入ってきた。しかし、当時は水面下での動きも多く、なかなか取材ができなかった。また、有象無象の業者がパチンコ業界に入り込み、様々な情報合戦が繰り広げられたという背景もある。その中にはいろんな人間ドラマもあって、私も他人事ではなかったが、それも特定事業者が指定される現在に至ってだいぶ整理されてきた。

写真キャプション=9月29日に開催されたエンビズ総研のセミナー風景




その要因として、先行して取り組んだ大手ホール企業が、数々の実績評価を行なってきたことが大きく作用している。さしずめ、マルハンはその“急先鋒”であったといえるのではないだろうか。その結果、パチンコ業界におけるECOへの取り組みの“スタンダード”は確立されつつある。三上部長は以前、食品メーカーにいて、30年前からECOに関わってきたという。そうしたエキスパートによって、同社のECO活動は“体系化”されていったと言える。

私が今回のセミナーで驚いたのは、その“間口の広さ”と、それを“体系化”してまとめ上げた手腕である。“環境対策”であるECOは、生活や事業活動に密接に結びついている。それを具体的にどこまで取り上げ、どのような対策を施していくのか。そしてホールの場合、最終的には実績と利益に結び付けていかなくてはならない。マルハンの事例は、将来的なホールのECO活動において、1つの指標になるのではないだろうか。その意味を込めて、同社のECO活動の“全体像”を以下に示しておく。

マルハンにおけるECO活動(全体)(項目→現状の問題点→改善策→協力取引先の順で表示する)
省エネ活動→温暖化現象に伴うCO2削減→「見える化」による使用電力量の削減→日置電機㈱
②空気問題→受動喫煙防止法に基づく分煙の促進→分煙設備の検証および導入、プラズマクラスターの検証、ウイルスウォシャーの検証→シャープ㈱、JCMシステムズ㈱
③騒音問題→ホール内平均95dBの達成(MAX98dB)→騒音防止設備の共同開発→ヤマハ㈱、パチンコ・パチスロ補給機メーカー
④排水問題→ニコチン・タールを大量に含む汚水処理→ろ過装置・水なし吸殻回収装置の共同開発→㈱ジェッター、㈱大平商会
⑤節水対策→無駄な水道使用量の削減→節水器具を導入した流量適正化による水道使用量の削減→㈱アクアリンク
⑥物流体制→各取引先での個別搬送の見直し→営業設備における物流・廃棄・保管の一元管理→㈱エース電研、㈱光新星
A安全・老朽化対策→発生時ごとの対応→応急措置から予防措置への転換→富士電機リテイルシステムズ㈱、東レエンジニアリング㈱ほか
Bオール電化→併設食堂のみでガスを使用→食堂を含む全ての店舗設備における電化への切替え→各電力会社

写真キャプション=天橋立名物の「海鮮丼」


この表は大きな価値があった。私自身もいい勉強になった。さらに考えていけば、もっと“間口”は広がっていくのかもしれない。しかし、当面はこれだけの改革を行なうのも大変なことだ。その中で同社は、ECO活動に投資しても、“3年以内に減価償却できること”を原則にしている。この基準が非常に大切だ。私もECOに関して多くのホールを取材したが、原稿を書く段階で投資金額と償却年数を計算して、頭を抱えるケースが多かった。多くの場合、“費用対効果”の検証が実に甘い。技術力のあるメーカーや省エネ業者はいま、“3年以内償却”を大きな目標にして、商品の改良を行なっている。その中で喫緊の問題は①の省エネ活動である。その点に関し、同社では全社統一マニュアル「ECO7」を作り、省エネに関するノウハウの共有を行なっている。次に、その7項目を列挙してみる。

●マルハンの全社統一マニュアル「ECO7」
①ECO活動への参画(目的の共有)
②ホールに温度計を設置し、実温で管理する
③朝一、空調機電源は30分ごとに1機ずつ立ち上げる
④作業に不要な照明・空調の電源は入れない
⑤電源スイッチにON・OFFの時間や手順を表示する
⑥外気を有効活用する
⑦閉店後、不要な電源は即OFFにする

マルハンは現在、全国に256店舗を持っており、従業員は1万2671名を擁している。この巨大な組織の意識を統一することは容易ではない。そこで、省エネに関して最低限の厳守事項をまとめたのが、この「ECO7」である。現在ではすでにこの段階を卒業し、各店に特化した個別の「ECO店舗マニュアル」が作られている。それは「ECO7」では、各店ごとに異なる店舗規模・設備・地域性に対応しきれないからだ。逆に言えば、各店でマニュアルを作ろうとするくらいに、ECO意識が高まってきているということだろう。

現在、マルハンの平均年間電気使用量は、1店舗あたり2400万円であるという。三上部長は「見える化」による意識改革だけで、年間10%の電気料削減が可能であるという。つまり、年間1店舗あたり240万円の削減となる。一方、同社の売上利益率は1.7%である。削減分は利益となるが240万円の利益を上げるためには、240万円÷0.017=1億4118万円の売上を上げなくてはならない。つまり、240万円の電力料の削減は、1億4118万円の売上に匹敵するということである。全社的に見れば、年間あたり1億4118万円×256店舗=361億4208万円の売上増となるわけだ。こうした説明が、現場の店長に最も説得力があったという。年間2兆1534億円の売上を上げる同社ではあるが、この数字は決して無視できない額であるはずだ。

写真キャプション=天橋立の松並木のなかで見事な幹や枝ぶりを見せてくれた数々の老木


さらに、このECO活動は同社の風土やマインドにも、見事に合致している。マルハンの特徴といえば、社会貢献活動=「地域社会の役に立ちたい!」が挙げられる。さらに社会貢献活動と愛社精神の融合として、クリーンマインド本気プロジェクト=「自分達の店舗は自分達で磨く!」がある。その延長として、ECO活動=「地球温暖化防止に役立ちたい!」ということで、さらなる社会貢献活動の1つに位置づけられているのである。同社のECO活動はこうした目標と意義を設定することによって、より大きな推進力を持っていくことだろう。その結果、この活動の推進が社内的にも社外的にも、大きくプラスに働いていく。

久し振りでパチンコ関係の記事を書いたので、どっと疲れてきた。これから省エネの具体例を含んだもっと詳細な記事を、パチンコ雑誌の11月号に書くつもりだ。興味のある方は、そちらを見てほしい。どうせやらなくてはならないのなら、イヤイヤやるのではなく、進んでやって自分のプラスにする。今回はマルハンの理論構築やコンセプト力を垣間見た思いがした。やはり、理念とか信念がなくては、“商売道”は続いていかない。これまで出会ってきた多くの有象無象の省エネ業者を顧みて、つくづくそのことを痛感した。(佐渡屋太郎)

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