遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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「えびす会館」からの提言(その2/遊技機篇)【佐渡屋太郎-vol.166】

写真キャプション=葦が燃えて炎に包まれた淀川の河川敷


 いまは2月4日(木)の19時25分。飛び込みの原稿がやっと終わって、パチンコ雑誌の3月号にそろそろ入る時期となった。明日以降は取材が続くので、ブログの記事はいま書いておくしかない。というわけで、テーマは「えびす会館」で決まっている。しかし、前回は本文とパチンコ台の説明文が入り混じって、読みにくいという失敗をしてしまった。そこで今回は、遊技機の写真と説明文は本文の後ろに固め、本文を読んだあとに古(いにしえ)の名機の姿を存分に堪能してもらうことにした。

 しかし、そうなると本文中の写真がなくなる。そこで今まで撮り貯めてあったものを、2点ほど掲載することにした。1点目は、昨年末に撮った淀川河川敷の火事の写真である。消防車のサイレンの音がしたので起きて外を見たら、河川敷を埋め尽くしていた葦(ヨシ)などの枯れ草が激しく燃えていた。野焼きでもしているのだろうと思ったが、どうも違うらしい。消防車が6台くらい集まってきたが、消防士は慌てることなく、火の動きを見ていた。

 そして、ある程度のところまで火が拡がると、水を掛けて延焼を抑えていた。Y嬢に聞いたら、河川敷ではよく自然発火による火事が起こるという。“焚き火好き”の佐渡屋太郎にとっては、堪(こた)えられない対象であった。大きな炎が狂ったように渦巻く迫力は、火の底知れない力を感じさせた。これが民家であったら悲惨さが伴うが、河川敷は野焼きの感じで、のんびりとした風物詩のようであった。随分と長い間、川原で怒り狂う火を眺め、“拝火教徒”の心は十分に満足した。

写真キャプション=山の斜面で健気に花を咲かせた「灘黒岩水仙郷」のスイセンたち


 もう1点は、1月22日から行った淡路島で撮った「スイセン」の写真である。“淡路島1周旅行”の報告は、回を改めてしたいが、今回はその“さわり”だけを載せることにした。若いときからいろんな国を放浪しながら、いろんなものを見てきたが、この「灘黒岩水仙郷」のスイセンは凄かった。傾斜45度の海辺の山肌に、何と500万本の野生のスイセンが群生しているのだ。海や空の“青”とスイセンの“白”との対比と、山肌に張り付いて花を咲かすスイセンの健気さに感動した。

 さて、前フリはこれくらいにして「えびす会館」に突入することにしよう。今回は「遊技機篇」である。果たして、業界の表も裏も知っている「ゆきち」さんは、いまのパチンコの機械に対して、どのように思っているのだろうか。前回、「いまパチンコはたとえばサルからヒトに進化すべきものが、イヌのようなまったくの別物になった」という衝撃的な発言を紹介した。では具体的に、これはパチンコのどのような変化を指しているのだろうか。

 その点について「ゆきち」さんは、「そもそもパチンコはゲームだった。ゲームを楽しむために、多くの人はホールに通った。それがいつの間にか、パチンコをギャンブルとして楽しもうとする人が多くなった。その結果、パチンコは“マネーゲーム”になってしまった。昔は1000円か2000円で遊べた。それがいつの頃からか、ゲームからギャンブルになり、その間にパチンコを止めた人も多くいたし、客層自体も変わっていった」とこれまでの経緯を振り返った。

 もちろん、「ゆきち」さんは“ゲーム派”だ。では、ゲームとしてのパチンコの面白さはどこにあったのだろうか。その点に関しては、「パチンコの原点は“釘と玉”で、玉の動きがパチンコ本来のゲームとしての面白さだった。それがいつの間にか液晶が大きくなり、玉が入るのを待っているだけになってしまった。これでは当たったときの本当の喜びが感じられない」とその不満を語った。

 そうした状況になった背景には、釘の調整技術の低下という問題もある。「メーカーがホールの調整技術に合わせるようになった。また、メーカーでも釘の設計ができる人が少なくなってきている。その結果、パチンコは確率だけのゲームになった。しかも、回らない、当たらない、出玉が少ない。打っていて、どんどんストレスが溜まってくる。そんなことをしている間に、1番パチンコを愛していた客が離れていってしまった」と分析する。

 さらに機械の複雑さという問題も浮上するようになった。この点に関しては、「近頃、ホールでおばあちゃんの姿を見掛けないようなった。その原因は、機械が複雑になってきたからだ。その結果、まずおばあちゃんが付いていけなくなった。パチンコは単純だからこそ、面白かった。逆に、複雑になることによって、どんどんファンを減らしている。そしてパチンコは、“コア”な人たちだけのものになった。低貸でファン層を拡げようとしているが、機械を変えない限り、本当にパチンコを好きだった人たちは戻っていかないと思う」と結論を述べた。

 ただ、「ゆきち」さんは、遊技機規則もあり、昔のような遊技台を現在では作れないことも十分に分かっている。しかし、その流れを少しでも変えられないかと考えている。さらにその前に、本来のパチンコの面白さを望んでいる人たちがいることを知ってもらいたかった。そしてその声を、何とか遊技機メーカーに届けたいと思っている。

 たとえば、メーカーがファンアンケートをすると、“コア”なファンが意見を述べることが多い。去っていったファンには、アンケートも回ってこないケースがほとんどだ。そこで同志の声を集めようと、この活動に踏み切ったという経緯もある。

 ここまでは、パチンコ雑誌の2月号に書いたことをほとんど転載した。すでにその雑誌の発行となり、読んだホール関係者からこの「パチンコ友の会」の会員になりたいという反応もあった。「ゆきち」さんではないが、私も果たしてパチンコはこれからどこへ向かって走っていくのだろうかと考えてしまう。先にパチンコ業界の“堂々巡り”について書いたが、その延長線上にこの記事もある。

  パチンコは“コア”なファンを道連れに、ますます狭くなる穴に嵌まり込んでいこうとしているのではないか。マニアックで若者狙いの開発テーマもあっていいだろう。しかし、その支持者はどんどん減っている。なぜ、減っているのか。果たして、不況だけが原因なのか。そこをもっと真剣に具体的に考えないと、業界自体が「ハメルーンの笛吹き男」に出てきたネズミの大群のように、欲に駆られて川の中に突進していくような感じがしてならない

 一方、私はいまの“コア”の顧客はどのような生活をし、どのように投資資金を捻出し、どのような気持ちでパチンコを打っているのかを、もう1度、検証してみる必要性を感じている。それらファンの上に、パチンコ業界は存在している。では、業界の存在の土台となるファンは、果たしてどのような基盤の上に立っているのか。ここを考えてみないと、すべてが“砂上の楼閣”になってしまう危険性もある。はっきり言うと、今のパチンコファンは、精神的にも資金的にも疲弊し切っている。その結果、パチンコは打ちたくても、打てないものになってきている。

 逆に、それらファンの実態をもとに、業界の具体的なあり方を検証してみるのも興味深い。たとえば商品の価格は、製作費や経費、販売費を積み上げて決定される。しかし、ある企業ではその商品をいくらで買ってもらえるかを調査し、その価格内で商品を作る努力を行なっている。その後者の方で、パチンコ業界を検証してみたら、一体どのようになるのだろうか。

 つまり、現在のファン数と平均投資額を基にしたら、ホールの適正利益はいくらになるのか。その適正利益をもとにしたら、遊技機にかける費用はどのくらいなのか。その遊技機費用をもとにしたら、遊技機の1台あたりの価格や年間の入替数は何回になるのか。そして、その遊技機価格や入替回数は、現状とどのくらい格差があるのか。こうした顧客の側から発想した価格や利益設定を検証してみると、業界の現状が浮き彫りにされていくと思う。

 メーカーは1台でも多くの遊技機を売ることを考え、ホールはより多くの顧客を呼び、1円でも多くの売上を上げることを考える。これは商売だから当然だろう。ただ、メーカーがこんなに“高い価格”で遊技機を売ったら、ホールやファンはどうなるのか。ホールが“高い粗利”や“低い勝ち率”を設定したらファンはどうなるのか。そして、メーカーとホールがそんなことを続けていたら、業界やファンはどうなるのか。そのツケが回りまわって、メーカー、ホール、そしてファンの首を締め上げているのが現状ではないか。長い目でみたら、1社、1ホールだけの“勝ち逃げ”は許されない。結局、最終的には自分で自分の首を絞めることになる。

 とにかく、この業界がファンから大きく乖離し、いままでの“暴走”への歯止めが、“自らの力”ではできなくなっているように思えてならない。その意味ではメーカー自体が、“自家中毒”に陥っている面もあるのではないか。メーカーも現在では大きな苦悩のなかにいる。いまなら“聞く耳”を持つのではないか。それにしても、大きな“舵きり”が必要な事態に直面しているのは確かだろう。冒頭に掲げた“火事”の写真が、何か象徴的な意味を持ってきた。(佐渡屋太郎)

SQ写真/10年2月号① 017


「ファクトリー」(1988[昭和63]年、メーカー名=平和、ラウンド数=8R、振り分け=なし、賞球数=ALL 13)
●大きな羽根と貯留部分のバネが特徴であった平和の羽根物。1チャッカーと2チャッカーでは、羽根の開く角度が全く違う。役物の中に小さな羽根があり、上がってくる時に入ればV入賞。5カウントで両サイドの貯留部分のバネが動き出し、玉を中央に集めて継続アシストをします。派手な動きと音と玉の動きが楽しい台です。

SQ写真/10年2月号① 029


「メタルX」(1988[昭和63]年、メーカー名=三共、ラウンド数=8R、賞球数=ALL 13)
●音楽が印象的な三共の羽根物。V入賞時の音が、「ギャラクシアン」のスタート時の音にソックリ(というか同じでは?)。V動作時は後ろの役物が手前に動き、V入賞をアシストしてくれます。パチンコ屋に居ながらにして、ゲームをしているような不思議な感覚になる台です。サウンドを存分にお楽しみ下さい。

SQ写真/10年2月号① 040


「ニュービッグセブンP-4」(1988[昭和63]年、メーカー名=大一商会、大当たり確率=1/236、賞球=8&13)
●初のドット表示デジパチ。初のストップボタン非搭載のヒット機種。3種類の紛らわしい「0」があり、どれが揃ってもハズレ(爆笑)。そして初のメーカー絵柄(大一)の採用と、とてもオリジナリティーに溢れる台です。オマケチャッカーに玉が流れる様子も楽しい台です。

SQ写真/10年2月号① 011


スーパービンゴ」(1989[平成元]年、メーカー名=平和、ラウンド数=8R、振り分け=-、賞球数=ALL 13) 
●その名の通り、ビンゴゲームをモチーフにした平和の羽根物。役物の中には4枚の板が斜めに付いて、常に回転している。2枚目と3枚目の間に玉が入るとほぼV入賞するのだが、稀に端から斜めに飛んできたりだとか、玉の動きが楽しい台。V動作時には、3カウントで手前の突起が隆起して玉を貯留、7カウントで解除、V入賞をアシストしてくれます。玉の動きがとても面白いですよ。

SQ写真/10年2月号① 019


「パチンコ大賞P2」(1990[平成2]年、メーカー名=ソフィア、ラウンド数=8R、振り分け=なし、賞球数=ALL 11)
●昭和のパチンコ店の店内をイメージしたソフィアの羽根物の名機。ドル箱を頭の上に持ったパチンコ店員の役物を搭載。4カウントでドル箱を頭上に掲げて、中に玉を貯留。最後に一気に貯留玉をVゾーンに向けてぶちまけます(笑)。その様子が、えびす会館の店長を彷彿させるとかしないとか……。ソフィアが誇る名機を、是非一度お楽しみ下さい!

SQ写真/10年2月号① 039


「スーパーキャノン」(1990[平成2]年、メーカー名=平和、ラウンド数=8R、賞球=7&13)
●中央のタイホウの役物が特徴的な平和の羽根物。奥の回転体の3つの穴のいずれかから役物中段に落ち、大砲の先に導かれて役物下段のVに入れば大当たり。左右に動く大砲が4カウントで止まり、継続をアシスト。なかなか中段に落ちなかったり、大砲が横を向いていたりで結構、波の荒さを演出している台です。

SQ写真/10年2月号① 014


「ジェットスピナー」(1991[平成3]年、メーカー名=平和、ラウンド数=15R、振り分け=なし、賞球数=ALL 10)
●回転体役物を搭載した平和の羽根物。新基準15Rでありながら、オール10にしたことで、比較的遊びやすい台になっています。役物が甘い部類で、気楽にV動作が楽しめる台。甘すぎて、拾い1個か2個ですぐV入賞してしまい、15R完走しても出玉が少ないのはご愛嬌(笑)。

SQ写真/10年2月号① 025


たぬ吉くん」(1991[平成3]年9月、メーカー名=京楽、ラウンド数=1 or 2 or 3 or 4 or 5 or 15R、振り分け=4:4:3:3:2:1、賞球数=6&12)
●タヌキがモチーフの連チャン羽根物。振り分けは1、2、3、4、5、15ラウンドの6種類。X、ハート、クラブ、ダイヤ、スペード、Vに対応。振り分け(4、4、3、3、2、1)でVは1/17。Vが出ると以後3回Vが続き、終了がほぼ約束されます。


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