遊技租界 『佐渡屋太郎のパチンコ商売道日記』

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「えびす会館」からの提言(その3/ホール篇)【佐渡屋太郎-vol.167】

写真キャプション=小学校の校庭で咲き出した「紅梅」の花


 いまは2月14日(日)の17時25分。やっとパチンコ雑誌の3月号が終わった。今日はホームセンターで「ガーデニング」のコーナーを見てきたが、梅も咲いていて何やら“春の兆し”を感じて嬉しくなった。いまベランダで寒さに耐えている植物たちに、もう少しの辛抱だと声を掛けてやりたい。春はそこまでやってきている。一方、私は来週からまた取材で忙しくなる。だから今のうちに、このブログの記事を書き溜めておきたいと思って、この記事を書き始めたわけである。

 さて、テーマは「えびす会館」の3回目で、今回が最終回となる。これまで「ゆきち」さんの、業界全体と遊技機(メーカー)についての提言を紹介してきた。この件に関しては、一部のメーカーで“平台”を販売する動きもあるようだ。名機が出現するまでには、ある程度の時間は掛かるだろうが、古きパチンコの愛好家にとっては朗報ではないだろうか。この動きを応援していきたい。

 あとは、それらの台をホールが導入するかどうか。さらに、それらの台を育てていくような営業形態や営業方針を取るのかどうかという問題もある。これは販促も含めて、1つの“ムーブメント”にしていけば、とくにオールドファンはある程度の反応は示すのでないだろうか。逆に、今の「遊パチ」が本当に“遊べるパチンコ”になっているのか。さらに「低貸」が本当に“遊べるパチンコ”なのか。ここのところをファンの動きを見て検証していかないと、さらに間違った方向への“迷走”が続くことになる。

 このあたりは、先日セミナーに行って面白いデータを聞いてきたので、回を改めて遊技機とファンの現状について考えてみたい。ただ、パチンコファンの大幅減少は、メーカーだけの責任ではない。現場で顧客と直に接しているホールにも、何らかの問題はあるだろう。では、ホールにはどのような問題点があるのか。

 ホールの店長や釘師として実状を見てきた「ゆきち」さんには、ホールに対する提言もある。その点については、「たとえば、ホールで1000万円の売上があるとしましょう。そのうち、900万円を客にいろんな形で返し、残りの100万円をホールの儲けとしています。これは繁盛店でも非繁盛店でも、その比率にそれほどの差がないのが実状です」と分析した。

 その上で、「ただ、その返し方に問題がある。非繁盛店ではその返し分を、常連客ではなく、パチプロやゴロに取られている。だから、客数が減っていくことになる。それはホールコンピュータの数字ばかり見て、現場を見ていないからです。現場で顧客の顔ぶれを絶えず見ていれば当然、気付くはずの問題です。ホールにはもっと自店の顧客を見てほしい」と問題点を指摘した。

写真キャプション=淡路島の由良から撮った「紀淡海峡」に浮かぶ友ヶ島とその向こうに横たわる紀伊半島


 さらに、非繁盛店は言い訳ばかりで、自店における問題点の追究を怠っているケースが多い。また機械頼みで、人気機種が出てくることで、やっと経営を維持しいているホールも少なくない。これでは自店の顧客が何を求めているかなど、なかなか知ってもらうことはできない。結局、目先の利益に走り、売上至上主義で営業を展開することになる。しかしその結果、多くのファンがホールを去っていくことになり、ホールも全盛期に比べて6000店も減少してしまった

 こうしたホールとメーカーの現状を見ると、パチンコ業界全体の将来に“危機感”を覚えるのは、何も「ゆきち」さんばかりではない。業界内にいる人たちも、それは十分すぎるほど身を以って感じているはずだ。しかし、そうした業界に対し、「ゆきち」さんは、「パチンコ業界は、何につけても人の所為(せい)にし過ぎだと思う。ファンの大幅減少に対しても、メーカーはホールの所為にし、ホールはメーカーの所為にする。では、ファン減少の解決に向けて、誰かいま動いているのでしょうか。業界がこれだけの事態に陥っているのに、その動きがなかなか見えてこない」という厳しい指摘をした。

 実はここで指摘されたいろいろな点は、何も目新しいことではない。以前から、業界内でも囁かれていたことばかりである。しかし、それらは大きな流れになることはなかった。半ば黙殺された状態で、パチンコ業界は売上至上主義で突き進んできた。その結果、ホール、メーカーとも、ファンの“離脱”という大きな壁に直面している。

 しかし、いままで黙して語らなかった熱烈なファンが、耐えられずに“声”を上げてきた。このファンの“声”を、業界はどのように捉えるのか。そして、その“声”は現状から大きな方向転換を求めるものだった。一方、いつの間にか巨大になったパチンコ業界は、一体どこに向けて疾走を続けていくのだろうか。このファンの小さな“声”は、果たしてその“巨獣”の耳に届くのかどうか。今後の推移を注目したい。

 と、パチンコ雑誌の記事では締め括った。私もほぼ「ゆきち」さんと同じ見方をしていると言っていい。業界の裏も表も知り、さらに堂々と雑誌で意見を述べてくれた「ゆきち」さんに、感謝したい気持ちで一杯だ。「ゆきち」さんの意見に賛同する業界関係者も、少なくないと思う。ホール組合の理事長などは「パチンコは身近で手頃な娯楽」と数十年にわたって、壊れたテープレコーダーのように繰り返してきた。果たして、いまのパチンコが“身近で手頃な娯楽”であるのか、実際に自分のホールに行って見てくる必要があるだろう。

 そこには、多重債務者や定職に就かないで勝ち金を求めて“その日暮らし”をする若者、少ない年金を握り締めて必死になって盤面に向かう高齢者、そしてもうパチンコを打てなくなってホールを去っていったその数倍もの目に見えぬファンたちがいるのではないか。このパチンコを愛しているファンたちに、いまホールやメーカーはどのように手を差し伸べるのか。ファンは疲弊し、ホールは半ば“鉄火場”となり、メーカーは販売台数の大幅減少に苦しんでいる。

 本当に“遊べるパチンコ”とは、どんなパチンコのことを言うのだろうか。果たしてファンは、射幸性だけを求めているのだろうか。射幸性だけを求めていったら、パチンコやファンはどのようになるのだろうか。ファンに支持され、信頼されるパチンコ業界になるには、どのようなことが必要なのだろうか。そしてこんな分かりきったことを、いつまで叫び続けているのだろうか。

 この“堂々巡り”の連鎖を断ち切るためには、ホール、メーカーそれぞれの立場で、ファンの“声”に相対(あいたい)して、それに応えていかなくてはならない。ファンの“声”を無視していては、この業界自体の存在意義がなくなる。ファンの方がこの業界のことがよく見えていると、近頃つくづく感じる。このまえ、某団体のセミナーでいま注目されているメーカーのトップ開発者の話を聞いた。自分たちが蓄積したノウハウで必ず、パチンコやパチスロを立ち直らせることができると明言した。

 その話を聞いて、愕然とした。いろんなファンの調査データも見せてくれたが、この人たちは、3000万人もいたファンがなぜ1500万人になり、いまのファンがどのような生活をしながらパチンコやパチスロを打っているのかを分かっているのだろうか。「ゆきち」さんは「サルがヒトになるものが、イヌになってしまった」と言った。佐渡屋太郎に言わせれば、「サルがヒトになるものが、激しい欲望の放射能を浴び、“キングコング”になってしまった」と言いたい。その“キングコング”はファンという食物を食いつくし、飢餓状態に陥っているのではないか。

 日本政府も「デフレ宣言」をした。ファンの懐(ふところ)も寂しくなっている。そのなかで“庶民の身近で手頃な娯楽”は、どのようなものであらねばならないのか。本来、パチンコは不況に強かった。不況のストレスを、パチンコが癒してくれたからだ。いまのパチンコは、ファンを癒すことができているのだろうか。そして、ファンたちの生活から“乖離”してしまったパチンコの“暴走”を、果たして誰が止めるのだろうか。では、今回も優しく懐かしい往年の“名機たち”を眺めながら、久しぶりとなった記事を終えることにしよう。(佐渡屋太郎)

「元祖!わに道楽」(1992[平成4]年、ニューギン、ラウンド数=15R、賞球=10&8&5)


「元祖!わに道楽」(1992[平成4]年、ニューギン、ラウンド数=15R、賞球=10&8&5)

●ワニがモチーフのコミカルな羽根物。賞球が5&15で、V入賞しやすい「遊べる」台です。遊びやすい羽根物の中でも、ダントツの遊びやすさで、当時貧乏だった店長はよくお世話になったものです。当時、流行った「ウォーリーを探せ」をパク……参考にしたのかどうかは定かではない(笑)。

「トリプルパワー」(1992[平成4]年、三共、ラウンド数=-、振り分け=-、賞球数=ALL 10)


「トリプルパワー」(1992[平成4]年、三共、ラウンド数=-、振り分け=-、賞球数=ALL 10)

●三共から販売されたチューリップ台。賞球オール10。中央のクルーンの左奥なら左端、右奥なら右端、そして手前に入賞すると、下段の5つのチューリップが全開放! さらに手前の穴に入賞と同時に「静かな湖畔」の曲が流れるので、名機「スーパーコンビ」の気分がちょっとだけ味わえます(笑)。一気に開くチューリップが爽快で楽しい台です。

「ピンボール」(1993[平成5]年、京楽、大当たり確率=1/235、賞球=7&15 [権利物])


「ピンボール」(1993[平成5]年、京楽、大当たり確率=1/235、賞球=7&15 [権利物])

●メインデジタルに0~7がぞろ目で大当たりします。大当たりが発生したら、上部にあるチューリップに玉をたくさん入れて下さい。さらに3と7絵柄は、前後の数字で停止しても大当たりとなります。この機種の最大の面白さは、大当たり後の1回転目にあります! 中出目が奇数で停止すると確変になり、次回の大当たりが確定します。大当たり終了後は、気合を入れて中デジタルを凝視して下さい(笑)。

「ファインプレー」(1994[平成6]年12月、マルホン工業、ラウンド数=1R or 7R or 15R、振り分け=1:1:1、賞球数=5&15)


「ファインプレー」(1994[平成6]年12月、マルホン工業、ラウンド数=1R or 7R or 15R、振り分け=1:1:1、賞球数=5&15)

●後の主流となるデジタルでのラウンド振り分け機能を搭載。玉の動きを目で追える磁石を使った回転体役物を搭載。一時期はどのホールにも設置された羽根物界の大人気機種。野球をモチーフにしたゲーム性はセル盤と役モノで表現され、センター部分にはホームラン、その左右の部分にはヒット。磁石があるホームランに玉が付くと、高確率でV入賞します。

「アレックス」(1994[平成6]年、まさむら遊機、確率=1/165、確変率=3/9、ラウンド数=16R、賞球数=6&13)


「アレックス」(1994[平成6]年、まさむら遊機、確率=1/165、確変率=3/9、ラウンド数=16R、賞球数=6&13)

●まさむら遊機から発売された確変搭載の権利物。確率1/165(確変中1/16.5)、確変率3/9、2回リミット。大当たり時に横のランプの『上から1or4or7個目』のランプ(●の上のランプ)は消えると確変に突入します。確変時にはデジタル上のLEDが時計廻りに回る。単純だが奥が深く、関西を中心にヒットした。

「ヘブンブリッジ」(1995[平成7]年、ソフィア、ラウンド数=3R or 8R or 15R、振り分け=1:1:1、賞球数=5&10)


「ヘブンブリッジ」(1995[平成7]年、ソフィア、ラウンド数=3R or 8R or 15R、振り分け=1:1:1、賞球数=5&10)

●左右に動く橋の役物が特徴的な羽根物。右が天国、左が地獄を表している。右側に行った玉が、手または足に挟まれるとV入賞。ラウンド振り分けは3、8、15ラウンド。橋が右に傾く瞬間を狙い打つ攻略法が存在しました。ここは打ち止めOKなので思いっきりやったってください(笑)。

「ミサイル7-7-6D」(1996[平成8]年、メーカー名=DAIDO[現ビスティー]、通称=一発台、賞球数=ALL 15)


「ミサイル7-7-6D」(1996[平成8]年、メーカー名=DAIDO[現ビスティー]、通称=一発台、賞球数=ALL 15)

●クルーン搭載の普通機。クルーンに入った玉が手前の穴に入れば大当たり。大当たり出玉は4000~5000個。チューリップの連動により出玉を増やすことが出来る。クルーンの中で玉が回っているときの興奮は、筆舌に尽くしたいものがある。手前に落ちる瞬間は至福の瞬間です。玉の動きにどうぞ身悶えて下さい(笑)。

「大工の源さん」(1996[平成8]年、三洋、大当たり確率=1/369.5、確変割合1/3(2回ループ)、大当たりラウンド&カウント=16R/10C、賞球=5&10&15、時短=高確率状態で連続2回目の通常大当たり終了後100回転)


「大工の源さん」(1996[平成8]年、三洋、大当たり確率=1/369.5、確変割合1/3(2回ループ)、大当たりラウンド&カウント=16R/10C、賞球=5&10&15、時短=高確率状態で連続2回目の通常大当たり終了後100回転)

●説明不要の爆裂CRデジパチ。確率1/369.5(設定1)で、3・5・7・源・ハッピが揃うと、2回ループの大当たりとなる。また、高確率状態終了後も100回は時短機能が働くため、その間にもまた大当たりを引き当てることもあり、爆裂機の代名詞となった。さらに、様々なオカルト打法もこの機種から語られるようになり、「3源源」などのリーチ目?がまことしやかに囁かれたりした。


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